カテゴリ: 京都市バス / 京都バス / 京都近郊のバス一般


京都市バスの個性的な過去路線系統を一つ紹介したいと思います。

【80】系統・<京都外大前~山科団地前>および【特80】系統・<醍醐車庫前~京都外大前>

【80】【特80】系統は、山科区から右京区まで五条通(国道1・9号線)を東西に通る路線という特色がありました。運行経路は、

【80】京都外大前~西京極~<五条通>~山科西野(→ /←山階校前←)山科団地前
【特80】醍醐車庫前~醍醐高畑町~東野~山科団地前~山科西野~<五条通>~京都外大前


で、1983年までは右京区の梅津営業所が担当、その後醍醐営業所に移管され1997年10月地下鉄東西線開通まで運行されていました(東西線開業と同時に醍醐営業所は廃止)。醍醐営業所管内路線系統としては、系統番号に「東」が付かない路線という点でもユニークな存在でした。1997年10月以降、【特80】系統は廃止、【80】系統は<四条河原町~京都外大前>に変更と同時に梅津営業所に移管。

【80】系統の山科側の代替として、京阪バス【82】号経路・<四条大宮~大宅>(一部便のみ山科団地経由)などが挙げられます。また、【80】系統と似たような路線として、京阪バス・旧【31】号経路<阪急東向日駅~久世橋~大宮五条~小栗栖団地>もありました。


京都市バスのトップナンバー、【1】系統。

西賀茂営業所の担当で、出町柳駅前と西賀茂車庫を結んでいる。運行経路は、

西賀茂車庫-紫野泉堂町-仏教大学前-千本北大路-(北大路通)-北大路バスターミナル-植物園前-洛北高校前-(下鴨本通)-新葵橋-出町柳駅前


で、京阪および地下鉄烏丸線から仏教大学や北区西賀茂地区への足としての役割を担っていると言える。かつては、河原町通を南下して三条京阪前まで運行されていたが、2001年3月に三条京阪乗り入れが廃止される。

市バスのトップナンバー系統という割には、中心都市部や有名観光地から外れ、洛北郊外路線の色合いが濃い。沿線の観光名所として、下鴨神社、府立植物園、大徳寺などが挙げられる。出町柳駅前、葵橋や北大路橋から見える賀茂川の景色もすばらしい。【37】系統とともに、私の好きな路線系統の一つだ。

外国人観光客の急増により市バスの混雑が激しく座れないことで問題になっているが、西賀茂営業所管内の路線は、四条通を経由する【12】【46】号系統や立命館大学関係路線を除いて、全体的に閑静な洛北郊外路線の色合いが濃く、さほど混んでいなくて穴場的な系統が多い。



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京都市バス【37】系統はなかなか面白い。

四条河原町・三条京阪から河原町通・加茂街道を経て北大路バスターミナルに立ち寄り、北区郊外の住宅街・西賀茂地区を結ぶ路線系統である。運行経路は、北から順に

西賀茂車庫~上賀茂御薗橋~北大路堀川~北大路バスターミナル~松ノ下町~出雲路橋~葵橋西詰~河原町今出川~京都市役所前~河原町三条~(→四条河原町→四条京阪前→)三条京阪~

で、下鴨神社近くの葵橋から北西方向へ伸びる加茂川右岸築堤上の加茂街道(松ノ下町~出雲路橋~)を経由するのが本路線系統の最大の魅力だ。加茂街道では自然豊かな川辺の景観がすばらしく、沿道の街路樹たちの織り成す緑のトンネルが続き、交通の流れもスムーズ、実にさわやかで気分最高だ。


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「緑のトンネル」加茂街道
京都バス回送車もここを走行してる

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北山連山をバックに広がる賀茂川の自然豊かな風景

かつては三条京阪・四条河原町から西賀茂車庫への路線が多く発着していたが、地下鉄東西線開通後、【1】系統が出町柳駅発着に短縮され、現在ではこの【37】系統が唯一となっている。これに近い路線系統として【46】系統が挙げられるが、【46】系統は上賀茂神社から西側の千本通を大回りで南下ののち四条通を東進し祇園から平安神宮・岡崎に至る。【46】系統は四条通および東大路通を経由するため遅くて混雑しやすいという印象が強いのに対して、【37】系統は交通の流れの良い河原町通・加茂街道を経由し、さほど混まず、なおかつ15分間隔で運行されているので利用しやすい。また、【37】系統は深夜23時以降も運転している数少ない路線系統だ。観光客向けというよりも明らかに地域住民のための路線という性格が強く、それでいながらさり気なく賀茂川の景色の良いところを走っているので、好感が持てる(【1】系統も基本的にそれに近い)。



初めてICOCAで京都市バスに乗りました。

今回、2本のバスを乗車しましたが、家に帰って精算してみたらICカード残額が多いことがわかりました。
「これ、どういうことやろ?」と調べてみたら、ICカード利用で乗り継ぎ割引が適用されるとのこと!

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000214794.html

すなわち、

1)バス⇔バスで90円(1回目の降車から2回目の降車までが90分以内の場合)
2)バス⇔地下鉄で60円(当日中に乗り継いだ場合)

が割り引かれるということ。上記の「バス」は市バスまたは京都バスに適用されます。

ICカードの対象はICOCA、PiTaPaほか全国の主要交通系カードとなっています。

当日2本のバス乗車ならICOCAのほうがお得ということですね(ただし乗り継ぎ時間制限有り)。
3本以上を乗車するなら、「一日乗車券」(500円)のほうが断然お得です。


久しぶりに京阪バス山科営業所関係の記事をでっちあげる。

今回は御池通を通る【93】号経路についてレポートしてみたい。

【93】号経路の運行経路は、

醍醐バスターミナル~小野駅~勧修寺~西野山団地~大石神社~川田~(五条通)~山ノ内町~五条坂~五条京阪→烏丸五条→四条烏丸→烏丸御池→京都市役所前→河原町三条→四条河原町→河原町五条~五条京阪~・・・

で、いわば郊外を起点に市街地を循環するタイプの路線系統だ。

四条通二車線化(2015年春)による交通渋滞を避けることを目的に、醍醐BT発着で四条通(祇園~四条京阪~四条烏丸~四条大宮)を経由する【83A】【83】号経路を御池通に変更したものであり、2015年9月に新設。

