カテゴリ: 大阪シティバス(旧・大阪市営バス) / 大阪市内の話題


20121001600
2012年当時の大阪市営バス(→大阪シティバス)住吉車庫の画像が出てきました。

当時のガラケーで何気なく撮影したものです。以前に比べふそう・エアロスターが増えているようでした。


関西でジーンズショップといえば、三信衣料を思い出す方も多いでしょう。 

一昔前(30年ほど前)、京阪神エリアでは三信衣料の店舗が多かったと記憶しています。私は楽天経由で三信衣料のデニム(ジーンズ)を購入したこともあります。

しかし、最近街のジーンズショップはほとんど見かけなくなりました。今やユニクロやGUで安くて品質の良いジーンズを購入できるようになり、昔ながらの個人経営店はめっきり減ってしまいました。枚方・交野・寝屋川近辺も例外ではありません。昔は枚方ビオルネなどでよくジーンズを買っていましたが、ビオルネ内のファッションフロアがどんどん縮小され、現在ここで購入するのは事実上不可能です。数年前まで交野市内で営業していた大型チェーン店も閉店しました。

さて、三信衣料上新庄店(大阪市東淀川区)が閉店するとのニュースが入りました。店舗は国道479号線(内環状線)のローサイドにあり、京阪バス守口上新庄線【9A】号経路(12月で廃止予定)なども通ります。私も数年前、このお店に立ち寄ったことがあります。閉店に至った理由は、コロナ禍のもとネットで衣料品を購入することがさらに広がり、これまで通りの店舗経営をすることが厳しくなったためとのこと。閉店は来年夏ごろの予定だそうです。

上新庄店が三信衣料最後の店舗のようです。数年前は京都周辺でもまだそれなりの数があったと思いますが、気づけばどんどんなくなっていたようです。

【大阪市東淀川区】52年間ありがとう! 
三信衣料が閉店に伴い売りつくし閉店セールが実施されています。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/72c8f6972daf08896a6a84a10c4bca246311cd8f



2023年10月1日より、大阪シティバス【97】号系統(大阪駅前~加島)の運用に守口営業所が加わりました。

【97】号系統は、淀川区西部の十三筋(大阪/兵庫県道41号)を走るメイン系統。少し前まで阪急バス加島線と競合していましたが、阪急バスは加島営業所を閉鎖し、加島エリアから完全撤退。現在、シティバス【97】号系統が大阪駅前(梅田)と淀川区加島地区を結ぶ唯一の路線系統となっています。

【97】号系統は、基本的に沿線上の中津営業所の担当ですが、2023年10月1日よりなぜか守口営業所も加わることになりました。最新の公式路線図から確認できます。以前にも守口営業所が【97】号系統を担当したことがあるようです。守口営業所の車両は大阪シティバス唯一の「大阪ナンバー」なので、登録ナンバーで所属車両の区別が容易につきます。守口営業所の担当は、北東部の旭区・城東区・鶴見区から南東部の生野区・平野区、加えて北西部の淀川区までに及ぶ広範囲をカバーすることになりますね。

ちなみに、阪急バス阪北線【11】系統(梅田~阪急園田)が2023年11月廃止される予定です。これに伴い、梅田に乗り入れる阪急バス一般路線はとうとうゼロになります。


旭区民センター前の通りを賑やかに行き交う大阪シティバス。

大阪駅前から【78】【83】系統が乗り入れて来ます。ちょうど、京阪森小路駅とJR城北公園通駅の中間の位置にあります。


DSCN9245a

DSCN9247


99bc91a4.jpg


3d498be3.jpg

P7160038a

大阪駅前JRガード下。

御堂筋(国道176号)の一部ですが、このガード下には独特の面白い空間が広がります。

大阪駅ホーム東側の端で東海道本線(JR京都線)と大阪環状線が並走する区間であるため、ガードにかなりの幅があり、地下道のような雰囲気です。

このガード下から発車するバスもあります。大阪シティバスの多くの路線系統は大丸前の広場から発車するが、一部の系統および阪急バス阪北線(上津島・園田方面行き)は御堂筋~JRガード下にのりばが設定されています。少し前まで、タクシーのりばも設置されていたが、西側に移転した模様です。

ガードの西側はJR大阪駅1階コンコース(御堂筋口)で、ここから大丸やグランフロントなどへ直結。

東側は新梅田食道街と呼ばれる庶民的な雰囲気の飲食店街で賑わいます。ここはもともと、旧国鉄時代の施設関係の退職者に対する救済事業として設立されたそうです。南側の阪急百貨店、北側の阪急大阪梅田駅ビルやホテルに挟まれた谷間の位置にあり、上品で華やかな阪急のイメージと異なる雰囲気が面白いですね。

ガードの地下は大阪メトロ御堂筋線の梅田駅ホーム。御堂筋線は10両の長い編成のため、ホームはJRガードの両端を跨いでいます。梅田で乗り換えるとき、阪神および谷町線(東梅田)は天王寺・なかもず寄り、阪急は新大阪・千里中央寄りの車両に乗ると便利です。


大阪シティバス【39】号系統・<野田阪神前~竹島3丁目>。

地味に淀川対岸どうしの福島区と西淀川区を結ぶ貴重な路線系統で、これまたなかなか面白い路線だと思いました。

主な停留所は、

野田阪神前~野里~歌島橋~御幣島駅~御幣島公園~西淀川区民ホール※~御幣島住宅前~竹島3丁目
※西淀川区民ホール:野田阪神前行きのみ停車

で、国道2号線(阪神国道)・淀川大橋を走行する貴重なバス路線です。

淀川大橋を渡るバスについて、大阪シティバスでは当【39】号系統が唯一。他に阪神バス(野田阪神前~阪神杭瀬駅北)が免許維持路線として土休日に1往復走行するのみとなっています。かつて、阪神国道には阪神の軌道線(路面電車)が走り、現在淀川大橋の地下にJR東西線が通っています(→阪神バスはその代替で、当初は野田阪神から西宮・宝塚方面への便が頻発していたが、JR東西線開通以降運行本数は激減。今は前記の通り免許維持路線)。

歌島橋交差点は国道2号・大阪府道10号ほかと交わる5差路の複雑な形の交差点。交差点北側には西淀川区役所とJR御幣島駅が設置され、西淀川区の中心部になっています。かつて歌島橋にバスターミナルがあったが、廃止されました。なお、西淀川区には大阪メトロ(地下鉄)は通っていません。

【39】号系統は、歌島橋交差点から大阪府道10号線【大阪池田線】を北上し、JR加島駅を目指すルートを取ります。府道10号線は、ごくわずかな距離だけ兵庫県尼崎市を掠ります(兵庫県側の県道番号は100番に設定されています)。

竹島3丁目バス停の北およそ100m先に、JR東西線・加島駅(淀川区)の南出口があります。加島駅の南隣の地上にはJR東海道本線(神戸線)が貫いています。東海道本線の線路と加島駅の間が、ちょうど西淀川区と淀川区の区境です。

