カテゴリ: 京都市バス / 京都バス / 京都近郊のバス一般


1992年ごろの京都市内のバスについて、思いつくままに書いてみました。

当時、私は京都市バス【81】系統(伏見線)に乗車することが多かったです。【81】系統は京都市電伏見線を受け継いだもので、伏見区有数のドル箱路線です。丹波橋での京阪・近鉄乗り換えの煩わしさを避けるべく、中書島から京都駅前まで乗ってみたり、あるいは八条口のアバンティ6階大型書店に寄った帰り、【81】系統で中書島までワープということも(アバンティは近鉄・JR京都駅からかなり距離がある)。【81】系統の車両は西工+三菱ふそう(MP)が多く、53MC(通称・ハンペン)もまだまだ沢山残っていました。京阪中書島駅の市電ホーム跡はバスのりばとして活用され、奥のターンテーブルで方向転換していました(京阪バス樟葉中書島線【52】号経路もここから発着。現在ここは自転車駐輪場になっている)。

【206】系統(東山~北大路~千本通循環)にもよく乗りました。ある目的で基本的に京都駅前から東山通を経て百万遍までの利用だったが、暇つぶしに一周してしまうこともあったと思います。【206】系統は西工+日産ディーゼルという癖のある車両が多かったです。京都駅前~百万遍間では河原町通経由の【17】系統を利用することもありました(【17】系統のほうが早いです)。一度だけ、京阪バス比叡山線【7】号経路に乗ったこともあります(ブルドックBタイプ車で、混雑しやすい市バスと違う特別感があった)。

このほか、京都駅八条口(アバンティ前)から【71】系統(九条通経由)で四条大宮へ抜けてみたり、北大路BTから京都国際会館まで【北ブロック】系統(番号は忘れた。当時地下鉄国際会館駅は未開業)、京都駅前から大宮五条までのわずかな区間だけ洛西【73】系統、・・・。

民営バスについて、京阪バス京都奈良線【2】号経路に乗りそびれる痛い思い出があります。ある日の夕方、向島NTから京都駅まで乗ろうと待ったものの、渋滞ゆえなのかなかなか来る気配がなくて苛立ち、諦めました。長距離路線ゆえ渋滞による遅延は日常茶飯事なので、それで怒っていては大人じゃないですね(苦笑)。ただバスに乗ってしまえば、渋滞遅延はむしろ睡眠時間に利用できるので有難いのですが(どうしても急いでいるときは困りますが)・・・。

1992年当時の京都周辺のバスの見どころとしては、

JR長岡京駅のターンテーブル(阪急バス)
JRバス高雄京北線の【富士重3E+三菱】【日野車体+いすゞ】
京都駅発能勢妙見山行き、祇園ターミナル(京都交通)
大和八木行き(奈良交通)
三条京阪発信楽行き(帝産湖南交通)

などが挙げられます。

当時、京都駅前の近鉄百貨店(旧・丸物)にもよくふらふら立ち寄ることもありました。確かレストランフロアのカレー店で遅い昼食をとった記憶があります。そこの女性店員の接客はどうも冷たかったようで、残念ながらあまり良い印象は持てませんでした。しかし、これも私自身の不徳ゆえでしょう。今更ながら反省しています。


京都市バス【71】【特71】系統(梅津線)はある意味でユニークな路線だと思いました。

それは京都駅八条口(京都駅前には乗り入れません)から九条通・大宮通を経て、四条大宮から四条通を西に向かい、右京区の松尾橋まで走るという経路です。主な停留所は

【71】九条車庫前~東寺道~京都駅八条口(アバンティ前)~大石橋(地下鉄九条駅)~九条近鉄前~九条大宮~四条大宮~西大路四条~四条葛野大路~京都外大前~松尾橋

【特71】九条車庫前~東寺道~京都駅八条口(アバンティ前)~大石橋(地下鉄九条駅)~九条近鉄前~九条大宮~四条大宮~西大路四条~四条葛野大路~京都先端科学大学前~太秦天神川駅前~京都外大前~松尾橋


で、【特71】系統は京都先端科学大学前・太秦天神川駅前を経由します。四条大宮~松尾橋間は【3】【29】【67】系統と重複します(【特71】系統は一部経路が異なる)。

四条通の右京区梅津地区には、日新電機、三菱自動車などの大工場が集積するため、朝ラッシュ時には松尾橋行き(西行き)の利用客が多いです。大学は京都外大・京都先端科学大学のほか、大宮七条に龍谷大学のキャンパス(西本願寺に隣接)があります。終点・松尾橋からさらに一歩西に進めば、桂川対岸の西京区に入り、松尾大社(阪急松尾大社駅)に達します。

現行の運行ダイヤは基本的に毎時2本の運行で、昼間時間帯は【71】【特71】が各1本ずつ設定されています。平日朝の時間帯は梅津地区の工場への通勤利用に対応するため、毎時3~5本に増発されます。京都駅八条口から発着のため、京阪バス直Q号や新十条通線からの乗り継ぎが便利です。

九条営業所の担当ですが、一部便に梅津営業所の代走もあります(かつては梅津営業所の担当だった)。

【71】系統と類似の路線に【84】系統(京都駅八条口~上鳥羽口~久世橋東詰~西京極駅前~太秦天神川駅前)があります。

(当ブログ関連記事)
京都市バス【84】系統・<京都駅八条口~太秦天神川駅前>

http://katanogawara.blog.jp/archives/32524078.html



京都市山科区に市バス復活への動きがあるそうです。

かつて山科区および伏見区醍醐地区にも市バスが醍醐営業所の管轄で運行されていました。しかし、1997年地下鉄東西線開通に伴い、同地区から市バスが撤退(醍醐車庫廃止)。以降、京阪バスに一元化され現在に至ります。醍醐車庫跡地付近には地下鉄醍醐駅および醍醐バスターミナルが設置されました。 

ただ、コロナ災禍等による利用客減で、京阪バス山科・醍醐地区は昨年12月のダイヤ改定に減便されました。特に山科区方面から市街地中心部である四条河原町へのバスが大幅減となり、住民の交通の確保が困難となっています。

この問題を改善すべく、京都市は市バスと民営バス(京阪バス)との共同運行に向け、協議を始めたことを明らかにされました。実施は来年度の予定とのことで、順調に展開すれば四半世紀ぶりに山科区に市バスが復活することになります。

ここで一つ気になるのは、どの営業所が管轄するのか。山科区内に営業所を新設することは少し考えにくいので、恐らく九条・横大路・梅津あたりの管轄になるのでしょうか? 山科・醍醐地区の運賃も均一区間とは異なるので、整理券対応となるでしょう。近年の均一運賃区間拡大の流れで、山科・醍醐地区の均一化の可能性もありえますね。


四半世紀ぶり 山科区で市バス復活へ(KBS京都)
https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2021/02/n20210224_108660.htm



2020年度京都市バスダイヤ改定が2021年3月20日に実施される予定です。 今度の新ダイヤの主な変更点は、下記の通りです。

1)【65】系統の運行経路を一部変更(北泉通経由に変更)

2)上賀茂神社広場前等に整備に伴い、【4】【46】【67】系統を再び上賀茂神社内経由とする

3)三条通歩道拡幅に向け、三条京阪周辺の運行経路を一部系統御池通経由に変更
 (対象系統:【5】【11】【86】)

4)高雄地域の利便性向上に向けた取り組み
 a)市バス【8】系統を栂ノ尾まで延伸、均一区間運賃を栂ノ尾まで拡大
 b)市バス【8】系統とJRバス(高雄・京北線)で等間隔ダイヤとするほか、
   福王子以北で異なる停留所名称を統一
 c) JRバス【立命ライナー】運行開始

5)【52】系統の本格運行化

6)急行【110】系統を【86】系統に統合

7)洛西ニュータウンと阪急桂駅を結ぶ【西3】【西8】系統を減便し、
  阪急洛西口・JR桂川駅へ接続する【特西4】を増便



今度のダイヤ改定の最大の目玉は、【8】系統の全線均一運賃化・栂ノ尾への延伸でしょう。これに伴い高雄地区まで「バス一日券」「市内中心フリー定期券」の利用範囲が高雄地域にまで拡大され、JRバスとともに利便性の向上が期待されます。

比較的地味ではあるが目を離せないものとして、三条通の経路変更があります。既に東行きは御池通経由となっているが、三条大橋の歩道拡幅に伴い西行きも【5】【11】【86】が御池通経由に変更され、分散が図られます。他の系統(【10】【15】【37】【51】【59】系統)は変更ありません。