そもそも四条通の車道二車線化工事は「歩きやすいまち」をめざし歩道の拡幅が目的だった。初めは自転車・歩行者にやさしいまちづくりの一環として歓迎したものの、実際には渋滞が以前よりも深刻となってバスの大幅遅延を招き、さらに外国人観光客の急増により市バスは常に混雑しやすく利用しづらいものとなっている。バスの混雑緩和を目的に京都市当局は地下鉄の利用促進を打ち出しているようだが、はっきりいって地下鉄は繁華街や観光地から離れていて使い勝手が良いとは言えない。

御池通を経由する京阪バスは、このほか【92】【95】号経路がある(御池通経由は90番台)。



観光客増加による京都市バスの混雑を緩和し、地下鉄に誘導する対策を検討している京都市交通局は、市バス1日乗車券の値上げ案を表明。

市バス一日券100円値上げへ 京都、混雑緩和で(京都新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000021-kyt-bus_all

市バス一日乗車券は現行価格500円が来年3月より600円に値上げする予定。
その代わり、市バス・地下鉄一日乗車券は1,200円から900円に値下げするとしている。

バス一日乗車券は、市バス均一運賃区間拡大および京都バスでも利用可能となり、500円に据え置きのまま年々便利な一日乗車券となった。反面、インバウンドで外国人観光客の急増により京都市内はどこも人ごみ、市バスも混雑しやすく市民の足として快適に利用しづらいものとなっている。

そこで市バスの混雑緩和を目的に観光客を地下鉄に誘導するというわけだが、観光名所は地下鉄から離れていて、果たして効果があるかどうかは疑問だ。そもそも京都の地下鉄はあまり使い勝手が良くない。市バス・地下鉄一日乗車券の値下げは結構だが、もう少し高くても良いので他の私鉄(京阪・阪急・近鉄・叡電・嵐電)や民営バス(京阪バス、京阪京都交通ほか)も利用可能にしてほしい。

それと、京都市内バス路線の大幅な再編も必要だろう。
連接バスの導入なども考えられる。


京都市と小浜(若狭地方)を結ぶバスは、ありそうで最近までなかった。

京都と小浜は古来から文化・経済面でのつながりが深く、両都市間を最短で結ぶ道路は国道162号線(高雄・京北・美山経由、周山街道)と国道367号線(大原・朽木経由、鯖街道)の2本がある。かなり昔、国鉄バスが162号線経由で運転されていた(→現在の西日本JRバス京都京北線)。一方、出町柳駅前と朽木(高島市)を国道367号線で結ぶ長距離バス(京都バス)が冬季を除く土曜・休日のみに運行されている。

京都・小浜間を結ぶ列車は、現在は運転されていないが、山陰本線園部-綾部間電化(1996年)までは、気動車急行「丹後」が小浜線に乗り入れていた(ただし、小浜線内は敦賀発の片道1本のみ「わかさ」→西舞鶴で宮津線からの「丹後」と連結、他は普通列車)。舞鶴線・小浜線電化後、特急「まいづる」が小浜まで臨時延長していた時期もあったが、取り止めとなっている。

現行の京都・小浜間高速バスは、京都交通(日本交通グループ)と西日本JRバスの共同で運行されている。走行経路は、京都縦貫道~舞鶴若狭道であり、西舞鶴・東舞鶴駅にも立ち寄り、かつての急行「丹後」と同様のルートだ。

大阪と小浜を結ぶ高速バスは、2003年から近鉄バス・福井鉄道バスの共同で運行されてきたが、2016年より大幅に減便され福井鉄道単独での運行となっている。



久しぶりの京都市バス路線レポートの記事を書く。

今回は洛西営業所管内、【33】系統についてレポートする。

【33】系統は、京都駅前と右京区西京極および西京区桂・川島・洛西ニュータウン地域を七条通経由で結ぶ一つの路線系統であり、運行経路は

京都駅前-下京区総合庁舎前~七条堀川~七条大宮・京都水族館前~梅小路公園前~七条千本~西大路七条~西京極小学校前~葛野大路八条~桂小橋~桂大橋~桂離宮前~桂駅東口~川島粟田町~樫原~<旧山陰街道>~三ノ宮~国道中山~境谷大橋~洛西高校前~洛西バスターミナル

【33】系統と類似する路線系統として、京阪京都交通【2】【14】【15】【26】【28A】号系統(洛西・亀岡方面行き)などがあり、京都駅前~桂駅東口間はほぼ同じ経路を走行している。

また、京都駅前と洛西NTを結ぶ市バスとしては、ほかに五条通(国道9号線)経由の【73】系統がある。【73】系統は大型車使用に対して、狭隘区間を通る【33】系統は中型車で運用されている。ただし、並走する京阪京都交通は大型車が使われる。【33】系統は【73】系統に比べて距離が短いにもかかわらず、後者は国道9号線を通ることもあって所要時間はほぼ同じ。

反面、【33】系統は、西本願寺、京都水族館、梅小路公園(京都鉄道博物館)、桂離宮などの観光・レジャー施設へ便利で、旧山陰街道を経由することもあって、バス旅を楽しむ分には【33】系統のほうが面白いだろう。

運賃は桂小橋以東は均一区間内230円、以西は整理券対応区間である。

現在、市バス洛西営業所管内では全路線が近鉄バス委託となっている。



久しぶりの京阪バス山科営業所管内の路線レポートをでっちあげる。

今回は伏見区内を東西に結ぶ【6】号経路・<醍醐BT~中書島~西大手筋~竹田駅西口>

運行経路は、

醍醐BT~醍醐駅~石田駅~石田団地~新六地蔵橋~東町~桃山南口~観月橋北詰~京阪中書島~中書島~西大手筋~伏見警察署前~パルスプラザ前~城南宮東口~竹田駅西口

【6】号経路は京都外環状線(府道7号線を含む)を走行して、伏見区中心部の中書島・大手筋界隈を経由、油小路通(第二京阪副道)を北へ進む。数年前まで基本的に竹田駅まで乗り入れていたが、現在1本を除き、西大手筋折り返しとなっている。中書島~西大手筋~竹田駅へは京都南部線【24】【24A】号(男山営業所)に乗車することになる。

