カテゴリ:近鉄沿線のバスなど > 近鉄バス(東大阪・八尾・四条畷・大阪市内)


近鉄バス【80】系統・<花園駅前~吉田駅前>。 

東大阪市の近鉄奈良線(河内花園駅)とけいはんな線(吉田駅)を南北に結ぶ短距離の路線で、主な停留所は

花園駅前~稲葉町~吉田下島~大阪朝鮮高級学校前→角田東→吉田駅前→吉田本町→大阪朝鮮高級学校前→(往路に同じ)

運行ダイヤは平日は朝夕のみの運転で昼間(11時~15時)の便は無し。土休日は1時間に概ね1・2本があります。

東大阪市の花園といえばラグビー場で有名でしょう。花園ラグビー場へは、河内花園から奈良方面へ一つ隣の東花園駅下車が便利です。

【80】経路と交差する大阪・奈良r702はラグビー場(花園中央公園)の北側を通り、かつてロングランの上本町六丁目~枚岡車庫系統が走行していました。花園中央公園のところには、「河内松原」という交差点があり、近鉄南大阪線の河内松原駅(松原市)と混同してしまいそうですね。

花園駅前からは、ほかに【90】山本駅前行き(玉串経由)が発着しています。


近鉄バス一般路線は、かつて大阪市内の主要ターミナル、梅田・上本町・阿部野橋(天王寺)に乗り入れていました。梅田~京橋~住道・生駒山上・奈良(阪奈生駒線)や上本町~枚岡車庫、阿部野橋~志紀車庫・天理などの面白いロングラン路線も多かったです。

しかし、地下鉄長堀鶴見緑地線・JR東西線の開通に伴う利用客減などを背景に、ここ数年間近鉄バスをはじめ民営バスの大阪市内乗り入れ縮小・撤退が急激に進行中です。梅田を起点とするかつてのドル箱路線・阪奈生駒線は近年まで便数も相当多かったのにまさかの全面撤退に(阪急バス加島線も同様に廃止)。 

ただ、大阪市内では現在も近鉄上本町駅を拠点に3つの近鉄バス一般路線が細々と残っています。その一つ、大阪上本町駅~JR桃谷系統をレポートしてみました。

運行経路・停留所は

近鉄上本町駅~上本町八丁目~上本町九丁目~天王寺区役所前~大阪警察病院~第二大阪警察病院前~JR桃谷駅前

の短距離で徒歩可能圏内にすっぽり収まり、通過行政区は天王寺区のみで完結(JR桃谷駅がちょうど生野区との境界)。

大阪警察病院への通院および関係者の利用が主体的と思われます。大阪上本町駅を中心とする天王寺区は市内屈指の高級住宅地エリアであり、また有名私学や人気の高い公立小・中・高校が目白押しの文教地区。警察病院の東隣に府立夕陽丘高校もあります。

運行ダイヤは平日のみの運行で毎時4本の便が設定されています。担当営業所は布施営業所。近鉄上本町~上本町九丁目間の「上町筋」には大阪シティバス【62】系統などが頻繁に走ります。


京阪バス門真営業所【2】号経路(京阪大和田駅~門真団地~京阪大和田駅)

京阪大和田駅前を起点に門真市東部の巣本・ 岸和田地区を経て門真車庫・門真団地方面を循環する路線系統です。

主な停留所は、

京阪大和田駅~天辻工場前~巣本~四宮住宅前~岸和田~下馬伏→門真車庫前→門真団地→西御領→御領→江端→下馬伏~(往路と同じ)~京阪大和田駅

巣本~下馬伏~江端南間は大阪府道21号【枚方八尾線】を南北方向に走り、近鉄バス萱島線(萱島~住道~荒本~八尾)との競合区間でもあります。門真団地内には京阪バス門真営業所が立地します。門真団地バス停には【1】【5】【7】【7A】号経路も発着。かつて、門真団地から鴻池新田への近鉄バスもあったが運行休止が続いています(このままなし崩し的に廃止でしょう)。

西御領~江端南間(大阪府道161号)は大東市との境界線と絡み合い、少しばかり大東市域を走ります。江端バス停から東へ向かって1kmの場所には府営深北緑地があり(深北緑地には寝屋川市駅・萱島駅から旧「タウンくる」が1日2・3本乗り入れている)、JR四条畷駅も徒歩可能圏に入ります。

運行ダイヤは、概ね毎時2本ですが、平日朝夕は3本以上が設定されます。下馬伏~門真団地~御領間の循環ルートは「左回り」と「右回り」があり、少し分かりづらいです。系統番号で識別できるよう、番号の付替えが望まれるでしょう。午前は下馬伏から門真団地に入る「左回り」、午後は逆の「右回り」で運行されます。一部の便には門真団地・御領止めもあり、また夜の時間帯は【2A】(大和田駅→下馬伏→門真車庫前→門真団地→御領→江端→門真車庫前)として運行されます。


かつて近鉄バスでは、近鉄沿線の河内と阪急沿線の北摂エリアを結ぶバスがありました。

近鉄バスの一般路線は、大阪府東部の近鉄沿線(東大阪・八尾・大東・松原・富田林市ほか)を主にカバーするが、近鉄沿線と離れた北摂エリアにも鳥飼営業所を構え、茨木市・摂津市内の路線を運営しています。かつて奈良営業所もあり、大阪(北摂エリアを含む)・奈良・京都3府県にわたって路線網がつながっていました。

河内と北摂を結ぶ近鉄バス路線には、

1)吹田八尾線
2)中央環状線(布施駅前~エキスポランド)


がありました。

1)吹田八尾線は国鉄・阪急・京阪・近鉄4社共同の運行で、主に大阪中央環状線旧道を走行。国鉄バスでは「東大阪線」という路線名だったようで、JR発足直前に撤退。近鉄バスでは1980年代初頭まで国鉄吹田に乗り入れていたが、吹田~千里丘駅間は早くも廃止されたようです(京阪・阪急は1984年に八戸ノ里駅以南の乗り入れが廃止)。末期は、

【90】JR千里丘~JR八尾駅前
【96】鴻池新田駅~JR八尾駅前


のみが残り、大阪モノレール門真市開通を待たず1996年12月廃止されました。運用担当は八尾営業所でした(沿線には鳥飼営業所、茨田営業所→稲田営業所があったが、吹田八尾線の担当はなかった模様)。


2)中央環状線(布施~エキスポランド)について。近鉄バス中央環状線は、かつて河内小阪・八戸ノ里~久宝寺口駅など多くの路線系統があったが、ほぼ全面的に撤退。エキスポランド関連は、

