カテゴリ:京阪バスグループ > 京阪バス【寝屋川西部・門真・守口・吹田 / タウンくる】


【池田】 → 池田本町

【宮垣内】 → 津嶋部神社前

【大庭住宅前】 → 金田南住宅

【五番】 → 大日町三丁目

【八番】 → 八雲北町

【藤田】 → 東部コミュニティセンター

【一番】(門真市) → 門真郵便局

【三島】 → 三ツ島



<寝屋川市駅~仁和寺~大久保~守口方面>
【1】寝屋川市駅~仁和寺~大久保~大庭住宅前~大日駅~八番~八雲~京阪守口市駅・土居
【1A】寝屋川市駅~仁和寺~大久保~大庭住宅前~大日町2丁目~大日駅
【2】寝屋川市駅~仁和寺~大久保~大庭住宅前~大日駅
【3】寝屋川市駅~仁和寺
【6】寝屋川車庫~仁和寺~大久保~大庭住宅前~八番~八雲~京阪守口市駅

<寝屋川市駅~(摂南大学)~仁和寺~金田~守口方面>
【10】寝屋川市駅~摂南大学~点野団地~仁和寺団地口~仁和寺~寝屋川市駅
【16】寝屋川市駅~寝屋川車庫~池田府営住宅前~葛原~仁和寺~大日駅~地下鉄大日南口~パナソニック前~京阪守口市駅
【16A】仁和寺~大日駅~パナソニック前~京阪守口市駅
【17】寝屋川市駅~摂南大学~点野団地~仁和寺団地口~仁和寺~金田~大日駅
【17A】寝屋川市駅~摂南大学~点野団地~仁和寺団地口
【18】寝屋川市駅~摂南大学~点野団地~仁和寺団地口~八番~八雲~京阪守口市駅

<寝屋川市駅~摂南大学~茨木>
【11】寝屋川市駅~摂南大学~太間公園
【12】寝屋川市駅~寝屋川車庫~摂南大学~阪急茨木南口~JR茨木東口
【12A】寝屋川市駅~寝屋川車庫~摂南大学~上鳥飼北
【13】上鳥飼北~阪急茨木南口~JR茨木東口
【直通】寝屋川市駅~摂南大学
【直通】摂南大学~阪急茨木南口~JR茨木東口

<枚方市駅~出口~摂南大学~大日>
【90】枚方市駅~伊加賀小学校~摂南大学~葛原~仁和寺~金田~大日駅
【91】枚方市駅~伊加賀小学校
【91A】伊加賀小学校→枚方市駅南口→イズミヤ前→枚方市駅北口
【20】摂南大学~葛原~仁和寺~金田~大日駅
【21】伊加賀小学校~摂南大学~葛原~仁和寺~金田~大日駅
【直通】摂南大学~大日駅

<大日~守口市駅~吹田>
【40】摂南大学~葛原~仁和寺~金田~大日駅~パナソニック前~地下鉄大日南口~京阪守口市駅~土居~上新庄駅北口~JR吹田
【41】京阪守口市駅~土居~上新庄駅北口~JR吹田

<守口・門真北部循環>
【15C】京阪守口市駅→八雲→八番→大庭住宅前→大日駅→佐太東町→門真みらい小学校→門真市役所→京阪守口市駅
【15D】京阪守口市駅→門真市役所→門真みらい小学校→佐太東町→大日駅→大庭住宅前→八番→八雲→京阪守口市駅

<守口市駅~大日~古川橋>
<門真市役所~古川橋~門真団地>
【7】門真市役所~古川橋駅~古川町~市民プラザ前~門真団地~三島団地前~地下鉄門真南
【7A】門真市役所~古川橋駅~保健福祉センター~古川町~市民プラザ前~門真団地~三島団地前~地下鉄門真南
【8】京阪守口市駅~太子橋三丁目~八雲北住宅~八雲小学校前~地下鉄大日南口~大日駅~大庭住宅前~大久保~藤田~鳥飼道~古川橋駅
【8A】京阪守口市駅~太子橋三丁目~八雲北住宅
【9】古川橋駅→鳥飼道→藤田→大久保団地→東公民館→大久保町二丁目→もりぐち歴史館→藤田→鳥飼道→古川橋駅

<寝屋川市駅~大和田方面>
<大和田~門真団地方面>
【1】京阪大和田駅~南野口~門真団地
【2】京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~巣本~京阪大和田駅
【3】京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~江端南~住道駅
【35】寝屋川市駅~高柳~萱島駅~京阪大和田駅
【36】寝屋川市駅~高柳~萱島駅~京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~江端南~住道駅

<試験場線>
【10】古川橋駅~免許試験場前
【11】古川橋駅~免許試験場前~門真団地
【12】大日駅~免許試験場前
【13】大日駅~免許試験場前~地下鉄門真南~門真団地

<守口南部線>
【31】【31A】京阪守口市駅~大枝公園前~西郷通~東郷通~錦通住宅~焼野~鶴見緑地
【32】京阪守口市駅~大枝公園前~西郷通~東郷通~錦通住宅~南寺方東通五丁目~世木公園
【33】京阪守口市駅~大枝公園前~西郷通~東郷通~錦通住宅~南寺方東通五丁目~寺方元町~大枝公園前~京阪守口市駅


まず、現【9A】<摂南大学~JR吹田>は大日駅~地下鉄守口間を国道経由に変更、所要時間短縮が望まれるところ。八雲・八番方面へは京阪守口市駅発着の守口・門真市北部循環線を新設する。

枚方出口線の摂南大学方面大日駅への延伸も欲しいところ。枚方市南西部の出口地区は京阪光善寺・香里園が最寄駅だが、大日駅へも意外に近く、やはり地下鉄谷町線・大阪モノレールと接続する大日駅への直通便があれば良いかと思います(現行【9】号経路を出口方面へ延伸する形で)。

それと、大日駅から門真免許試験場へのバスも望まれるでしょう。大阪モノレールと接続する京阪門真市駅発着の現【3】号経路を有効活用できないものかと考えていたが、それよりも地下鉄谷町線にも接続する大日駅発着のほうが、より多くの利用客が見込めると思いました。京阪沿線からは現行と同様、古川橋駅乗り換えで十分でしょう。


2017年8月に投稿した京阪バス寝屋川・門真・守口地区路線再編私案

について、本年4月ダイヤ改正の内容なども踏まえ、次のようにしたらどうかと思いました。

1)枚方出口線【16】号経路を全面再編、<枚方市駅北口~出口地区~南中振2~木屋町~太間公園~摂南大学~葛原~仁和寺~大日駅>に変更

2)【14】号経路・<寝屋川市駅~京阪大和田駅>と【2】号経路<京阪大和田駅~門真団地>を一本化、<寝屋川市駅~京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~江端南~住道駅>に延長

3)<大日駅~試験場前>系統を新設(→【3】号<門真市駅~地下鉄門真南>を再編)

4)【循環】<京阪守口市駅~門真市役所~門真みらい小学校~佐太東町~大庭住宅前~八番~八雲~京阪本通~京阪守口市駅>系統を新設


本年4月ダイヤ改正の目玉は、大日駅~摂南大学系統(【9】号経路)の新設、および【9A】守口上新庄線を延長し<摂南大学~大日駅~JR吹田>なる長距離路線が生まれたことでした。また【タウンくる】音羽町線<寝屋川市駅~京阪香里園西口>が寝屋川から交野営業所に移管されるなどの変更もありました。

まず、枚方出口線の摂南大学・大日駅延長系統は、言い換えれば今回新設された【9】号経路を枚方市駅へ延長するもの。系統番号は枚方市駅北口発着の高槻・茨木方面(1~9)、出屋敷・招提線(11~15、18~29、38~40)と離れた数、例えば30~35あたりが良いかと思います。

門真試験場線について、【5】号経路を古川橋駅から少し路線延長、北摂方面(モノレール)からの利便を図って門真市駅へ乗り入れたらどうかという提案をしましたが、門真市駅よりは地下鉄谷町線と接続する大日駅へ乗り入れるほうが、より便利だとのコメントをいただきました。そこで門真市駅発着の免許維持路線【3】号経路を有効活用し、大日駅発着に変更する。ただ、この場合、大日駅前周辺の道路渋滞回避が課題となります。

守口市北部(八雲、大庭、金田町方面)から京阪守口市駅(京阪百貨店)への路線増強も望みたいところ。そこで、守口市駅からの「大日駅に乗り入れ無し」の守口・門真市北部地区循環を新設。

運用担当営業所について。<枚方市駅~出口~摂南大学~大日駅>については、寝屋川営業所が一番近いので最適だと思っていましたが、同営業所管内の摂南大学輸送増強で手一杯という事情も考え(【タウンくる】音羽町線が交野に移管されたのもそのためだと思われる)、場合によっては高槻もしくは枚方営業所担当にするほうが良いかもしれません。ただ、<寝屋川市駅~京阪大和田駅方面>および守口南部線を門真営業所に移管調整し、枚方出口線を寝屋川営業所担当にすることは可能だと思われます。

門真試験場関係については、大日駅発着系統も含め門真営業所が最適でしょう。

場合によっては、【30】【30A】<寝屋川市駅~イオンモール四條畷~電通大四條畷>を全便交野営業所担当にする。


P2250021

古川橋駅南側ロータリーにて。
【5】号経路・試験場線にて活躍中。
交野営業所から転入してきたブルーリボンII・N-3873です。



京阪バス寝屋川営業所管内のダイヤ改正の注目点は、大日駅~摂南大学寝屋川キャンパス間の路線新設・延長でしょう。大きな変更点として、

◎守口上新庄線【9A】号経路を摂南大学~大日駅~京阪守口市駅~JR吹田に延長(仁和寺・菅原神社前経由)

◎【9】号経路<摂南大学~大日駅> 新設(上記【9A】号と同じ経路)

◎【直通】摂南大学~大日駅

が挙げられます。【9A】号経路は2016年12月に大日駅まで延長されたばかりですが、今度摂南大学までさらに延長することにより、全区間の所要時間は1時間を超える長距離路線となります。【9A】号経路の摂南大学延長で一つ心配なのは、大日駅前付近の渋滞で、果たして吹田から摂南大学までの需要があるのかどうかはわからないが、太子橋付近の大阪工大(摂南大学と同じ学校法人)と摂南大寝屋川キャンパスとの往来をも意識したものと言えるのかもしれません。上記の新設系統のほか、【5】号経路<寝屋川市駅~摂南大学~点野~仁和寺~大日駅>が運行中です。

路線・ダイヤの直接の変更ではないが、【タウンくる】音羽町線<京阪香里園西口~寝屋川市駅>が交野営業所に移管される模様です。この路線は2003年の開業当初、交野営業所が担当していましたが、14年ぶりの同営業所担当となります(同じく、津田サイエンス線も全系統交野営業所の担当となり、音羽町線と共通で小型車が使用されると思われます)。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00332/link_EdnJn.pdf



先月、大阪・京都間路線バス乗り継ぎルート(淀川左岸)についての記事
 http://katanogawara.blog.jp/archives/24417777.html
を書きましたが、4月1日に京阪バス寝屋川営業所および枚方・男山・京田辺管内でダイヤ改正および大幅な路線変更が行われる予定なので、新ダイヤを反映したルートで再検討したいと思います。容易な乗り継ぎルートとして次の2つが挙げられます。

A)【大阪駅前】~(大阪市営バス34系統)~【守口車庫】【土居】~(京阪バス9A号)~【摂南大学】~(京阪バス11・12号)~【寝屋川市駅】~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス20・25・27・29・63号ほか)~【長尾駅】~(京阪バス89・89A号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統 または 京阪バス6A号)~【京都駅前】