六地蔵付近には大型ショッピングセンターが集中しているが、府道7号線は片側1車線ずつのため渋滞しやすい。去年の日曜の昼間、西大手筋から醍醐BTまで【6】号経路に乗車したが、観月橋~六地蔵付近まで長い渋滞が続いた。なお、【6】号経路は、JR六地蔵および京阪六地蔵は経由しないので注意。

【6】号経路は地下鉄東西線開通の1997年、市バス【21】系統・<横大路車庫~小野>を引き継いで設定される。【21】系統は山科区まで乗り入れる横大路管内唯一の路線だった(醍醐・山科地区は基本的に醍醐営業所が管轄していた)。

地下鉄東西線開通前、現【6】号経路と似た京阪バス路線として、【8】号経路<日野~石田~桃山南口~観月橋~御香宮~桃山南口循環>が運行されていたが、1995年ごろ京阪六地蔵発着に短縮される。御香宮前には同じ京阪バス京都奈良線【2】号経路も発着していたが、1996年廃止(奈良交も同時に撤退、近鉄バスは1998年まで免許維持路線として運行を継続)され、桃山南口・観月橋界隈から一時的に京阪バス路線が消失していた。

なお、2012年より、【直通】<丹波橋駅東口~京都橘高校~京都橘大学>系統が運行開始となり、かつての【8】号経路を彷彿とさせるもの。

醍醐と竹田駅を結ぶ路線としては、ほかに【2】号経路・<勧修寺・藤ノ森経由・竹田駅東口発着>がある。


三条京阪・四条河原町から立命館大学(衣笠キャンパス)へのバスは、市バス【12】【59】が最も本数が多い。
三条京阪・四条河原町と立命館を結ぶバスは、ほかに【15】【51】系統もあるが、今回は【15】系統について解説レポートする。

さっそくだが、【15】系統の運行経路は、

~河原町三条~四条河原町~四条京阪前~三条京阪前~河原町三条~京都市役所前~(御池通)~二条駅前~千本丸太町~西ノ京円町~(西大路通)~北野白梅町~衣笠校前~わら天神前~立命館大学前


繁華街の四条通(河原町~烏丸)を経由しないゆえ本数は少なめ(30分間隔)だが、【12】系統に比べて走行距離・所要時間は短く、また御室・山越始発で主要観光地を巡るゆえ混雑しやすい【59】系統とも異なり、片側4車線の御池通を快走、座りやすくて穴場の路線系統だ。

面白いことに、三条京阪~西ノ京円町付近までは嵐山方面へ向かう京都バスの経路と重なっている。

かつて1997年の地下鉄東西線開通前は【12】系統と連続運転していたが、以降【12】系統は増強される一方、【15】の本数は減らされ、京阪電車から立命館大学へは基本的に【12】【59】系統に乗ることになる。

【15】系統はむしろ、【55】系統<四条烏丸~四条大宮~立命館大学>とセットで、二条駅からの利用客を意識した運行形態をとっているものと思われる。京阪沿線から立命館へは、地下鉄東西線経由二条駅からバスのほうが一番早いようだ。

【15】系統の担当営業所は、伝統的に【12】系統と同じ西賀茂営業所だが、九条・梅津など他の営業所が担当していた時期もある。


久しぶりに京都市バス路線についてレポートをでっちあげる。

今回は【9】系統・<京都駅前~西賀茂車庫>について。

運行経路は、

京都駅前~下京区総合庁舎前~七条堀川~四条堀川~堀川御池~二条城前~堀川丸太町~堀川今出川~堀川鞍馬口~北大路堀川~上賀茂御薗橋~大宮田尻町~神光院前~西賀茂車庫

で、主に堀川通を南北に走行する。西賀茂営業所が担当。

【9】系統の沿線は、京都駅前周辺を除いて、とりわけ大きな観光名所や繁華街があるわけではなく(二条城、西陣織会館、上賀茂神社などの観光施設はあるが)、観光客で終日大混雑する【5】系統とか【206】系統などとは異なり、どちらかといえば西陣地域および洛北の郊外住宅地のための生活路線の意味合いが強い。ただ、利用状況は堅調のようで、平日・土曜・休日とも昼間は10分間隔の運行、JR京都線との連絡も考慮に入れてダイヤが組まれ、最終バスも比較的遅い。

地下鉄烏丸線開通(1981年)前は、同じ京都駅前~西賀茂車庫間を烏丸通経由で結ぶ【2】系統と連結運行されていた。さすが京都市の中心部・四条烏丸を通るため、【2】系統の利用状況は非常に良好だったようだ。烏丸線開通後、運行区間は大幅に短縮され、【北2】・<北大路バスターミナル~西賀茂車庫>となる。

堀川通は、南側は油小路通・第二京阪とそのままつながって松井山手・交野・寝屋川東部などを経て(京阪バス交野営業所前も通る)門真JCT、さらに西へ直進(花博通)すると鶴見緑地を経て、国道479号(大阪内環状線)との交差点に突き当たる。門真JCT~堀川五条間の第二京阪副道は国道1号線でもある。鶴見緑地から京都市北区の御薗橋まで一度も右左折せずにドライブが可能ということになる。堀川五条以北は京都府道38号線<京都広河原美山線>で、御薗橋から北山・丹波高地に入り込んで鞍馬、花背、広河原を経て佐々里峠まで左京区、峠より先は南丹市美山町、由良川に沿ってかやぶきの里に至る。花背付近ではかの有名な酷道477号線との重複区間でもある。


富士重工の車体を架装したバスは、どちらかといえば東日本に多く分布、西日本ではなぜか特定の県に集中していた。関西では、どちらかといえば西工のバスが多く、京都も例外ではない。

しかし、京都・滋賀地区は、実は何気に富士重のバスが多い。
該当するバス事業者は、

京都バス、京阪宇治交通(→京都京阪バス)、近江鉄道

で、近江鉄道に富士重が多いのは西武鉄道グループゆえのものだろう(昔は近江鉄道も西工を導入していたようだ)。

過去には京阪バスも富士重(日野、三菱)を導入していた。

もちろん、京都・滋賀の国鉄バス(京都京北線、園福線、近城線、亀草線など)も富士重+三菱ふそうが多かったし、西工の多い京都市バスも2000年ごろの一時期、富士重を少しだけ購入。

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京都バス 富士重7E(日産ディーゼル?)