【80】布施駅前~俊徳道駅前~八戸ノ里駅前~春宮住宅西口~(近畿道)~日本庭園前~エキスポランド
【81】日本庭園前→エキスポランド→松下厨房機前→春宮住宅西口


がありました。近鉄沿線とエキスポランドを結ぶ路線として、冬季を除く休日運行で、一般路線車使用ながら高速道経由を走行(一般路線車使用で高速道を走る路線としては、阿部野橋~天理系統もあった)。【81】番は【80】番の折り返し1便、片方向のみの運行で一般道を走行するというものだったようであり、これまたユニークな長距離路線ですね(【80】番とは運賃が異なる)。布施駅前~俊徳道駅間は近鉄大阪線の高架下を走行していたというのも驚きですが、いずれも1999年に休止されました。布施営業所の担当でした。

なお、エキスポランド(→エキスポシティ)へは、鳥飼営業所管轄路線としてJR茨木から阪急バスと共同で頻発しています。


かつて地下鉄門真南駅には近鉄バスも乗り入れていました。

【54】番・<門真団地→鴻池新田駅>はその1つの路線系統です。

運行経路は、

門真団地→地下鉄門真南→茨田大宮→鴻池新田→鴻池新田駅

で、門真団地・門真南からJR鴻池新田駅(東大阪市)は意外に近い距離にあります。

【54】番は茨田大宮~鴻池新田駅系統を主軸とする茨田大宮線の1系統であり、1990年代半ばまでは毎時2本設定されていたようですが、全系統跡形も無く廃止されました。

当【54】系統も2009年に運行休止。

2011年当時、門真南駅には近鉄バスの標識が残っていました(路線自体は休止状態)。門真団地に近鉄バスが乗り入れていたことも意外ですね。

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大阪シティバス【12】系統。 

【12】系統は東大阪市の近鉄布施駅前に乗り入れる路線系統です。布施駅前には、上新庄から内環状線(国道479号)経由で【86】系統も乗り入れています。

【12】系統の運行ルート・主な停留所は、

あべの橋~大道二丁目~天王寺東大門前~勝山1丁目~勝山4丁目~生野区役所~大池中学校前~中川西公園前~新今里~地下鉄小路~小路東6丁目~布施駅前

で、勝山通~今里筋などを走り、地下鉄千日前線小路駅を経て布施駅前に至ります。走行区域は、天王寺区・生野区と東大阪市。

始発・「あべの橋」(天王寺駅前)では、駅北東の玉造筋(操車場前)からの発車です。地図上では近鉄大阪・奈良線布施駅と南大阪線のターミナル・大阪阿部野橋駅を結んでいるが、近鉄阿部野橋駅から相当離れているので注意。類似のバス路線として、近鉄バス【10】番(大阪上本町~阿部野橋)が挙げられます。

布施駅前にはイオンと近鉄百貨店東大阪店があります。近鉄バスも発着するが、大阪シティバスのほうが全体的に運行本数が多いですね。

運行ダイヤは毎時1~2本ですが、日曜・休日は1時間あたり3本の時間帯もあります。住吉営業所の担当です。


大阪府四條畷市は生駒山系の清滝峠によって東西に事実上分断されている状態で、清滝峠(清滝トンネル)より東側は地形的に奈良県生駒市との結びつきが強く、田原台地域からは近鉄生駒駅への奈良交通バスを運行。田原台をはじめ東部地域からは四條畷市の公共施設が遠く、その負担軽減が課題でした。市内を東西に結ぶ路線バスに京阪バス田原線や近鉄バス清滝線が存在するが、あまり利用しやすいものではなかったように思われます(かつて、京阪交野市駅と京阪大和田駅を結ぶ京阪バス【18】号経路があったが、田原台地区で系統分割され、大和田~田原台地区は【48】号経路として運行)。

そこで、四條畷市は2000年より無料の公共施設巡回バス「くすのき号」「さつき号」を運行開始。前者は近鉄バス、後者は京阪バスの担当でした。しかし、前述の京阪バス田原線など既存の一般路線バスの乗客を奪う結果となり、2004年運行の見直しを実施。無料巡回バスは有料化したコミュニティバスとして運行されることになり、同時に既存の一般路線バスは廃止。運用担当は京阪バス(門真営業所)に一元化され、近鉄バスは清滝団地・四條畷電通大以東から撤退。清滝トンネルを抜ける一般路線は、現在も京阪守口市駅・大和田駅からの飯盛霊園臨時バス(京阪バス)が残っています。

四條畷市コミュニティバスは、四条畷駅~清滝峠~田原地区系統をベースに(系統数は複数存在、便によっては経由地・経路が大きく異なる)毎時1~2本が確保され、利用しやすくなりました。山間部を走るにもかかわらず、2015年までは均一運賃(220円)だったが、2015年以降は2区間制(清滝峠を境に運賃が変わる。1区220円、2区250円)に改定。

コミュニティバスは京阪バス「1Dayチケット」では利用できないので注意(飯盛霊園臨時バスでは利用可能)。


近鉄バス大阪教育大線(柏原市)について紹介したいと思います。

大阪教育大線は今やほぼ柏原市内唯一の一般路線バスと言っていいでしょう(ほかには市営コミュニティバス「きらめき号」が市内各地を隈なく複雑なルートで巡回、土曜・休日等は運休)。

かつて、河内国分駅前から藤井寺・河内松原を経て堺市まで行くバス、また反対方向に国道25号線を走って奈良県の王寺と結ぶバスも存在したが、軒並み撤退。 

教育大線は、近鉄大阪教育大前駅と教育大柏原キャンパスを結ぶたった1駅だけの短い路線。教育大前駅を起点にキャンパスを通って戻る循環型路線です。月曜~金曜のみの運行です。最終の1便のみ、河内国分駅前まで行きます(→現在ではこれが河内国分に乗り入れる唯一の一般路線バス?!)。



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一時期、JR忍ヶ丘駅前(四條畷市)には近鉄バス(清滝線)も乗り入れていました。
2010年当時の画像があったのでアップさせていただきます。

忍ヶ丘駅は四條畷市唯一の鉄道駅。寝屋川市との境界すれすれのところです。隣の「四条畷」駅の所在地は大東市です。


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近鉄バスのブルーリボンシティ・ワンステップが神姫バスグループへ移籍している模様です。

https://twitter.com/shinkibus6501/status/1206811745785765889
 


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少し見づらい写真ですが、近鉄バス萱島回転場(寝屋川市下神田町)です。
京阪萱島駅北側、大阪r149に面しています。
京阪バス【14】号経路・寝屋川市駅行きの車内より撮影。