なお、加島駅前(北口)には大阪駅前から大阪シティバス【97】号系統が発着。2年前まで阪急バス(加島線ほか)も乗り入れ、加島出張所(車庫)もあったが、全廃。

運行ダイヤは平日・土曜・休日とも概ね毎時1本。中津営業所の管轄です。

osaka-city-bus39



大阪シティバス【53】号系統(大阪駅前~船津橋)。

大阪駅前と北区堂島および中之島地区を結ぶ比較的短距離の路線系統です。主な停留所・運行順路は、

大阪駅前→梅田新道→大江橋→渡辺橋→中之島4丁目→堂島大橋→船津橋→土佐堀3丁目→土佐堀2丁目→堂島大橋→渡辺橋→堂島→桜橋→大阪駅前

走行区域の大半は北区で、土佐堀川南岸に限り西区を通過。大阪駅前(梅田)以外での鉄道接続は、京阪中之島線(大江橋、渡辺橋、中之島4丁目下車)とJR東西線・北新地駅(梅田新道、桜橋バス停下車)。いずれも大阪駅・梅田から直接鉄道が通っていないエリアで、バスが命綱となっているようです。

運行ダイヤは基本的に毎時帯2本。平日朝ラッシュに限り、1時間あたり6~10本設定されています。中津営業所の管轄。

osaka-city-bus53



大阪駅前と守口車庫前を結ぶバスには、大阪シティバス【34】号系統と【78】号系統があります。【34】号系統は最短ルートの城北公園通経由で運行本数も多く、シティバス有数のドル箱路線です。一方、【78】号系統は、概ね毎時2本で本数は少なく、運行経路もやや複雑ですが、なかなか乗りごたえがあります。 

【78】号系統の主な停留所は、下記の通りです。

大阪駅前~曽根崎警察署~扇町~源八橋~中野町三丁目~都島区役所前~都島中通~都島中通三丁目~内代町~御幸町二丁目~高殿二丁目~旭陽中学校前~旭警察署~旭区民センター(西行きのみ)~旭区役所~森小路~千林~今市~地下鉄太子橋今市~守口車庫前

大阪市北区・都島区・旭区および守口市を通ります。都島区役所および旭区役所への最寄り系統です。【78】号系統の見所として、源八橋と旭警察署~旭区役所~森小路あたりが挙げられると思います。源八橋は桜ノ宮駅に近く、大阪環状線と並走することになります。

運用担当は井高野営業所と守口営業所の共同担当です。一時期、守口営業所の担当が外れた時期もあったが、2020年から復帰しています。

なお、大阪駅前~守口車庫前間では、大阪メトロ(地下鉄)谷町線と並行しています。バス路線は、地下鉄と離れた地域を最大限にカバーするように経路が選ばれていると言えます。

osaka-city-bus78
【78】号経路 経路マップ



大阪梅田(大阪駅前)~東大阪市内間のバス乗り継ぎルートを調べてみました。

【ルート1】(荒本、八戸ノ里、河内小阪)
大阪駅前      ~ 茨田東小学校前   (大阪シティバス【36】)
(南へ徒歩)
鴻池新田駅     ~ 荒本駅前、八戸ノ里駅前、小阪駅前 
                      (近鉄バス【15】)

【ルート2】(荒本、若江岩田)
大阪駅前      ~ 茨田東小学校前   (大阪シティバス【36】)
(東へ徒歩)
赤井        ~ 荒本駅前、若江岩田、近鉄八尾駅前
                      (近鉄バス【39】【44】)

【ルート3】(石切神社、東花園)
大阪駅前      ~ 茨田東小学校前   (大阪シティバス【36】)
(東へ徒歩)
住道駅前      ~ 石切神社前、新石切駅前、東花園駅前
                      (近鉄バス【30】)

【ルート4a】(布施)
大阪駅前      ~ 地下鉄今福鶴見   (大阪シティバス【36】)
地下鉄今福鶴見   ~ 布施駅前      (大阪シティバス【86】)

【ルート4b】(布施)
大阪駅前      ~ 上新庄駅北口    (大阪シティバス【37】)
上新庄駅前     ~ 布施駅前      (大阪シティバス【86】)


以前は、梅田から近鉄バス阪奈生駒線一本で住道駅前(大東市)まで到達可能だったが、近鉄バスは梅田から完全撤退してしまいました。現在、阪奈生駒線と同ルートを辿るには、大阪シティバス【36】号系統+徒歩ということになるが、徒歩距離はそれほど遠くなく、比較的容易いと思います。


大阪シティバス【85】号系統。

杭全(東住吉区)となんばを今里筋~長堀通(国道308号)経由で結ぶ路線系統です。 主な停留所は、

杭全~今林東部市場前~田島三丁目~大池橋~中川二丁目~地下鉄今里~中道~玉造~清水谷高校前~上本町一丁目~谷町六丁目~松屋町~長堀橋~心斎橋→(心斎橋筋一丁目→道頓堀橋→なんば→JR難波駅前→四ツ橋→)心斎橋~(復路と逆経路)

当路線は長堀通を走行する点で面白いと思いました。長堀通の真下には地下鉄長堀鶴見緑地線(7号線)が通っているため、【85】号系統が唯一のバス路線となっています。7号線開通前は、長堀通を走るバスはもっと本数が多く、トロリーバスも走っていました。心斎橋~なんば間では、なんば行きは御堂筋を南下、杭全行きは四ツ橋筋を北上します。【85】号系統は【8】号系統とともに御堂筋(心斎橋~なんば)を走るバス路線という意味でも、希少性がありますね。

杭全となんばを結ぶバス路線としては、他に大阪シティバス【73】号系統(鶴橋駅前・千日前通経由)が存在します。

運行ダイヤは終日概ね毎時1本。住吉営業所の担当です。2014年以前は東成営業所(廃止)が担当していました。



最近、大阪シティバスの系統の呼び方について、同じ方から複数の指摘コメントをいただきました。 

多くのバス事業者さんでは「○系統」がそのまま正式呼称ですが、大阪シティバスは特殊で、「○号系統」と呼ぶことになっています。車内音声でも「○号系統」と案内されていますね。

当ブログでは「○系統」という表現で通してきましたが、その件で訂正要請のコメントが寄せられました。私個人的には、冗長さを省いた「○系統」という略称で十分通じるものと考えており、個人の趣味レベルのブログで取り立てて正式呼称にこだわる必要はあるのかな、という感覚です。そもそも、一般の利用客はそこまで神経質ではなく、「○番のバス」という言い方で十分話が通るでしょう。

それでもやはり、正式名称でないとご不満という方もおられるでしょう。当ブログにおきましても、今後(2022年10月25日以降)、大阪シティバスの系統番号呼称については、

「○号系統」 または 番号のみ(呼称略)

の表現で統一することにしました。

ちなみに、京都市バスについても、「○号系統」が正式呼称なので、同様の表現を使います。

(参考資料)
シティバス基礎知識(City bus lovers)

https://citybuslovers.com/fag.html

Weblio 系統番号(バス)
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7+%28%E3%83%90%E3%82%B9%29_%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7+%28%E3%83%90%E3%82%B9%29%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81



かつて、大阪市東部郊外エリアの吹田と八尾を結ぶ路線バス(吹田八尾線)が、国鉄・阪急・近鉄・京阪4社によって運行されていました。主に大阪府道旧2号【中央環状線】を走行、途中千里丘・守口・門真・八戸ノ里などを経由するルートでした。両者間を直接結ぶ鉄道は存在しないため、バスの需要はかなりのものだったと思います。

しかし、1970年大阪万博開催の頃をピークに、慢性的な道路渋滞の影響などにより、利用客は減少。運行区間の縮小・減便を重ね、大阪モノレール門真市延伸開業(1997年)までに全廃され、現在に至ります。その後、2019年にJRおおさか東線(城東貨物線を旅客線化)が新大阪まで開通、かつての路線バス吹田八尾線の目的は、おおさか東線が担っていると言えます。