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旧・京阪宇治交通→京阪バス田辺営業所 富士重7E

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近江鉄道 富士重6E


京阪宇治交通に富士重(日産ディーゼル)が本格的に導入されるようになったのは1979年以降(主に宇治営業所)で、それほど古くはない。それ以前も、非冷房車の富士重+三菱が少しだけ配備され、くずは・男山地区でも活躍していたと記憶している(該当する車両は社番166 京22か1400)。







4月から、京都市バス・京都バス・嵐電一日乗車券(カード式)が発売される予定です。

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000216797.html

発売額は1,000円、有効区間は

京都市バス 均一運賃区間
京都バス  均一運賃区間
嵐電全線

が乗り降り自由です。京都市営地下鉄では使えないことに注意。

有効期間は2017年4月1日~2018年3月31日まで。

発売場所は、京都市バス・地下鉄案内所、定期券発売所、および嵐電主要駅です。

京都市バス・京都バス一日乗車券(500円)に嵐電を付け加えたものですが、市バスの均一運賃区間が大幅に拡大されていることを考えると、1,000円ではかなりお得な乗車券でしょう。また、嵐山界隈は観光シーズンには道路渋滞でバスが大幅に遅れやすいので、このカード1枚で嵐電に乗車できるのもうれしいですね。



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今月限りで京都市バスのツーステップ車が全て引退する予定です。

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000215464.html

1995~96年式ツーステップ車がかなり残っていた京都市バスですが、先月からの平成28年度新車投入で次々と引退に追い込まれ、6261(九条・京阪)と6401(横大路・阪急)の2台が残るのみとなりました。この2台も3月13日までに引退する予定です。21~22年間の活躍お疲れ様でした。

バスの寿命は16年程度と言われたように思いますが、近年は20~25年以上現役で活躍する例も珍しくないようですね。京都市バスも以前は12~15年近くで廃車していましたが・・・。



京都市バスの【67】系統は運行経路がユニークでレアだ。

実際に乗車したことはないが、北区の西賀茂車庫から堀川通を南下し、かつ四条通を西へ進んで、右京区西院・梅津地区を結んでいることが特徴的だ。すなわち、中心部の主要ターミナルを経由せずに北区の郊外と右京区の郊外を結んでおり、阪急電車と接続する四条大宮および西院駅前(西大路四条)は通るが、平日朝夕のみの運転で本数は少ない。2001年以前は終日にわたってそれなりの運行本数が確保されていたが、中心部からやや外れているゆえ利用客は少なく、大幅減便に出たわけだ。

なぜ、このような路線系統が存在するのかといえば、四条通の日新電機および三菱自動車京都工場(南広町下車)への通勤需要があるから。しかし、今後の動向は予断を許せないだろう。

【67】系統は西賀茂営業所が担当しており、同営業所担当路線で右京区に乗り入れる唯一の路線系統という点でも特徴的だ。ただ、同じ西賀茂担当【12】【15】【51】【55】系統の通る衣笠・立命館大学界隈(北区)は右京区との境界に当たり、もともと現在の右京区と同じ葛野郡だった地域だ。




京都市バスで馴染み深い路線系統の一つ、【5】系統。

京都市街地東側(洛東)を南北に縦断する長距離系統で、運行経路は、

京都駅前~烏丸五条~四条烏丸~四条河原町~河原町三条~三条京阪前~東山三条~神宮道~岡崎公園(美術館・平安神宮前)~南禅寺・永観堂道~東天王町~錦林車庫前~銀閣寺道~北白川校前~上終町(京都造形芸大前)~修学院離宮道~宝ヶ池~花園橋~国際会館駅前~岩倉操車場前

烏丸通~四条通~河原町通~三条通~神宮道~白川通を走行、主要ターミナル・繁華街やビジネス街および洛東・東山の有名観光地(平安神宮、美術館、動物園、南禅寺、銀閣寺、一乗寺、修学院、ほか)を経由するため、終日混雑しやすく、運行本数は多い。2016年3月まで、上終町以北は均一運賃区間外のため整理券発行路線だったが、現在全区間均一運賃となり、方向幕の系統番号は青色に変更された。

担当営業所は長い間、錦林営業所(廃止)が管轄していたが、1999年から数年ごとに梅津・九条・西賀茂などと入れ替わりやすく、現在は再び九条営業所(京阪バス委託)が担当している。西賀茂担当時代(2007~2014年)は京都バス委託で、従来均一運賃系統オンリーの担当だったところ、京都バス委託路線に限って多区間車(整理券車)が充てられていた。

全体的に利用状況は良いほうだが、京阪鴨東線および地下鉄烏丸線国際会館開業の影響で、北部末端区間の利用客は減少傾向にあり、一時期京都駅前から錦林車庫折り返しの便(【57】系統)が設定されることもあった。しかし、銀閣寺道へ行かない【57】系統の利用状況は良くなく、【5】系統に統合される。そして、最近、岩倉まで通す便が再び増発されている。

この路線系統について、東山、岡崎や岩倉など、愛知県と同じ地名の場所を複数個所通っているのは興味深い。京都市内には、ほかに伏見、赤池など、なぜか名古屋と同じ地名が多く見られる。

また、2015年より四条通歩道拡幅によって2車線化されたため、四条通の渋滞がひどくなっているようで、渋滞回避を図るため、五条通経由の【特5】系統が新設された。

三条通の神宮道以東、蹴上方面へは、現在京阪バス【17】【19】号経路しかなく、不便だ。地下鉄東西線が通っているとはいえ、やはり観光客で賑わうので蹴上を通るバスは増発して欲しいところだ。この【5】系統の一部を蹴上~(仁王門通)~南禅寺前~(白川通)に変更した路線系統を新設するのはどうだろうか?