京阪電車萱島駅前より住道・荒本・八尾方面への近鉄バスが発着しています。京阪バス【14】号経路<寝屋川市駅~京阪大和田駅>と競合しているが、京阪バスと近鉄バスではのりばが異なり、バス停名も京阪バスは「京阪萱島駅前」、近鉄バスは「萱島」とバラバラです。このほか、京阪バス「タウンくる」も萱島駅に乗り入れているが、これまた【14】号経路とはのりばが異なり、駅前ロータリーからの発着で、少しわかりづらいです。

せっかくなので、近鉄バスも萱島からもう少し伸ばして寝屋川市駅まで乗り入れできないものかと思いました。


(その2)は、主に門真・大和田・四條畷地区について。

 正直、全体的に運行路線・本数とも多くはなく、近鉄バスまたはJR学研都市線や京阪電車その他と組み合わせるほうが賢明でしょう。近鉄バスは京阪萱島駅前から住道・荒本・八尾方面、四条畷駅から清滝・産業大学・瓢箪山(11月から東花園駅に行先変更予定)への路線があります。瓢箪山または近鉄八尾から近鉄電車で新田辺や竹田、さらに京都駅まで一気にワープするのもありですが、運賃が高いのが・・・。

お盆・お彼岸限定で、飯盛霊園臨時バス(京阪守口市駅、大和田駅発着)で清滝峠を越え、田原台1丁目から田原線【18】号経路で京阪交野市駅へ抜けるルートはあります(同様のルートとして、四條畷市コミュニティバスを使うのはあり。コミュニティバスでの1Dayチケットは不可)。ただし、【18】号経路は土曜・休日2往復のみなので、時間をうまく合わせなければなりません。田原台からは奈良交通の近鉄生駒駅行きが便利です。

門真市内から守口方面へ抜けるには、古川橋駅から【8】号経路があるが、京阪電車のほうが早いです。守口市内の京阪バス路線も、京阪守口市駅より大日駅からのほうが多く、あまり冴えないですなぁ。いっそのこと、大阪モノレール(門真市駅または大日駅から)で北摂方面へ足を伸ばし、阪急バスを乗り継ぐほうが面白いでしょう(南茨木駅から京阪バス【9】枚方市駅行きもある)。

地下鉄門真南から大阪シティバス【36】系統で京橋・大阪駅前(梅田)へ足を伸ばすことも可能です。門真南駅には京阪バスはほぼ小型車の【7】【7A】号経路が発着するだけだが、大阪シティバスは本数が多くて便利です。


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阿部野橋(天王寺駅前)に乗り入れる近鉄バス一般車両です。
現在、【10】番・<大阪上本町~阿部野橋>のみが発着しています。

かつては、八尾市志紀や天理への長距離路線があったが、全廃され、阿部野橋からの近鉄バス一般路線は一時期ゼロに。しかし、あべのハルカス開業後、大阪上本町駅と阿部野橋を結ぶ路線が新設され、久しぶりに近鉄バス一般路線車の姿を見せるようになります。
 


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近鉄バス株式会社は本年10月1日で20年を迎えます。

近鉄バスの路線は、親会社の近畿日本鉄道直営の自動車局が担当していたが、1999年10月同局が「近鉄バス株式会社」として独立採算となり、現在に至ります。

20周年を記念し、

1)復刻デザイン塗装バスの運行

2)「近鉄バス20周年記念乗車券」4種類の発売

が実施される予定です。

https://www.kintetsu-bus.co.jp/sys/dat/pdf/to_img0_20190730161331.pdf

1)の復刻デザイン塗装は、1970~80年代のクリーム色にダークレッド色をあしらった2代前の一般路線車用カラーで、非冷房車のみに採用されていたものです。復刻塗装車は各営業所ごと(京都営業所を除く)に1台ずつ配備されます。

2)の記念乗車券は、発売額2,000円(各種共通、500枚ずつ販売)で、乗車券のデザインだけが異なるもので、

路線バス1日乗り放題+OSAKA SKY VISTA1回乗車券

がセットとなっています。発売期間2019年9月1日~2020年3月20日、利用期間は2019年9月1日~2020年3月31日。近鉄バス各営業所で販売です。乗車券のデザインは

路線バス特集版
高速バス特集版
OSAKA SKY VISTA特集版
貸切バス特集版

があります。


近鉄バスの一般路線は、大阪府・京都府の近鉄沿線を中心とするエリアをカバー。 大阪府下では、四條畷市~東大阪・八尾~富田林市の中河内・南河内地域に加え、近鉄沿線とは離れた北摂の茨木・摂津市にも離れ孤島的に路線網を有します。京都府内においては、かつては京都駅~奈良を結ぶ長距離路線もあったが、今は伏見区の向島ニュータウンを中心とする、ごく限られたエリアのみとなっています(ほかに京都市バス洛西営業所管内路線を委託管轄しているが)。昔は奈良県内に奈良営業所を設置(1998年廃止)、前述の京都奈良線および阪奈生駒線(梅田-奈良)していました。奈良県に乗り入れる路線としては、四条畷~高山(生駒市)、大阪阿部野橋~天理といったユニークな路線もあったが、全廃。

現在、奈良県に跨る近鉄バスの一般路線はどれだけ残っているのでしょうか? 調べてみましたが、該当する路線は、

【50】高安山~信貴山門

のみしかありません。阪奈生駒線の残滓と言うべき【16】<住道駅前~生駒登山口>が少しだけ奈良県生駒市に乗り入れているかと思いきや、大阪府下(大東市)で完結しています。かつては阪奈道路経由で梅田・京橋と近鉄奈良を結ぶ長距離路線もあったが、現在は梅田乗り入れさえも撤退(休止)するという状況です。

大阪阿部野橋~天理系統は西名阪経由で、末期は中型車HRが西名阪を疾走していたそうです。後年の高速バス大阪伊賀線運行(近鉄・三交共同運行)の布石になったとも言えるが、これも軒並み本数が減らされました(平日は運休)。


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昨年秋に予定されていた近鉄バス東花園駅乗り入れが延期されましたが、本年11月1日に実施されることに決まりました。これにより、瓢箪山駅前への乗り入れが全て廃止されます。

https://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20190507165326



布施をはじめ東大阪市西部地域での(近鉄)バス撤退が相次いでいます。布施線【93】番は、数少なくなった布施地区におけるバス路線の一つです。

【93】番は近鉄布施駅前とJR学研都市線の放出を南北に結ぶ路線で、運行経路は

布施駅前~長堂~長堂2丁目~高井田3丁目~南森河内~早瀬橋~JR放出駅前

で、大阪市(東成区・城東区)との境界に近いところを走行します。終点のJR放出駅前は大阪市鶴見区です。JRおおさか東線と並行しているが、少し離れています。沿線は中小企業が多くある地域で通勤客も多かったようだが、利用客・運行本数ともに減少傾向です。以前は布施駅前~早瀬橋までだったが、2011年8月放出駅まで延伸。同時に運賃も200円均一となりました。布施営業所管轄、運用車両は小型車(日野・リエッセ)が使用されています。

運行ダイヤは概ね毎時1本が確保されていますが、初発は7~8時台、最終便は19時台となっています。

布施営業所は近鉄バスの営業所の中でも特に古く、鳥飼営業所設置前は整備工場も併設されていました。かつては布施駅前とエキスポランドを直通するバス(高速道経由)も運行していました。同営業所管轄路線は現在高速バスが主力であり、一般路線は縮小傾向です。


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大阪シティバス・近鉄バスの南森町バス停(大阪天満宮前)。
近鉄バス(阪奈生駒線)の梅田乗り入れがなくなっているにもかかわらず、バス停ポールだけは今も残っています。「運行休止」の扱いとなっていますが、果たして復活することはあるのでしょうか?
 