七本松通経由の【52】系統(四条烏丸~立命館大学)が本格運行に移行することも、前向きの動きと言えるでしょう。

新型コロナ感染拡大に伴う観光客減少により、土休日昼間のダイヤを中心に一部系統の減便(主に100番台系統)が実施されます。

https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000279907.html



京阪バス稲荷大社伏見醍醐線【6】【6A】号経路

醍醐バスターミナルと竹田駅西口・京都駅八条口を桃山南口・中書島経由で結ぶ路線です。 主な停留所は、

醍醐バスターミナル~石田駅~石田団地~新六地蔵橋~東町~桃山南口~観月橋北詰~京阪中書島~西大手筋~三栖公園前~油小路丹波橋・アクト京都前~パルスプラザ前~城南宮東口~竹田駅西口(【6】)~竹田出橋~青少年科学センター前~龍谷大学前~稲荷大社前~十条相深町(鳥羽街道駅)~十条駅~京都駅八条口(【6A】)

当系統の原型は、1997年地下鉄東西線開通時に【6】<醍醐バスターミナル~西大手筋>として新設。京都市バス【21】【南6】系統の代替であり、当初より伏見区東部の醍醐地区と同区中心部を結ぶ使命を有しています。その後、油小路通経由竹田駅西口まで延伸されます。そして2018年、伏見稲荷大社への外国人観光客急増の情勢を鑑みて、【6A】号経路として稲荷大社前を経て京都駅八条口まで延長され、かなりのロングラン路線が登場。

【6A】号経路は、地下鉄烏丸線竹田開通(1988年)前の京都市バス【56】系統(京都駅前~醍醐車庫、【南6】系統の前身)に類似していると言えるが、観月橋~京都駅(八条口)間の経路は現【6A】号経路と大きく異なります(現旧重複区間は稲荷大社前~龍谷大学前間。【56】系統は京都奈良線と同じルートだった)。なお、【6A】号経路は竹田駅西口を通りません。

竹田出橋・青少年科学センターには、【2】<醍醐バスターミナル~竹田駅東口>(勧修寺経由)も発着。【6A】号経路の新設に伴い、龍谷大学前・稲荷大社前を通る京阪バスが京都奈良線廃止(1996年)以来の復活となりました。

醍醐バスターミナル~京都駅八条口間は、新十条通(旧・阪神高速京都線)経由の【312】号経路のほうが早くて本数も多いです。

運行ダイヤは、2020年12月7日改定現在、【6】<醍醐バスターミナル~竹田駅西口>と【6A】<醍醐バスターミナル~京都駅八条口>が1時間ごとに交互運行です。改定前は【6A】号経路が毎時1本の運行でした。

運用管轄ももともと山科営業所担当だったが、【6A】号経路新設以降は洛南営業所に持ち替え。【2】号経路も同時に洛南営業所へ移管されました。


1990年前後の京都駅前について、西日本JRバス(旧・国鉄バス)高雄・京北線のことを。

京都駅を起点に大宮通~西大路通を北上ののち、御室・仁和寺から山岳道路の国道162号線(周山街道)を走り、紅葉の名所・高雄(右京区)から、川端康成『古都』の舞台でも知られる北山杉の小集落(北区小野郷など)を小まめにたどり、京北町(右京区)の周山までを結ぶ路線です。京北町はもともと北桑田郡だったが、「平成の大合併」で町民の京都市編入への要望が高まり、2005年京都市右京区に合併されました。

「周山」バス停は京北町および周辺の町へのバスが発着するターミナル拠点であり、国鉄時代は鉄道と同じ「駅」として位置づけられ、その建物と機能は現在も残っています。

以前は周山からそのまま国道を北へ進んで、丹波上川とか中央分水嶺を跨いで美山町(南丹市)のかなり山奥のほう、丹波福居や鶴ヶ岡というところまで乗り入れ、「京鶴線」という路線名でした。さらに古くは、府県境(堀越峠)を越えて福井県小浜市まで達していたそうです。 このほか、周山駅から国道477号線を東に向かう京北町山国方面への支線系統などもあったが、JRバスは1995年ごろまでに本線の京都駅~周山間を残して軒並み撤退(→町営バスなどに移管)。

1990年代初期の頃、高雄・京北線の車両といえば、富士重3E+三菱ふそう(MR470、MP107・118)が多かったイメージです。国鉄バスの西日本(近畿・中国・四国・九州)では富士重+ふそうが多く、京都府内の園福線や近城線なども同様でした。近畿エリアの国鉄・JRバスには、日野(帝国)車体+いすゞという「珍車」も少数ながら生存、高雄・京北線で時々見かけることもありました。高雄・京北線には1980年代、三菱ボディ・エアサス(MAR470)の特別仕様の観光兼用車(京阪バスのBタイプなどと同様のもの)も活躍していたそうですね(元ツーマン車で、ワンマン改造されたようです)。

高雄・京北線の京都市街地の走行経路ですが、一部立命館大学(衣笠キャンパス)経由の便もあり、混雑しやすい市バス(【50】系統ほか)に比べてさほど混んでいないようです。ただ、紅葉のシーズンには高雄方面への観光客で混雑し、猫の手も借りたいほどの盛況ぶりで、各地の車両が応援で京都に結集します。

高雄には四条烏丸から市バス【8】系統も乗り入れています。【8】系統はもともと三条京阪・四条河原町から来ていたが、地下鉄東西線開通により短縮されました。なお、市バスは来年春より高雄まで全線均一運賃区間に変更され、JRバスもこれに合わせる予定です。

高雄・京北線は、1990年代前半の頃、京都駅-七条大宮間の短区間を乗車することもありました。当時、京都近鉄百貨店(旧・丸物)にもよく寄り道していましたね。京都駅ビル(伊勢丹)が開業する前でした。

それから、一度だけ確か福王子(右京区)あたりから四条大宮までこのJRバスに乗った記憶もあります。往路は三条京阪から市バス【8】系統に乗ってきたが、復路はタイミングが合わなかったためか、やって来たJRバスに乗り、四条大宮から阪急で河原町まで出たものと思います。



京都バス朽木線【10】系統。

京都バス屈指の山岳部長距離路線であり、京都市左京区の出町柳駅前から主に国道367号線(鯖街道)を走り、大原から滋賀県大津市に入り途中を経て花折峠を越え、比良山系と丹波高地の谷間に達し、安曇川の流路に沿って高島市の朽木学校前を結んでいます。京都・滋賀府県境を越境する貴重な路線バスです。

主な停留所は、

出町柳駅前~高野車庫~修学院駅前~宝ヶ池~花園橋~八瀬駅前~(八瀬バイパス)~八瀬大橋~野村別れ~大原~途中~花折峠口~葛川梅の木~細川~朽木栃生~朽木大野~朽木学校前

ですが、一部区間でバイパス・新道を通るため、他の大原方面系統に比べて停留所は少なめです。

運行ダイヤは

3月16日~12月15日の土曜・休日 および 8月14・15・16日のみ

1往復の運行です(出町柳駅前07:45発、朽木学校前09:30発)。

途中~細川間は堅田駅からの江若交通【50】【51】系統との共用区間です。当区間で堅田駅行きの江若バスに乗り換えることも可能ですが、本数は少ないので注意。この【50】【51】系統は2021年春に廃止されるようです。

終点・朽木学校前から江若交通安曇川駅行き【220】系統への乗り継ぎも可能です(1~2時間ごとに1本)。朽木学校前にはくつき温泉や朽木朝市・道の駅「くつき新本陣」などがあります。

ここから国道367号線を北へ数キロ、徒歩で今津町の「近江追分」バス停まで赴き、西日本JRバス若江線(近江今津駅~小浜)に乗り継ぐことで、京都~小浜間の鯖街道を通すこともやろうと思えばできます。かつては江若交通と共同運行で江若便は安曇川駅から出ていたそうですが・・・。


京都市バス【13】系統。

横大路営業所管轄の均一区間系統ですが、実は桂川築堤を走って向日市との境界付近まで足を伸ばし、なかなか面白い経路を辿ります。

主な停留所は、

四条烏丸~四条大宮~西大路四条(阪急・嵐電西院駅)~ 西大路五条~西大路駅前~吉祥院車道町~吉祥院運動公園前~久世橋東詰~久世橋西詰~(築山→久世工業団地前→久世殿城町→下久世→中久世→久世橋西詰)