京阪バス山科営業所管内の路線は複雑に入り組んでいて、さらに狭隘区間も多くカオスだ。慣れない人には経由地がつかめず、戸惑いやすい(寝屋川・交野営業所管内もかなり複雑な路線系統が多い)。

実際乗ったことはないが、ちょっと面白そうな路線系統を一つ紹介してみたい。
それは、【86B】号経路・<三条京阪~醍醐寺~醍醐バスターミナル>。

運行経路は、

三条京阪~河原町三条~四条河原町~河原町五条<東行き>/祇園<西行き>~五条坂~馬町<西行き>~川田清水焼団地~大石神社~国道東野~椥辻駅~小野駅~醍醐北団地~醍醐寺前~石田~石田駅~醍醐駅~醍醐バスターミナル

で、小野駅・醍醐寺・石田界隈の経路が行ったり戻ったりしてこれまた複雑だ。ただし、国道1号線(五条通)においては河原町五条から国道東野までそのまま道なりに走行するので、他の系統に比べてわかりやすいだろう。京都市バス旧・【東8】系統<四条河原町~五条坂~国道東野~小野~石田~醍醐車庫>の流れを受け継いでいる。

この路線系統は、三条京阪・四条河原町から醍醐寺前・石田まで直通する唯一の路線系統という意味で、面白い。

運行本数は昼間時間帯(11~16時)毎時1本のみで多くない。三条京阪から五条通方面への京阪バスは、ほかに

【87B】西野山団地・醍醐駅・小栗栖団地経由 京阪六地蔵行き
【88B】清水焼団地・栗栖野・醍醐駅・小栗栖団地経由 京阪六地蔵行き

が昼間時間帯毎時各1本ずつ運行されている。夕方16時30分~17時台は【84B】醍醐バスターミナル行き(西野山団地経由)のみとなる。

一方、醍醐バスターミナルからの西行きは、夕方16・17時台は【86B】の代わりに【86】四条河原町行きとして運行される(都心部を循環運行して醍醐に戻る)。【86】号経路は市バス【東8】系統と完全に同一経路だ。

東行きは始発・三条京阪からの利用客は少なく、四条河原町から混み出す。西行き(三条京阪行き)は、観光客の多い五条坂~祇園~四条河原町間で特に混雑しやすい。


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京都駅から嵐山・嵯峨野を結ぶバスは複数あるが、道路渋滞に巻き込まれやすいため、JR嵯峨野線を利用するほうが圧倒的に早い。来春のJRダイヤ改正では、京都-嵯峨嵐山間の列車を毎時1本増発する予定だ。

京都駅と嵐山を結ぶ市バスに【28】系統がある。
運行経路は、

京都駅~(堀川通)~四条堀川~四条大宮~西大路四条(阪急・嵐電西院駅)~日新電機前~松尾橋~松尾大社前~阪急嵐山駅前~(渡月橋)~嵐山~嵯峨小学校前~大覚寺

であり、四条通を西へ直進し、桂川を渡って西京区の松尾地区・阪急嵐山を経て、もう一度桂川を渡り(渡月橋)嵯峨野を目指す。洛西営業所(近鉄バス委託、以前は阪急バス委託だったが、2014年以降全路線を近鉄バスに委託)が担当している。2014年までは松尾橋以遠は均一運賃区間外だったが、嵐山地区が均一区間内に加わったことにより、全区間均一運賃(230円)に変更、青系統番号となった。

京都駅から嵐山までバスに乗ると、行楽シーズンには渋滞のため3時間ほどかかるとか言われているようだ。特に本年秋の紅葉シーズンの頃、嵐山は身動きが取れないほど人・人・人でいっぱいだったと言う。JRに乗れば15分程度で行けるところなのに(かつては単線非電化だったため列車本数が少なく、バスのほうが便利だったが)。

嵐山へは京都バスも烏丸通・丸太町通経由で運行されているが、市バス【28】系統は、京都駅・四条大宮・西院から日新電機など四条通沿いにある工場への通勤利用なども多い。


京都市バス【81】系統は伏見区内の生命線と位置づけられる幹線系統だ。

運行経路は、

京都駅~塩小路高倉~京都駅八条口アバンティ前~大石橋~勧進橋~竹田久保町~竹田駅東口~竹田城南宮道~西墨染通~西丹波橋~西大手筋~中書島~京阪中書島・伏見港公園~横大路車庫

で、大石橋(地下鉄九条駅)~西墨染通間は国道24号を走行、旧・京都市電伏見線の後継路線となっている。西墨染通~西大手筋間は一方通行の狭隘な道路を走行するため、横大路行きと京都駅行きでは経路が異なる。案内表示上は均一運賃区間系統(青系統)だが、中書島~横大路車庫間は区間外である(実際には整理券は発行していないようで、単区間車が使われることも多い)。一部の便は京阪中書島・伏見港公園で折り返す。横大路営業所(阪急バス委託)が担当している。

市電伏見線の流れも継ぎ、中書島・大手筋方面から京都駅へ乗り換え無しで直行するため、利用状況は堅調なほうだと言える。ただし、地下鉄烏丸線竹田延伸以降、利用客は以前よりも減少しているようだ。近年になって竹田駅東口を経由するようになり、地下鉄との乗り継ぎの便宜を図っている。京都駅から龍谷大学深草キャンパス(竹田久保町下車)へも、この【81】系統は便利だ(【南5】系統が一番便利だが、伏見稲荷大社への観光客急増で混雑しやすいようなので、【81】系統が無難かも)。

運行ダイヤは平日15分間隔、土・休日は20分間隔となっている。以前はもっと多かったような記憶がある。

ちなみに、市電伏見線の終点・中書島は、京阪中書島駅北側に隣接する一面ホームだった。廃止後はバスのりばとして活用されるが、場所が狭いため、折り返しは奥のターンテーブルで方向転換していた。現在、この場所は自転車置き場となっている。



かつて、三条京阪・四条大宮・京都駅から三条通を経て大津市内および滋賀県を結ぶバスが盛んに運行されていた。京阪バス【46】【47】号経路のほか、信楽への帝産湖南交通、水口への滋賀交通、そして京都東ICから名神経由で八日市(東近江市)までの長距離バスなどもあった。現在、JRの本数増発および地下鉄東西線開通などの影響もあって、京都と滋賀を結ぶ路線バスは大半が廃止され、その成れの果てとして、西大津バイパスを行く京阪バス【48】号経路が1日1往復だけ残っている。

さて、大津市内と四条河原町・烏丸を結ぶ急行バスがあったらどうかと思っている。例えば、大津京駅・坂本・雄琴・堅田方面から西大津バイパス・三条通経由はどうだろうか?詳しい運行経路として、