近鉄バス阪奈生駒線の残滓?となった【16】番・<住道駅前~生駒登山口>。

運行経路は、

住道駅前(駅北側)~住道北口~大東市役所前~深野南~寺川~産業大学前~(阪奈道路)~生駒登山口西~生駒登山口

で、 JR学研都市線住道駅と産業大学・生駒山方面を結んでいます。かつては、梅田(大阪駅前)発着の産業大学前・生駒登山口、そして近鉄奈良駅までという長距離系統もあり、奈良営業所(廃止)の車両も梅田まで乗り入れていたが、阪奈生駒線の住道以西・梅田乗り入れが軒並み撤退となり、大東市内の住道駅前~生駒登山口系統などが辛うじて残っているという状況です。

運行ダイヤは毎時1~2本ですが、2019年4月1日ダイヤ改正でもう少し減便されるそうです。稲田営業所の担当となっています。

「住道駅前」とは別に、「JR住道」バス停もあるが、「JR住道」は萱島線(大阪r21)のみの発着となっているので注意。


本年12月21日(金)より、近鉄バス布施平野線の平野駅前乗り入れが廃止されることになりました。

布施平野線の運行経路は、

布施駅前~渋川町~西衣摺~加美北5丁目~加美北8丁目~加美小学校前~加美~平野東1丁目~平野駅前

で、東大阪市と大阪市生野区・平野区の境界を絡めながら南北方向に直進する形となっているが、今度のダイヤ改定で「加美小学校前」以南を廃止、加美北5丁目(新設)発着に変更となります。

近鉄バス本社のある東大阪市内でさえ一般路線バスの撤退が相次いでいますが、東大阪市内は東部の生駒山系を除いて平地の地形となっており、自転車・バイクを日常の交通手段とされている住民も多いがために、バス利用客減で悩まされているといいます。さらに今春、JRおおさか東線「衣摺加美北」駅開業により、並行するおおさか東線に利用客を食われているとのことです。

http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20181115185929


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瓢箪山駅前に乗り入れるバスも東花園駅発着に変更となるため、来月で見納めとなりそうです。誘導員の指示で狭い路地を切り返す光景も過去のものに。

(2018.9.12追記)
東花園駅発着への変更は事情により延期となりました。したがって当分の間、現行通りの運行が継続です。
http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20180822093341


近鉄バス「瓢箪山駅前」発着の全路線を「東花園駅前」発着に変更するとのことです。予定は2018年10月上旬。

対象路線は、

四条畷線(瓢箪山駅前~住道駅・四条畷)
瓢箪山線(瓢箪山駅前~山本駅前)
経法大線(瓢箪山駅前~大阪経済法科大学)



従来の瓢箪山駅前バスのりばが手狭で転回に苦労する上、四条畷線の経路となっているR170旧道(東高野街道)の瓢箪山駅前前後がアーケード商店街で早朝・深夜を除いて車両通行止となるため、四条畷線のバスは一旦西側の外環状線へ回るという煩雑な運行経路となっています。

今回、近鉄奈良線東花園駅高架化完成に合わせて駅前広場が整備され、バス乗り入れが可能となったのことにより、東花園駅前行きに変更となるものと見られます。したがって、今後東花園駅前は東大阪市東部地域におけるバスターミナルの機能を有することになります。



近鉄バス春宮線【15】番・<小阪駅前~鴻池新田駅>が来月20日より本数削減されるようです。

新ダイヤの時刻表は↓

【15】番の運行経路は、

小阪駅前~八戸ノ里駅前~商業大学前~御厨橋~荒本駅前~東大阪市役所前(府立図書館前)~機械団地~鴻池新田駅

であり、東大阪市西部を南北に結ぶ基幹路線ですが、こちらにも減便ダイヤの波が及ぶことになります。

近鉄奈良線およびJR学研都市線沿線から東大阪市役所および府立中央図書館への足としての機能を有しており、私も何度かこの路線系統に乗車した記憶があります。

今度の減便は、廃止もしくは免許維持化への布石ではないかとの見方もあり、阪奈生駒線などと同じ轍を踏みそうな予感がします。



今から20年ほど昔、路線バスで大阪~奈良~京都を回ることが可能でした。
そのルートは、

梅田~<近鉄バス阪奈生駒線>~近鉄奈良駅~<近鉄バス、奈良交通、京阪バス>~京都駅前


で、バス2本を乗り継いで三都を回ることができたのです。

梅田~奈良間の近鉄バス阪奈生駒線は国道1号~大阪府道8号~阪奈道路経由のわかりやすいルートで、梅田からの大半の便は産業大学・生駒山上まで、近鉄奈良へ直通するバスは確か1日1~2便ぐらいだったかと思います。確か1995年頃まで運行されていたようです。奈良市と大阪梅田を結ぶ交通といえば、JRの大和路快速が有名だが、関西本線電化以前は近鉄バス阪奈生駒線がおそらく唯一の手段だったのでしょう。阪奈生駒線は2016年末に廃止、大阪駅・梅田への近鉄バス乗り入れはなくなりました。

奈良~京都間は近鉄バス・京阪バス・奈良交通の3社体制で本数調整して運行(近鉄バスの比重が最も大きかった)。国道24号線(旧道の府道69号を含む)~府県道753754号経由で近鉄・JR奈良駅に乗り入れ、近鉄京都線・JR奈良線と並行しているにもかかわらず、最盛期には毎時1本程度の本数が確保されていました。しかし、長距離路線ゆえ慢性的な道路渋滞に悩まされる上に鉄道に比べて運賃が高く、利用客激減で年々本数は減少、1998年に全廃されました。奈良交通は京都~大和八木間の1往復のみ、末期の1993年ごろ大和八木直通は廃止、1996年京阪バスと同時に運行終了。最後まで残った近鉄バスも1998年に全廃と同時に奈良営業所は閉鎖。奈良での京阪バス・近鉄バスは異色の存在でした。また、京都市内区間(観月橋以北)では京都市交通局との協定で近鉄・奈良交通はクローズドドア制度を採っていたことも痛かったようです。運用車両は近鉄・奈良交通は日野車(RE、RC、RJなど)、京阪は末期は三菱ふそうエアロミディ(山科営業所担当)で、やはり京阪のふそうは異色の存在でした。