さっそくですが、2022年現在可能な吹田~八尾間のバス乗り継ぎルートを調べてみました。

【ルート1(内環状線・布施経由)】
JR吹田      ~ 豊里 ほか  (京阪バス【9A】)
豊里        ~ 布施駅前   (大阪シティバス【86】)
布施駅南口     ~ 近鉄八尾駅  (大阪バス布施八尾線)

【ルート2(今里筋経由)】
JR吹田      ~ 土居     (京阪バス【9A】)
守口車庫前     ~ 地下鉄今里  (大阪シティバス【35】)
地下鉄今里     ~ 加美東三丁目北 (大阪シティバス【19】系統)
加美東三丁目北   ~ 久宝寺緑地   (徒歩)
久宝寺緑地     ~ 近鉄八尾駅   (大阪バス布施八尾線)

【ルート3(萱島経由)】
JR吹田      ~ 摂南大学    (京阪バス【9A】)
摂南大学      ~ 寝屋川車庫前  (京阪バス【5】【11】【12】ほか)
寝屋川車庫前    ~ 京阪萱島駅   (京阪バス【14】)
萱島        ~ 近鉄八尾駅前  (近鉄バス【39】【44】)


【ルート1】(布施経由)が距離的に最短、かつ本数も多くて、乗りやすいと思います。

【ルート2】は、以前投稿した天王寺~八尾間乗り継ぎルート の1ルートと重なる部分があります。

せっかくなので、近鉄バス萱島線を有効に使えないものかと思って調べてみました。すると、京阪バス【9A】号経路が摂南大学(寝屋川市)までロングランであることに注目。ここが大きなポイントでしょう。やや遠回りルートだが、摂南大学から京阪バスをさらに2本乗り継いで、萱島で近鉄バスに乗り換えてしまえば、一気に近鉄八尾まで到達します(その代わり、所要時間はかなりかかります)。

【ルート3】の変形版として、次も挙げられます。

【ルート4】
JR吹田      ~ 上鳥飼     (阪急バス【31】)
上鳥飼       ~ 上鳥飼北    (徒歩)
上鳥飼北      ~ 寝屋川車庫前  (京阪バス【12】)
寝屋川車庫前    ~ 京阪萱島駅   (京阪バス【14】)
萱島        ~ 近鉄八尾駅前  (近鉄バス【39】【44】)


近鉄八尾駅から、さらに近鉄バス【70】番に乗り継げば、大和川を渡って藤井寺まで行けます。藤井寺駅から先、

http://katanogawara.blog.jp/archives/38593667.html

を参考に徒歩連絡も含めてうまく工夫すれば、堺市や富田林市まで足を伸ばすことも可能です。


バス乗り継ぎシリーズ、今回は天王寺(阿部野橋)~吹田間を考えてみました。

意外に難しくないようです。

【ルート1】
あべの橋      ~ 天満橋     (大阪シティバス【62】)
天満橋       ~ 守口車庫前   (大阪シティバス【10】)
土居        ~ JR吹田    (京阪バス【9A】)

【ルート2】
あべの橋      ~ 布施駅前    (大阪シティバス【12】)
布施駅前      ~ 豊里 ほか   (大阪シティバス【86】)
豊里        ~ JR吹田    (京阪バス【9A】)

【ルート3】
あべの橋      ~ 杭全      (大阪シティバス【1】【5】【6】)
杭全        ~ 守口車庫前   (大阪シティバス【35】)
土居        ~ JR吹田    (京阪バス【9A】)


【ルート1】(天満橋経由)が本数も比較的多く、最速だと思われます。また、布施(東大阪市)経由でも3本乗り継ぎで吹田まで行けるのは意外です。

やや遠回りだが、以下も面白いでしょう。

【ルート4】
あべの橋      ~ 大阪駅前    (大阪シティバス【62】)
梅田        ~ 日出町     (阪急バス【11】)
日出町       ~ JR吹田    (阪急バス【24】)


【ルート5】
あべの橋      ~ 天満橋     (大阪シティバス【62】)
天満橋       ~ 焼野      (大阪シティバス【46】)
焼野        ~ 京阪守口市駅  (京阪バス【19】【29】)
京阪守口市駅    ~ JR吹田    (京阪バス【9A】)


かつて、次の吹田八尾線経由も可能でした。

あべの橋~(大阪市営バス【9A】ほか)~近鉄八尾駅~(近鉄バス)~千里丘~(阪急・京阪バス)~JR吹田

あべの橋~(大阪市営バス【9A】ほか)~近鉄八尾駅~(近鉄バス)~八戸ノ里~(京阪バス)~JR吹田


大阪キタ(梅田)~堺市内のバス乗り継ぎルートを調べてみました。

【ルート1】
大阪駅前     ~ なんば      (大阪シティバス【8】【75】系統)
なんば      ~ 地下鉄住之江公園 (大阪シティバス【29】系統)
地下鉄住之江公園 ~ 堺駅西口     (大阪シティバス【89】系統)
(または)
住之江公園駅前  ~ 堺東駅前     (南海バス【61】系統)

【ルート2】
大阪駅前     ~ 大正区役所前   (大阪シティバス【55】系統)
大正区役所前   ~ 地下鉄住之江公園 (大阪シティバス【76】系統)
地下鉄住之江公園 ~ 堺駅西口     (大阪シティバス【89】系統)
(または)
住之江公園駅前  ~ 堺東駅前     (南海バス【61】系統)

【ルート3】
大阪駅前     ~ 住吉車庫前    (大阪シティバス【62】系統)
住吉車庫前    ~ おりおの橋    (大阪シティバス【64】【65】系統)
おりおの橋    ~ 錦綾町      (徒歩)
錦綾町      ~ 堺東駅前     (南海バス【9】系統ほか)

【ルート4】
大阪駅前     ~ 住吉車庫前    (大阪シティバス【62】系統)
住吉車庫前    ~ 地下鉄あびこ   (大阪シティバス【63】【65】系統ほか)
地下鉄あびこ駅  ~ 天美西住宅前   (北港観光バス あびこ天美北線)
天美西      ~ 堺東駅前     (南海バス【9】系統ほか)



南海(本線)の堺駅前までなら、大阪シティバスのみで完結するのは驚きです。【ルート1】が本数も多く、最速でしょう。かつて、堺東駅前(南海高野線)にも旧・大阪市営バスが乗り入れていました。また、地下鉄御堂筋線なかもず延伸前、あびこ駅から北花田・金岡方面への南海バスも発着していました。

【ルート3】の上本町・あべの・住吉車庫前・おりおの橋経由も試す価値があると思います。「おりおの」は漢字で「遠里小野」と書きます。「遠里小野」という地名は、大和川両岸の大阪市(住吉区)と堺市(堺区)に跨って存在します。おりおの橋~錦綾町間の徒歩ルートマップを【図1】に示します。

oriono-bashi
【図1】おりおの橋~錦綾町 徒歩ルート

少し遠回りですが、【ルート4】の住吉車庫前・地下鉄あびこ・天美地区(松原市)経由も面白いでしょう。



大阪シティバス【19】系統についてレポートを書いてみました。

運行経路と主な停留所は、

地下鉄今里~中川西公園前~生野中央病院~巽北三丁目東~地下鉄北巽~巽中学校前~地下鉄南巽~巽南五丁目~平野馬場一丁目~両国橋~JR平野駅~平野宮前~平野東一丁目~加美~加美小学校前~加美東三丁目北