堅田駅~雄琴~坂本~大津京駅~<西大津バイパス>~山科駅~<三条通>~三条京阪→河原町三条→四条河原町→河原町五条→<五条通>→烏丸五条→四条烏丸→烏丸御池→京都市役所前→三条京阪→・・・

とする。山科駅にも立ち寄り、京都市街地は循環運行、二車線化されて渋滞しやすい四条通を避ける。

なぜこう考えるのかといえば、滋賀県および山科駅から鉄道で四条河原町方面へは不便だから。地下鉄東西線は京都の繁華街・四条通から外れているし、京阪京津線は御陵から東西線に直通運転することで京阪本線へ乗り継げるように対応しているが、運賃がバカ高いのが困る。京阪山科駅はJRからの乗り換えが便利でせっかく場所が良いのに、地下鉄直通のための割増運賃だけのために、面倒不便でも地下鉄山科駅から乗るのが一般的だ。これも京都市当局の陰謀みたいなものを感じる。せっかく利用客の多かった京津線の軌道併用区間を廃止に追い込まれたために、大津線の経営が悪化し、京阪は割を喰ってしまう。四条通の二車線化も歩道が拡幅され歩きやすくなったのは良いが(これが目的のはずだったが)、車道が渋滞しやすくバスが大幅遅延となるのは問題だ。とにかく京都市の交通行政がここまでお粗末だったとは思わなかった。京阪グループ(京阪バス、江若交通)として、大津から四条河原町への急行バスを運転するなどの「復讐戦」に出てもよいはずだ。



久しぶりに京阪バス山科営業所管内の話題をエントリーする。

今回は三条通を走行する貴重な【17】号経路についてレポートする。
【17】号経路の運行経路は、

三条京阪-東山三条-蹴上-日ノ岡-北花山-上花山-川田(清水焼団地)-大石神社-椥辻駅-蚊ヶ瀬-大宅甲ノ辻-大宅

で、日ノ岡までは三条通、この先東山の山麓に沿って北花山、清水焼団地、大石神社などを回ってジグザグルートで大宅(山科営業所前)に至る。京都市バス【東6】系統(醍醐車庫前-勧修寺-大石神社前-日ノ岡-三条京阪)の後継路線である。狭隘区間が多いため、小型車で運用されている。

かつて、三条京阪・四条大宮などを起点に、三条通を経て山科・醍醐・大津方面へのバスが複数の事業者(京阪バス、京都市バス、近江鉄道、帝産湖南交通、滋賀交通)で賑やかに行き交っていたが、地下鉄東西線開通(および京阪京津線三条-御陵間廃止)に伴い、東山三条以東をゆくバスは京阪バス【17】【19】号経路のみとなる。京津線軌道併用区間の廃止により、御陵の渋滞は解消されたが、バスの本数が大幅に減らされて不便になってしまったのは問題だろう。

三条通の下を通る地下鉄東西線も成功しているとは言い難い。確かに山科・醍醐地域から京都市役所・二条駅・右京区へは便利になったが、四条河原町・烏丸へは不便だ。浜大津から京阪京津線が東西線に乗り入れているものの運賃がバカ高く、京都市街地へはJR京都駅から烏丸線に乗るほうが安くて便利だ。せっかく場所の良い京阪山科駅も運賃の割高感ゆえ敬遠され、わざわざ手間をかけて東西線に乗る。かつての【46】号経路のような浜大津から四条河原町方面へ直通するバスを復活してほしいと思った。


京都市バス【59】系統といえば、立命館大学の学生にはお馴染みの一系統だろう。
この路線系統は、仁和寺・竜安寺・金閣寺などへの観光客に加え、立命館大学および同志社大学の学生利用もあるため、終日大混雑しやすい。

運行経路は、三条京阪・四条河原町基準として、

→四条河原町→四条京阪前→三条京阪前→河原町三条-河原町今出川-同志社前-千本今出川-千本北大路-金閣寺前-立命館大学前-竜安寺前-御室-山越中町


であり、河原町通~今出川通~千本通を走行する。行楽シーズンの三条京阪行きは御室・竜安寺から既に観光客でいっぱい、立命館大学の学生たちは座れないことも多い。大学から三条京阪・四条河原町方面へは、【12】【15】号系統などに乗るのが無難だろう。現状では堀川通~四条通経由の【12】系統が一番本数が多いが、二車線化された四条通は以前にも増して渋滞しやすくなり、大幅に遅れることも覚悟するほうがよいだろう。結局のところ地下鉄東西線の利用を誘導しているようにも見える。地下鉄東西線の開通ははっきりいって失敗だろう。繁華街の四条河原町へは不便だし、地下鉄開通と引き換えに市バスは路線再編・ダイヤ改悪されるばかりか、京阪京津線まで巻き込み、京阪にもいい迷惑だろう。

運用担当は梅津営業所(西日本JRバス委託)で、JRバス(京都京北線)は立命館大学も通っている。


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一昔前の京都バスを代表する顔でした。
2006年1月の撮影ですが、ナンバーが「京22か」というのが、昭和を感じさせますね。
比叡山ドライブバスとして運用に入っていた姿です(三条京阪にて)。
富士重のバス製造もなくなり、あの独特な車体スタイルを見ることができなくなって寂しいですね。

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京都市伏見区の「桃山」バス停(御香宮前)です。
京都市バスと近鉄バスが停車します。市バスは【南8】系統・<竹田駅東口~中書島>、近鉄バスは<竹田駅東口~向島駅>がそれぞれ発着します。
近鉄バスのバス停標識は昔と変わっておらず、京阪バス・奈良交通とともに奈良への路線が行き交っていた頃を思い出しました。

御香宮は名水で知られており、伏見の銘酒には御香宮の水が使われています。


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三条京阪・四条河原町から嵐山へのバスは京都バスのほか、京都市バス【11】系統もある。
2014年より嵐山地区も均一運賃区間に含まれるようになり、合わせて一日乗車券(500円)も市バス・京都バスの共通となる。

京都バスに比べて市バス【11】系統はどちらかといえば地味な印象があるが、去年1月の日曜日に三条京阪から乗ったときは嵐山まで混雑していた(観光シーズンの時期だと所要時間2~3時間も珍しくないようだが)。