10月1日より、近鉄バス清滝線<四条畷駅~忍ヶ丘駅・清滝団地・四條畷電通大>のダイヤ改正が実施される予定です。

http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20170815113632

今度のダイヤ改正で、忍ヶ丘駅乗り入れが廃止となります。

忍ヶ丘駅は四條畷市唯一の鉄道駅(四条畷駅は大東市)で、駅の北側は寝屋川市域となります。
四條畷市役所へは四条畷駅よりも忍ヶ丘駅のほうが近いです。

忍ヶ丘駅前はもともと京阪バスの縄張りで近鉄バスの忍ヶ丘乗り入れが始まるのはかなり近年のことですが、やはり利用状況は芳しくなかったのか、短命に終わります。

合わせて、清滝線の運行本数も減便される予定です(特に土曜・休日は毎時概ね1本、12時台の四条畷発は無し)。


四條畷市清滝地区の近鉄バスについてかんたんレポートを書く。

四条畷(JR四条畷駅前)には近鉄バス四条畷線(産業大学・瓢箪山方面)と清滝線(清滝団地、四條畷電通大方面)のほか、京阪バス(大和田・イオンモール四條畷・寝屋川市駅)、そして田原地区への四條畷市コミュニティバス(京阪バスに委託)が発着している。近鉄バスは「四条畷」、京阪バスは「四条畷駅」が正確な名称である。

「しじょうなわて」の漢字表記は「四条畷」「四條畷」の2通りがあり、行政区域としての市の名称には「四條畷」を用いることになっているようだ。最近の道路の案内標識でも「四條畷」と表記されているし、大阪電通大のキャンパス名も「四條畷」が使われている。一方、JRの駅名は簡単な「四条畷」表記である。JR四条畷駅の所在地が四條畷市ではなく、大東市であることはかなり有名だ。

さて、近鉄バス清滝線はJR四条畷駅と清滝団地・四條畷電通大を結ぶ路線系統だ。
系統は忍ヶ丘駅を経由するものも含めていくつかあり、かなり複雑だ。
運行本数は毎時概ね最低2本は確保されているが、綺麗な30分間隔ではない。
運用担当は、瓢箪山方面からの四条畷線(枚岡営業所)とは異なり、稲田営業所であり、中型車(エルガミオ)で運用されている。
京阪バスと近鉄バスの運行エリアが入り組んでいるため、運賃体系は複雑で、四条畷~清滝団地・電通大までの運賃は250円。

このあたりは生駒山系中腹の急斜面にあたり、道路の勾配がきつい。
同地区を通る京阪バスは、かつて三菱ふそう車を優先的に充てていたほど(1980年代初頭までの日野REは出力が強くなく主に平坦路線に使用されていたが、近鉄バス清滝線ではREを使用していたとか)。
清滝団地はかなり高いところにあり、大阪都心方面の眺望が良い。ただ、急坂が多く、買い物は不便なようで、団地住民の高齢化が進む中、今後この地域がどうなるのか気になるところ。

かつては近鉄バスは清滝峠を越えて田原地区そして奈良県生駒市に越境して高山まで延びていたかと思うが、現在、「四條畷市コミュニティバス」が清滝峠を越えて田原地区と四條畷市街地を結んでいる。


大阪市営地下鉄谷町線(2号線)の終着駅・八尾南。

大阪市営交通でありながら、八尾南駅の所在地は八尾市だが、大阪市平野区との境界にあたるところ。

「大阪市じゃないのに八尾南に駅ができた」理由について、興味深い記事が本日アップされている。
http://osaka-subway.com/yaominami/

それによると、車庫(検車場)の設置とのトレードオフとのこと。
すなわち、「車庫用地が欲しい大阪市」と「都心直結の地下鉄が欲しい八尾市」との利害が一致したことがその理由。

同様の例は、同じ谷町線の北端部がある。
2駅が守口市に越境しており、現在の起点となっている大日駅は、八尾南と同様に検車場があるためだ。
大日駅からこの先、寝屋川を経て高槻まで延伸する構想もあったが、棚上げ状態となっている。

大日駅は大阪モノレールも乗り入れるようになって、イオンモールなども設置され守口市の玄関として発展しているのとは対照的に、他の鉄道線との接続のない南の八尾南駅は閑散としているようだ。過去に何度か所用で一つ手前の長吉に伺った機会に、少しばかり歩いて八尾南から乗って帰ったこともあるが、駅前に発着するバスの本数も多くなく、物寂しげな印象だった。

八尾南駅前には近鉄バス【70】【71】番<近鉄八尾駅前~JR八尾駅前~藤井寺駅>が発着している。本年3月までは久宝寺駅方面、および沼・太田循環が発着していたが、休止となっている。大阪市営地下鉄の駅にもかかわらず、大阪市営バスは乗り入れていない(大阪市外の布施駅や近鉄八尾へは足を伸ばしているのに→八尾市への直通は廃止)。

八尾南駅前付近には八尾空港がある。

八尾南から谷町線を藤井寺・富田林方面へ延伸する構想も上がっているが、北側の寝屋川・高槻延伸と同様、やはり実現の目処は立っていない。


久しぶりに京阪バス寝屋川営業所管内の路線を一つレポートする。

今回は【14】号経路・<寝屋川市駅~京阪大和田駅>

運行経路は、

寝屋川市駅(西口)~寝屋川車庫~高柳住宅前~中神田~京阪萱島駅前~天辻工場前~京阪大和田駅

で大阪府道149号<木屋門真線>を経由する比較的短距離の系統である。寝屋川市南部の高柳・神田・萱島地区住民の足としての役割を担っているものの、利用状況は多くなく、近年毎時1本に減便されている。京阪萱島駅前の北側手前には近鉄バス「萱島」バス停があり(京阪バスのりばとは離れているので注意)、ここから住道駅前・荒本駅前・近鉄八尾駅方面へのバス(近鉄八尾まで2時間以上かかることもある)が発着している。萱島駅前はちょうど寝屋川市と門真市との境界にあたる。

私個人的にこの【14】号経路を(近鉄バス萱島線と同じ経路で)JR住道駅前まで延伸できないものか、と思っている。具体的には、(門真)【2】号経路・<京阪大和田駅~江端~御領~門真団地>と一本化の上、もう少しがんばって住道まで延ばす、という形が現実的に考えられよう。住道駅前は大東市の中心部であり、京阪百貨店も出店している。ただ、行政区分上は枚方・寝屋川などと同じ北河内地域の扱いでありながら、大東市だけは近鉄バスの勢力下にあるゆえ、他の北河内地域とは雰囲気が少し異なり、東大阪市以南と同じ近鉄沿線の色が濃い。