で、主に今里筋~内環状線(国道479号線)~(国道25号線)~(大阪府道5号線)を通ります。

走行区域は、東成区・生野区・平野区。一度乗車したことがあるが、走行ルートはなかなか複雑で所々狭隘路も走り、かなり乗りごたえのある路線だと感じました。

鉄道との接続は、

地下鉄今里:大阪メトロ(千日前線、今里筋線)
地下鉄北巽:大阪メトロ(千日前線)
地下鉄南巽:大阪メトロ(千日前線)
JR平野駅:JR関西本線(大和路線)
加美:JR関西本線(加美駅)、おおさか東線(新加美駅)


地下鉄今里から南へ400mほど進んだあたりで、近鉄(奈良線、大阪線)をアンダークロスするが、近鉄今里駅はここから東へ少し離れて、少々不便です。

終点・加美東三丁目北バス停付近は、八尾市との境界もすぐの場所にあり、久宝寺緑地も近いです。

運行ダイヤは、平日・土・休日とも毎時間帯あたり概ね1本、運行時間帯は地下鉄今里発基準で平日7~19時、土休日7~17時台。

守口営業所の担当です。今里付近における守口担当路線としては、ほかに【18】【35】【BRT1】【BRT2】が存在し、生野・平野・天王寺区など市南東部まで広域カバーしています。

DSCN5751a
平野宮前に到着する地下鉄今里行き
 


大阪市内の大型書店について、思いつくままに書いてみました。

大阪の大型書店といえば、梅田の紀伊国屋書店が最大規模だと思います。 阪急大阪梅田駅下(阪急三番街)にあり、阪急高速バスターミナルにも隣接してて、終日賑やかですね。紀伊国屋書店前といえば、ビール屋台の雰囲気に誘われて、つい1杯ということも・・・。

* * * *

私個人的には、地下鉄東梅田駅前(曽根崎)にあった旭屋書店本店がお気に入りでした。ここは理工系などの専門書に加え、鉄道関係本のコーナーが非常に充実していて、鉄道グッズも並び、地下街のホワイティ梅田を通る度に時々立ち寄っていました。

曽根崎の旭屋本店は、本店ビル老朽化を理由に2011年12月31日をもって閉店。鉄道コーナーはなんばCITY店に移転しました。当初、ビル建て替え後、2015年に再出店の予定だったそうですが、家賃の高さなどから出店の話はなくなったとのこと。

旭屋書店は天王寺MIO、近鉄百貨店上本町店、京阪百貨店守口店などにもあったが、2~3年前までに閉店。現在、大阪市内では梅田地下街店となんばCITY店の2店舗だけとなりました。

* * * *

枚方・交野から一番近い大型書店として、ジュンク堂天満橋店(京阪シティモール)・高槻店(松坂屋)が挙げられます。

ちなみに、京阪枚方市駅高架下のステーションモール内にある水嶋書房が今月で閉店の予定ですね。駅前再開発に伴い、ステーションモールは全面的に閉店する模様です。

近いうちに、京都市内の書店についても書いてみようと思います。


かつて、大阪阿部野橋(天王寺)~八尾間には、近鉄バス志紀線が走っていました。また、平野駅~八尾間には旧・大阪市営バス(→大阪シティバス)も運行されていましたが、軒並み撤退。八尾市内を走る近鉄バス路線そのものも大幅縮小されてしまい、大阪市内~八尾市間のバスでの移動はかなり難しくなりました。 

さっそくですが、2022年現在可能な乗り継ぎルートを挙げてみたいと思います。

(ルート1)
あべの橋     ~ 布施駅前    (大阪シティバス【12】系統)
布施駅南口    ~ 近鉄八尾駅   (大阪バス布施八尾線)

(ルート2)
あべの橋     ~ 平野宮前    (大阪シティバス【1】系統)
平野宮前     ~ 加美南南口   (大阪シティバス【9】系統)
加美南南口    ~ JR久宝寺駅  (徒歩)
JR久宝寺駅   ~ 近鉄八尾駅   (近鉄バス【7】番)

(ルート3)
あべの橋     ~ 平野宮前    (大阪シティバス【1】系統)
平野宮前     ~ 加美東三丁目北 (大阪シティバス【19】系統)
加美東三丁目北  ~ 久宝寺緑地   (徒歩)
久宝寺緑地    ~ 近鉄八尾駅   (大阪バス布施八尾線)



(ルート1)の布施経由が乗り継ぎ本数も少なく、最もやさしいルートだと思います。

(ルート2)「加美南南口」バス停は中央環状線・新家歩道橋交差点付近にあり、大阪市と八尾市との境界です。ここから久宝寺駅まで数百メートルで徒歩も十分可能。その足でJR大和路線に沿ってJR八尾駅まで歩くのもさほど苦痛ではないと思いますが、近鉄八尾駅へは少し距離があるので、バスに乗りたいところ。

(ルート3)は(ルート1)と(ルート2)を合成した感じのもの。「久宝寺緑地」バス停の場所が少しわかりにくいかもしれません。かつて、平野駅前と近鉄八尾駅前を結ぶ大阪シティバス(【9A】系統)が久宝寺緑地前の府道5号線を通っていました。

kami-kyohoujib
久宝寺駅・久宝寺緑地付近地図

他に出戸バスターミナル~八尾南経由のルートなども考えられるが、ここでは割愛します(各自精査をお願いします)。

大阪バス(布施八尾線)についての詳細は、下記の記事などもご覧いただければ幸いです。

大阪バス 東大阪・八尾市内路線について
http://katanogawara.blog.jp/archives/39836115.html



大阪シティバス【21】系統。

天満橋と地下鉄深江橋を結ぶ路線系統ですが、その経路がユニークで面白いです。主な停留所は、

天満橋~京阪東口~片町~京橋駅南口~新喜多大橋~極楽橋~放出西1丁目~放出住宅前~諏訪2丁目→諏訪3丁目→地下鉄深江橋→神路大橋→東中浜公園→諏訪小学校→諏訪2丁目~天満橋

まず、片町~京橋駅南口~極楽橋間は寝屋川に沿って走るのが面白いです。極楽橋を渡り、内環状線(国道479号線)を南進、深江橋交差点を右折して中央大通を西に進み、東中浜(城東区)地区を循環して、天満橋に戻ります。放出西1丁目~放出住宅前間は、同じ天満橋発着【46】系統(焼野行き)と経路重複します。

走行区域は、中央区・都島区・城東区・東成区(内環状線南行のみ一部鶴見区を走行)で、東のターミナル(天満橋・京橋)と城東区新喜多・放出西・東中浜地区を結ぶことが本路線系統の主要な役目と見ることができます。

鉄道との接続は、天満橋・京橋駅南口・地下鉄深江橋。

運行ダイヤは毎時概ね1本(ただし等間隔ではありません)。守口営業所の担当です。

osakacitybus21


大阪市内と松原市北部を連絡する路線バスを調べてみました。

北港観光バス・あびこ天美北線があります。地下鉄あびこ駅(大阪市住吉区)と松原市天美北地区を結んでいます。停留所は、

地下鉄あびこ駅前~大阪府教育センター前~教育センター附属高校前~矢田小学校西~パークサイドなごみ前~天美西3丁目~天美西5丁目~天美西住宅前~久多美神社前~あまみ神社前~天美北5丁目~天美北3丁目~城蓮寺住宅前~天美北2丁目