【11】系統の運行経路詳細は、三条京阪・四条河原町から順に、

~四条河原町→四条京阪前→三条京阪前→河原町三条→四条河原町~四条烏丸~四条大宮~西大路四条(西院駅前)~西大路三条~山ノ内~京都学園大学前~太秦天神川駅前~太秦広隆寺前~有栖川~車折神社前~角倉町~嵐山~嵯峨小学校前~嵯峨嵐山駅前~広沢御所ノ内町~山越東町~山越中町

で嵐電の線路に寄り添うようなルートをたどり、京都バスと似たような経路だ。ただし、京都バスは三条京阪から御池通~二条駅前~丸太町通を経由するのに対し、市バス【11】系統は四条通経由であるのが大きな相違点だ。

かつては、嵯峨小学校前から丸太町通を東西に走る【93】系統と連続運行だったが、山越中町までの延長と引き換えに単独運行となっている。

京阪沿線から嵐山・嵯峨野への鉄道ルートは、

祇園四条~(徒歩)~四条河原町~(阪急京都線)~桂~(阪急嵐山線)~阪急嵐山
祇園四条~(徒歩)~四条河原町~(阪急京都線)~四条大宮~(嵐電)~嵐山
三条京阪~(地下鉄東西線)~太秦天神川~(嵐電)~嵐山

の3つのルートが一般的だろう。しかし、渋滞を覚悟の上でバスを利用するのも乙だ。バスだと途中の乗り換えがないのが何よりだ。ただし、混雑して座れないリスクはある。市バスよりは御池通経由の京都バスのほうが比較的空いているように思われる。途中で別の系統に乗り継げるよう、一日乗車券を購入するほうが無難だろう。

昨年1月の嵐山からの帰りも【11】系統に乗ったが、車内に異臭が漂い、そのまま三条京阪まで乗り通すのもイヤだったので、太秦天神川駅で下車。できれば他のバス系統に乗りたかったが、【11】系統以外の市バスは本数も少ないし、あまり時間もないので地下鉄に乗った(しかし、京都の地下鉄の運賃は高いこと)。もしこのとき、一日乗車券を買っていたら、京都バスにも乗れたのに、悔しい思いをした。

京都市の西の玄関口、四条大宮。

四条通の地下を通る阪急京都線大宮駅と京福電鉄嵐山本線(嵐電)が接続するターミナル駅だ。
四条大宮から京都市内各方面へのバス(京都市バス、JRバス、京都バス、京阪バス)が賑やかに行き交い、終日交通量が多い。大宮通は四条大宮より北は片側1車線の狭い路地に変わり、北行きのバスは西北斜の千本通へ入って二条駅前を経由する。

四条大宮から嵐山へは、京福電鉄(嵐電)と阪急(桂乗り換え)、そしてバスの3通りの交通手段があるが、一部軌道併用区間のある嵐電が一番楽しいだろう。阪急と嵐電の駅を行き来するには、渡月橋を渡ることになる。バスは、京都バスと京都市バス【28】号系統があり、京都バスは嵐電に寄り添う形で太秦・嵯峨方面を経由するのに対し、市バス【28】号は四条通をひたすら西へ直進し、松尾橋(松尾大社前)から阪急嵐山駅前を通って渡月橋を渡る。

かつて四条大宮に京阪バス本社が置かれ(→南区に移転)、南東角に京阪バス専用のバスターミナル(広場)がある。以前は四条大宮から山科を経て六地蔵・浜大津・西大津駅・琵琶湖大橋・石山方面へのバスが発着して賑わっていたが、現在は【82】号経路・大宅行き(五条通経由)が毎時1~2本発着するほかは、関空リムジンバスが朝に3本発車するのみとなっており、せっかくの広いターミナルも持て余し気味のようだ。また、大阪方面からの直Q京都号の一部は四条大宮まで乗り入れるが(枚方営業所担当便のみ)、四条大宮からの直Q号は無い。

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阪急電車の大宮駅もかつては特急停車駅だったが、特急の停車駅が大幅に増えたにもかかわらず、大宮だけは通過するようになり、京都市内のターミナルとしての地位低下が心配されるところだ。

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白系統(多区間運賃)時代の京都市バス【93】系統の写真を見つけたのでアップしてみました。
2012年4月に嵐山で何気に撮ったものです。
2014年より均一運賃区間が嵐山地区に拡大したので、現在嵐山地域を通る市バスは全て青系統です。

京阪バス山科営業所の路線系統について一つレポートを。

山科管内は五条通~四条河原町~四条烏丸界隈を通る路線系統が非常に複雑に絡み合っていて、慣れないとわかりにくいので、正直レポートを書くのが億劫だ。今回は、特色のある竹田駅東口発着の【2】号経路についてレポートを書くことにした。

まず、【2】号経路の運行経路は、

竹田駅東口~藤ノ森~京都医療センター~勧修寺~小野駅~北団地東~醍醐天皇陵~醍醐寺前~石田~石田駅~醍醐駅~醍醐バスターミナル

で、勧修寺~醍醐寺間~石田駅あたりがかなり迂回してて複雑だ。勧修寺といえば、ぶどう園でも有名だ。

この【2】号経路は、1988年の地下鉄烏丸線竹田延伸時に新設された【40】号経路・<竹田駅東口~石田>に由来するものと思われる。竹田駅・藤ノ森など伏見区北部から名神高速沿いの下道を通って山科盆地(山科区および伏見区醍醐地区)を結ぶ京阪バス唯一の路線系統という意味で特徴的だ。1997年の地下鉄東西線開通前までは、京都市バスも同じ経路上を通る路線系統(【南7】系統ほか、醍醐営業所担当)を運行していた。さらに1981年の地下鉄烏丸線開業前までは、京都駅まで乗り入れる(確か【57】系統だったかな?)ロングラン系統が走っていた。かつては京都市バスも山奥の僻地(最長で高雄から先の北区中川)まで乗り入れていたものだが、1997年の山科・醍醐地区からの完全撤退以降、市バス路線網が全体的に縮小傾向にあるのは残念だ。

実は旧【40】号経路に2度ほど乗車したことがある。もちろん、目的は単なる寄り道(笑)。初めて乗った時は、引退が迫るブルドック(K-MP118)が来たと記憶している。

なお、「藤ノ森」には、京都奈良線【2】号経路(1996年廃止)も発着していた。全然違うところへ行ってしまうため、仮に乗り間違えたらえらいことになってしまっただろう。