B)【大阪駅前】~(大阪市営バス36系統)~【門真南駅】~(京阪バス7号)~【門真団地】~(京阪バス1・2号)~【京阪大和田駅】~(京阪バス14号)~【寝屋川市駅】~~(京阪バス22号 or タウンくる)~【京阪香里園】~(京阪バス1・9A号)~【枚方市駅】~(京阪バス20・25・27・29・63号ほか)~【長尾駅】~(京阪バス89・89A号)~【松井山手駅】~(京都京阪バス17系統)~【まちの駅イオン久御山店】~(京都京阪バス25系統)~【中書島】~(京都市バス81系統 または 京阪バス6A号)~【京都駅前】


今回の変更の大きなポイントは、

◎京阪バス【9A】号<大日駅~JR吹田>を摂南大学へ延伸
◎京阪バス【26】号<枚方市駅~松井山手駅>廃止
◎京阪バス【6A】号<醍醐バスターミナル~中書島~京都駅八条口>新設

などが挙げられます。まず、A)ルート(守口・大日経由)では、従来通り大日駅で寝屋川市駅行きへの乗り換えももちろん可能です。今回の大きな問題は、A)B)ルートともに、府県境を越えて松井山手に出る経路。【26】号経路が廃止されるため、長尾駅で新設【89】号経路<新田辺~長尾駅~松井山手駅>に乗り換える必要があります。ただ、本数は多くなく、代替ルートとして

【枚方市駅】~(京阪バス39号)~【樟葉駅】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス65・72号ほか)~【杉または杉山手】~(京阪バス89・89A号)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス72号ほか)~【穂谷口】~(京阪バス89・89A号)~【近鉄新田辺】~(京阪バス67D・66A・66Bほか)~【松井山手駅】

【枚方市駅】~(京阪バス27・29・38号)~【峠】~(徒歩)~【本郷】~(京阪バス30・67D号)~【松井山手駅】

も可能です。樟葉駅経由が一番本数は多いが、山手幹線は渋滞しやすく遅延の心配があります。新田辺へ迂回するほうが早いかもしれません。

あるいは、松井山手を外して、

【樟葉駅】~(京阪バス32号)~【京阪八幡】~(京阪バス八幡田辺線)~【八王子】~(徒歩)~【京都岡本記念病院】~(京都京阪バス17号)~【まちの駅イオン久御山】


というルートがかえって早いかもしれません。

やや難易度の高いルートとして、

【京阪香里園】~(京阪バス14号)~【津田駅】~(京阪バス72号)~【杉】~(京阪バス89・89A号)~【松井山手駅】

【寝屋川市駅】~(京阪バス41B号ほか)~【星田駅】~(京阪バス15号)~【京阪交野市駅】~(京阪バス14号)~【津田駅】

【(摂南大学付近)葛原、点野ほか】~(タウンくる)~【京阪香里園西口】

【京阪大和田駅前】~(京阪バス21・23号)~【塚脇~四条畷駅】~(京阪バス37号)~【寝屋川市駅】

【中書島】~(京阪バス6号)~【醍醐バスターミナル】~(京阪バス83・84・86号ほか)~【四条河原町】

なども可能です。今度の改正より津田駅からの穂谷行きが30分間隔に改善されます。


京阪バス寝屋川・高槻営業所に配置されている車両について、興味深い事実を一つ。

それは大阪ナンバー4200番台の車両が配置されていること。

まず、寝屋川営業所にN-6260・6261・6262(いすゞLV290)の3台が配属、登録ナンバーは

N-6260 大阪200か4206
N-6261 大阪200か4209
N-6262 大阪200か4214

京阪バスで大阪ナンバー4200番台の車両はこの3台のほか、京田辺から高槻に転属したブルーリボンIIも数台あります。

面白いことに、過去の「大阪22あ」の時代も、4200番台は三菱ふそうブルドックの

A-1557 大阪22あ4277
A-1558 大阪22あ4278

の2台だけであり、最初は寝屋川営業所に配置されたのち高槻に転属となりました。

なぜか、大阪ナンバー4200番台の車両は寝屋川と高槻に集中するという習性があるようです(笑)


京阪バス寝屋川営業所の過去路線について一つレポートさせていただきます。

今回はロングラン路線【1】号経路・<寝屋川市駅~京阪京橋>

運行経路は、

寝屋川市駅~寝屋川車庫前~仁和寺~黒原~大久保~大庭住宅前~佐太二番~大日~八番~八雲~地下鉄守口~京阪守口市駅~土居~太子橋~千林~高殿~蒲生四丁目~京阪京橋

で、かつての京阪国道線を系統分割したもの。寝屋川市駅~守口市駅間~土居間は現在の【1】号経路と同じ経路、守口市~京橋間は国道1号線(京阪国道)を走行するというものでした。大阪市内区間(太子橋~京阪京橋)はもちろんのこと大阪市営バス(現【35】系統<守口車庫前~今里筋~杭全>ほか)との共同区間で、京阪バスは事実上の快速運転でした。守口市から南下する国道1号線は蒲生四丁目で右折して西へ進路を取り、梅田新道で同2号線に繋いで神戸方面へ。蒲生四丁目をそのまま南へ直進すると今里筋、東住吉区の杭全(くまた)や住道矢田(すんじやた)などへ至ります。蒲生四丁目~京橋間は大阪駅・梅田と鶴見区・大東市方面を結ぶ大阪市営バス(【36】系統など)や近鉄バス阪奈生駒線と競合していました。

運行本数は1982年当時は1日6往復程度の運転だったが、末期は平日ダイヤのみの3往復に減便、2008年10月廃止。1980年~90年代前半当時、大阪・京都間を路線バスのみで移動する際、

京阪京橋~【1】~寝屋川市駅~【16】~枚方市駅~【28】~樟葉駅~【52】~中書島~【81】(京都市バス)~京都駅

といった乗継が可能でした。【16】号経路は同じく京阪国道線の残滓でBタイプ車で運用されることが多く、樟葉中書島線【52】号経路(枚方営業所担当)も時折Bタイプ車が入ることがあり、かなり豪華な乗り継ぎ旅が可能だったことになります。


摂南大学によると、本年3月31日をもって摂南大学寝屋川キャンパス~大日駅間通学専用バスの運行を終了することとなり、4月1日より同区間は通常の路線バスとして運行開始の予定です。

http://www.setsunan.ac.jp/files/temps/3119_1.pdf

すなわち、摂南大学~大日駅系統が京阪バス一般路線として運行するものと思われます。似たような路線系統として【5】号経路<寝屋川市駅~摂南大学~点野団地~仁和寺~大日駅>があるが、摂南大学への速達性なども考慮し、別の運行経路で設定されるものと考えられます。



京阪バス寝屋川営業所についてはあまりよく知らないが、同営業所に所属したことのある面白い車両について思いつくままに挙げてみたいと思います。

◎B-1508・1509(大阪22あ3832→、大阪22あ3833→)
三菱ふそうブルドックK-MP118MのBタイプ車(路線・定期観光兼用)。1980年式で通常の路線車Aタイプと同様の2段窓ながら、サブエンジン冷房のため側面窓中央部の太い柱が特徴でした。枚方・交野ではあまり見慣れない車両で、時折【16】号経路・<枚方市駅~寝屋川市駅>などで見かけたような記憶があります。1986年ごろ、日野のB-3461、3488の2台に置き換わり、京滋地区へ転出。

◎A-1515(大阪22あ3862)
寝屋川営業所に配置された数少ないブルドックK-MP118M・Aタイプ。1981年初頭に納車と思われます。寝屋川管内でのブルドックについてあまりはっきりした記憶はなく、上記Bタイプぐらいしか印象に残っていません。後年、他の営業所へ転出したものと思われます。

A-1557・1558(大阪22あ4277、4278)
三菱ふそうブルドックK-MP118M(呉羽)。1982年式(フロント窓標準タイプ)で寝屋川に2台だけ納車されました。寝屋川エリアで三菱ふそう車はあまり見かけることなく、この2台ものちに高槻営業所へ転出しました。フロントガラス標準サイズ&クーラーユニット薄型化のブルドックはこの2台のみ、寝屋川・高槻にしか存在しないタイプでした。同年納車A-1559(洛南→枚方)以降のブルドックは、フロントガラスの左半分拡大&前扉横の補助窓付きの京阪特注仕様となります。

◎A-3430(大阪22あ4393)
寝屋川営業所の主力だった日野K-RC301の1台。1982年式で京阪特注のフロントガラス大型化およびセーフティウィンドウ付き。新製時は香里団地営業所に配置され、のちに寝屋川、枚方の順に転属しました。枚方営業所のK-RC301は1982年初頭以前のフロントガラス標準サイズが集中していたが、1985年の洛南地区移管以降、同営業所には1982~83年式のRC301が数台転入しました。

◎B-3461(大阪22あ4990)
京阪バス初の日野Bタイプ車、K-RC301P(1984年式)。モノコック最終の車両で、メトロ窓となり、路線・観光兼用らしい颯爽たるスタイルで、車内の座席もエンジ色のハイバックシートなる豪華なものでした。当初B-3460とともに枚方営業所所属だったが、B-3488の納車と同じ時期にB-3461は寝屋川に転属、ブルドックBタイプを置き換える形となりました。時折【16】号経路・枚方寝屋川線で見かけることもありました。

◎A-1032・1037・1038・1039・1040・1041・1042・1050・1057・1060

三菱ふそう中型・エアロミディU-MK218J。1993~95年にかけて大津・山科・枚方営業所に配置されたが、1995年ごろより京都奈良線(山科営業所担当)廃止等で余剰となった車両がかなりの数だけ寝屋川に転入し、準主力の車両グループとなりました。1980年代後半~90年代前半、寝屋川営業所には三菱ふそう車は在籍していなかったと思うが、このエアロミディを皮切りに再び三菱車が増殖。ナンバー登録替も多く、A-1038のように山科→寝屋川→山科→大津→京田辺→・・・と配置と登録ナンバーが目まぐるしく変わるものもいました。2007~08年までに寝屋川営業所から引退しました。

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◎W-5003(大阪200か400→京都200か2572)
京阪バスでオンリーワンの日産ディーゼル(富士重8E)中型車、KK-RM252GSN(2000年式)。京阪バスで富士重車体が導入されたのは1983年の定期観光車C-3451以降のこと。16年ぶりに小型車S-5001・5002が山科営業所に納車、そしてこのW-5003も導入するが、富士重工のバス車体製造から撤退する動きもあり、その後は続きませんでした。晩年、男山営業所に転属し特定輸送専用して活躍。除籍後、京都京阪バスに移籍しました。

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◎W-3792(大阪200か376→滋賀200か695)
日野ブルーリボン・ワンステップ車・KC-HU2MMCA(2000年式)。ブルーリボンシティになる前のグループで、主に枚方・交野・香里団地に配置され、寝屋川にも1台だけ在籍。既に中型車が主力の時代とあって下記W-3800と同様、影が薄く後年大津営業所へ転属。

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◎W-3800(大阪200か475→滋賀200か1055)
京阪バス初のブルーリボンシティ・ワンステップ車、KL-HU2PMEA(2000年式)。交野のW-3801と同期で2016年まで交野営業所生え抜きで活躍を続けるのに対して、W-3800は寝屋川管内で使いづらかったのか影が薄かったようです。かつて、寝屋川営業所は日野大型車が多く配置されていたが、管内の需要低下により中型車の比重が高まり、大型車は三菱ふそうエアロスターが2004年に交野営業所より転入、どちらかといえば三菱ふそうのイメージが強くなったようです。このW-3800は運用に入ることも少なくなり、2015年大津営業所へ転出。高槻(営)からのレインボー・ロングN-3146に代替しました。

◎W-1975・1978・1979・1980・1981・1985・1986・1990
三菱エアロスター・ワンステップ車、KL-MP35JM。2001~02年に交野営業所に納車されたが2004年4月ダイヤ改正時に寝屋川営業所へ転属。以降、寝屋川の大型車といえば、このエアロスターが主役となります。W-1975・1978は同年夏、枚方営業所へ再転属。後年、1985は高槻、1979~81は大津営業所へぞれぞれ転属しました。