で、四条烏丸を起点に、四条通~西大路通~国道171号線経由久世橋西詰まで進んだのち、京都府道123号(桂川築堤)を南へ進み、久世工業団地を経て国道171号線北・東行を走り、久世橋西詰まで時計回りに循環して四条烏丸に戻るという、運行ルートです。久世橋西詰から桂川築堤を走る路線は、唯一この【13】系統のみです。通過行政区は下京区・中京区・右京区・下京区・南区の順です。

京都市の中心部である四条烏丸・四条大宮・西院、およびJR西大路駅から久世工業団地(南区)への通勤・ビジネス客、および南区吉祥院・久世地域から四条通への用務・買い物客等を意識した経路設定だと見られ、日中は概ね30分間隔の運行、夜22時台まであります。かつては三条京阪からの発着でした。

久世工業団地には、主に機械・金属・電機の中小企業が集積するほか、近隣に食品・印刷・硝子工場等が立地しています。向日市との境界手前であり、JR向日町駅が最寄です。

久世殿城町・下久世には、阪急東向日・JR向日町から阪急バス【77】系統も乗り入れているが、近々廃止される見込みです。


京都バス嵐山営業所管内(主に花園・太秦・嵯峨野・嵐山方面)の運賃。

京都市バス均一区間運賃の拡大に伴い、京都バスの嵯峨野・嵐山地区も大半の路線系統は均一230円となっています。2014年の嵐山地区均一化前は整理券路線ばかりだったが、現在、 【90】系統<阪急嵐山~西山高雄>、および【51】比叡山線を除いて、嵐山営業所管内は全線均一運賃です。

京都市バスの均一運賃区間内で有効の「バス一日券」(600円)で、京都バスにも乗車できます。したがって、市バスの通らない清滝や苔寺(すず虫寺)まで「バス一日券」が利用可能です。

比叡山線(京都駅前~比叡山頂)は嵐山営業所の管轄です。


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京都市内のバスがまた大きく変わりそうです。

京都市内「バス1日乗車券」(京都市バス・京都バス・京阪バス共通) の適用事業者が西日本JRバス(京都京北線)にも拡大されます。通勤・通学用「市内中心フリー定期券」も同様の扱いです。合わせて、均一運賃(230円)区間を右京区の高雄・栂ノ尾まで拡大し、市バス【8】系統の全便を高雄から栂ノ尾まで延伸

これにより、京都駅・四条烏丸~栂ノ尾間の運賃が530円から230円に大幅値下げとなります。したがって、市バス【8】系統は均一区間の「青」系統に変更されますね。

また、均一区間外である西日本JRバスの栂ノ尾~周山(右京区京北町)間の運賃も見直しを検討するとのこと。

高雄は紅葉の名所・神護寺、栂ノ尾は高山寺などに代表される観光地です。西日本JRバスと京都市交通局は今回の施策について、地域住民の通勤・通学や、観光の利便性が大きく向上するとともに、バスの利用分散も図られると見込んでいます。

上記の施策は、国への認可申請などを経て、2021年3月に実施される予定です。


【広報資料】高雄~京北地域の公共交通の利便性向上に向けた取組について
(京都市交通局)

https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000273571.html


京都「バス1日券」で西日本JRバス利用可能に 運賃230円区間拡大 市バスも延伸
(乗りものニュース)

https://trafficnews.jp/post/99142




京都市バス【19】系統・<京都駅前~横大路車庫>。

京都駅と横大路車庫を結ぶ路線系統としては、京都市電伏見線の流れを汲んだ【81】系統(国道24号・竹田駅東口経由)が主幹的系統となっているが、【19】系統はほぼ純粋に国道1号線(京阪国道)を直進するもので路線名は京阪国道線。これまた面白いと思いました。

運行経路・主な停留所は、

京都駅前~下京区総合庁舎前~京都駅八条口~大石橋(地下鉄九条駅)~九条車庫前~九条近鉄前(近鉄東寺駅)~東寺南門前~南区総合庁舎前~市民防災センター前~上鳥羽~城南宮~国道下鳥羽~国道大手筋~西大手筋~中書島(京阪中書島駅前)~横大路車庫前

京都駅八条口(アバンティ前)~大石橋間と、末端区間の西大手筋~中書島~横大路車庫前間は、【81】系統との重複区間です。

単純に国道1号線を走るだけのように見えるが、京都駅前周辺では八条口にも乗り入れたり、横大路車庫周辺では大手筋に入って中書島を経由するなどのきめ細かな経路設定となっています。国道1号線沿いに立地する南区総合庁舎および市民防災センター前へのアクセスとして、【19】系統が重宝されます。「九条近鉄前」は市電以来の名称ですが、「近鉄東寺」ぐらいに改称するほうがわかりやすいでしょう。

運賃について、【81】系統は案内上では均一区間系統系統(青色系統番号)扱いなのに対して、【19 】系統は調整区間(白色系統番号)。【81】系統は、中書島~横大路車庫間のみ均一区間外だが、全線運賃は均一区間と同じ(230円)ため、均一区間系統として案内されています。

一方、【19】系統では、城南宮~西大手筋間と中書島~横大路車庫間が均一区間外運賃であり、途中で一旦均一区間外にはみ出しているため、書類上・案内上ともに「調整路線」の扱いです。

横大路営業所担当(阪急バス委託)、運行ダイヤは平日・土曜は60分間隔、日曜・祝日は60~120分間隔です。あまり乗りやすい路線系統ではありません。

【19】系統と類似の路線に、京阪バス【26】号経路<京都駅八条口~京阪淀駅>があります(京都駅烏丸口には乗り入れません)。【26】号経路はかつての京阪急行線の残滓と見られ、九条近鉄前~下鳥羽(国道下鳥羽)間は市バス【19】系統と重複(国道1号線)するが、京阪バスは一部止まらないバス停が存在するので注意。大手筋交差点からは旧1号線(主要地方道【京都守口線】)に入ります。【26】号経路の本数は1日2往復(少し以前は休日の運行がなかったが、復活している)。

なお、市バスは京阪淀駅まで【20】系統がカバーしています。


京都市バス横大路営業所(伏見区)と洛西営業所(西京区)。

前から気になっているが、この2つの営業所について、多くの興味深い共通点が見いだせます。例えば、

1) 以前は三菱ふそう車で統一され、車両の顔ぶれはよく似ている

2)調整系統路線とブロック系統を持つ

3)運用エリアの重なる部分が存在する(特に阪急沿線をカバー)、両者間で路線系統移管が頻繁に行われる

4)阪急バス委託の経験がある


といったところでしょうか・・・。

1)の車両の件について、三菱ふそう車は西工ボディの比重が大きかったのも特徴です(京都市バス全体的に西工ボディ車が多かったが)。非採算路線が多いゆえ中型車も配置されており、1997年醍醐営業所廃止までは三菱ふそうのエアロミディで統一されていました。現在は、J-BUS(日野・いすゞ)も多く配置されています。


2)ともに郊外区間に跨るため、均一運賃区間から外れる路線系統も多く、整理券対応の車両が多いです(特に洛西所属は全て整理券車)。近年の均一運賃区間エリアの拡充に伴い、整理券系統は減少傾向にあるが、横大路・洛西営業所エリアは現在のところ、対象外です(横大路営業所管内の伏見区について、中書島以北の市街地区間は基本的に均一エリア。【81】系統も中書島以南は均一区間外であるものの、全区間の運賃は均一運賃と同じで、案内上は均一系統扱い)。

ブロック系統は、横大路営業所は「南ブロック」、洛西営業所は「西ブロック」を基本的に管轄しているが、南ブロックの一部は阪急桂駅にも足を伸ばすこともあり、洛西営業所が一部管轄する時期もありました(【特南1】系統など)。ちなみに、横大路の【南5】系統は均一区間系統で、近年のインバウンドで伏見稲荷大社への利用客が急増するという、希有の大化け路線です。

なお、醍醐車庫が存在していた時代、醍醐管轄の【南6】【南7】系統(竹田駅東口と醍醐地区を結ぶ系統)もありました。したがって「南ブロック」系統は、横大路・醍醐・洛西の3営業所が管轄していたことになります。


3)2)と内容は被るが、主に西京区・南区・右京区南部の阪急沿線を中心に、両営業所のエリアが重なります(阪急桂駅前・洛西口・JR桂駅前など)。かつて横大路営業所管轄だった【42】【78】が洛西に移管される一方、洛西担当だった【69】【特南1】は現在横大路の担当です。

ちなみに、横大路営業所は、阪急バス委託ということで、過去に伏見区と遠く離れた右京区山間部や北区エリアの【6】【8】系統を担当、高雄までカバーしていた時期さえあります。現在も、【69】系統で上野橋を渡って右京区の西院・梅津地区まで足を伸ばします。同じく上野橋を渡る【70】系統は洛西営業所管轄です。

なお、伏見区域の路線は、桂川右岸も含めて、現在横大路営業所のみです(横大路の【南2】【特南2】は長岡京市にも乗り入れる)。


4)横大路・洛西営業所は2014年まで同時に阪急バス委託路線を有していたが、2014年以降は横大路のみです。一方、洛西営業所は近鉄バス委託に一本化。これまた近鉄沿線と離れたエリアで、違和感があります(京都市内の近鉄バス路線は、伏見区南端の向島ニュータウンなどに限られる)。



2008年当時の阪急桂駅前(東口)です。

京阪京都交通のバスは京阪バス中古車が多く、カラーもそのままですね(^-^)

京阪京都交通のほか、京都市バス【33】【69】【70】【南1】系統も東口に発着します。

昔、京阪バス・淀行き(1995年廃止、末期は枚方営業所担当)や阪急バスも、ここに乗り入れていましたね。淀行きの京阪バスは、七条大宮まで現在の京阪京都交通・京都駅行きと同じ経路を走っていたのも、何かの縁でしょうか?