全区間の所要時間約17分、運賃240円。

運行ダイヤは昼間帯30分間隔を基本に、運行時間帯も6・7時~22時台までと長く、休日を含め全曜日運行。平日は朝・夜時間帯、15~20分間隔に増発されます。ダイヤ・運賃その他詳細は公式ホームページをご覧ください。

http://hokkohbus.co.jp/route/abiko

松原市内では鉄道との直接の接続はありません(最寄駅・近鉄河内天美駅へは天美西住宅前から徒歩)。

北港観光バスは日本タクシーグループの子会社。あびこ天美北線は天美営業所の担当です。

amamikita
あびこ天美北線 運行経路マップ



大阪シティバス【76】系統 ・<ドーム前千代崎~地下鉄住之江公園>。

当路線は、ドーム前千代崎駅(地下鉄長堀鶴見緑地線)と住之江公園駅を大正区経由で縦に結ぶ路線です。主な停留所は、

ドーム前千代崎~大正橋~三軒家~大正区役所前~小林~平尾~大運橋通~千本松橋西詰~南津守~南津守四丁目~造船所通~北加賀屋~西加賀屋三丁目~地下鉄住吉公園

で、大正通(大阪府道173号)・千本松大橋(大阪府道5号)・新なにわ筋(大阪府道5・29号)を経由します。通過区は北から順に、西区・大正区・西成区・住之江区。

ドーム前千代崎(京セラドーム)には地下鉄長堀鶴見緑地線のほか、阪神なんば線(ドーム前)が通っています。「大正橋」はJR環状線・地下鉄大正駅の最寄バス停。JRの快速(大和路快速、関空・紀州路快速ほか)が停車します。

大正区は大正駅前を除いて鉄道空白地帯であり、バスの需要は高いです。千本松大橋は運河・木津川に架橋される橋梁。木津川は大正区と西成区を分け隔て、両岸を結ぶ渡し舟が数ヶ所で運航されており、見どころの一つでしょう。

南津守~造船所通~北加賀屋付近は造船所や鉄鋼その他町工場が集積するエリア。北加賀屋交差点の南西角には大阪メトロの車両基地・工場があります。

運行ダイヤは平日毎時1~2本、土休日は毎時1本、住之江営業所の担当です。


osakacitybus76
【76】号系統 経路マップ



大阪市・住之江公園に乗り入れる南海バス路線を一つ紹介したいと思います。

【61】系統・<堺東駅前~住之江公園駅前>。

南海高野線・堺東駅と大阪メトロ・住之江公園駅を結ぶ路線です。運行経路・主な停留所は、

堺東駅前~熊野小学校前~大小路~花田口~綾の町電停前~内川橋~海山通→浅香山通→松屋→イオンモール堺鉄砲町→住之江公園駅前→松屋→イオンモール堺鉄砲町→七道駅前通→海山通~堺東駅前

大小路~綾の町電停前間は阪堺電車の軌道併用区間。イオンモール堺鉄砲町~住之江公園駅前周辺の経路が少々複雑で、大阪市内では住之江公園駅前以外には止まりません。大和川を渡るルートは北行は国道26号線、南行は大阪府道29号線です。

運行ダイヤは昼間時間帯(9~16時)毎時1本、全区間の運賃は280円。

住之江公園には、ほかに堺浜方面から【71】【91】系統が乗り入れています。また、大阪シティバス【89】系統も住之江公園と堺駅西口(南海本線)を結んでいます(運賃は均一210円)。本数は同【89】系統のほうが多く、運転時間帯もほぼ終日にわたります。

nankaibus61keito
南海バス【61】系統 経路概略図



DSCN7206

DSCN7196

DSCN7195a

DSCN7201

阪堺上町線と大阪シティバスの並びが撮れるのも、天王寺駅前-松虫間のみですね。
 


旧・大阪市営バス(→大阪シティバス)のユニークな廃止路線を一つ調べてみました。

【9A】系統・<JR平野駅~近鉄八尾駅>。

八尾市に乗り入れる唯一の市営バス路線だったが、2013年廃止されました。運行経路・主な停留所は、

JR平野駅~平野宮町2丁目~平野東1丁目~加美~久宝寺緑地前~八尾高校前~八尾市役所前~近鉄八尾駅前

で、久宝寺緑地の南側(大阪府道5号)を通っていました。

osaka-9A

もともと、支線9系統であり、かつて地下鉄動物園前~近鉄八尾駅間を運行していた時期もあったようです。

運賃は八尾市内区間でも200円均一(廃止直前当時)。廃止直前の運行本数は平日5往復、土休日は8往復で、主に久宝寺緑地へのアクセスを意識したダイヤだったと思われます。

長吉営業所の管轄だったが、同営業所廃止(2013年)に伴い、廃止直前の数ヶ月だけ東成営業所の担当でした(その後、東成営業所も廃止)。

平野駅前には近鉄バスも乗り入れていましたが、こちらも撤退。また、類似路線として、近鉄バス柏原線(阿部野橋~志紀車庫・国分方面、国道25号線経由)がありました。


大阪駅前と井高野車庫(東淀川区)を結ぶ路線系統といえば、【37】系統(天神橋六丁目・長柄橋・上新庄経由)がまず思い浮かぶことでしょう。同じ地点を結ぶ路線はもう一つ存在します。 

【93】系統(十三・西中島南方経由)。主な停留所は、

大阪駅前~中津六丁目~十三~淀川区役所~木川西二丁目~地下鉄西中島南方~西中島一丁目~長柄橋北詰~柴島~菅原~豊新二丁目~東淀川区役所前~東淀中学校前~大桐二丁目~大阪経大正門~地下鉄瑞光四丁目~江口橋~井高野南口~井高野車庫前

長柄橋北詰~豊新二丁目および地下鉄瑞光四丁目~井高野車庫間で【37】系統と重複します。また、大阪駅前~西中島付近は、【41】系統(大阪駅前~新大阪駅東口~榎木橋)のルートに類似しているのも興味深いです。当【93】系統は淀川区と東淀川区を結ぶ数少ない路線系統でもあります。

本数も【37】系統に比べて少なく、毎時1~2本です。


大阪・鶴見緑地で開催された1990年「国際花と緑の博覧会」(花博)。総来場者数は1970年千里万博を超える2,300万名を上回り、特別博覧会史上最高を記録しました。

私も家族揃って花博に連れて行ってもらいました。しかし、残念なことに、なぜかそのときの写真は1枚も撮っていません。今から思えば、勿体無いことをやってしまいましたね。

さっそくですが、花博会場への各方面からのシャトルバスについて気になるので、書いてみました。

シャトルバスは、大阪市営バス・近鉄バス・阪急バス・阪神バス・南海バス・京阪バスが大阪市周辺の主要駅から発着、神姫バスや奈良交通なども遠路はるばる乗り入れていました。

直通シャトルバスの各系統と運行会社は以下の通りです(出典:Wikipedia)。

大阪駅前    大阪市営バス
新大阪駅    阪急バスほか
大阪国際空港  大阪空港交通、阪神バス
JR茨木    近鉄バス
阪急南茨木駅  京阪バス・南海バス・阪神バス
京阪守口市駅  京阪バス
近鉄荒本駅   近鉄バス


大阪駅(梅田)からは、類似経路の一般路線として大阪市営バス【36】系統や近鉄バス阪奈生駒線があります(近鉄バスは撤退)。南茨木系統で京阪・南海・阪神の3社共同運行だったとは驚きです。京阪守口市駅からは京阪バスの一般路線バスも運行されています(当時【39】号経路→現在は【19】号経路として運行)。

