京都市が「観光特急バス」を2024年6月から導入する方針を明らかにしました。
この「観光特急バス」は、停留所を絞った上で京都駅~主要観光地間を結ぶというもの。運賃は市バスの均一区間運賃の2倍強となる500円に設定し、市民と観光客の市バス利用を分離することで混雑緩和を図ることが狙いです。オーバーツーリズム解消に向けた国の規制緩和を活用するもので、全国初のサービスとのこと。
観光特急バスはJR京都駅を起点に、清水寺、祇園、銀閣寺などの主要観光地を巡回するなどの案が浮上しているようです。運賃は500円(小児250円)で、通常の路線バスの2倍強ですが、「地下鉄・ばす一日券」(1,100円)での乗車も可能とし、市民が普段使う路線との住み分けを進めるとしています。
今月4日投開票の市長選で大接戦を制し初当選を決めた松井孝治新市長の「初仕事」として、その成果が注目されるところでしょう。
オーバーツーリズムが特に凄まじい嵯峨野・嵐山コースなどの設定も望まれるでしょう。
京都駅と主要観光地結ぶ500円の「観光特急バス」 6月から全国初導入
オーバーツーリズム解消へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/321b9f7f93241cb8d8b41b44ad91d385330dd633