ちなみに、桂駅西口からは市バス・洛西ニュータウン・桂坂方面行き(京阪京都交通の一部路線も)が発着します。

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少し懐かしい京都バスの車両です。
ブルーリボン・ワンステップ車(社番132)のようですね。
所属は嵐山でしょうか?

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少し前まで、京都周辺で普通に見ることのできた車両。

従来、三菱ふそう車の多かった京都周辺の西日本JRバスも、ここ数年の間、急速にエルガII(LVシリーズ)などに置き換えられました。
 


京都市バス【10】系統。

【10】系統は、四条河原町・三条京阪から河原町通・丸太町通・千本通を走り、北野天満宮・北野白梅町・御室仁和寺などを経て山越中町に至る路線。主な停留所は、

→四条河原町→四条京阪前→三条京阪前→河原町三条→京都市役所前→河原町丸太町→烏丸丸太町→府庁前→千本丸太町→千本今出川→上七軒→北野天満宮前→北野白梅町→府立体育館前→等持院道→妙心寺北門前→嵐電妙心寺駅前→御室仁和寺→福王子→宇多野病院前→山越→山越中町

同じ区間を結ぶ路線系統として、【59】系統(河原町今出川・千本今出川・千本北大路・立命館大学前経由)もあります。 

【10】系統は、北野白梅町~御室仁和寺間の狭隘路を通るところが面白いと思います。【59】系統との共通ルート区間は、

四条河原町~三条京阪前~河原町丸太町
千本今出川
御室仁和寺~山越中町

で、千本今出川では交差点ですれ違うだけ、というのも面白いですね。乗り間違いを防ぐため、

京都府庁・北野天満宮・北野白梅町・妙心寺→【10】系統
同志社前・千本北大路・金閣寺・立命館大学→【59】系統


と覚えておくと便利でしょう。

【10】【59】系統とも梅津営業所担当です。


京都市バス【52】系統。

【55】系統と同様、四条烏丸と立命館大学前を結ぶ路線系統で、一見何の変哲もないようだが、 少し面白い運行経路を辿ります。それは、七本松通を経由すること。主な停留所は、

四条烏丸~四条大宮~みぶ操車場前~千本三条・朱雀立命館前~二条駅前~千本丸太町~丸太町七本松~(七本松通)~上七軒~北野天満宮前~北野白梅町~わら天神前~桜木町~立命館大学前

で、四条大宮・二条駅・北野天満宮前・北野白梅町をカバーしつつ、丸太町七本松~上七軒間は七本松通を走行するというもの。

上京区仁和学区内の市バス運行要望の高まりを受け、2018年3月から試用系統として、現【52】系統を新設。この系統の運行開始に合わせ、「七本松出水」「七本松仁和寺街道」の2停留所が設けられました。右京区(嵐電)の御室仁和寺と混同してしまいそうですが、御室仁和寺に通じる街道が通ることによるものでしょうか? 

運行ダイヤは9~17時台に毎時1本。梅津営業所の担当です。

かつて、これとは別の【52】系統が存在しました。それは【50】系統<京都駅前~立命館大学前>の派生系統ですが、現【52】系統と同様に七本松通経由でした(ちなみに【50】系統の走行ルートは、西洞院通・中立売通を経由するもので、これまた面白い)。旧【52】系統は、1997年10月に廃止されました。


近鉄バス京都地区の路線を一つレポート。

【10】番・<竹田駅東口~向島駅前>。

運行経路・主な停留所は、

竹田駅東口~竹田出橋~竹田城南宮道~西墨染道~丹波橋~桃山~向島~(向島ニュータウン内循環)~向島駅前

で、主に国道24号線を走行。 全区間京都市伏見区内です。路線名は「向島団地線」で、2011年12月に新設されました。もとは向島ニュータウン内の路線だったのを竹田駅まで延伸するという形ですが、丹波橋・桃山界隈においては、京都奈良線および伏見桃山城キャッスルランド系統撤退以来、近鉄バス一般路線が復活したことになります。

竹田駅東口には、京都市バス【南5】【81】【南8】系統のほか、醍醐方面への京阪バス【2】号経路も発着しています。したがって、3社が乗り入れていることになり、賑やかといえば賑やかでしょうが・・・。

運行ダイヤは毎時概ね1本(9・10時~16・17時台)。


京都市バス2019年度の新車が先月末頃より納車され、運用を開始しています。

今年度新車の内容は、大型車は三菱ふそう(エアロスター)、中型車はいすゞ・エルガミオとなっています。

一番の話題は、西賀茂営業所にエアロスターが初めて配置されたことでしょう。該当車両は3781・3782など。これまで西賀茂営業所に三菱ふそう車が配置されたことはあったのでしょうか?

エアロスターの新車は、梅津営業所や九条営業所(京阪)にも配置されました。九条営業所の京阪バス委託は本年3月限りで撤退する予定で、 【5】【6】系統のエアロスターが見れるのも今のうちだけかもしれません。【5】系統といえば、かつて三菱車も多く使用されていたが、1997年地下鉄東西線開通以降、度重なる管轄移管に伴い、日野またはいすゞのイメージが強くなったように感じます。

ちなみに、京都バスでも昨年末、エアロスターの新車が納入されました。嵐山界隈でのエアロスターは違和感があるようですね。


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京都市バス【204】系統・北部循環線。

204系統は北大路バスターミナルを起点に、北大路~西大路~丸太町~白川通~東鞍馬口通などを循環する路線系統です。主な停留所は、

北大路BT~ 大徳寺前~船岡山~千本北大路~金閣寺道~衣笠校前~北野白梅町~西ノ京円前(JR円町駅前)~千本丸太町~堀川丸太町~府庁前~烏丸丸太町~丸太町京阪前~熊野神社前~東天王町~錦林車庫前~銀閣寺道~北白川校前~上終町京都造形芸大前~高原町~田中大久保町~高野~洛北高校前~植物園前~北大路BT

で、京都駅や四条河原町には乗り入れていないものの、京都市街地北部の主な鉄道駅・ターミナルや観光地(金閣寺、銀閣寺、大徳寺、平安神宮、京都御苑ほか)を巡り、利用状況は概ね良好と言えます。左回り・右回り両方とも同じ「204」系統です。一見、京都駅・北大路BT発着の【206】系統を北半分に縮小したような路線だが、運行ルートがかなり異なります(【206】系統は東大路通・北大路通・千本通経由)。

一つ面白いのは、上終町京都造形芸大前~高野間のルート。メインストリートの白川通~北大路通を素直に通らず、やや裏道的な東鞍馬口通に入り、東大路通へ抜けます。

運行ダイヤは15分間隔、烏丸営業所担当です。

烏丸営業所といえば、かつて西工ボディ+日産ディーゼル(UD)という、癖のある車両が所属していましたね(特にモノコック「カマボコ」「ハンペン」のUDは、ルーバーの形状やクーラーユニットの形などで特徴が目立っていた)。


先日、マスメディアでも話題になった京都駅発着【73】系統。

【73】系統は、京都バス・嵐山方面行き京都市バス・洛西ニュータウン行きの2系統が存在しており、しかものりばが近い場所にあるため、嵐山に向かう外国人観光客が市バス【73】系統に誤乗するケースが多発しているそうです。