【14】号経路は現在、寝屋川営業所の担当だが、以前門真営業所が受け持っていた時期もある。

なお、高柳・萱島地区には、コミュニティバス「タウンくる」も小まめに運行されている。「タウンくる」の萱島駅ののりばは【14】号経路と場所が異なるので注意。



久しぶりに近鉄バス関連の記事をでっちあげることにする。

今回は、近鉄奈良線瓢箪山駅前とJR学研都市線を国道170号線旧道(東高野街道)経由で結ぶ四条畷線。

四条畷線は、主に次の2系統をベースにして運行されている:

【40】瓢箪山駅前~枚岡車庫~新石切駅前~石切神社前~産業大学前~野崎観音前~四条畷
【30】瓢箪山駅前~枚岡車庫~新石切駅前~石切神社前~産業大学前~大東市役所前~住道駅前


基本的に【40】【30】番が各15分間隔で運転されており(他に幾つかの区間系統あり)、瓢箪山駅前~産業大学前間は2系統合わせて毎時8本の運転となり、近鉄バス一般路線では数少ないドル箱路線だ。大阪産業大学への通学のほか、石切神社・野崎観音・四條畷神社などへの参詣にも便利だ。

四条畷線は、戦前に大阪電気軌道(→近畿日本鉄道)が買収した四条畷-柏原間の一部であり、近鉄の歴史を語る上で欠かせない由緒あるバス路線と言える。

四条畷線は枚岡営業所が担当している。利用客の多い主幹系統ゆえ、基本的に大型車で運用されている。

瓢箪山駅付近では、大阪外環状線(170号線)を少しだけ走行する(170号線旧道の瓢箪山駅付近は商店街アーケードのため深夜時間帯を除いて自転車・歩行者専用道という「酷道」区間で有名)。
新石切駅前では近鉄けいはんな線(・地下鉄中央線)に接続する。新石切駅前は枚岡車庫に近く、運転士の交代が行われる。
170号線旧道は片側1車線ずつあるが、道幅が狭く、大型車では運転に苦労しているようだ。さらに起終点の瓢箪山駅前・四条畷とも手狭で、折り返しにも一苦労。

四条畷からは清滝団地・四條畷電通大方面への路線系統(稲田営業所)も発着している。
また、京阪バス(大和田・寝屋川方面 / 四條畷市コミュニティバスで田原地区)に乗り継ぐことも可能だ。
京阪バスはかつてここから交野・枚方への路線も運行していた。

四條畷市内はどちらかといえば京阪バス(門真・交野営業所)の存在感が大きいが、狭隘区間も多いゆえ中型車での運用が多い。

ちなみにJR四条畷駅の所在地は大東市である。四條畷市役所へは、四条畷駅よりも一つ木津寄りの忍ヶ丘駅からのほうが便利だ(京阪バスも市役所前を通る)。


先日、京阪バスの吹田八尾線【52】号経路についての記事を投稿した。
http://katanogawara.blog.jp/archives/15581227.html

吹田八尾線は国鉄・阪急・近鉄・京阪の4社で運行され、上の記事では主に京阪バスと阪急バスについてコメントしたが、ここでは近鉄バスの動き(主に1980年代以降)についてレポートを書く。

1984年に京阪・阪急は八戸ノ里駅前~国鉄八尾駅前間を廃止、八尾直通は近鉄バス単独となる。
一方、近鉄バスは吹田市への乗り入れが廃止、国鉄(JR)千里丘駅以南の運転となった。
1980年代初めまでは国鉄吹田のほか地下鉄守口発着便も存在した。

近鉄バスは東大阪・八尾市内のほか、茨木・摂津市にも路線を有しており、摂津市内の沿線に鳥飼営業所もあるが、吹田八尾線については八尾営業所が担当していたようだ。

1987年の国鉄→JR移行に合わせ、国鉄バス<国鉄吹田~松下厨房器前>は撤退、<JR吹田~門真市駅>(京阪・阪急)に代替された。

近鉄バスは1987年当時、【90】<JR千里丘~JR八尾駅前>と【96】<鴻池新田駅~JR八尾駅前>が運行されていた。しかし、1993年には阪急バスの門真市以南を休止、1996年12月に近鉄バスの運行が廃止される。京阪バス【52】号も1996年12月に吹田乗り入れから後退、JR千里丘発着に変更され、翌年1997年の大阪モノレール開業時には吹田八尾線の路線バスは跡形もなく完全に撤退する。

近鉄バスの吹田八尾線撤退により、鳥飼営業所管内(茨木・摂津・吹田市)と近鉄バスの他路線(東大阪・八尾市ほか)が分離されることになる。

また、布施駅からエキスポランドまでの直通バス(臨時)も運転されていたが、こちらもやはり廃止される。
なお、エキスポランドを改めエキスポシティへは、JR茨木から阪急バスと近鉄バスの共同運行で2015年に乗り入れが復活する。



近鉄バスの気になる過去路線について一つレポートする。

枚岡線【60】【61】番。

上本町六丁目と東大阪市(旧・枚岡市)枚岡・石切地区を、近鉄奈良線に並行する形で以下の経路で運行:

上本町六丁目(バスターミナル)~鶴橋~新深江~長栄寺(布施営業所前)~新家~菱江~花園ラグビー場前~枚岡~新石切駅前~石切神社前(【61】番は枚岡止め)


戦前に布施駅~枚岡間にて開設され、近鉄バス(近畿日本鉄道自動車部)の歴史を語る上で重要な路線系統だ。戦後、大阪市内への乗り入れが実現し、上本町六丁目、さらに本町四丁目へ延長。1984年に上本町バスセンターができてからは、そこを起終点とする。上本町バスセンターは現在、大阪空港行きリムジンバス乗り場となっている。

石切神社に参拝する利用客も多く、正月には増便も行われるほどの盛況だったそうだ。花園ラグビー場への利用客も多かったことだろう。1960年代には2階建てバス「ビスタコーチ」も導入され(→近鉄特急「ビスタカー」のバス版)、さらにノンステップバスも活躍するなど、先進的サービスが導入された路線でもある。

しかし、道路渋滞や近鉄奈良線と完全並行していることなどの事情により利用客が減少。ただし、近鉄奈良線と少し離れて並行するけいはんな線(旧・東大阪線)新石切界隈から布施・上本町方面へは便利だっただろう。1990年代前半にはえげつないほどの大幅減便を実施、1997年に休止、2000年に廃止になった。