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◎N-3187・3188・3189・3190・3191
レインボー中型車ノンステップ(形式PB-HR7JHAE、2007年式)。
同時期に大量納入されたエルガミオ車体(J-BUS)のレインボー(PA-KR234J1)と異なり、純正?のHR車体が特徴です2005年まで大阪地区と大津営業所に納車された中型ロング(10.5m)・ノンステップのショート版、寝屋川営業所のみに投下(もっとわかりやすくいえば、後年寝屋川に転入したN-3146のショート版)。その直後に寝屋川営業所に納車されたN-3192・3195はエルガミオ車体に戻っています(形式PDG-KR234J2)。

◎N-6260・6261・6262
2017年冬に登場したいすゞエルガ大型車、LV290。前年夏より交野・高槻・香里団地・門真に納車され、年が明けて2017年寝屋川にも3台配備されました。寝屋川営業所では久しぶりの大型車(かつ初のノンステ)で、上記幕エアロスター(W-197x・8x)の一部を置き換えました。ただ、このグループの車両は高槻営業所管内では使いづらかったようで、京田辺・交野に転属、代わりに古いブルーリボンIIが高槻へ続々転入しています。N-6260~62は高槻営業所と共同管轄している寝屋川茨木線でも運用されているが、高槻営業所においては特に終日混雑しやすい枚方高槻線の運用で問題があったようです。このグループは2017年秋、男山・枚方・大津営業所にも登場しています。



京阪バス門真営業所管内の過去路線についてレポートしてみたいと思います。

今回は【12】号経路・<京阪守口市駅~茨田大宮住宅方面>

守口市駅と門真市南部地域を結ぶ一系統で、運行経路は、

京阪守口市駅~市民球状前~松下町~寺方~寺方東~東郷通~桑才~南三島~茨田大宮住宅

で、大阪府道161号線を東西に往来します。1997年の地下鉄門真南開業後、門真南駅まで延長されるが、1999年に路線廃止。京阪守口市駅と地下鉄門真南を結ぶ貴重な路線だっただけに残念です。

かつてはこの守口市南部~門真市南部地域のバス路線もかなり賑やかだったようだが、路線の大半は撤退しており、現在守口南部線【19】【29】【30】号経路<守口市駅~東郷通~鶴見緑地方面>のみにコンパクト化されています。門真営業所も以前は守口市駅および吹田方面まで運用範囲に入っていたが、現在は京阪門真市駅(近畿自動車道)以東に縮小されています。


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昨年12月、京阪バス寝屋川営業所【5】号経路・<寝屋川市駅~大日駅>について以下の記事を投稿しました。
http://katanogawara.blog.jp/archives/10663517.html

今回、新たに付け加えたいこともあるので、【5】号経路についてのレポートを改めて投稿することにしました。

現在の【5】号経路の運行ルートは、

寝屋川市駅~寝屋川車庫~摂南大学~(R1寝屋川バイパス)~点野団地~仁和寺団地~仁和寺~(旧1号線)~大日駅

で、寝屋川市駅~大日駅間の他の経路

【1】【1A】【6】号:(仁和寺、大久保経由)
【4】号:(市立総合センター前、仁和寺、金田経由)

に比べて少し複雑な大回りルートをとっています。ただし全区間の運賃は同じ260円です。概ね毎時1本の運転、主に大日駅から仁和寺・点野団地および摂南大学方面への利用を意識した系統と言えます。寝屋川市駅~摂南大学間は寝屋川茨木線【11】【12】号経路を補完する意味合いも兼ねています。

さて、この【5】号経路ですが、2013年3月以前は現行と少し経路が異なります。すなわち、

寝屋川市駅~寝屋川車庫~摂南大学~(R1寝屋川バイパス)~点野団地~仁和寺団地~仁和寺~大久保~佐太二番~大日駅、

仁和寺以南は現行【1】号経路などと同じルートでした。もう少しわかりやすく言えば、かつての【13】号経路・<寝屋川市駅~古川橋駅>に似ていましたね。この旧ルートで新設されたのは2009年10月でした。



京阪バス寝屋川市西部・門真・守口地区を中心とする路線再編私案についてレポートしてみたいと思います。

1)枚方出口線【16】号経路を全面再編、一部便を除き<枚方市駅北口~出口地区~南中振2~木屋町~太間公園~摂南大学~葛原~仁和寺~大日駅>に変更

2)【14】号経路・<寝屋川市駅~京阪大和田駅>と【2】号経路<京阪大和田駅~門真団地>を一本化、<寝屋川市駅~京阪大和田駅~巣本~下馬伏~門真車庫前~門真団地~御領~江端南~住道駅>に延長

3)寝屋川茨木線【12】号経路を南茨木駅へ延長

4)門真試験場線【5】号経路を古川橋駅から門真市駅へ延長

5)大阪工大へのバス乗り入れ、<大日駅~八番~八雲~京阪守口市駅~土居~太子橋~今市~中宮4~大阪工大>を新設

6)守口上新庄線【9A】の大日駅直通を廃止、京阪守口市駅発着に戻す

7)【3】号経路<門真市駅~試験場前~地下鉄門真南>を<京阪守口市駅~橋波西之町~門真市駅~試験場前>に変更


まず、枚方出口線の香里園方面への延長は考えられるが、むしろ地下鉄・モノレールと接続する大日駅まで延長するほうが活性化できるように思われます。途中、摂南大学経由にすれば、枚方方面から寝屋川キャンパスまでバス一本で結ばれることにもなり、実用性も高まるでしょう(枚方キャンパスへは枚方市駅北口で乗り継いで【27】【29】【38】で一本)。系統番号も高槻・茨木線(1~9→寝屋川・守口地区でも使われているものが大半)および出屋敷線・招提線(11~15、18~29、38~40)と離れた数に変更するほうがわかりやすいでしょう。問題は免許維持系統と化したイズミヤ前方面行きをどうするか(→100円バスに転換するのが一番現実的だろう)。

寝屋川市駅から大東市住道方面へのバスも欲しいところです。萱島から住道・荒本・八尾までの近鉄バスはあるが、やはり寝屋川市駅からの直通も望まれるでしょう。大和田駅から門真団地方面への路線と一本化するほうが現実的でしょう。

門真試験場線の門真市駅乗り入れは、北摂方面(モノレール)からの利用者には望まれるところでしょう。かつては京阪門真市駅から試験場へのバス(【3】号経路)が多数運行されていたが、古川橋駅南ロータリー使用開始(1984年)後、古川橋駅発着に変更されました。古川橋駅発着の【5】号経路を門真小学校経由門真市駅まで延長するのは距離も1km少々なので容易なはずです。合わせて免許維持路線の【3】号経路を、バス空白地帯の守口市橋波地区を経て京阪守口市駅まで延長するのもどうでしょうか(その代わり、門真南駅直通は廃止)?

あと、大日駅および京阪守口市駅から旭区中宮地区・大阪工大大宮キャンパスへのバスも欲しいところ。代わりに守口上新庄線【9A】号は以前と同様、京阪守口市駅発着に戻す(そもそも大日駅から上新庄・JR吹田方面への旅客需要がどれだけあるのかは疑問)。大日駅よりは、上記・新【3】号経路とつなげて門真試験場前まで延長運転してほしいと思います。

あと、寝屋川茨木線【12】号経路の立命館大学(岩倉)方面への延長も期待されるところですが・・・。


運用担当営業所について、まず<枚方市駅~出口~大日駅>系統は寝屋川営業所が最適でしょう。現在の枚方出口線【16】号経路は高槻営業所の担当ですが、利用状況から中型車運用に適正化、枚方営業所に移管の上、招提線【38】号経路と共通運用にするか、もしくは寝屋川市方面へ延長して寝屋川営業所に移管するほうがよいかと思われます。

<寝屋川市駅~京阪大和田駅~門真団地~住道>系統については門真営業所の担当が最適かと思われます。かつて門真営業所が【14】号経路を受け持っていた時期も長かったが、現在寝屋川営業所が担当しています。

守口上新庄線【9A】号経路も、場合によっては守口南部線【19】【29】【30】号経路とともに門真営業所に移管することも考えられます(大日駅乗り入れのない系統は門真担当とするほうが運用効率も良いだろう。門真営業所の守口および吹田市への進出は久しぶりのこととなる)。代わりに【30A】<寝屋川市駅~イオンモール四條畷~電通大四條畷>は交野営業所に担当替えする。



京阪バス寝屋川・門真営業所管内関連の記事を久しぶりにでっちあげたいと思っていた。

今回は守口市南部方面の路線を一つレポート。
【19】号経路・<京阪守口市駅~鶴見緑地>

運行経路は、

京阪守口市駅~大枝南町~大枝公園前~西郷通~寺方東~東郷通~焼野(やけの)~鶴見緑地

で、大阪市(鶴見区)に乗り入れる路線としての特色がある。

1985年4月に新設。当初は門真営業所が担当していたが、その後寝屋川営業所と時折入れ替わる。現在は寝屋川営業所の担当となっている。

鶴見緑地バス停は地下鉄長堀鶴見緑地線の駅前でもある。鶴見緑地駅前には大阪市営バスは乗り入れてなく、京阪バス【19】号経路が唯一のバス路線となっている。

1990年、鶴見緑地で開催された花の万博とときには、守口市駅からは【19】号経路のほか、シャトルバス(京阪バス)が多数運行されていた。シャトルバスの運用車両は当時の大阪地区の主力だったブルーリボン・P-HT235BAを中心に使用されていたが、三菱エアロスターKも混じっていたようだ。

現在の利用状況は残念ながらあまり乗っているとは言えない。そもそも京阪守口市駅が寂れているようであり、守口発着の関空リムジンバスも大幅減便される始末だ。昨年12月の寝屋川営業所管内ダイヤ改正では大日駅拠点の路線に再編されたが、【19】号経路など守口南部線についてはなぜか従来どおり京阪守口市駅発着のままとなっている。どうせなら、守口南部線も大日駅まで延長するほうがよかったとも思えるが、守口市南部の大枝・寺方地域の生活圏は、谷町線沿線よりも鶴見区のほうが近い。大日まで直通運転すれば、大日駅周辺の道路渋滞に巻き込まれやすく、利用しづらくなりそうだ。


久しぶりに京阪バス寝屋川営業所管内の路線を一つレポートする。

今回は【14】号経路・<寝屋川市駅~京阪大和田駅>

運行経路は、

寝屋川市駅(西口)~寝屋川車庫~高柳住宅前~中神田~京阪萱島駅前~天辻工場前~京阪大和田駅

で大阪府道149号<木屋門真線>を経由する比較的短距離の系統である。寝屋川市南部の高柳・神田・萱島地区住民の足としての役割を担っているものの、利用状況は多くなく、近年毎時1本に減便されている。京阪萱島駅前の北側手前には近鉄バス「萱島」バス停があり(京阪バスのりばとは離れているので注意)、ここから住道駅前・荒本駅前・近鉄八尾駅方面へのバス(近鉄八尾まで2時間以上かかることもある)が発着している。萱島駅前はちょうど寝屋川市と門真市との境界にあたる。

私個人的にこの【14】号経路を(近鉄バス萱島線と同じ経路で)JR住道駅前まで延伸できないものか、と思っている。具体的には、(門真)【2】号経路・<京阪大和田駅~江端~御領~門真団地>と一本化の上、もう少しがんばって住道まで延ばす、という形が現実的に考えられよう。住道駅前は大東市の中心部であり、京阪百貨店も出店している。ただ、行政区分上は枚方・寝屋川などと同じ北河内地域の扱いでありながら、大東市だけは近鉄バスの勢力下にあるゆえ、他の北河内地域とは雰囲気が少し異なり、東大阪市以南と同じ近鉄沿線の色が濃い。