ここでは、市バスの【73】系統についてレポートしたいと思います。

市バス【73】系統は、京都駅から五条通(国道9号線)を西へ進んで洛西ニュータウンを結ぶ路線系統で、主な停留所は、

京都駅前~烏丸五条~大宮五条~京都リサーチパーク前~西大路五条~西京極運動公園前~西大橋西詰~千代原口~国道中山~国道沓掛口~新林センター前~洛西バスターミナル

京都駅前~烏丸五条間は、京都バス【73】系統と並走する上、目的地の場所も同じ西京区内であるため(市バスの洛西ニュータウンとはかなり離れているが)、なおのこと乗り間違いが起きやすいですね。京都バス【73】系統のほうは、四条大宮・西大路三条・太秦天神川・太秦広隆寺前を回り、嵐山公園から松尾大社前を経て苔寺に行きます。

市バス【73】系統は洛西営業所管轄(近鉄バス委託)。阪急京都線・嵐山線の近くを通るが、阪急電車の駅前には乗り入れていません。

京都駅前と洛西ニュータウンを結ぶ路線系統としては、市バス【73】系統のほか、五条通経由の京阪京都交通、七条通~桂駅前経由の市バス【33】系統や京阪京都交通があります。七条通経由は狭隘区間があるものの、渋滞の多い五条通に比べて所要時間は短くなっています。


京都市バス横大路営業所管内のユニークな過去路線を一つ。

【21】系統<横大路車庫~小野>(六地蔵線)。 運行経路は、

横大路車庫前~府道横大路~国道大手筋~西大手筋~中書島~観月橋~桃陵団地前~桃山南口~六地蔵~町並~石田~醍醐三宝院~醍醐新町 / 醍醐北団地~小野

で、伏見区中心部(中書島、西大手筋)と同区醍醐地区を東西に結ぶ路線でした。観月橋~六地蔵~町並間は、京都r7を辿り(京阪宇治線およびJR奈良線に並行)、町並付近で宇治市に越境。町並以北は、京阪バス山科六地蔵線・三条六地蔵線(【12】【22】号経路など)とほぼ同じルートでした。1997年10月地下鉄東西線開通時、伏見区醍醐地区&山科区からの市バス撤退に伴い、本系統は廃止。京阪バス【6】【6A】号経路(西大手筋~醍醐バスターミナル)に継承されます。京阪バス移管以前も、【8】号経路(日野誕生院線)が桃山南口を経て観月橋・御香宮まで運行されていました(1995年ごろ京阪六地蔵発着に短縮され、京阪バスは桃山南口方面から一時的に撤退)。

伏見区中心部と醍醐地区を結ぶ数少ない市バス路線(他に【南6】【南7】があった)でした。

もともと醍醐営業所(廃止)が管轄していたが、1976年より横大路営業所が担当。その後、1983~88年にかけて、醍醐車庫乗り入れが一時的に復活することもありました。横大路担当として、唯一醍醐地区に足を伸ばす路線系統であり、同地区において市バスの三菱ふそう車は貴重な存在でした(醍醐営業所所属車両は日野車に統一)。

京阪バス【6】【6A】号経路は、後年西大手筋から油小路通(第二京阪側道)を北上して竹田駅西口へ延伸。さらに2018年には、龍谷大学前・稲荷大社前を経て京都駅八条口乗り入れが実現します。元来、山科営業所の担当だったが、京都駅乗り入れを機に洛南営業所に移管されました。


京都市バス「北ブロック」系統の一つ、【北8】。

運行経路は、北大路バスターミナル(BT)を起点に、北大路通~北山通~白川通~北大路通を辿って北大路BTに戻るというもので、北区・左京区の2行政区に跨ります。主な停留所は、

北大路BT~北大路堀川~大徳寺前~船岡山~千本北大路~佛教大学前~上堀川~北山橋東詰~植物園北門前~北山駅前~松ヶ崎駅前~修学院駅前~修学院道~一乗寺木ノ本町~一乗寺地蔵本町~高野~高野橋東詰~洛北高校前~府立大学前~植物園前~北大路BT

路線の形としては循環運転だが、もともと「北ブロック」の調整系統だったこともあるのか、「循環系統」(200番台)の扱いとなっていないのが、特徴です。「右回り」と「左回り」の両方向が運行され、毎時2~3本のダイヤとなっています。ただし、他の循環系統とは異なり、北大路BTで運転を打ち切る(すなわち、連続運転無し)便が多いようです。

地下鉄烏丸線(北大路駅)からの乗り継ぎで、佛教大学やノートルダム女子大、京都工芸繊維大、京都府立大、洛北高校その他への通学のほか、植物園や大徳寺、船岡山(建勲神社)などの観光名所へのアクセスに利用できるが、本数があまり多くないため、決して便利とは言えません。大徳寺・船岡山・佛教大学方面へは【1】系統も利用可能です。府立植物園へは、「植物園前」バス停よりも、地下鉄北山駅下車(北門)が便利です。

左京区高野地区には、イズミヤの店舗が2つ(イズミヤ高野店、カナート洛北)近接するほか、京都バス高野営業所も立地しています。

【北8】系統は、2016年までは調整系統だったが、修学院・岩倉地区が均一運賃区間に含まれたため、現在は均一系統となっています。

烏丸営業所の担当。北大路BTは地下式バスターミナルで、烏丸営業所と一体化しています(日本初の地下営業所)。また、地下鉄北大路駅および北大路VIVREにも直結しています。



京阪京都交通の隠れた長距離路線を一つ紹介したいと思います。

京都駅前と西京区の大原野・長峰を結ぶ大原野線【14】系統。運行経路は、

京都駅前~七条大宮・京都水族館前~梅小路公園~西大路七条~月読橋~桂大橋~桂駅東口~川島町~樫原(かたぎはら)~三ノ宮~国道中山(西京営業所前)~芸大前~国道沓掛~北春日町~南春日町~灰方~長峰

で、所要時間53分、かなり乗りごたえがありそうな路線です。京都駅~桂駅東口間は主に七条通を走行、京阪京都交通の主幹系統の一部となっています(京都市バス【33】系統とも競合)。終点・長峰付近は京都市内とは思えないのどかな里山の風景が広がるところのようです。同じ京都市内の左京区に京の奥座敷で知られる「大原」(京都駅から京都バス「大原」行きが発着)があるが、「大原野」とは全く方向が違うので注意。

運行本数は1日2往復(京都駅前10:48、14:48発 / 長峰 9:45、13:45発)ですが、桂駅東口~長峰間には区間便(【13】【13B】系統)が数本加わります。

昔、京都市バスや阪急バスでこれと類似の路線があったようですが・・・。


三条京阪・四条河原町と立命館大学を結ぶバスは、市バス【12】【15】【51】【59】系統があります。このうち、【12】系統(四条通~堀川通~北大路通経由)と【59】系統(河原町通~今出川通~千本通経由)が本数が多く、主幹系統となっています。今回、レポートする【51】系統は、ある意味で面白いです。

まず、運行経路は、

立命館大学前~小松原児童公園前~衣笠校前~北野白梅町~北野天満宮~上京区総合庁舎~烏丸今出川(地下鉄今出川駅)~【烏丸通】~烏丸御池~【御池通】~京都市役所前~河原町三条→四条河原町→四条京阪前→三条京阪→・・・

で、烏丸通を経由するのが特徴と言えます。河原町三条~四条河原町~三条京阪前間は例によって循環経路で、その後、往路と同じ経路で戻ります。

烏丸通は地下鉄烏丸線と並行するため、特に烏丸今出川~烏丸丸太町間を走行するバスは、この市バス【51】と京都バス【45】系統のみ。烏丸丸太町~烏丸御池間では市バス【65】系統、烏丸御池~四条烏丸間では京阪バス【92】【93】【95】号経路(北行きのみ)が加わるものの、やはり系統数は少なく、その意味で【51】系統のレア度が高いと言えます。

なお、三条京阪~烏丸御池間は、同じ立命館大学発着の【15】系統、烏丸今出川~千本今出川間では【59】系統(御室・山越方面発着)とそれぞれ競合しています。【15】【51】系統は、運行経路・系統番号が共に似ているばかりに、混同しやすいかもしれませんね。

運行ダイヤは概ね毎時1本と少な目の本数となっています。


京都市バスで面白そうな路線を一つレポートしたいと思います。

【69】系統。運行ルートは、

二条駅西口~四条大宮~【四条通】~梅津段町~上野橋~上桂駅前~西京区役所前~千代原口~樫原(かたぎはら)~史跡公園前~物集女(もずめ)~洛西口駅前~JR桂川駅前~北上久世~牛ヶ瀬~桂高校前~桂駅東口