1990年代初頭のことだった。
大学入試合格発表のために京都へ行った帰り、翌日が試験だというのに、バス乗り継ぎの旅で時間をつぶした。

立命館大学(京都市北区衣笠)の合格発表を見に行ったが、不合格だった。
こんなときにのん気にバス旅なんかやってる場合か、と叱られそうだが、別の大学の試験会場を下見に行く予定もあって、バス乗り継ぎの寄り道の旅に出てしまう。

さっそく、京都駅行きの市バス【50】系統に乗る。
北野白梅町、千本今出川から堀川中立売までやや複雑な経路をたどり、四条堀川まで堀川通を直進するかと思えば、四条西洞院から西洞院通に入るという、少し面白い運行経路だ。

次の目的地は伏見区内の大学だが、京都駅からだと鉄道よりもバスのほうが便利なので、【南5】系統に乗車(【81】系統でも行けるが、少し歩かないといけない)。
【南5】系統はもともと利用客は少ないため中型車で運用されていたが、ここ2・3年ほど前から伏見稲荷大社を訪れる外国人観光客が急増して混雑するようになり、増便および大型車で運用されるようになる。


試験会場の下見が終わり帰路に付くわけだが、ついバス乗り継ぎの寄り道を続けてしまう。
藤ノ森バス停で1日1本だけの奈良交通・大和八木行き(京都駅発着)にちょうど間に合ったので、物珍しさに誘惑されてこれに乗ってみることにした。そのまま奈良方面まで乗ってみたかったが、あまりにも時間がかかって翌日の試験にも影響が出そうなので(そして何よりも運賃がバカ高い)、適当なところで引き返すほうが無難と判断。もちろんのこと普段は空気輸送なので、いきなり変なところから乗ってきた青年一人の乗客に運転手さんはびっくりしておられた。「どこまで行かれますか」と訊かれるや、さてどこで降りようかな少し迷ったが、向島駅から近鉄で丹波橋へ戻ることに決め、「向島」バス停で下車。しかし、近鉄向島駅よりもかなり手前のところにあり、観月橋に出たほうが早いと思って、バスで来た道(国道24号線)をそのまま戻る。観月橋から中書島まで一駅間だけ京阪宇治線に乗る。

そして今度は、京阪バス【52】号経路(枚方営業所)で樟葉駅まで乗車。
【52】号経路は1983年に新設された比較的新しい長距離路線系統だが、やはり利用客が少なく減便が続き、2005年で廃止される。末期は中書島周辺は循環運転(樟葉→西大手筋→中書島→外環状線→樟葉)だったが、当時は狭い市電伏見線ホーム跡から発着、奥にあるターンテーブルで方向転換して折り返していた。

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中書島のターンテーブルで方向転換する市バス 現在は駐輪場となっている
(「なつかしの京都市バス写真集」より拝借)

中書島に京阪バスが乗り入れるようになったのも、この樟葉からの【52】号経路が実は初めてで、現在は醍醐方面への【6】号経路(山科営業所)および淀・竹田駅西口方面への【24】【24A】号経路(京田辺営業所)が発着している。

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京都市西京区の洛西ニュータウン内にある「洛西バスターミナル」。
ニュータウン内の大型ショッピングセンター「ラクセーヌ」が隣接しており、高島屋も入っています。
バスは京都市バス、京阪京都交通、阪急バスの3社が乗り入れています。
京都京阪交通のバスは京阪バスと全く同じ赤と白のカラーです。
京都市バスのほうが一番発着本数が多く、阪急バスは本数は少なめでマイナーな印象を持ちます。

洛西ニュータウンは鉄道駅から離れていて(最寄り駅は阪急桂・洛西口、JR桂川)、さらに道路渋滞が発生しやすいため京都市内中心部へ出るのも不便です。
ニュータウン内から京都駅や四条烏丸へのバスが発着しているが、少なくとも1時間前後はかかりそうです。

京都市バスの均一運賃区間拡大に躍起だ。

均一運賃、京都市バスが拡大躍起(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20151229000107

去年春、嵐山地区への均一運賃区間拡大が進んだ。これに合わせて、市バスと京都バス共通の均一区間1Dayチケット(500円)が発売開始となり、観光客には好評のようだ。
来春より岩倉地区でも均一運賃区間となる予定だ。さらに、西賀茂地区、横大路(伏見区)、洛西地区、そして高雄方面にも広げようという動きがある。

しかし、市バス均一運賃区間の拡大は、民営バスとの調整でなかなか大変なようだ。
嵐山地区と岩倉地区において実現したのは、京都バスとの調整が取れた結果だ。同じく京都バスのエリアである西賀茂地区は実現の可能性が高い。伏見区の中書島~横大路方面(京阪バスと京都京阪バスが乗り入れているが、本数は少ない)への拡大もそう難しくはないだろう。
ただ、高雄方面への導入については、西日本JRバスとの調整が難しいという。西日本JRバスの京都駅~高雄間の運賃は520円だが、仮に均一運賃区間が高雄まで拡大するとなれば、現行の半額以下(230円)となるため、難色を示しているとのことだ。

しかしそれなら、まず市バスの【8】系統を増強することが筋ではないかと思う。
高雄線【8】系統は、かつては三条京阪・四条河原町から発着し、本数もかなり多かったと記憶している。ただ、地下鉄東西線開通後、三条京阪および河原町か ら撤退し四条烏丸発着に後退した。運行経路も、かつては千本今出川・北野白梅町を経由していたが、東西線の太秦天神川開通後、京都外大前・太秦天神川駅経 由への大幅な経路変更となる。三条京阪撤退後、利用客は伸び悩んでいるようで、中型車(三菱ふそうエアロミディなど)が使われるようになる(三条京阪乗り 入れ時代は日野・いすゞ大型車が多かったと記憶)。もともと梅津営業所担当だったのが、一時期遠く離れた伏見区の横大路営業所担当(阪急バス委託)となっ たこともあるが、2014年春より梅津営業所(西日本JRバス委託)の担当に復帰している。

最近、外国人観光客の増加を背景に、京都市バスも再び拡大路線だが、せっかくなので高雄線【8】系統についても、三条京阪乗り入れを復活させるなどの活性化を望みたいところだ。

http://naohiko.exblog.jp/24820337/

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