【14】号経路は現在、寝屋川営業所の担当だが、以前門真営業所が受け持っていた時期もある。

なお、高柳・萱島地区には、コミュニティバス「タウンくる」も小まめに運行されている。「タウンくる」の萱島駅ののりばは【14】号経路と場所が異なるので注意。



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今春、寝屋川営業所に投入された新エルガLV290(N-6262)です。
寝屋川茨木線【12】号経路にて運用中でした。



久しぶりに京阪バス寝屋川・門真営業所管内のネタを書いてみようと思う。

今回は過去の路線系統となった【52】号経路・<JR吹田~京阪守口市駅>について。

守口と吹田を結ぶ路線としては、【9A】号・<大日駅・京阪守口市駅~JR吹田>(寝屋川営業所)があるが、【52】号経路(門真営業所)は「吹田八尾線」であり、【9A】号経路とは運行経路が大きく異なる。すなわち、【9A】号経路は豊里・上新庄(国道479号線)経由なのに対して、【52】号経路は、

JR吹田~吹田市役所前~吹高口~JR千里丘~摂津市役所前~一津屋下~鳥飼大橋北詰~地下鉄大日南口~地下鉄守口~京阪守口市駅

で、大阪府道14号および中央環状線を東側へ回るものだった。

「吹田八尾線」は、鉄道の通らない大阪東部郊外都市間(吹田-守口-門真-八戸ノ里-八尾)を南北に連絡することを目的に、大阪中央環状線経由で国鉄・近鉄・阪急・京阪4社共同で運行されていた。しかし、長距離路線ゆえ道路渋滞に悩まされやすく利用客は年々減少、国鉄バスはJR発足前日(1987年3月31日)に撤退、10年後の1997年の大阪モノレール門真市開通までに全廃(休止?)される。吹田八尾線の歴史は4社が絡んで複雑ゆえ、長いレポートにならざるを得ないだろうから、この記事では、主に1985年以降の京阪バス【52】号経路とその周辺に絞って書くことにする。

京阪・阪急バスもかつて吹田八尾線で国鉄八尾まで足を伸ばしていたが、1984年には近鉄八戸ノ里駅以南廃止される(同時に近鉄バスは吹田乗り入れから撤退、千里丘以南の運行となる)。以降、京阪・阪急バスは主に吹田-守口・門真市間を守備範囲とするようになり、その一つの系統が【52】号経路だ。

【52】号経路は1985年の京阪守口市駅前整備(京阪百貨店開店)までは地下鉄守口発着だったようだ。その後、1987年には【54】号・<JR吹田~門真市駅>が新設される。【54】号は、国鉄バス<国鉄吹田-松下厨房器前>廃止の代替と推定できる。【52】【54】号経路とも、阪急バスと共同運行だった。すなわち、京阪守口市駅・門真市駅前に阪急バスが乗り入れていたことになる。京阪電車の駅に阪急バスが乗り入れていたことは少し意外だが(現在、淀長岡京線【90】号で京阪淀駅に乗り入れているが)、それは吹田八尾線の関係によるものだったわけだ。

大阪モノレール門真市延伸を前後して、1993年ごろより吹田八尾線の路線縮小・減便は一気に進み、京阪バスも八戸ノ里乗り入れは廃止される。そして、1997年には【52】【54】号経路なども廃止、吹田八尾線のバスは跡形もなく消滅する。

あれからおよそ20年後、2016年12月には【9A】号経路が大日駅まで延長され、吹田から大日までのバスが復活したことになる。ただし、運行経路は大きく異なっており、大日駅を守口市内のターミナルという位置づけとして強化、対照的に京阪守口市駅前の地盤沈下を印象付けることとなった。そもそも守口から大阪市内へは京阪よりも地下鉄谷町線のほうが梅田や天王寺に直結していて便利だ。またイオンモール大日の開店後、京阪百貨店の客足は伸び悩んでいるようだ。かつて京阪守口市駅からは、エキスポランドへの直行バスや、鶴見緑地で開催された花博会場(1990年)へのシャトルバスが発着していたし、またごく一時期だけ新大阪への新幹線シャトルバスも設定されたが短命に終わる。関空リムジンバス守口線も今年、枚方線増強に回され減便される始末だ。



京阪バス枚方出口線【16】号経路(高槻営業所管内)について、香里園駅西口方面へ延伸をしたらどうか、と思うことがあった。

しかし、昨年12月の寝屋川営業所管内ダイヤ改正で京阪守口市駅よりも大日駅発着系統が大幅増となった情勢を考え、出口線もいっそのこと大日駅まで乗り入れしたらどうか、と思った。運行経路としては、

(南行き)枚方市駅北口→枚方公園口→伊加賀西町→伊加賀小学校→出口四丁目(仮称)→さだ西小学校(仮称)→南中振2丁目(仮称)→木屋町→太間公園→摂南大学→菅原神社前→葛原→仁和寺→金田→大日駅

(北行き)大日駅→金田→仁和寺→葛原→菅原神社前→摂南大学→太間公園→木屋町→南中振二丁目→光善寺駅西口(仮称)→(中振交差点)→伊加賀西町→伊加賀小学校→出口四丁目→さだ西小学校→光善寺駅西口→(中振交差点)→(枚方大橋南詰)→枚方公園口→枚方市駅北口

ぐらいでどうだろうか? ただし、出口6丁目における府道13号と国道1号(寝屋川バイパス)との交差点の構造上の問題(1号線南行きから13号線北行きへの右折不可能)から、南行きと北行きで経路が異なる(北行きは出口・中振界隈を一周して枚方公園口へ抜ける)のはやむを得ないだろう。

この路線系統が実現すれば、枚方市出口地区から大日駅へバスで出て地下鉄谷町線経由梅田、あるいはイオンモール大日へ便利になるだろう。出口地域から大阪市内へは京阪電車(最寄駅は光善寺または香里園だが)よりも大日駅から地下鉄のほうが早い。何しろ、地下鉄なら梅田や天王寺へ一直線なんだから。

運用担当は、寝屋川営業所が最適だろう。
利用状況により大型車のみの高槻営業所から枚方営業所に移管し、招提線【38】号経路と共通で中型車運用にしたらということも考えたが、大日駅発着とするなら、寝屋川営業所管轄にしても特に問題はなさそうだ。仮に寝屋川管轄とするなら、京阪国道線の残滓・旧【16】号<寝屋川市駅~枚方市駅>廃止以来の枚方市駅乗り入れを果たすことになる。





大阪駅前(梅田)と守口車庫を結ぶバスは幾つか存在する。
中でも、城北公園通を経由する【34】号系統は利用状況が好調で運行本数も多い。
私も梅田からの帰りに、この【34】号と京阪バス乗り継ぎの旅をすることがある。

【34】号の運行経路は、

大阪駅前~済生会病院前~地下鉄中津~天神橋筋八丁目~長柄東~毛馬橋二丁目~城北公園前~中宮~地下鉄太子橋今市~守口車庫

で、都島区・旭区の鉄道空白地帯、淀川沿いの地域をカバーしている。地下鉄谷町線(東梅田駅)が同じ区間を結んでいるが、谷町線は関目高殿から国道1号線(京阪国道)の真下を経由して守口・大日に至る。大阪駅前から守口までの運賃はバスが全線均一210円、地下鉄は280円で、バスのほうが所要時間はかかるが安く、町の景色を楽しみながら移動できるので、小旅行にはちょうど良い。

大阪駅前を発車後、少しだけ国道176号線を北へ走行する。JR環状線・東海道本線の下を潜り抜ける街中の「トンネル」を抜けたところ、左手にヨドバシ梅田、右手には阪急梅田駅。済生会病院前交差点を直進して阪急電車をアンダークロスし、城北公園通に入り、東~北東に進行方向を変える。新大阪発着特急「くろしお」「はるか」の通る梅田貨物線が左手から一瞬寄り添い、再びJR東海道本線(JR京都線)をクロス、天神橋筋と阪急千里線を跨ぐ。

大川(旧・淀川)を渡ったところ、毛馬橋東詰あたりは、リバーサイドにUR団地や高層マンションが集積、また庶民的で美味そうな飲食店も並び、郊外に抜け出したような雰囲気となる。城東貨物線(→「おおさか東線」になる予定)をアンダークロスし、大阪市北東部のオアシス、城北公園前を通る。大阪工大も近い。もう少し東方向へ進んで、今市交差点で国道1号線(京阪国道)と合流する。

守口市に入り、大阪中央環状線(国道479号)との交差点が地下鉄太子橋今市駅で、谷町線のほか今里筋線も通る(今里筋線はR479号の下を通る)。そして、終点・守口車庫に到着。守口車庫はかつて大阪市電の車庫だった。大阪市営バスで守口営業所所属車両のみ大阪ナンバー、他はなにわナンバーだ。ちょうど守口車庫の目の前に京阪バス「土居」バス停があり、大日・寝屋川方面へ乗り継ぐことは可能だが、本数が少なく、一つ先の守口市役所前まで歩いたほうが便利だ。ただし、守口市内から寝屋川市駅へは基本的に大日駅で乗り継がなければならなくなったので注意が必要だ。

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守口車庫のすぐそばに京阪バス「土居」バス停がある

この【34】系統を京阪守口市駅まで延長し、京阪沿線(寝屋川・枚方・京都方面)から大阪工大や城北公園方面へのアクセス改善を図ることはできないものか?



京阪バス寝屋川営業所に新車2台が入ったとの報告がありました。
大型車エルガLV290で、社番N-6260・6261です。

寝屋川営業所に大型車の新車が配備されるのは、2007年のエアロスターW-1227・1228以来。
(W-1227はその後高槻に転属)。

代替は幕エアロスターW-1979・1980あたりのようです。

京阪バス大阪地区の2016年度の新車は、KV290は枚方・男山・京田辺、LV290は高槻・香里団地・交野・門真・寝屋川と綺麗に分かれました。

門真営業所にはN-6259の1台だけ配備され、幕ブルーリボンシティ(W-3818)を置き換えましたが、中型10.5m車も同じLV290で置き換えるのか気になるところです。寝屋川の10.5m車HRの動きにも目が離せません。



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休日の寝屋川市駅前(特に西口)は人通りも少なく寂れていた。
駅前の商店街(大利商店街、ねやがわ一番)も「シャッター通り」で、昼飯食べるところを探すのに苦労した。



久しぶりに京阪バス寝屋川界隈の記事を書いてみたいと思った。

今回は、廃止された【13】号経路についてレポートする。
寝屋川市駅と古川橋駅(門真市)を結ぶ路線系統だが、その運行経路がかなり複雑で、

寝屋川市駅(西口)~寝屋川車庫~菅原神社前~摂南大学~(国道1号バイパス)~点野~仁和寺~大久保~古川橋駅

というものだったようだ。寝屋川市駅~摂南大学~点野~仁和寺間は【5】号経路、仁和寺~古川橋駅間は府道15号線<八尾茨木線>を走行、【15】号経路・<京阪守口市駅~古川橋駅~仁和寺>(廃止)と同じだった。2004年3月廃止。古川橋駅はおそらく北口(試験場前方面行きのりばの南側ロータリーでないほう)だったと思う。

一度だけ、摂南大学から寝屋川市駅までこの【13】号経路に乗車したような記憶がある。1980年代末のことだったかと思う(何かの模試を受けに行った帰りだったはず)。

1980年代当時、寝屋川市駅(西口)から菅原神社前方面へは、この【13】号経路のほか、

【12】寝屋川市駅~木屋~ダイエースーパー~寝屋川市駅(循環)
【16】寝屋川市駅~木屋~枚方公園口~枚方市駅北口

など、いろいろ面白い路線系統が発着していた。

かつて、寝屋川営業所は、京阪急行線(→その残滓が【1】<京阪京橋~寝屋川市駅>、【16】<寝屋川市駅~枚方市駅>)を担当していたらしく、交野営業所開設以前は寝屋川市東部の太秦・高宮・寝屋川団地・三井団地方面なども管轄していたようだ。なお、狭隘区間のある星田線【41】号経路は枚方営業所が担当していた(上記【16】号経路も一時期枚方営業所が担当)。

N-6259

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京阪バス門真営業所に納車された新エルガ・N-6259に出会い、スマホで何とか押さえることができました。
行先表示機が見づらくなってしまいましたが、上の写真の方向案内青標識から、【5】号経路・試験場線の運用に入っていることがわかるかと思います。



交野営業所のN-6257・6258に続き、門真営業所にN-6259が配備された模様です。
門真営業所には久しぶりに大型車の新車が配置されたことになります。
代替はブルーリボンシティ幕車W-3818でしょう。

そうなると、寝屋川の幕エアロスターの動きも気になります。
寝屋川営業所には果たして新型エルガ・ブルーリボンは配置されるのでしょうか??