で、二条駅・四条大宮から四条通を西へ進み、右京区西院・梅津地区(京都外大、日新電機)から桂川を渡って(上野橋)、西京区桂・樫原地区を螺旋状に周回するように阪急洛西口駅・JR桂川駅・阪急桂駅の順に巡る路線です。途中、物集女付近で向日市に越境、JR桂川駅前~北上久世付近では南区に踏み入れます。千代原口~物集女間は主要地方道【西京高槻線】(京都・大阪r67)を走行します。二条駅ではJR山陰本線・地下鉄東西線、四条大宮・洛西口駅・桂駅で阪急京都線、JR桂川駅でJR東海道本線(京都線)とそれぞれ接続します。

「物集女」という変わった地名ですが、その由来について、「河内国大鳥郡の百舌鳥(もず)に勢力をもっていた一族が、この地に移り住んだ」という一説があります。古墳時代後期の6世紀には、物集女古墳が造営されたそうです。【西京高槻線】は「物集女街道」とも呼ばれます。
https://www.kyoto-np.co.jp/kp/ojikoji/kaido/mozume.html

【69】系統の担当は洛西営業所かと思われるかもしれませんが、現在横大路営業所(阪急バス委託)の管轄となっています。過去、洛西営業所が長く担当していたが、2014年に横大路営業所に移管されました。

【69】系統の派生として、過去に【特69】系統・<桂駅西口~樫原小学校前~千代原口~松尾大社前~嵐山公園~嵯峨小学校前>という、これまた面白い路線が存在しました。


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京都バスの長距離路線、【32】系統・<京阪出町柳~鞍馬~広河原>。
2019年8月現在、富士重6Eの車両で運行されていました。
二段窓も貴重ですね。
 


京都市バス【17】系統・河原町線。

【17】系統は、

京都駅前~塩小路高倉~七条河原町~四条河原町~河原町三条~京都市役所前~府立医大病院前~河原町今出川~出町柳駅前~百万遍~京大農学部前~銀閣寺道~(白川通)~錦林車庫前

という運行経路で、京都駅前・四条河原町と左京区の京都大学・銀閣寺方面を河原町通経由で結んでいるのが特徴です。 京都駅前と左京区を結ぶ市バス路線といえば、【5】系統(京都駅前~岩倉)が筆頭に挙げられるでしょう。【5】系統の運行経路は烏丸通~四条烏丸~四条河原町~三条京阪~平安神宮と京都の主要繁華街や観光地を通っているのに対し、【17】系統は純粋に河原町通りを直進するため、三条京阪前を通らない点が大きく異なります。銀閣寺道~錦林車庫前間では【5】系統と重複するが、進行方向が逆になるので注意。

利用状況は、四条河原町を経由することから、京都駅前~河原町三条間は混雑しやすいです。河原町通(京都駅前~河原町今出川)では、【17】のほか【4】【205】系統と重複しており、3系統合わせて運行本数は5分おきと多くなっています。京都駅前~四条河原町間を移動する場合、2車線化で渋滞しやすくなった四条通を通らない分、【5】系統などよりも【4】【17】【205】系統のほうが所要時間が早いと思われます(【5】系統の一部便は五条通経由に変更されたが)。

運用担当は錦林出張所です。かつては【5】系統と共通で受け持っていたが、【5】系統は現在、九条営業所(京阪バス委託)の担当となっています。

京都駅前から同じ系統番号で左京区に行く京都バス【17】系統・大原行き(四条河原町・三条京阪・出町柳駅経由)があるので、乗り間違いに注意が必要です。


京都市バスのユニークな路線を一つ紹介したいと思います。

【84】系統・<京都駅八条口~太秦天神川駅>(久世橋線)。

運行経路が京都駅八条口から洛南地域(南区・伏見区)を回って右京区の太秦天神川に至る、という面白い路線です。

九条車庫前~京都駅八条口~河原町八条~九条河原町~地下鉄十条駅前~近鉄上鳥羽口駅前~<久世橋通>~久世橋東詰~<国道171号>~葛野大路九条~(阪急)西京極駅前~四条葛野大路(京都外大前)~太秦天神川駅前

で、近鉄京都線の駅から阪急京都線・嵐電および右京区を連絡していることも特徴です。太秦天神川駅では地下鉄東西線と嵐電が接続しており、右京区役所が併設されています。

横大路営業所管轄(MK委託)で、利用状況が少ないことなどから主に小型車で運用されています(中型車で運用される便もあり、該当便は阪急バス委託)。

久世橋通を西へ進んで、石原交差点(R171交点)を直進、久世橋を渡って、さらにそのまま直進すると、JR桂川駅・阪急洛西口駅を経て、一旦向日市に越境ののち、西京区の洛西ニュータウン、そして京都縦貫道の大原野ICに至ります。京都駅(八条口)と洛西ニュータウン方面をこのルートで結ぶバスを運行すれば、洛西口・桂川駅から上鳥羽・東九条方面、近鉄沿線から洛西ニュータウン方面へも便利になって、それなりの利用があるように思うのですが・・・。

【84】系統は一度乗ってみたい路線です。


京都市バスの現行路線での欠番系統(99以下)をリストアップしてみました。

2、 7、14、21、23、24、25、30、34、35、36、38、39、40、
41、44、45、47、48、49、53、54、56、57、60、61、62、
63、64、66、68、72、74、76、77、79、82、83、85,86、
87、89、90、92、94、95、96、97、98、99

意外に多いですね!

過去に存在して廃止になった系統番号は、

【2】  京都駅前~(烏丸通)~西賀茂車庫
【21】 横大路車庫~醍醐車庫前~小野
【24】 高原町~(河原町通、四条通)~梅津車庫前
【54】 上賀茂神社前~(出町柳駅前、河原町通)~三条京阪・祇園・四条河原町

などが挙げられます。他にも沢山あります。興味のある方は、

市バスの系統を探る
http://www5a.biglobe.ne.jp/~genzo/

でお調べいただけると幸いです。


京都市バスの過去の路線を一つレポートしたいと思います。

【南7】系統・<醍醐車庫前~竹田駅東口>

【南7】系統は、「南」ブロック系統でありながら醍醐営業所(廃止)管轄だったことが、一つの特徴です(このほか【南6】系統も醍醐営業所管轄)。運行経路は、

醍醐車庫前~山科小野(現・小野駅)~蚊ヶ瀬~勧修寺北出町~国立病院前~藤ノ森~龍谷大学前~(→稲荷大社前 / ←竹田久保町)~勧進橋~竹田出橋~竹田駅東口

で、1988年6月地下鉄烏丸線竹田開通に合わせたダイヤ改正で新設。 名神沿いの府道を経由するもので、東海道本線旧線ルート(→未成線の京阪山科線)にあたります。もとは、京都駅八条口まで乗り入れていた【57C】→【57】系統に由来するものです。京都駅八条口発着時代は、

~勧進橋~十条竹田街道~京都駅八条口(R24経由)

という経路でした。【南7】系統と同時に、同じ竹田駅東口と醍醐地区(石田)を結ぶ京阪バス【40】号経路を【南7】系統と似たような経路で新設(藤ノ森~竹田出橋間は【南7】と異なり、名神下の道路を直進)。

1997年10月地下鉄東西線開通時のダイヤ改正で、醍醐車庫は廃止、山科・醍醐地区路線は京阪バス(山科営業所)に一元化されました。【南7】系統および京阪バス【40】号経路は、京阪バス【2】号経路に再編・一本化され、現在に至ります。【2】号経路は、2018年より洛南営業所に移管されています。

ちなみに、藤ノ森・深草界隈には同じ系統番号の京阪バス・京都奈良線【2】号経路が通っていました(1996年廃止)。

【南7】系統で運用される車両は、基本的に中型車(日野レインボー)でした。


京都市バスのユニークな路線系統を一つ紹介したいと思います。

【特南1】系統

京都市バスの【南x】系統といえば、伏見区内を中心とするブロック路線であり、主に横大路営業所が管轄しているが、 【南1】【特南1】系統については西京区の桂地区に乗り入れており、【西x】系統(洛西営業所管轄)の運行エリアに片足突っ込んでいるのが面白いです。実際には、西ブロック系統は阪急京都線以西、洛西ニュータウン方面の路線が大半で、南ブロックとはほとんど被っていませんが。【南1】【特南1】系統は、阪急桂駅東口からの発車で、南区の久世方面を結んでいます。

ここでは【特南1】系統のみに話を絞りたいと思います。【特南1】系統の運行経路は、

桂高校前~下桂~桂駅東口~自衛隊前~川島六ノ坪町~JR桂川駅前~中久世一丁目~中久世~下久世~久世殿城町~久世工業団地前

で、阪急京都線およびJR京都線と久世工業団地・桂高校を結ぶことに特化しています(【南1】系統は阪急桂駅と伏見区の竹田駅西口を結んでいる)。中久世~久世殿城町間はR171を走行。