上記発着地点とは別に、以下の場所からの運行もあったようです。

京阪門真市駅  京阪バス
奈良県内各地  奈良交通
近鉄布施駅   近鉄バス
南海なんば駅  南海バス
山崎・西脇方面 神姫バス


このほか、名古屋方面から会場までの高速バス(名鉄バス、JR東海バス、名阪近鉄バスほか)も運行されていました。



P1130034

ハイブリッド車が前後に続く光景は奇遇でしょうか・・・。


大阪シティバス【97】系統。

大阪駅前から国道176号線と府道41号線【大阪伊丹線】(十三筋)を経て淀川区西部地域を結ぶ、一つの主幹系統です。主な停留所は、

大阪駅前~中津~十三~十三北~三津屋~東淀工業高校前~加島東~加島~加島西~加島駅前

通過区は北区・淀川区です。十三~加島間沿線には食品・製薬・化学・製紙などの工場が多く、工場への通勤路線としての側面も持ち合わせています。

かつて、当【97】系統とほぼ同じ経路で阪急バス加島線が運行されていました。大阪駅前(梅田)ののりばはシティバスと阪急バスで場所が異なり、阪急バスは北口、シティバスは南口からの発車。その関係から、阪急バスの西行き(加島行き)はシティバスと一部運行経路が異なり、少しばかり福島区を掠って中津・十三へ回るルートでした。

JR東西線開通前はシティバス【97】系統、阪急バス加島線とも利用状況は旺盛で本数も非常に多く、大阪市内屈指のドル箱路線だったようです。阪急バスのほうは加島から神崎川を渡って兵庫県に入り、尼崎市や伊丹市までのロングラン系統もありました。東西線開通後、徐々に本数は減らされ、阪急バスにいたっては最終的に40分間隔にまで減便、2020年夏撤退しました(阪急バス加島出張所も廃止)。

【97】系統の現行ダイヤは、毎時3~4本以上の運行本数があります。かつての阪急バスと合わせて「待たずに乗れる」ダイヤから見ると、相当減便されていることがわかります。現在では、シティ【97】系統が加島地域を走る唯一のバス路線となっているようです。中津営業所と酉島営業所の管轄です。

【97】系統の車窓の見どころとして、大阪シティバス中津営業所、十三大橋・阪急三複線や北方貨物線などがあります。


今まで、大阪~京都間バス乗り継ぎルートに関する記事について、何度か投稿させていただきました。

今回、その中間の大阪~寝屋川間について、現在可能な幾つかのルートを考察したいと思います。

まず、基本的な3ルートを挙げます。

【ルート1】
大阪駅前   → 守口車庫前   (大阪シティバス【34】または【78】系統)
土居     → 大日駅     (京阪バス【9A】号経路)
大日駅    → 寝屋川市駅   (京阪バス【1A】【5】【6】号経路ほか)

(または)
大阪駅前   → 守口車庫前   (大阪シティバス【34】または【78】系統)
(徒歩)
京阪本通   → 大日駅     (京阪バス【8】【9A】号経路ほか)
大日駅    → 寝屋川市駅   (京阪バス【1A】【5】【6】号経路ほか)

【ルート2】
大阪駅前   → 地下鉄門真南  (大阪シティバス【36】系統)
地下鉄門真南 → 門真団地    (京阪バス【7】【7A】号経路)
門真団地   → 京阪大和田駅  (京阪バス【1】【2】号経路ほか)
京阪大和田駅 → 寝屋川市駅   (京阪バス【14】号経路)

【ルート3】
大阪駅前   → 天満橋     (大阪シティバス【62】系統)
天満橋    → 焼野      (大阪シティバス【46】系統)
焼野     → 京阪守口市駅  (京阪バス【19】号経路)
京阪守口市駅 → 大日駅     (京阪バス【8】【9A】号経路ほか)
大日駅    → 寝屋川市駅   (京阪バス【1A】【5】【6】号経路ほか)


【ルート1】(守口車庫経由)は最短経路で初心者向けでしょう。「守口車庫前」と京阪バス「土居」バス停は同じ場所です。ただ、「土居」には毎時1本しかバスが来ないので(昼間毎時40分発)、乗り継ぎ時間が合わなければ国道1号線(京阪国道)を北へおよそ1km歩き、「京阪本通」からの乗車となります。

以前は守口市駅~寝屋川市駅系統が多く運行され比較的楽勝だったが、昼間を中心に大日駅で系統分割されたため、守口~大日間は本数が少なく、難易度も上がっています。【8】号経路については小型車での運用です。

【ルート2】(門真南・大和田経由)も、大阪シティバスを除いて基本的に毎時1本で、しかも乗り換え回数が多いので、あまり楽ではないかもしれません。【7】【7A】号経路は小型車運用です。

今回、新しく天満橋乗り継ぎルート(【ルート3】)を挙げてみました。大阪シティバス【62】【46】系統を乗り継ぐものですが、シティバスではICカード利用だと2本目の運賃は無料(乗り継ぎ割引)となるのでお得です。

天満橋乗継では、次のルートも面白いでしょう。

【ルート4】
大阪駅前   → 天満橋    (大阪シティバス【62】系統)
天満橋    → 守口車庫前  (大阪シティバス【10】系統)
(徒歩)
京阪本通   → 大日駅    (京阪バス【8】【9A】号経路ほか)
大日駅    → 寝屋川市駅  (京阪バス【1A】【5】【6】号経路ほか


門真南経由は次の乗り継ぎルートも可能です。

【ルート5】
大阪駅前   → 地下鉄門真南 (大阪シティバス【36】系統)
地下鉄門真南 → 古川橋駅   (京阪バス【7】【7A】号経路)
古川橋駅   → 大久保    (京阪バス【8】号経路)
大久保    → 寝屋川市駅  (京阪バス【1】【1A】【6】号経路)


【ルート6】
大阪駅前   → 地下鉄門真南 (大阪シティバス【36】系統)
(徒歩)
三島     → 古川橋駅   (京阪バス【5】号経路)

古川橋駅   → 大久保    (京阪バス【8】号経路)
大久保    → 寝屋川市駅  (京阪バス【1】【1A】【6】号経路)

やや遠回りですが、淀川右岸(淀川3区)から回るルートもあります。

【ルート7】
大阪駅前   → 上新庄駅北口 (大阪シティバス【37】系統)
上新庄駅北口 → 大日駅    (京阪バス【9A】号経路)
大日駅    → 寝屋川市駅  (京阪バス【1A】【5】【6】号経路ほか)


これの変形として、やや無理やりな感じもあるが、阪急バスを追加するのも面白いでしょう。

【ルート8】
大阪駅前   → 江口橋     (大阪シティバス【37】系統)
江口橋    → 上鳥飼     (阪急バス【31】系統)
(徒歩)
上鳥飼北   → 寝屋川市駅  (京阪バス【12】号経路)


 


大阪シティバス【73】系統。

なんばと平野区の出戸バスターミナルを結ぶ路線ですが、そのルートがなかなか面白いと思いました。

なんばを出発すると千日前通を東に進み、鶴橋駅前から桃谷・生野区役所を経て、今里筋を南下ののち、南港通を平野区のほぼ東の端まで走り、地下鉄谷町線出戸駅を結びます。主な停留所は次の通りです。

なんば~戎橋~日本橋一丁目(地下鉄日本橋)~谷町九丁目~上本町六丁目(近鉄大阪上本町駅)~鶴橋駅前~桃谷駅前~勝山四丁目~生野区役所~大池橋~生野南小学校前~杭全~今川二丁目~白鷺公園前~中野中学校前~平野区役所前~流町~平野スポーツセンター~喜連東一丁目~瓜破東口~出戸バスターミナル(BT)