先のダイヤ改正で、寝屋川市駅~大日(守口)間のバスは、主に

【1】【1A】【6】号経路(仁和寺、大久保経由)
【4】号経路(市立総合センター前、仁和寺、金田経由)

の2経路で固められている。

しかし、本数は少ないが、もう一つ忘れてはならないユニークな系統がある。
それは、【5】号経路(摂南大学、点野、仁和寺、金田経由)であり、

寝屋川市駅~寝屋川車庫~摂南大学~(R1寝屋川バイパス)~点野団地~仁和寺団地~仁和寺~(旧1号線)~大日駅

という、やや遠回りの経路を取る。寝屋川市駅~総合センター東口および仁和寺~大日駅間は【4】号経路と同じだが、摂南大学、点野、仁和寺団地口を迂回するところが大きく異なる。概ね60分間隔で運転されており、早朝と夕方以降の時間帯は、【5】の代わりに

【3】寝屋川市駅~京阪守口市駅(摂南大学、R1寝屋川バイパス、八雲経由)
【10】寝屋川市駅~仁和寺(摂南大学、点野、仁和寺団地経由)

が運行される。

実は、ダイヤ改正の翌日、大日駅から【5】号経路に乗ってみた。途中、仁和寺~点野付近まで眠ってしまい、目が覚めたら摂南大学まで来ていた。ここから先は、寝屋川茨木線【11】【12】号経路などと同じ走行ルートだ。





守口と吹田を結ぶ京阪バス【9A】号経路。

京阪守口市駅から豊里大橋を渡って国道479号・内環状線を道なりに進んでJR吹田駅前に至る。途中、地下鉄今里筋線だいどう豊里駅、阪急上新庄駅などを通る。枚方高槻・茨木線や寝屋川茨木線と同様、淀川対岸の都市間連絡路線だが、本数はあまり多くなく、昨日12月3日ダイヤ改正で毎時1本に減便されたばかりだ(改正前は40分間隔)。

その【9A】号経路だが、昨日のダイヤ改正では、昼間時間帯だけ八雲経由大日駅まで延長された。路線の延長自体は前向きと捉えられるが、寝屋川守口線【1】【4】号経路が大日駅以北の運行に変更、大日~守口市駅・土居方面のバスの本数は全体的に減便されており、あまり明るいニュースとは言えない。大日駅~JR吹田間を通しての運賃は3区280円であり、大阪市営バスおよび阪急バスとの競合区間を通るため、大日からJR吹田駅までに発行される整理券番号はかなり大きいだろう。

しかし、寝屋川茨木線は利用客が着実に増えて増便を重ねているのに対して、吹田~守口系統の本数が少ないのは気になる。地下鉄今里筋線が通っているにもかかわらず、競合する大阪市営バスは本数が多く、需要は小さくないはずだが、京阪守口市駅前の集客力が落ちていることを示しているようだ。京阪百貨店がオープンして31年経ったが、大日駅前にイオンが開業して以降、京阪百貨店の客足は伸び悩んでいるようだ。ただ、吹田・上新庄から大日駅までの需要が大きいとは思えない。大日駅への需要が伸びるとすれば、モノレールの東大阪延伸の頃だろうか。


今では免許維持路線となった京阪バス門真【3】号経路。
京阪門真市駅から発着するバスは、平日ダイヤのこの【3】号経路1便のみとなっている。
【3】号経路は、門真市駅を出ると、R163を少し東へ進んで、一番(試験場入口交差点、門真郵便局前)から免許試験場、三島を経て地下鉄門真南に至る。大阪モノレールと接続しているのだから、北摂方面(将来的には東大阪方面も)からの免許試験場利用者のためにもっと本数増発してもいいはずだ、とかねがね思ってきた。実際30年ほど前はこの【3】号経路の本数はもっと多かった。

現在、免許試験場前へのバスは、京都方面へ一つ隣の古川橋駅から【5】号経路が発着している。かつては門真市駅からの【3】号経路が多数運行されていたが、1984年の古川橋駅南口ロータリー整備の完成に合わせ、この【5】号経路が運行されるようになる。ちなみに、古川橋駅~試験場前間は1km前後の距離であり、途中のバス停は「一番」だけで、駅から徒歩でも十分可能だ。

当時は大阪モノレールが開通していなかったので、古川橋駅発着で十分だった。しかし、モノレールの門真市開業後、やはり北摂方面からの試験場利用者を考慮して、門真市駅からのバスも欲しいところ。ただし、【3】号経路の単純な増発ではなく、【5】号経路を古川橋駅からタイガー魔法瓶工場・門真小学校前を通って門真市駅まで延長するのは、距離も短いので容易いだろう。

1997年以前の【3】号経路は、門真団地発着だったようだ。

kadimashi1982
1981~82年当時の門真市駅バス時刻表(「京阪時刻表1982」より)




来月の京阪バス寝屋川営業所管内ダイヤ改正が話題となって、京阪守口市駅の衰退ぶりを痛感する。

京阪守口市駅前にはかつて京阪電車の守口車庫があったが、天満橋-寝屋川信号所間の連続高架複々線工事完成後、その跡地に京阪百貨店(守口本店)が1985年オープン。以降30年余りにわたって、京阪百貨店はもっぱら地域密着の郊外型百貨店として堅実に健闘してきたが、近年、守口市北部の大日駅前にイオンモールが開業した影響もあって、京阪百貨店の客足は伸び悩んでいるように見える。

一方、大日駅では地下鉄谷町線と大阪モノレールが接続していて、一つのターミナルとなっている。谷町線は1980年代前半まで順次郊外に路線を延伸し、1977年には守口、そして1983年に大日まで開業。大日には谷町線の車両基地がある。この先、寝屋川を経て高槻まで延伸する構想もあったが・・・。

谷町線の守口・大日延伸は、京阪電車および京阪バスにも大きな影響を与えた。谷町線は梅田に直結しているゆえ、守口市および大阪市旭区・都島区の住民は京阪よりも地下鉄を利用する。仮に京阪が梅田へ乗り入れていたら、またちがっただろう。京阪バスも守口市内および周辺で路線縮小が相次ぐ。京阪バス寝屋川および門真営業所管内全体的に需要が低下しており、中型車が多く配置されている。

京阪守口の衰退は、谷町線やモノレール延伸のほか、近年の松下(パナソニック)や三洋の工場縮小・海外移転など構造的不況の影響も大きいだろう。

ここ30年余り、以上のように推移する中、京阪守口市駅から新大阪駅への「新幹線シャトル号」が試験的に運行されたこともある。せっかく30分間隔でほぼ終日運行だったにもかかわらず、あまり認知されなかったのか、わずか半年で撤退する。これが大日駅からだったら、もう少し需要が見込めたのかもしれない。それよりも、寝屋川・枚方からのシャトルバスを運行して欲しい。



来月12月3日、京阪バス寝屋川営業所管内でダイヤ改正が実施される。
TWで拾った情報によると、バス停にダイヤ改正の概要と改正後の時刻表が掲示されている。
主な内容は、

<昼間時間帯の経路・便数変更>

◎【1】寝屋川市駅~京阪守口市駅系統→
【1A】寝屋川市駅~大久保~五番~大日駅
【6】 寝屋川市駅~大久保~佐太二番~大日駅
(各40分間隔、寝屋川市駅発はあわせて20分間隔)


【22】京阪香里園~仁和寺を廃止(→寝屋川市駅発着に短縮)

◎【4】寝屋川市駅~市立総合センター前~大日駅~京阪守口市駅→
寝屋川市駅~大日駅間に短縮(30分間隔)

◎【9A】JR吹田~京阪守口市駅→
【9A】JR吹田~京阪守口市駅~八番~大日駅(60分間隔)

<「タウンくる」八雲、大久保系統の代替>
【8】京阪守口市駅~八雲小学校前~大日駅~大久保団地~古川橋駅(昼間時間帯、60分間隔)
【8A】京阪守口市駅~八雲北循環、【8B】古川橋駅~大久保団地循環(他の時間帯)

「タウンくる」の守口市域運賃(150円)は今度の改正で200円、来年12月からは230円に順次値上げされる予定。また、長年続いた交野営業所の仁和寺直通は今回で廃止ということになる。

なお、香里団地・津田香里線でもつくづく思うが、「40分間隔」というのは、中途半端でわかりにくい。


京阪バスは大阪・京都・滋賀・奈良の4府県の広域にわたって路線網を持つため、同じ停留所名のバス停も多い。
その一つ、「春日町」バス停は、高槻市と寝屋川市に合わせて2ヶ所存在する。

高槻の「春日町」は枚方高槻線(R170)にある。周辺に高槻自動車教習所、万代などがある。枚方からの運賃は、ちょうど春日町まで1区、この先高槻市街地へは2区となる。高槻市営バスもここに停車する。

寝屋川の「春日町」は、寝屋川車庫から一つ西へ進んだところにある。主に仁和寺・大久保・守口方面へのバスが発着し、香里園からの【22】号経路(仁和寺行き)も停車する。高槻営業所が平日ダイヤ限定で寝屋川市駅(【12】号経路)まで運用するようになり、高槻の「春日町」と混同しそうだが、高槻の車両は「春日町」の一つ手前、寝屋川車庫から池田本町・摂南大学方面へ向かうので、ここには来ない。

これと似たような名前のバス停として、「春日宮ノ前」(枚方市茄子作)、「春日山」(枚方市田口山)がある。


京阪電車と大阪モノレールの接続する門真市駅。
枚方・寝屋川方面から大阪空港へは、門真市駅からモノレールに乗り換える。準急の門真市停車の要望も多いが、ホームはB線(外側)のみにしか設置されていないため、普通・区間急行のみしか停車することができず、準急を停車させるためには守口市駅のように島式ホームに大改造しないといけないだろう。また、一時期、枚方市駅・樟葉・松井山手から大阪空港へのリムジンバスもあったが、廃止された。

門真市駅に発着するバスは、かつては吹田八尾線として吹田から阪急バスも乗り入れていたが、モノレール開通後、吹田八尾線は全廃され、現在平日に1日1本のみしかない。それは、【3】号経路・地下鉄門真南行き(免許試験場前経由)。免許試験場へは、隣の古川橋駅から【5】号経路が多く発着しており、京阪電車の車内放送でもバス乗り換えのアナウンスがあるが、せっかく門真市駅にはモノレールも乗り入れているのだし、両駅間は1km足らずの短距離だから、【5】号経路を古川橋から門真市駅に延長するのは容易いだろう。

門真市の事実上の中心市街地は古川橋駅前だろう。確かに市役所へは門真市駅のほうが近いが、門真市駅前よりは古川橋駅前のほうがダイエー(イオン)を核に飲食店などの商業施設が多く、賑わいを見せている(門真市駅前の高層ビルにイズミヤなどはあるが・・・)。