運行ダイヤは平日・土曜の朝と夕方のみの合計5本(休日の運行無し)。担当営業所は2016年まで洛西営業所だったが、現在横大路営業所(阪急バス委託)が管轄しています。

西京区内に乗り入れている横大路営業所路線には、【特南1】【南1】系統のほか、【69】系統<桂駅東口~洛西口駅~四条大宮~二条駅西口>もあります。

【南x】系統の横大路以外管轄の例として、廃止された【南7】系統(竹田駅東口~醍醐車庫、醍醐営業所管轄)なども挙げられます。


京都市バス【6】系統。

運行経路は、

四条大宮~二条駅前~千本丸太町~千本今出川~千本鞍馬口~千本北大路~佛教大学前~鷹峯~玄琢

で、主に千本通を南北に進路を取り、四条大宮と北区の鷹峯地区を結んでいます。

かつては京都駅発着だったが、2001年より四条大宮発着に短縮されています。ただし、2017年ダイヤ改正で、一部便のみ京都駅発着が復活(→【特6】)しています。

鉄道とは、阪急京都線(大宮駅)、地下鉄東西線・JR嵯峨野線(二条駅)で接続しているが、市街地中心部からやや離れているため、どちらかといえばマイナーな路線系統の印象があります。沿線には佛教大学があるため、学生の利用も多く、また船岡山(千本鞍馬口~千本北大路)への観光にも便利です。

担当営業所は、九条営業所(京阪バス委託)で、【5】系統・岩倉線などと共通となっています。以前、一時的に遠く離れた伏見区の横大路営業所(阪急バス委託)が担当していた時期もあります。


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京都市バス【43】系統。

運行経路は、

四条烏丸~烏丸五条~堀川五条~大宮五条~西大路五条~西大路七条~西大路駅前~吉祥院天満宮前~吉祥院池田町~久世橋東詰、

四条烏丸と南区吉祥院地区を五条通(国道9号線)・西大路通経由で結んでいます。かつては三条京阪前と東土川操車場までの運行だったのが、区間短縮が行われ、現在の経路となっています。横大路営業所(阪急バス委託)の担当。

上の画像は、おそらく梅津営業所の担当だった頃の、三条大橋を渡る日野K-RC301です。正直、この写真を見て違和感を覚えました。【43】系統は伝統的に横大路営業所の担当で三菱ふそうのイメージが強いが、1988~89年の一時期だけなぜか梅津営業所が担当していたようです。
 


先月開催された京都市バス90周年記念イベント、思い出のバス写真展(メルパルク京都にて)を見に行きました。今はなき醍醐営業所管内の車両や旧市電ホーム跡の中書島の写真なども展示されていました。

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先日、JR長岡京駅から京都市バス【南2】系統に乗車しました。

(特)南2系統は、京都市南部(伏見区)郊外路線の一つ、京都市外の長岡京市に乗り入れる路線として面白い特色があります。運行経路は、

竹田駅西口~城南宮東口~パルスプラザ前~国道赤池~<鴨川>~上鳥羽塔ノ森~<桂川>~久我~神川小学校前~下久我~菱川~免許試験場前~工業団地前~馬場~JR長岡京東口

で、順に油小路通、r202、r123、r79、R171、r213を走行。【特南2】系統は免許試験場前は経由しません。

伏見区久我・羽束師など桂川右岸地域の住民の足としての使命を担うとともに、近鉄京都線・地下鉄烏丸線(竹田駅)およびJR京都線(長岡京駅)から京都府運転免許試験場へのアクセスとしての機能も兼ねていると言えます。伏見区は東は山科区や宇治市および滋賀県と隣接、西は桂川をまたいだ先の長岡京市・向日市との境界まで東西に長く伸びており、特に桂川右岸地域の行政区域は複雑でわかりづらいです。免許試験場およびJR長岡京東口には阪急バスも乗り入れており、当【(特)南2】系統も横大路営業所担当(阪急バス委託)です。

竹田駅西口には、市バス【18】【南1】【南3】系統のほか、京阪バス【24】【24A】【6】号経路も発着しています。


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立命館大学前にて。
【12】系統だらけですね(笑)。


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京都バスの路線について一つレポートしてみたいと思います。

今回は【17】系統・<京都駅前~大原>

運行経路は、

京都駅前~(烏丸通)~四条烏丸~四条河原町~河原町三条~三条京阪前~(川端通)~出町柳駅前~高野車庫~修学院駅前~宝ヶ池~花園橋~八瀬駅前~ふるさと前~野村別れ~大原

で、京都市街地と洛北の奥座敷・大原を結ぶ路線、観光客の利用も多いです。烏丸通~四条河原町~三条京阪~川端通~R367を走行し、わかりやすい経路です。【17】系統の区間便として、【15】・<京都駅前~高野車庫>、【16】・<四条河原町~大原>も設定されているほか、東山通(五条坂)経由の【18】系統・<京都駅前~大原>もあります。ただし、【18】系統は休日ダイヤのみ1本だけで免許維持路線となっています。

実は本年3月ダイヤ改正で【17】系統が減便となりました(毎時おおむね2本)。例によってバス運転手不足などが理由のようですが・・・。

京都市街地から大原へは、このほか【19】系統・<国際会館駅~大原>も設定されています(毎時1~2本)。かつては市バス【北6】・<北大路BT~大原>も運行されていたが、大原地区から撤退しました。


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京都バス「広河原」バス停。
左京区山間部最果ての終点、京阪出町柳から【32】系統が1日3往復が乗り入れています。
【32】系統はほぼ左京区内(一部北区にもまたがる)の運行、京都産業大学・鞍馬・花背など府道38号・<京都広河原美山線>を経由。走行距離は30km以上、所要時間約2時間に及ぶ長距離路線です。同じ左京区の市街地から最果ての山奥を結ぶ面白いバス路線です。
実は私も一度だけ「スルッとKANSAI 3Dayチケット」で広河原まで往復したことあります(運転手さんと少し気まずい思いをしたなぁ)。

広河原バス停前には喫茶店とスキー場があります。

広河原から先、r38をそのまま真っ直ぐ進めば、佐々里峠を越え南丹市美山町に至ります。佐々里峠は中央分水嶺にあたり、京都市側は桂川、美山町側は由良川水系となっています。なお佐々里峠区間は冬季通行止となります。


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京都市バス【203】系統・<四条・今出川循環線>。

四条通~今出川通間の市街地を東西に広く循環する路線系統で、運行経路は、

錦林車庫前~熊野神社前~(東山通)~祇園~(四条通)~西大路四条~(西大路通)~北野白梅町~(今出川通)~銀閣寺道~錦林車庫前

 となっています。繁華街の四条通を通り、市内の主要鉄道路線の多くと接続、加えて祇園・八坂神社・銀閣寺・京都御所・北野天満宮といった主要観光施設を経由するため、曜日を問わず終日混雑しやすい印象があります。鉄道路線との接続については、以下の通り:

地下鉄烏丸線(四条烏丸、烏丸今出川)
地下鉄東西線(東山三条、西大路御池)
阪急京都線(四条河原町、西大路四条)
京阪電車(四条京阪前、出町柳駅)
JR嵯峨野線(西ノ京円町)
京福電鉄嵐山本線(四条大宮、西大路三条)
京福電鉄北野線(北野白梅町)
叡山電鉄(出町柳駅)

阪急電車から左京区・京大方面へは、この【203】系統および【3】系統が便利で、運行経路などから【3】系統<北白川仕伏町~四条河原町~松尾橋>と類似していると言えます。

運用担当は烏丸営業所錦林出張所。かつては錦林営業所で【5】系統なども担当していたが、現在【203】系統のほか【17】系統、急行【102】系統など、市街地~左京区方面の利用状況の好調な路線のみに絞られています。


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二条駅西口の待機場にて、エアロミディがずらり並んでいます(2015年8月)。


京都市交通局では2018年3月17日(土)より、「地下鉄・バス一日券」が900円で発売開始します。

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000231418.html

利用範囲は、

京都市バス・地下鉄全線
京都バス(大原・岩倉・嵐山地域および京都市内中心部)
京阪バス(山科・醍醐地区および京都市内中心部、山科急行)


と大変お得です!