枚岡線廃止から6年後の2006年、石切線【70】系統・<新石切駅前~石切駅前>が新設される。かつての枚岡線の末端区間を復活させたような形だが、狭隘路を通るため小型車で運用。短距離ではあるものの急な坂道があり、なおかつ住宅地も多いことから旅客需要はあって、毎時2~3本程度運行されてきた。しかし、運転士不足を理由に2016年6月1日より土曜日のみ1往復のみの免許維持路線となった。

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東梅田~梅田新道に寄る機会があったので、運行休止(事実上の廃止)予定の近鉄バス停留所の写真を撮ってきました。今週末から土曜日1便のみとなり、来年3月末で運行休止の予定です。


よく考えたら、東大阪市は「酷道」のまちだ。
縦にR170旧道、横にR308が通っていて、新石切駅付近でクロスする。

R308はあの「暗峠」で知られる。
R308の指定区間は大阪市(心斎橋)~奈良市間で、大阪・奈良の2大都市を結ぶ国道だが、途中の阪奈国境は都市間国道とは信じられない「酷道」となっている。大阪市内(深江橋)から東大阪市石切までは、阪神高速東大阪線の側道であり、立派な都市国道だが、石切から生駒山を越える区間は狭隘な登山道のような状態だ。特に大阪側は勾配が非常にきつく、運転に自信のない人は避けるほうが無難。暗峠は昔ながらの峠道の面影が色濃く残っている。奈良県に入ってからも、奈良市宝来まで狭隘な酷道が続く。阪奈都市間を普通にドライブするのなら、阪神高速東大阪線&第二阪奈、または阪奈道路+府道8号など通行することになる。

それにしても、R308の指定区間は短くてちょっともったいないような気がする。私個人的に、奈良市から先、京都府木津川市加茂町および和束町を経て、滋賀県甲賀市信楽、また湖南市・竜王・東近江などの県道を昇格して彦根あたりまで(さらにR365と重複して福井県に入り、鯖江・福井市内の旧・北陸道を経てあわら市のR305まで)指定区間を延長したら面白いかと思う。

縦方向に伸びるR170の指定区間は高槻市-泉佐野市間で、「大阪外環状線」と呼ばれている。寝屋川市以南では外環状線とは別にR170の旧道が並行しており、旧道も国道指定が残ったままだ。すなわちR170は新道=「外環状線」と旧道の2本が共存するわけだ。外環状線が片側2車線の立派な国道なのとは対照的に、R170旧道には、行き違いの困難な狭隘区間もあり、ここ東大阪市においては瓢箪山駅前の商店街も国道に指定されているのだ。商店街アーケード内は深夜時間帯以外は自転車・歩行者専用道となる。瓢箪山駅前からR170旧道を走行して四条畷までの近鉄バスが運行されている。

なお、R170は1982年までは高槻市-河内長野-紀見峠-橋本市間が指定区間だったが、河内長野-橋本間はR371に降格され、現在のルートとなった。ちなみにR371は紀伊半島縦断の3大酷道の1つとして有名で、分断区間を2ヶ所抱えている。



今年8月に近鉄バス梅田乗り入れ(阪奈生駒線)が大幅減便となったばかりだが、来月12月17日より土曜日のみ1便となる。さらに来月3月限りでそれも休止(事実上廃止)となって、大阪駅・梅田へ乗り入れる近鉄バス一般路線は消えることになる。

近鉄バス 梅田 時刻表(2016年12月17日より)
http://www.kintetsu-bus.co.jp/search/pdf/54_1479114049.pdf

阪奈生駒線は少し前までは本数が多く、大阪市内に乗り入れる民営バスとしては旺盛なほうだった。また、梅田から生駒山上や近鉄奈良まで行く長距離の便もあった。しかし、地下鉄長堀鶴見緑地線およびJR東西線開通後、度重なる路線短縮、そしてここ10年ほど急激な本数削減が続くなど、凋落が著しい。ほぼ同じ区間を大阪市営バス【36】系統が通っているが、市営バスのほうは地下鉄と共通割引などがあるのに近鉄バスでは使えないことが、利用客離れにつながって致命的だったようだ。さらに、近鉄バス「梅田」のりばは、地下鉄谷町線東梅田駅のところにあり、大阪駅前から離れていることも痛かったようだ。

<関連記事>
近鉄バス梅田乗り入れは事実上廃止
http://katanogawara.blog.jp/archives/5869230.html


来年4月1日より、近鉄バスの以下路線を取り止めると公式発表された。

上小阪線(布施駅前~樟蔭東前・金物団地前)
吉田住道線(JR住道~吉田駅前)
石切線(新石切駅前~石切駅前)
茨木線(阪急南茨木駅前~野々宮)
茨木線(阪急茨木東口~柱本~)
茨木線(JR千里丘~阪急茨木市駅)
茨木線(阪急茨木市駅~三島丘住宅前)
久宝寺線(JR久宝寺駅~八尾南駅前)
羽曳野線(高鷲駅前~伊賀2丁目~高鷲駅前)


上記路線系統のうち、大半は既に大幅減便もしくは休止されているが、来年4月には免許を手放して廃止するということだろう。近鉄バス一般路線でえげつないリストラが続いているが、運転士不足が一つの理由のようだ。梅田に乗り入れる阪奈生駒線でさえ、急激に本数が減らされ、今年12月から土曜日1本のみの運行になるという始末(大阪市営バス【36】系統とほぼ重複して競合していることもあるが)。

一般路線ばかりではない。高速バスでも八尾京都特急線が減便&値上げが決まったり、京都・大阪・神戸~宮崎・鹿児島線が運行休止となっている。


明日8月11日より、近鉄バス一般路線の梅田乗り入れ系統(阪奈生駒線・梅田~稲田車庫前)が削減される。
明日からの時刻表は、
http://www.kintetsu-bus.co.jp/search/pdf/54_1468567319.pdf

本日までは30分間隔だったのが、明日からは60分間隔に半減される。さらに、4ヵ月後の12月17日からは土曜日1便のみの運行になるという。

今年に入って、近鉄バス一般路線において、えげつないほどの極端な減便が目立つ。新石切~石切駅前、南茨木駅~野々宮系統につづき、梅田~稲田車庫(・住道)・・・。

長年にわたって大幅路線縮小の続く近鉄バスだが、その動きの中にあって梅田発着の阪奈生駒線は比較的堅調だった。過去には生駒山上や近鉄奈良駅までの長距離路線もあったが、JR住道(大東市)までに短縮される。そして、2011年ごろより阪奈生駒線にも大鉈を振るうようになる。生駒山・奈良はおろかJR住道への直通系統さえ土曜のみの1便に減らされ、15分間隔の運行本数も、ここ数年の間で20分、そして30分間隔に大幅後退し、今年の12月からは土曜のみの1便になるという。