かなり昔の京阪バス路線について、一つレポートする。

今回は寝屋川営業所管内の旧・【12】号経路についてだが、これがなかなか特徴的で面白い。
実際、乗車したことはなく詳しいことは知らないが、香里園のダイエースーパーに乗り入れる一つの路線系統だった。運行経路詳細は、

寝屋川市駅→寝屋川車庫→菅原神社前→摂南大学→太間公園→木屋町→ダイエースーパー→田井→寝屋川警察署前→寝屋川市駅

で、1990年ごろまで運行されていたようだ。寝屋川市北西部の木屋地区をカバーする路線で、【12】号経路廃止後、バス空白地帯となるが、現在この地区を小型バスの「タウンくる」が通っている。

ダイエースーパー関係の路線といえば、私個人的には香里団地からの【28】号経路(成田山不動尊、田井経由)のほうが馴染みがある。【28】号経路は毎時2本程度運転されていたが、寝屋川市駅からの【12】号経路は2時間に1本ぐらいだったようだ。【28】号経路も1995年に廃止、ダイエースーパーへのバス路線は消滅する(香里団地からダイエーへは京阪香里園から徒歩でも可能だった)。

ダイエー香里店は1968年に開店、日本初の郊外型ショッピングセンターだったと言われる。
私が小学校の頃、よくバスに乗って連れて行ってもらった。昼食は店頭のスナックコーナーでお好み焼きとか、あるいはドムドムのハンバーガー、ミスタードーナツとかを買ってもらって味わった記憶がある。枚方市駅前の三越・近鉄百貨店とともに楽しい思い出の一こまだった。

しかし、1990年代半ばごろより、大型ショッピングセンターの進出競争激化の影響(大店法改正)を受け、旧来からのダイエーは陳腐化した印象が強まって低迷するようになり、香里店は2005年に閉店。その後、建物は取り壊され、マンションが立つ。ダイエーはいよいよイオンの軍門に下り、高度経済成長のシンボルだった「ダイエー」ブランドは消滅しつつある。

ダイエーから少し離れたところにグリーンシティ(ジャスコ→イオンモール)もあったが、近くにアルプラザ(平和堂)香里園が進出してから、ダイエー・ジャスコとも低迷傾向が目立つようになる。グリーンシティは今年8月末に一旦閉店した。アルプラザが一番流行っているようだが、開店からさすがに20年近く経過してくたびれた感じもする。




香里園から寝屋川市北東部の成田山不動尊・三井団地などを経て寝屋川市駅方面に至る【22】号経路。

【22】号経路の運行経路は、

京阪香里園~末広町~成田山不動尊~三井~三井団地~三井~同志社香里~田井~寝屋川警察署前~初町(西行き) / 寝屋川市役所(東行き)~寝屋川市駅~寝屋川車庫前~仁和寺

だが、少々複雑だ。まず、三井交差点での香里園から三井団地へ寄るバスは鋭角カーブの右左折(香里園→
三井団地は左折、三井団地→香里園は右折)を強いられ、大型車ではなかなか大変だろう。三井団地は小高い丘にあってかなり急な坂を登る。田井から旧170号線に入り、西行き(寝屋川市駅方面)は2015年10月より豊野交差点を直進、南側の寝屋川郵便局前で右折して初町を経て寝屋川市駅に至る。寝屋川市駅から東行き(香里園方面)は従来どおり寝屋川市役所前を通り、豊野交差点を左折する。

寝屋川市駅では基本的に東口発着だが、「仁和寺行き」だけは京阪本線をアンダークロスして西口のりばで乗降扱いをする(仁和寺から香里園行きはそのまま東口のりばに入る)。仁和寺バス停は交通量の多い府道13号(旧・国道1号線)の通る複雑な交差点に面しているため、折り返しの回転が手間だ。仁和寺バス停から少し南方向へ進めば守口市に入る。

運行ダイヤは毎時4本で、昼間時間帯は寝屋川市駅折り返しと仁和寺発着が交互に運転される。朝夕は仁和寺直通はないが、同じ【22】号として<寝屋川市駅(西口)~仁和寺>系統がある。

香里園発着便は全て交野営業所の担当で大型車で運用されるが、区間便の寝屋川市駅~仁和寺は寝屋川営業所が担当する。寝屋川市駅西口では、寝屋川営業所の中型車が大半で(大型車は三菱Wタイプ数台のみ、ほか中型10.5mのレインボーもある)、交野【22】号経路の大型車はひときわ存在感がある。また、平日ダイヤでは寝屋川茨木線【12】号経路などで高槻営業所の大型車も終日姿を見せる。

【22】号経路の区間便として、朝と夕方~夜に【25】・<寝屋川市駅~三井団地・三井秦団地>がある。これとは別に、【24B】・<寝屋川市駅~三井団地~ビバモール寝屋川~観音橋~寝屋川市駅>も運転される。

大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の終点・門真南駅。
1997年のなみはや国体開催に合わせてなみはやドームが開設することに対応して、鶴見緑地-門真南間延長開業する。門真南駅付近には、第二京阪と近畿道とのジャンクションがある。

門真南開業に伴い、京阪バス門真営業所管内でダイヤ改正・路線再編が行われた。この改正では交野担当の田原線【18】号経路・<京阪交野市駅~大和田駅>も田原台で系統分割された。2001年ごろ、運転免許証を紛失して門真試験場へ再発行手続きに寄った帰りに門真南行きのバスに乗り(【6】号経路だったかな)、長堀鶴見緑地線で心斎橋方面まで向かったことがある。

現在、門真南駅前には、京阪バスと大阪市営バスが乗り入れている。過去には鴻池新田から近鉄バスも乗り入れたことがある。大阪市営バスは【36】系統・大阪駅前行きが15分間隔で発着している。京阪バスは以前は京阪大和田駅から【1】号経路などが乗り入れていたが、現在小型バスの【7】【7A】号経路・<門真市役所・古川橋駅~門真団地~地下鉄門真南>が主力となり、需要の低下を示している(このほか、平日1本だけ【3】号経路・京阪門真市駅行きもある)。

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なみはやドーム

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大阪市営バス【36】系統・大阪駅行き

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京阪バス【1】号経路・京阪大和田行き(2011年当時)

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近鉄バスのバス停柱も残っていた



京阪バス【27】号経路・<寝屋川市駅~太間口>(廃止)は、かなり特色ある路線系統だった。

運行経路は、

寝屋川市駅(東口)~寝屋川市役所~寝屋川警察署前~緑町~石津~太間口

で、鉄道では不便なグリーンシティ(ジャスコ→イオンモール寝屋川、8月31日閉店予定)を通る、数少ない路線系統だった。運用担当は寝屋川営業所だったが、一時期交野営業所が担当していた時期もある。ただ、運行本数はあまり多くなく、決して利用しやすい路線系統ではなかった。

2003年ごろから寝屋川市内のコミュニティバス「タウンくる」が各地域に設定されるようになり、特に寝屋川市駅(東口)~京阪香里園西口系統の設定によって緑町・グリーンシティ方面への利便性が大幅に向上した。一般路線バスより安い運賃(150円)の「タウンくる」が毎時2本(現在は3本に増強)確保されていては、本数の少ない【27】号経路の存在意義が薄れ、2008年10月のダイヤ改正で廃止されることになる。

【27】号経路の廃止と引き換えに、石津地区に「タウンくる」(京阪香里園西口~太間公園~点野~石津~市役所~寝屋川市駅)が運行されるようになった。


※高槻営業所に新型エルガ(N-6249)が投入されました。

かつては、京阪・阪神・近鉄・南海など民営の路線バス(高速バス、深夜バスなどを除く)も大阪市内に乗り入れていた。しかし、慢性的な道路渋滞および地下鉄の郊外延伸などにより、大阪市内から余儀なく撤退することになった例が多い。現在も阪急・近鉄バスが大阪キタの梅田まで乗り入れているが、近鉄バス(阪奈生駒線)は先日のダイヤ改定で本数が減らされ、今年12月からは年1本だけになる予定だ(一方、上本町~あべのパスカルを結ぶ路線が新設され、上本町界隈ではがんばっているようだ)。

さて、京阪バスはどうか。

かつては、本町・天満橋から三条京阪までの京阪急行線があったが、道路渋滞の影響を受けやすいため寝屋川・枚方などで系統分割され、その後跡形も無く廃止されたものも多い。その残滓であろう【1】号経路・<京阪京橋~寝屋川市駅>が近年まで乗り入れていたが、2008年に廃止される。

現在でも大阪市内を通る系統がある。その一つは【9A】号経路・<京阪守口市駅~JR吹田>。淀川両岸の守口市と吹田市を結ぶ郊外都市連絡路線だが、途中大阪市東淀川区をぶった切っている(中央環状線こと国道479号線)。なお、守口市内の「土居」バス停すぐのところに大阪市営バス守口車庫がある(守口車庫所属車両のみ大阪ナンバー)。地下鉄谷町線の守口・大日延伸の影響もあって、守口地区の京阪バス路線はあまり元気がない。

このほか、京阪守口市駅から寺方・鶴見緑地方面への守口南部線【19】【29】【30】号も、大阪市鶴見区と守口市との複雑な境界を掠っている。なお、「鶴見緑地」バス停は地下鉄鶴見緑地駅前に設置されており、もちろん鶴見区にある。

大阪市内を通る京阪バスといえば、北東の郊外縁辺部のみ細々と走る路線系統(全て寝屋川営業所管轄)ばかりだったが、2012年よりなんば(OCAT)やUSJにも堂々と乗り入れるようになった。それは「直Q京都号」であり、使用車両および走行経路からして高速長距離バスの範疇に含めてもよさそうだが、京阪バス当局においては一般路線扱いになっているそうだ(ただし、「1Dayチケット」などは使用できない)。

なんばからの直Q京都号は、第二京阪経由、京阪交野市駅・河内磐船駅・高速京田辺などに停車し、京都駅八条口まで行く(ほかに京田辺市役所発着便もあり)。かつて近鉄特急で難波~京都系統(阪京特急)があったが廃止された。大阪市内からの直Q京都号は、ほかにUSJ発着系統もあり、交野には寄らずに香里団地・枚方市駅・枚方車庫を経由したり、あるいは京都駅からさらに四条烏丸や四条大宮まで行く系統もあったり、バリエーションが増えて少しわかりにくくなっている。運用担当は主力の<なんばOCAT~京都駅>系統は京田辺営業所だが、USJから枚方市駅経由および四条大宮行きなど一部の便は枚方営業所が受け持っている。

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直Q京都号京都交野なんば線
(京阪交野市駅にて)



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寝屋川市内「タウンくる」の一つの系統、寝屋川市駅~京阪香里園西口。

運行経路は、

寝屋川市駅(東口)~寝屋川市役所~平池町南/桜木町北~桜木町ポンプ場~石津南町~音羽町~田井小学校~友呂岐中学校~日新町(アルプラザ香里園前)~西北コミュニティ~京阪香里園西口

で、運賃は通常の京阪バス路線とちがって150円。

2003年ごろより寝屋川市内バス空白地帯解消をめざして、「タウンくる」路線が市内各地に相次いで新設される(同時に需要の少ない一般路線の縮小撤退)。この寝屋川市駅~香里園系統は2003年春より運行開始する。運用車両は「タウンくる」専用の小型車(社番E、Fタイプ)が使用される(寝屋川営業所管轄)。開設当初は交野営業所担当だったが、翌年2004年より寝屋川営業所に移管された。

寝屋川市駅~緑町~香里園系統は、京阪電車線路沿いの西側をほぼ並行するが、両駅間の距離はかなり長く、バス路線の新設が望まれていたところだ。緑町のグリーンシティ(イオンモール寝屋川、今月一旦閉店予定)およびアルプラザ香里園へ便利で、住宅や新しいマンション、病院、学校も多く、旅客需要はかなり大きいと言える。運行開始当初は30分間隔だったが、せっかく買い物や通院に便利なところを走っているだけに増便への要望も強く、2013年3月より20分間隔に増発される。