通過区は中央区・天王寺区・生野区・東住吉区・平野区の順。

この路線系統の見どころの一つは、千日前通を走ることでしょう。近鉄奈良線・地下鉄千日前線の真上の大通りを走る唯一の路線バスです。鶴橋~桃谷間はJR大阪環状線と並走するのも、地味に面白いでしょう。

桃谷から鉄道空白地帯の生野区の勝山地区を経て今里筋(地下鉄今里筋線未開通区間)を南下、東住吉区の中野交差点から南港通(大阪r5+r186)を八尾市境界手前まで東へ直進します。

出戸バスターミナルは地下鉄谷町線出戸駅と併設です。かつて出戸長吉営業所があったが、住之江営業所に統合されました。当【73】系統も住之江営業所の管轄です。出戸BTから住之江公園行きのバスが複数系統発着しています。

谷町九丁目~出戸BT間は谷町線一本で結ばれているが、【73】系統は谷町線との重複をなるべく避け、鉄道空白地帯を結ぶようにうまく経路設定されていると言えます。平野区南東部からなんばまで一本で結ばれている唯一の路線系統です。

運行ダイヤは平日・土・休日とも概ね毎時2本。



大阪市東淀川区のイズミヤ上新庄店が2021年夏を目処に閉店すると発表されました。

https://toshoken.com/news/22119

イズミヤ上新庄店は1974年5月に開店。東淀川区の大型店としてはコーナン東淀川菅原店に次ぐ規模のようです。開店から50年近く経過しており、建物の老朽化で耐震不足が明らかになっていることから、閉店するに至ったとのこと。

阪急京都線の上新庄駅前周辺は、かみしんプラザ(ダイエー→フレンドマート)、メラード南江口(関西スーパー・ナフコ)、ほか食品スーパーやディスカウントストアが10店舗以上出店する関西有数のスーパー激戦区となているようです。ダイエー上新庄店の閉店(2005年)後、イズミヤ上新庄店は地域唯一の大型総合スーパーとして営業を続けてきました。

イズミヤ上新庄店跡地の活用・再出店などについては未定。

同店は人気芸人「かまいたち」濱家隆一氏の実家近くにあることでも知られます。

私はイズミヤ上新庄店に入った記憶はないが、50年前後を経過している老舗のイズミヤ店舗は多く、既に閉店または縮小再出店となった店舗も存在することから、地味に気になるニュースです。比較的新しい建物の若江岩田店(東大阪市:移転から築30年)があっさり閉店した例もあることですし。

イオン南千里店(吹田市)も閉店が決まったようですね。イオン南千里は1987年(ジャスコとして)開業と比較的新しいほうだが、 まさかここも閉店とは驚きです。


近鉄バス一般路線は、かつて大阪市内の主要ターミナル、梅田・上本町・阿部野橋(天王寺)に乗り入れていました。梅田~京橋~住道・生駒山上・奈良(阪奈生駒線)や上本町~枚岡車庫、阿部野橋~志紀車庫・天理などの面白いロングラン路線も多かったです。

しかし、地下鉄長堀鶴見緑地線・JR東西線の開通に伴う利用客減などを背景に、ここ数年間近鉄バスをはじめ民営バスの大阪市内乗り入れ縮小・撤退が急激に進行中です。梅田を起点とするかつてのドル箱路線・阪奈生駒線は近年まで便数も相当多かったのにまさかの全面撤退に(阪急バス加島線も同様に廃止)。 

ただ、大阪市内では現在も近鉄上本町駅を拠点に3つの近鉄バス一般路線が細々と残っています。その一つ、大阪上本町駅~JR桃谷系統をレポートしてみました。

運行経路・停留所は

近鉄上本町駅~上本町八丁目~上本町九丁目~天王寺区役所前~大阪警察病院~第二大阪警察病院前~JR桃谷駅前

の短距離で徒歩可能圏内にすっぽり収まり、通過行政区は天王寺区のみで完結(JR桃谷駅がちょうど生野区との境界)。

大阪警察病院への通院および関係者の利用が主体的と思われます。大阪上本町駅を中心とする天王寺区は市内屈指の高級住宅地エリアであり、また有名私学や人気の高い公立小・中・高校が目白押しの文教地区。警察病院の東隣に府立夕陽丘高校もあります。

運行ダイヤは平日のみの運行で毎時4本の便が設定されています。担当営業所は布施営業所。近鉄上本町~上本町九丁目間の「上町筋」には大阪シティバス【62】系統などが頻繁に走ります。


大阪シティバス【75】系統。

大阪駅前となんばを「なにわ筋」経由で南北に結ぶ、数少ない都心部完結型路線です。主な停留所は、

大阪駅前~桜橋~(南行き:出入橋→田蓑橋)/ (北行き:堂島←渡辺橋←肥後橋)~土佐堀一丁目~靭本町一丁目~西大橋~幸町一丁目(地下鉄桜川駅前)~JR難波駅前~なんば

桜橋~土佐堀一丁目間のルートは一方通行の関係上、北行きと南行きで異なります。地下鉄ほか鉄道の通らない「なにわ筋」を走るため、利用状況は堅調のようです(将来、この地下に「なにわ筋線」が開通する予定)。中之島(大阪市立科学館、国立国際美術館ほか)・靭公園・堀江地区などの観光スポットにも使える路線だと思います。また、JR難波~大阪駅前・梅田間の移動にも便利ですね。JR難波(旧・湊町)は大和路線(関西本線)の終点ですが、ここから「なにわ筋線」として北へ伸び、梅田・新大阪と結ばれる予定です。

運行ダイヤは概ね毎時2本確保されています。中津営業所の担当です。

大阪駅前~なんば間には、御堂筋(南行き)・四ツ橋筋(北行き)を循環する【8】系統もあるが、地下鉄と完全並行していることなどから運行本数は少なく、中型車で運用されることが多いです。

なにわ筋線開通後、【75】系統はどうなるのでしょうか・・・


大阪シティバスがモバイル版の「バス1日券」を2021年3月1日より発売開始するとのことです。

利用範囲は大阪シティバス全線、販売価格は大人500円、小児100円。

時間・場所を問わずキャッシュレスでの非対面での購入が可能で、また利用時には運転士にスマホ画面を呈示するだけなので、コロナ感染拡大リスクの低減がこのチケットの最大のポイントと言えるでしょう。価格設定も比較的求めやすくなっているように思います。

購入するためには、QUICK RIDEアプリをスマホにダウンロードする必要があります。決済方法はクレジットカードです。詳しい利用方法は以下をご覧ください。

モバイルチケット 「バス1日乗車券」販売開始(大阪シティバス)




大阪シティバス【86】系統・<上新庄駅前~布施駅前>

淀川を跨いで阪急上新庄駅と近鉄布施駅を結んでおり、大阪市東部縁辺部を内環状線(国道479号線)経由で南北に連絡する主幹系統として、古くから重用されている路線です。

主な停留所は、

上新庄駅前~瑞光二丁目~地下鉄だいどう豊里~豊里~地下鉄太子橋今市~滝井~清水小学校前~緑一丁目~地下鉄今福鶴見~寝屋川大橋~放出住宅前~地下鉄深江橋~地下鉄新深江~高井田~布施駅前

経路上地下鉄今里筋線(2006年開通)と並行する形ではあるものの、緑一丁目(国道163号線交点)以南では両者は離れた位置にあり、また沿線には大阪国際学園や大阪信愛学院ほか私立校も点在しており、現在も利用状況は堅調のようです。鉄道との接続は、