堅調と思われていた阪奈生駒線がなぜここまで急激にリストラされるのか?
その一つには、大阪市営バス【36】系統・<大阪駅前~地下鉄門真南>とほぼ同じ経路であるにもかかわらず、大阪市営地下鉄・バス各種乗車券が近鉄バスで利用できないゆえ、乗客がは市営バスに集中、近鉄バスは閑古鳥が鳴くといった状況だという。住道直通の大幅減便もショックだったが、地下鉄長堀鶴見緑地線およびJR東西線開通の影響も決して小さくないだろう(北新地から住道まで電車1本で行ける)。

近鉄バスの梅田乗り入れは、近鉄(旧・大阪電気軌道)四条畷線計画の名残だと言われている。石切から四条畷・森ノ宮・梅田への鉄道線を敷設するというもので、大正~昭和初期に具体化と着工までは進んだが、JR片町線(学研都市線)電化実現により、鉄道敷設の意味が乏しくなり、宙に浮いた。以降、完成した路盤を利用して路線バスが運行されるようになった。なお、この構想に近い鉄道路線が、後年地下鉄中央線~近鉄けいはんな線で実現している。

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京阪バスと近鉄バスの発着する四条畷駅の写真を何枚かアップしてみました。
【32】巣本経由寝屋川市駅行きは廃止されてしまったし、【33】砂経由・寝屋川市駅行きも1往復だけの免許維持路線になってしまいました。枚方市駅まで直通する【43】号経路も発着していました。
近鉄バスは瓢箪山行きと清滝団地行きが発着しています。

ちなみに、JR四条畷駅の所在地は大東市です。

来月、近鉄バスの一部路線でダイヤ改正が実施される。
今度のダイヤ改正では、毎時2~3本の運行本数を確保していても「土曜・休日のみ1本だけ」だけに激減する系統もあって、ショッキングなものだ。八尾京都特急線でも平日の運行を取り止めるという。運転士不足などが理由らしい。


【平成28年6月1日】
吉田住道線、石切線、久宝寺(南系統)
ダイヤ改正及び金剛団地線(津々山台系統)の廃止のお知らせ

http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20160426141550


【平成28年6月1日~】
八尾・京都特急線
(JR久宝寺駅・近鉄八尾駅前~京都駅八条口)
ダイヤ改正のお知らせ

http://www.kintetsu-bus.co.jp/news/detail.php?no=20160428182736


かねがね思っているが、近鉄バスは高速・長距離バスには気合いが入っているが、一般路線バスについてはあまり積極 的とは言えない。近鉄バスの一般路線は、主に大阪府下の近鉄沿線、すなわち中河内~南河内地域を営業エリアに持っているが、これとは別の飛び地的に阪急京都線沿 線の茨木・摂津市、京都向島ニュータウンの路線も持っている(このほか、京都市バス洛西営業所の運用も委託)。かつては奈良方面への路線も持っていたが、利用客減少で奈良県からはほぼ撤退している。利用状況が堅調と思われる梅田線(阪奈国道線)でさえ、近年信じられないほどの本数減と路線短縮が相次ぐ。

私個人的に、近鉄バス一般路線の半分以上は京阪バスグループに譲渡したほうがよいのではないか、と思う。
特に、

1)四條畷市内(四条畷~清滝団地)

2)萱島~住道(~荒本)

3)茨木・摂津市内(南部)

4)向島ニュータウン内


のエリアは、京阪バスグループの管轄が最適だと思われる。

1)四條畷市内の清滝団地系統については、主に朝と夕方のみの運行(平日は昼間も毎時1本)となっている。京阪バス門真営業所が運用担当している「四條畷市コミュニティバス」に移管するのが合理的だろう。あるいは、[23]号経路<京阪大和田駅~清滝団地>の一部を四条畷駅乗り入れにしてもよさそうだ。四條畷市内はイオンモール四條畷の開業も手伝って、京阪バスのシェアが高くなっている。

2)萱島~住道~八尾の長距離路線は所要時間はかかるが、京阪沿線から東大阪・八尾方面への直通需要があってそれなりの本数が確保されている。私個人的にも、京阪沿線から府立中央図書館(東大阪市・荒本駅前)への足としても利用価値があると思っている(鉄道だけだと、京阪・大阪市交・近鉄の3社間にまたがり、運賃は割高)。せっかくなので、寝屋川市駅に乗り入れることはできないものか、とも思う。
そこで、京阪バス[14]号経路<寝屋川市駅~京阪大和田駅>を路線再編の上、少なくとも住道まで延長運転するのはどうだろうか? 住道に京阪百貨店があるのに、京阪バスが乗り入れていないのはむしろ不思議だ。

3)茨木・摂津市(鳥飼営業所管内)のJR京都線より東側は、京阪バス・寝屋川茨木線[12]号経路の一部を経路変更するなどして、南茨木駅に乗り入れることは可能だろう。JR京都線の西側、エキスポランドや阪大病院方面については、阪急バスに吸収されるか? 
ただ、茨木方面の近鉄バスは、近鉄電車の沿線から離れていながら、利用状況は全体的に堅調なようなので、ここは近鉄バスとしても死守したいエリアだろう。それでも、京阪バス・寝屋川茨木線のダイヤ・路線系統の見直しの余地はあるだろう。

4)京都市最南端の向島ニュータウン内を管轄する近鉄バス京都営業所は、かつては京都駅や桃山城、大久保、奈良までの広範囲をカバーしていた。現在は近鉄向島駅を拠点に向島NT内を細々と運行するのみとなる。向島駅は向島NTの入居開始に合わせて1979年に開業した比較的新しい駅で、団地内には近鉄グループのスーパー・「近商ストア」があり、近鉄グループの縄張りで囲い込まれているようだ。その関係からか、向島の近く、宇治市大川原に奈良交通京都営業所(主に京田辺市南部と加茂~和束方面の路線を管轄)もあり、向島駅から奈良交通バスの免許維持路線も発着する。
仮に近鉄バスが向島NT内路線から撤退するなら、京都京阪バスもしくは奈良交通への譲渡が現実的に考えられそうだ。向島駅には京都京阪バス(旧・京阪宇治交通→京阪宇治バス)も乗り入れており、かつては京阪宇治方面へのバスも発着していたが、現在近鉄小倉・徳州会病院への小型バスが毎時1本あるのみだ。
ほかに、近年向島駅から竹田駅までの近鉄バス一般路線(国道24号経由)が新設されたが、本数は少なくあまり使い勝手は良くなさそうだ。これを中書島・西大手筋経由にすれば、伏見区の中心部・大手筋商店街への買い物も便利になるだろう。




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