なお、2005年までダイエー香里店(最寄バス停・西北コミュニティ)もあったが閉店、建物は取り壊されマンションに変わった。

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大阪駅からJR京都線各駅停車で10分ほどの吹田駅。
吹田市役所に近く(阪急千里線の吹田駅が最寄)、吹田市の代表駅とされているが、吹田駅前周辺は寂れているようです。吹田市内では旧市街地よりも地下鉄御堂筋線~北大阪急行線沿いの江坂や千里ニュータウンのほうが賑わっています。

JR吹田駅前には阪急バスと京阪バスが乗り入れています。
阪急バスはここから江坂、豊中、柱本方面への路線が出ています。
京阪バスは【9A】号経路・京阪守口市駅行き(上新庄・太子橋経由)が発着しています。
かつては、ここから吹田八尾線という長距離のバス(国鉄・京阪・阪急・近鉄4社の共同運行)なども発着していましたが、今は見る影もありません。
昭和の香りが色濃く残るダイエーも、イオングループ傘下に吸収されたため、今はイオンに変わっています。


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2007年4月、京阪守口市駅前で撮影した分です。
富士重8Eのワンステップ中型車も1台(W-5003)だけ配属されました。

今日は京阪バス過去路線についてレポートを書く。
今回は、寝屋川営業所管内の【16】号経路・<枚方市駅~寝屋川市駅>で行く。

【16】号経路・<枚方市駅~寝屋川市駅>は、かつての京阪国道線の名残。もともと<天満橋~三条京阪>間だったのが1970年代に入り<天満橋~枚方市駅>に短縮、その後も分割・短縮を繰り返して、1975年ごろ、当該【16】号経路が誕生する。分割後の<大阪市内~寝屋川>に相当する路線系統は、【1】号経路<京阪京橋~寝屋川市駅>と思われる(京橋乗り入れは2008年廃止。現在も【1】・<京阪守口市駅~寝屋川市駅>は運行中)。

【16】号経路の運行経路は、

枚方市駅北口~枚方公園口~伊加賀~(国道170号・府道京都守口線経由)~菅原神社前~池田本町~寝屋川車庫~寝屋川市駅

で、主に工場・事業所の並ぶ国道・幹線道路を走行するゆえ、道路渋滞が多発しやすいこともあって利用客は少なかったと思われる。1970年代後半の一時期だけ枚方営業所が担当していたこともあったようだが、その後1995年6月の廃止まで寝屋川営業所が担当していた(枚方営業所の車両でこの【16】号経路の方向幕が入っているのを見たような記憶がある)。運行本数は1987年当時、平日10往復、休日5往復だった(「京阪時刻表1987」巻末のバス時刻表より)。

私は、枚方市駅で【16】寝屋川市駅行きにBタイプ(路線・観光兼用車)のK-RC301P(社番B-3461)が入っているのを何度か見た記憶がある。1980年代後半~90年代初頭のことだった。一度乗ってみたかったが、結局乗ることもなく、気がついたら廃止されてしまっていた。

B-3461
B-3461(K-RC301P) 他サイトさまより拝借

【16】号経路・枚方寝屋川線廃止後、枚方市南西部においてはバス路線空白地帯となる。しかし、淀川河川敷に近い伊加賀・出口地区は住宅地やマンションの開発が進んでいて、同地区へのバス路線があっても不思議ではなかった。そこで、伊加賀・出口地区から枚方市駅・枚方市中心部へのバス利用客需要を見込んで、2001年夏、同じ【16】号経路として、枚方出口線が誕生する。運用担当は高槻営業所。ただし、国道へのアクセスが便利ゆえもともとマイカー利用の多い地域であり、近年の枚方市駅周辺の商業・集客施設の衰退などもあり(今年5月、枚方近鉄跡にT-SITEがオープンしたが)、出口線の利用状況からして、高槻の大型車では輸送力過剰なようなので、枚方営業所に移管して中型車で招提線【38】号経路と共通運用を組んだほうが効率的だと思われる。

参考までに、枚方営業所担当時代の【16】号経路関連の運用についても興味がある。当時は交野営業所開設前で、星田線【41】号<寝屋川市駅~四条畷駅>、【43】号<枚方市駅南口~四条畷駅>なども枚方営業所管轄だった。ゆえに【16】号経路は寝屋川市駅からの星田線への送り込み運用もあった可能性はありそうだ。ただし、笠松-正縁寺間の狭隘区間対応のため、星田線には専用の短尺車が使用されていたので、実際はどうだったかはわからない。


4)守口・門真地区路線について

守口・門真市内のバス路線は大幅な縮小傾向にあり、本数はあまり多くなく便利とは言えない。
この界隈のバスの旅をするなら、京阪大和田駅、古川橋駅、守口市駅を拠点としてプランを立てたほうが賢明だろう(門真市駅からのバスは1日1本だけでほとんど使い物にならない)。
京阪大和田駅からは、門真団地・寝屋川市駅・四条畷駅各方面へのバスが少なくとも毎時1本発着している。地下鉄門真南方面へ向かうなら、古川橋駅北口から小型車の[7]号経路に乗車することになる。古川橋駅(南口)からのバスは、短距離系統の[5]号・試験場前方面行きのみで、バス旅を楽しむにはあまり面白くないかもしれない。
地下鉄門真南からのバスは、京阪バス[7]号経路と大阪市営バスの大阪駅行きのみが発着する。大阪市営バスの運賃は均一210円で割安感があり、カード利用だと乗り継ぎ割り引きが適用されるので、非常にお得だ。

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地下鉄門真南バスのりば(なみはやドーム前) 大阪市営バスのほうが発着本数が多い

京阪守口市駅からは、寝屋川市駅・JR吹田・鶴見緑地方面へのバスが毎時1~2本発着している。特に寝屋川市駅へのバスは毎時4本確保されていて比較的便利だ。大阪市内方面へは、「地下鉄守口」から「守口車庫前」まで徒歩5分ほど、そこから市営バスに乗り継ぐことができる。市営バス守口車庫前と同じ場所に京阪バス「土居」バス停があるが、京阪バスの本数は少ないので注意。また、守口から大和田・門真方面へのバスは廃止されてしまったので、古川橋・大和田まで京阪電車に乗るしかない。

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「土居」バス停(北行き)(2012年撮影) 大阪市営バスの「赤バス」は廃止された


5)磐船街道~田原地区

磐船街道を通って奈良県に乗り入れるバスは、現在[18]号経路<京阪交野市駅~田原台一丁目>が土休日ダイヤに2往復だけ運行されている(かつては奈良交通の京阪私市~東生駒駅系統があり、京阪バス[18]号も清滝峠を越えて京阪大和田駅までの長距離路線だった)。運賃は全区間通して350円だが、「1Dayチケット」が使えるのはうれしい。もちろん往復すれば十分モトが取れる。
ただ、単純な往復乗車だと、あまり面白みがないし、運転手との関係も気まずくなりそうだ。
そこで、田原台1丁目から先、どうするか。 「四條畷市コミュニティバス」(京阪バスが運用担当、「1Dayチケット」は使えない)に乗り継ぎ、清滝TNを抜けて四条畷駅・忍ヶ丘駅へ出るのが一番無難だろう。また、運賃は高いが奈良交通の生駒駅行きに乗り継ぎ、奈良方面へ向かうもよし。

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田原台1丁目バス停 奈良交通の生駒駅行きは毎時4本あたり発着する 
道路を挟んだ向かい側に「四條畷市コミュニティバス」の停留所がある



京阪バス「1Dayチケット」(大阪版)(600円)を使ってバス乗り継ぎ旅行をすることについて、気になることを思いつくまま書く。

1)高槻から先どうする
阪急・JR高槻界隈は繁華街、商店街、百貨店、ショッピングセンターが揃っていて、グルメや買い物を楽しむには非常に便利なところだ。「1Dayチケット」を使えば、枚方・高槻間の往復(520円)プラスαで十分元が取れるので、非常に便利だ。
ただ、ショッピング・グルメよりもバス乗り継ぎの旅・探検を目的とする人には、少し損な気もする(笑)。というのも、高槻から京阪バスに乗るなら枚方方面へ戻るしかないからだ。
それならば、 阪急もしくはJRに乗って茨木・吹田方面へ「ワープ」し、そこから寝屋川・守口方面へ抜けるのも一つの方法。しかし、そこからバス乗り継いで枚方へ戻るの にはかなり時間がかかるので、あまり時間的余裕がないときはためらってしまう(せいぜい茨木から枚方行きのバスに乗るぐらい)。

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JR茨木東口で発車を待つ[12]号経路・寝屋川市駅行き


京都方面へ寄り道するなら、JR長岡京または阪急西山天王山まで電車に乗って、[90]号経路・淀行きのバス(阪急バスと共同運行)に乗り換えることが思いつくが、大阪地区の「1Dayチケット」はもちろん使えないし、淀から先の交通ルートでもさらなる出費が必要。

2)学研都市線を梯子してバスに乗り継ぐ
JR学研都市線を梯子しながら四條畷・星田・穂谷・長尾方面のバス路線を乗りまわることももちろん考えられる。
ただ、学研都市線の駅からのバスは本数の少ない路線系統が多いので、事前に時刻表を調べるほうが良い。快速停車駅の四条畷・星田・長尾・松井山手からはバ スの本数は比較的多めなので、慣れないならこれらの快速停車駅を選べば良いと思う(ただし、昼間時間帯は四条畷以東各駅停車の「区間快速」が毎時4本のみ)。具体的に、

四条畷駅・・・[20]イオンモール四條畷(毎時4本)、[21]京阪大和田駅(40分間隔)、他
星田駅・・・[41B][45B][47B]ビバモール寝屋川・寝屋川市駅方面(毎時2~3本)、他
河内磐船駅・・・[9C][17C][17D]京阪交野市駅方面(毎時1~2本)、他
長尾駅・・・枚方市駅北口行き(毎時4本)、枚方市駅南口行き(毎時2~3本)、樟葉駅行き(毎時2~3本)、他


上記快速停車駅のうち、星田・河内磐船からのバスは本数が少なく、特に河内磐船駅での電車とバスの乗り継ぎは、JR線が改札口とバスのりばに挟まれているため、あまり便利ではない。
あと、松井山手駅からだと、[26]号経路・枚方市駅行きを除いて「1Dayチケット」は使えないが、樟葉駅・近鉄新田辺行き([31][67D])が毎時4本、穂谷行き([82][83])は毎時2本発着しており、有効範囲外の分の運賃を別に払って乗車するのも一つの方法(このほか、平日ダイヤに朝・夕のみ各1本の[63]号・ポエムノール北山行きを狙ってみるのも面白い)。
ゆえに、四条畷・長尾・松井山手駅でバス乗り換えのプランを立てたほうが動きやすいだろう。
このほか、快速通過駅の忍ヶ丘・東寝屋川・津田駅からもバスはあるが、本数は少なくあまり便利ではない。津田駅からは枚方市駅・穂谷・京阪交野市駅・香里園など各方面へのバスが毎時1~2本発着していて比較的便利だが、以前に比べて発着本数が減っており、あまり便利とは言えない。

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忍ヶ丘駅からのバス発着本数は非常に少ない(写真は四條畷市コミュニティバス)

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河内磐船駅バスのりば JR改札口へはJR線の下をくぐって反対側に回る