地下鉄・市バスはもちろん、京都バスに加えて京阪バス山科・醍醐地区および山科急行も乗れるのはとてもうれしいです。男山営業所管内の京都南部線(中書島・淀)も利用範囲に含まれています(ただし、直Q京都号、京都比叡山・比叡平線、定期観光、空港リムジンなどは利用不可能)

発売場所は、

京都市交通局:市バス・地下鉄案内所、地下鉄駅窓口、市バス営業所ほか
京都バス:出町柳案内所、嵐山・高野営業所
京阪バス:山科駅・京都駅八条口案内所、山科営業所

です。


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京都市バスの面白い路線系統を一つ紹介させていただきます。
【86】系統・<京都鉄道博物館~京都駅~清水寺~祇園~三条京阪>
運行経路は、

梅小路公園・京都鉄道博物館前~七条大宮・京都水族館前~七条堀川~下京区総合庁舎前~京都駅前~烏丸七条~七条京阪前~博物館三十三間堂前~東山七条~五条坂~清水道~祇園~知恩院前~東山三条~三条京阪前~四条京阪前~祇園~・・・

で、京都市内の主な博物館や水族館、そして清水寺や知恩院、祇園などの主要観光名所を巡るもの。明らかに観光客向けのために設定されたものであり、土曜・休日の昼間時間帯30分間隔の運行(平日の運行無し)。2012年京都水族館開園に伴い運行開始。設定当初は京都駅前には乗り入れず、そのまま七条通を直進していたが、2016年の鉄道博物館開館に合わせ、京都駅乗り入れに経路変更されました。東山方面への観光客で超満員の循環【206】系統を補完する意味合いもあります。梅津営業所(西日本ジェイアールバス委託)が担当しています。

なお、三条京阪~四条京阪では河原町通には行かないので注意。


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京阪出町柳にて。
フルカラーLED表示機は見やすいですね。


京都市バスの個性的な過去路線系統を一つ紹介したいと思います。

【80】系統・<京都外大前~山科団地前>および【特80】系統・<醍醐車庫前~京都外大前>

【80】【特80】系統は、山科区から右京区まで五条通(国道1・9号線)を東西に通る路線という特色がありました。運行経路は、

【80】京都外大前~西京極~<五条通>~山科西野(→ /←山階校前←)山科団地前
【特80】醍醐車庫前~醍醐高畑町~東野~山科団地前~山科西野~<五条通>~京都外大前


で、1983年までは右京区の梅津営業所が担当、その後醍醐営業所に移管され1997年10月地下鉄東西線開通まで運行されていました(東西線開業と同時に醍醐営業所は廃止)。醍醐営業所管内路線系統としては、系統番号に「東」が付かない路線という点でもユニークな存在でした。1997年10月以降、【特80】系統は廃止、【80】系統は<四条河原町~京都外大前>に変更と同時に梅津営業所に移管。

【80】系統の山科側の代替として、京阪バス【82】号経路・<四条大宮~大宅>(一部便のみ山科団地経由)などが挙げられます。また、【80】系統と似たような路線として、京阪バス・旧【31】号経路<阪急東向日駅~久世橋~大宮五条~小栗栖団地>もありました。


京都市バスのトップナンバー、【1】系統。

西賀茂営業所の担当で、出町柳駅前と西賀茂車庫を結んでいる。運行経路は、

西賀茂車庫-紫野泉堂町-仏教大学前-千本北大路-(北大路通)-北大路バスターミナル-植物園前-洛北高校前-(下鴨本通)-新葵橋-出町柳駅前


で、京阪および地下鉄烏丸線から仏教大学や北区西賀茂地区への足としての役割を担っていると言える。かつては、河原町通を南下して三条京阪前まで運行されていたが、2001年3月に三条京阪乗り入れが廃止される。

市バスのトップナンバー系統という割には、中心都市部や有名観光地から外れ、洛北郊外路線の色合いが濃い。沿線の観光名所として、下鴨神社、府立植物園、大徳寺などが挙げられる。出町柳駅前、葵橋や北大路橋から見える賀茂川の景色もすばらしい。【37】系統とともに、私の好きな路線系統の一つだ。

外国人観光客の急増により市バスの混雑が激しく座れないことで問題になっているが、西賀茂営業所管内の路線は、四条通を経由する【12】【46】号系統や立命館大学関係路線を除いて、全体的に閑静な洛北郊外路線の色合いが濃く、さほど混んでいなくて穴場的な系統が多い。



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京都市バス【37】系統はなかなか面白い。

四条河原町・三条京阪から河原町通・加茂街道を経て北大路バスターミナルに立ち寄り、北区郊外の住宅街・西賀茂地区を結ぶ路線系統である。運行経路は、北から順に

西賀茂車庫~上賀茂御薗橋~北大路堀川~北大路バスターミナル~松ノ下町~出雲路橋~葵橋西詰~河原町今出川~京都市役所前~河原町三条~(→四条河原町→四条京阪前→)三条京阪~

で、下鴨神社近くの葵橋から北西方向へ伸びる加茂川右岸築堤上の加茂街道(松ノ下町~出雲路橋~)を経由するのが本路線系統の最大の魅力だ。加茂街道では自然豊かな川辺の景観がすばらしく、沿道の街路樹たちの織り成す緑のトンネルが続き、交通の流れもスムーズ、実にさわやかで気分最高だ。


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「緑のトンネル」加茂街道
京都バス回送車もここを走行してる

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北山連山をバックに広がる賀茂川の自然豊かな風景

かつては三条京阪・四条河原町から西賀茂車庫への路線が多く発着していたが、地下鉄東西線開通後、【1】系統が出町柳駅発着に短縮され、現在ではこの【37】系統が唯一となっている。これに近い路線系統として【46】系統が挙げられるが、【46】系統は上賀茂神社から西側の千本通を大回りで南下ののち四条通を東進し祇園から平安神宮・岡崎に至る。【46】系統は四条通および東大路通を経由するため遅くて混雑しやすいという印象が強いのに対して、【37】系統は交通の流れの良い河原町通・加茂街道を経由し、さほど混まず、なおかつ15分間隔で運行されているので利用しやすい。また、【37】系統は深夜23時以降も運転している数少ない路線系統だ。観光客向けというよりも明らかに地域住民のための路線という性格が強く、それでいながらさり気なく賀茂川の景色の良いところを走っているので、好感が持てる(【1】系統も基本的にそれに近い)。



初めてICOCAで京都市バスに乗りました。

今回、2本のバスを乗車しましたが、家に帰って精算してみたらICカード残額が多いことがわかりました。
「これ、どういうことやろ?」と調べてみたら、ICカード利用で乗り継ぎ割引が適用されるとのこと!

http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000214794.html

すなわち、

1)バス⇔バスで90円(1回目の降車から2回目の降車までが90分以内の場合)
2)バス⇔地下鉄で60円(当日中に乗り継いだ場合)

が割り引かれるということ。上記の「バス」は市バスまたは京都バスに適用されます。

ICカードの対象はICOCA、PiTaPaほか全国の主要交通系カードとなっています。

当日2本のバス乗車ならICOCAのほうがお得ということですね(ただし乗り継ぎ時間制限有り)。
3本以上を乗車するなら、「一日乗車券」(500円)のほうが断然お得です。


久しぶりに京阪バス山科営業所関係の記事をでっちあげる。

今回は御池通を通る【93】号経路についてレポートしてみたい。

【93】号経路の運行経路は、

醍醐バスターミナル~小野駅~勧修寺~西野山団地~大石神社~川田~(五条通)~山ノ内町~五条坂~五条京阪→烏丸五条→四条烏丸→烏丸御池→京都市役所前→河原町三条→四条河原町→河原町五条~五条京阪~・・・

で、いわば郊外を起点に市街地を循環するタイプの路線系統だ。

四条通二車線化(2015年春)による交通渋滞を避けることを目的に、醍醐BT発着で四条通(祇園~四条京阪~四条烏丸~四条大宮)を経由する【83A】【83】号経路を御池通に変更したものであり、2015年9月に新設。

そもそも四条通の車道二車線化工事は「歩きやすいまち」をめざし歩道の拡幅が目的だった。初めは自転車・歩行者にやさしいまちづくりの一環として歓迎したものの、実際には渋滞が以前よりも深刻となってバスの大幅遅延を招き、さらに外国人観光客の急増により市バスは常に混雑しやすく利用しづらいものとなっている。バスの混雑緩和を目的に京都市当局は地下鉄の利用促進を打ち出しているようだが、はっきりいって地下鉄は繁華街や観光地から離れていて使い勝手が良いとは言えない。

御池通を経由する京阪バスは、このほか【92】【95】号経路がある(御池通経由は90番台)。


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