3)八幡からどうする?
「1Dayチケット」は八幡市内路線も範囲に入っているが、なぜか意外に敬遠してしまう。
京阪八幡に発着するバスで「1Dayチケット」が有効に使えそうなのは樟葉と結ぶ[32][41]号経路ぐらいで、岩田・内里・新田辺方面行きは途中から「1Dayチケット」範囲外に入ることも一つの理由だと思う。
ごくたまに樟葉駅から[32]号経路に乗って八幡に足を伸ばすこともあるが、本数は毎時2本で多くはなく、単純に樟葉駅までバスで折り返すのも面白くないか もしれない。こんなとき、追加運賃持ち出しで新田辺行きのバスに乗るのもよし、京阪電車で樟葉・枚方市・香里園・寝屋川市へワープするのもよし。あるいは 八幡市内線[33]号経路(西戸津行き)の小さいバスに乗ってみるのも乙だろう。八幡市駅前の喫茶店(特に「走井餅」がおススメ)に入って折り返し樟葉行きのバスを待つ のも良い。
あるいは樟葉駅から男山車庫までバス、そこから石清水八幡宮まで徒歩、お参りのあとはケーブルまたは徒歩で八幡市駅まで下山してバスで樟葉へ戻る、というのも面白い。

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石清水八幡宮本殿


それから、正月3が日のみの限定で、八幡~JR山崎系統のバスが運行されるので、このときだけ八幡~山崎~(JR)~高槻へと回ることもできる(「1Dayチケット」は使えないが)。

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八幡名物・走井餅




男山・大津のブルーリボンIIに続き、このほど久しぶりに三菱ふそう・エアロスター路線車(ワンステップ)が2台、山科営業所に登場(W-1254・1255)、さっそく運用に入っている。

2009年以降、京阪バスでは三菱ふそう車の購入が途絶えていた。
しかし、現在三菱大型車が配置されていないのは交野営業所のみである。
その交野営業所にも2001~04年の間、エアロスターのワンステップ車が相当数配属されたことがある。

従前、三菱車の少なかった交野営業所だが、2001年夏、突如W-1975が登場する。
翌年2002年には、W-1978~1981、W-1985・1986、1990・1991が配置され、エアロスターが一気に増殖。
さらに2004年初頭には、行先表示LEDのW-1204も加わる。

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W-1980(寝屋川時代)

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今はなき古川橋方面行き[15]号経路に入るW-1979

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枚方に転属したW-1975(左) 穂谷にて

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寝屋川時代のW-1985 開通したばかりの寝屋川茨木線[12]の運用に入る 現在高槻に所属

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W-1204(枚方時代)

しかし、交野管内でのエアロスターの活躍は長くなかった。
さっそく2004年春の寝屋川地区ダイヤ改正の時に、W-1991とW-1204を残して寝屋川に異動。
その後もW-1991・1204は交野管内で活躍を続けるが、夏には枚方営業所へ転属となり、交野からエアロスターが姿を消した。
現在、W-1975・1978は枚方、W-1985は高槻、W-1204は京田辺、他は寝屋川にそれぞれ所属している。
寝屋川営業所には、2007年の寝屋川茨木線[12]号開通を前に、W-1227・1228が追加される(W-1227は高槻に転出)。

さて、交野に突如エアロスターW車が配備された理由について気になるが、それはどうも寝屋川営業所唯一の日野ブルーリボンシティW-3800号の動きと関係があるのではないかと推察される。

寝屋川営業所にエアロスターが大量に転入し、W-3800は稼働率が低いこともあって、すっかり影が薄くなっていた。
どうも営業所の現場では使いにくいようで、この夏中型ロングHR・N-3146号が高槻から転入し、W-3800を大津へ追い出す始末。

それと交野のエアロスターの件と何の関係があるのかといえば、摂南大学関連の[10][11]号経路が一時的に交野営業所が担当していたことだ。
すなわち、寝屋川営業所が2000年秋から京阪シティバス委託となって、大型車運用の多い[10][11]号は大半が交野営業所に移管された。
寝屋川に配備されたW-3800では運用上の不都合があったのか、大型車運用を三菱エアロスターに置き換えるべく交野に一定数配備してみた、ということが推測される。

実際、交野のエアロスターW車は、どちらかといえば寝屋川市駅西口~摂南大学系統での運用が多かったようで、その流れで2004年春のダイヤ改正の時に寝屋川に転属となった(以降、[10][11]号は全便寝屋川営業所が担当)。
ただ、2002年春に学研都市線快速の星田駅停車に合わせて新設された星田線[40]号<寝屋川団地~星田駅>の運用にも最初はよく入っていたようだし、2003年には津田香里線や釈尊寺団地線などで見かける機会も多かった。

現在の寝屋川市駅西口界隈には、平日ダイヤ時の寝屋川茨木線[12]号は大半の便が高槻営業所担当のため、寝屋川のほか高槻営業所のエアロスターも多く見かけるようになった。
回送の都合上、[11]号経路の一部も高槻営業所が担当している。
その関係上、寝屋川から高槻に転属したエアロスターもある(W-1985、1227)。

また、交野に投入された唯一のLEDエアロスター・W-1204は、枚方営業所に転属したのち、2009年11月の枚方尊延寺線系統運用変更に合わせて京田辺に異動したが、いずれの時代も津田駅に乗り入れていることは興味深い。
さらに、京田辺所属車両として一時期津田サイエンスヒルズ線の運用に入って交野市内の河内磐船にも顔を見せたこともあり(現在、大型車の運用は交野営業所担当)、古巣の交野に一時的な里帰りを果たしたことになる。
最近では、京都南部線[24A]号で竹田駅西口までの運用をこなしたようだ。

http://naohiko.exblog.jp/24410930/

寝屋川営業所唯一のブルーリボンシティ(BRC)(KL-HU2PMEA)Wタイプ車、W-3800。
2000年式の車両で、交野所属のW-3801とともに最古参。
交野のW-3801は今年に入っても時々見かけるが、寝屋川のW-3800のことはすっかり忘れていた。

寝屋川営業所管内は、旅客需要の低下により、中型車が大半となる。
一方、2004年春より三菱ニュー・エアロスターWタイプ車が数台交野営業所より転入してくる(この結果、交野の三菱大型車の配置はなくなる)。
一昔前までは寝屋川管内では日野大型車が主力だったが、上述の経緯により、気が付いたら寝屋川生え抜きのブルーリボンシティW-3800だけが残っていた。
しかもこのBRCは稼働率は低いという。

現在、寝屋川市駅西口界隈での大型車は、高槻営業所担当便の寝屋川茨木線[ 11 ][ 12 ]号経路と合わせて、三菱ふそう車のほうが多く、日野(・いすゞ)の大型車は交野[ 22 ]号経路(香里園~仁和寺)と高槻担当の寝屋川茨木線ぐらいで、非常によく目立つ。

そのW-3800だが、ついに大津営業所へ転属したようだ。
関連して、大津から高槻へはW-1989、玉突きとなった中型ロング車HRのN-3146が寝屋川へそれぞれ転属となり、三角トレードが行われたというわけだ。
確かに、高槻管内において日野HRは使いづらいようだし(もっとも高槻営業所は大型車に統一してほしい)、寝屋川のW-3800も使いにくかったらしい。
一方、大津営業所には近年、BRCが大阪地区から少しずつ転入きている。

そういえば、寝屋川W-3800とともに、門真営業所のBRCもあまり見かけなくなっている(ただし、先月下旬の日曜、運転試験場線[ 5 ]号経路の運用に入っているのを見た)。



他の営業所でも、BRCはあまり好まれていない模様だ。

一番よく見かける機会が多いのは、香里団地・交野営業所管内ぐらいだろう。
枚方営業所管内でも少し前は準主力車両だったが、最近はJ-BUSに押され気味で、休日はほとんど見かけないようだ。
高槻営業所にも2004年に2台(W-3842、3843)配置され(同時期にHRも3台配置)、初めは主に枚方高槻線の運用に入っていたが、いつの間にか一般路線の運用に入ることは希少となり、スクールバスにほぼ専属している。

と思ったら、去年、W-3831(BRCで初めてのLED行先表示機)が交野から京田辺営業所にサプライズの転属を果たした。
京田辺のBRCは、今のところはこの1台だけだが、寝屋川のW-3800とは対照的に、意外にいろんな路線系統(八幡田辺線、枚方尊延寺線、樟葉長尾線、ほか)で見かけたりする。

http://naohiko.exblog.jp/24191666/


今回は、20年近く前の思い出も兼ねて、吹田八尾線[52]号系統<JR吹田~京阪守口市駅>についてレポートしたいと思います。

守口市と吹田を結ぶバス路線として、京阪バス[9A]号系統があります。
[9A]号系統は、京阪守口市駅より淀川(太子橋)を渡って大阪市東淀川区内の豊里・大桐地区から、阪急京都線の上新庄駅前を経てJR吹田駅前に至ります。
寝屋川営業所の管轄で、他の寝屋川・門真・守口地区の路線系統と同様、現在は中型車で運用されることが多く、以前に比べて本数も削減される中、そこそこの利用があるようです。

1997年の大阪モノレール門真市開業以前は、守口と吹田を結ぶ路線は、[9A]号系統とは別に[52]号系統も運行されていました。
[52]号系統の運行経路は、
JR吹田~岸辺~JR千里丘~摂津市役所前~(鳥飼大橋)~地下鉄大日南~地下鉄守口~京阪守口市駅
というものでした。
[52]号系統は門真営業所の管轄で、阪急バスとの共同運行でした。

この[52]号系統は、「吹田八尾線」の一系統でした。
吹田八尾線は、その名前の通り、かつて吹田と東大阪・八尾を結ぶ路線バスが国鉄・阪急・近鉄・京阪の4社共同で運行され、大阪郊外東側の衛星都市を南北に結ぶ役割を担っていました。
ただ、モータリゼーションの流れによる利用客減少の中、JR発足直前に国鉄バスは吹田八尾線から撤退。
京阪・阪急も以前はJR八尾駅まで乗り入れていたが、やはり最終的に門真・守口以北のみの運行に後退、1997年までには完全撤退することとなりました。
近鉄バスのほうは1993年の時点で<JR千里丘~八尾>直通系統がわずかに残っていたが、1996年までに全廃されました(同じ千里丘・鳥飼・茨木地区 には鳥飼営業所を拠点に近鉄バスの路線網を有する。吹田八尾線があった時は、阪奈国道線・京都奈良線も媒介して大阪・奈良・京都3府県で一つの近鉄バス路 線網を形成していたが、同路線系統廃止後、鳥飼営業所管内の路線網は近鉄バス他地区路線と切り離されることになる)。

その過程で、吹田八尾線の京阪守口市駅前乗り入れが開始となったのは、1985年のことで、ちょうど京阪百貨店本店がオープンしたときでした。
阪急バスが守口市駅に乗り入れていることは初め全然知りませんでした。

筆者は、江坂からの寄り道に、吹田八尾線[52]号系統に二度ほど乗車経験があります。
特に1990年代半ば頃の平日の夕方、
江坂→(阪急バス)→JR吹田→([52]号系統)→京阪守口市駅→([24]号系統)→清滝団地→(徒歩)→忍ヶ丘駅→([45]号系統)→京阪交野市駅
という経路で交野までバスを乗り継いでみましたが、京阪バスについては、この[52]号系統も含め、全て廃止された路線系統ばかりです(笑)
この当時、もし時間がうまく合えば、京阪大和田駅から[18]号系統で清滝・田原地区を大回りして交野へ行くこともできましたね。

現在、吹田から交野まで
吹田→([9A]号系統)→京阪守口市駅→([1]or[4]号系統)→寝屋川市駅→([22]号系統or[タウンくる])→京阪香里園→([9][9C]号系統)→京阪交野市駅
または寝屋川市駅から
→([41B][47B]号系統etc)→星田駅→([17A]号系統)→京阪交野市駅
なる経路でバス乗り継ぎが可能です。
星田駅経由の場合、平日ダイヤのみ、[43]号系統でも交野まで乗車できます。

http://naohiko.exblog.jp/17479094/

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