上新庄駅前       → 阪急京都線
地下鉄だいどう豊里   → 今里筋線
地下鉄太子橋今市    → 今里筋線、谷町線
滝井          → 京阪本線
清水小学校前      → 今里筋線
地下鉄今福鶴見     → 長堀鶴見緑地線
放出住宅前       → JR学研都市線・おおさか東線
地下鉄深江橋      → 中央線
地下鉄新深江      → 千日前線
布施駅前        → 近鉄大阪線・奈良線

走行区間は北から順に、東淀川区・旭区・守口市・旭区・鶴見区・城東区・東成区・東大阪市。太子橋今市駅(「京阪本通1」交差点)付近は守口市です。瑞光二丁目~京阪本通1交差点間は京阪バス【9A】号経路(JR吹田~京阪守口市駅・摂南大学)との共用区間。

終点・布施駅前は東大阪市ですが、シティバス【12】系統・あべの橋行きも発着。近鉄バスももちろん乗り入れているが、現状はシティバスのほうが発着本数が多いです。

運行ダイヤは概ね毎時2~3本。昔はもっと本数が多かったように思いますが。井高野営業所の担当です。



南海バス河内天美線(【9】【9C】系統)について。

堺東駅前(南海高野線)と河内天美駅前(近鉄南大阪線)を地下鉄北花田駅前経由で結んでいます。

南海と近鉄を結ぶ南海バス路線としては、布忍線(堺駅前~河内松原駅前)があるが、河内天美線は布忍線とは経路が異なり、大阪府道12号【堺大和高田線】よりも北側の府道187号を東西方向に走ります。

主な停留所は、

堺東駅前~中向陽町~錦綾町~愛泉学園前~浅香~東浅香山町~地下鉄北花田駅前(イオンモール堺北花田)~北花田二丁~天美西~河内天美駅前

「浅香」バス停は、大阪シティバスにも同じ停留所があるが、大和川を隔てて離れているので注意(所在地は大阪市住吉区浅香1丁目)。南海バスの「浅香」バス停は堺市堺区(浅香山町)です。JR阪和線の「浅香」駅も堺市内にあり、南海バス「浅香」バス停から100m北です。南海高野線の「浅香山」駅も堺市ですね。

大和川を挟んで大阪市と堺市の両岸に「浅香」を冠する地名が存在するのは、かつて大和川の流路は現在と異なり、両岸は大阪城から南北に連なる上町台地として「陸続き」だったことを示唆しています。堺市内のJR阪和線・南海高野線の交点に「三国ヶ丘」という駅があるが、この付近がちょうど摂津・和泉・河内3国の境目だったようです。

北花田駅前のイオンモール(旧・ダイヤモンドモール)には、2017年まで阪急百貨店(北花田阪急)も入っていました。南大阪初の阪急百貨店ということで開店当初(2004年)は話題を集めるが、やはり御堂筋線1本で結ばれる梅田本店の求心力が大きいようで、撤退。

北花田駅前より河内松原駅前行き(【29】系統)も発着しています。

堺市から松原市に入り、終点・河内天美駅前です。

運行ダイヤは堺東駅前~河内天美駅前間を通して概ね毎時2本(30分間隔)。区間便として堺東駅前~地下鉄北花田駅前(【9C】系統)が設定されています。


大阪シティバス【52】系統。

何気に地味な印象のある路線ですが、運行経路・主な停留所は、

なんば~JR難波駅前~幸町一丁目~難波中学校前~浪速東一丁目(JR芦原橋駅前)~西成障害者会館~鶴見橋商店街~旭二丁目~西成区老人福祉センター~地下鉄花園町~天下茶屋北二丁目~今池駅前~地下鉄動物園前~市立大学病院前~あべの橋

で、幸町一丁目~旭二丁目間は「なにわ筋」を南へ直進ののち、東に進路を転じて阪堺電車「今船」駅前の交差点を左折して堺筋を北に進み、動物園前(新今宮駅前)からJR環状線・大和路線と並走し、終点・あべの橋(天王寺駅前)に至ります。

梅南二丁目~天下茶屋北二丁目(今船駅前)間の通りは、阪堺線今池駅で分岐していた旧・南海平野線跡(→阿倍野→阪神高速14号・地下鉄谷町線と同じルート)であり興味深いです。この付近においては、南海天王寺線跡(→地下鉄堺筋線)とも絡み合い、天王寺界隈の鉄道史に思いを馳せるのも面白いでしょう。

地下鉄動物園前駅とJR・南海新今宮駅は隣接して乗り換え可能であることは、意外に知られていないのかもしれません。

ダイヤは概ね毎時1本の運行です。酉島営業所の担当です。



大阪シティバス【12】系統。 

【12】系統は東大阪市の近鉄布施駅前に乗り入れる路線系統です。布施駅前には、上新庄から内環状線(国道479号)経由で【86】系統も乗り入れています。

【12】系統の運行ルート・主な停留所は、

あべの橋~大道二丁目~天王寺東大門前~勝山1丁目~勝山4丁目~生野区役所~大池中学校前~中川西公園前~新今里~地下鉄小路~小路東6丁目~布施駅前

で、勝山通~今里筋などを走り、地下鉄千日前線小路駅を経て布施駅前に至ります。走行区域は、天王寺区・生野区と東大阪市。

始発・「あべの橋」(天王寺駅前)では、駅北東の玉造筋(操車場前)からの発車です。地図上では近鉄大阪・奈良線布施駅と南大阪線のターミナル・大阪阿部野橋駅を結んでいるが、近鉄阿部野橋駅から相当離れているので注意。類似のバス路線として、近鉄バス【10】番(大阪上本町~阿部野橋)が挙げられます。

布施駅前にはイオンと近鉄百貨店東大阪店があります。近鉄バスも発着するが、大阪シティバスのほうが全体的に運行本数が多いですね。

運行ダイヤは毎時1~2本ですが、日曜・休日は1時間あたり3本の時間帯もあります。住吉営業所の担当です。


DSCN7569

大阪シティバス(旧・大阪市営バス)の塗装デザインが41年ぶりに刷新されます。

現行のカラーデザインは1979年に採用されたもの。2018年大阪シティバスに移管後もそのまま引き継がれましたが、2020年11~12月(鶴町営業所5台、酉島営業所5台)より順次新しいカラーデザインが採用される予定です。

新デザインは、前が緑、後ろが青、中間が白の縦グラデーション3層となります。このデザインのイメージはファミリーマートをイメージするものですね。

大阪シティバスからの公式アナウンスは↓
https://citybus-osaka.co.jp/news/7055



大阪シティバス【46】系統・<天満橋~焼野>。

この路線も運行経路になかなか特色があって面白そうです。

主な停留所は、

天満橋~京阪東口~片町~城見一丁目~鴫野西3丁目~鴫野~放出西一丁目~放出東二丁目~今津中3丁目~徳庵駅口~今津橋~鶴見区役所前~諸口~東諸口~浜四丁目~焼野

で、大阪ビジネスパーク(OBP)のメインストリートでもある城見通を東西に走ります。

天満橋は中央区ですが、すぐ都島区に入るも、片町橋(寝屋川)を渡って再び中央区に入り、大阪ビジネスパークの中に。玉造筋との交点およびJR大阪環状線のガードを潜り抜けると城東区に入ります。JR学研都市線・おおさか東線をアンダークロスし、鴫野。

放出西は城東区ですが、国道479号(内環状線)が鶴見区との境界で、放出東は鶴見区です。今津中3丁目バス停の信号からさらに2つ東の信号辻で左折(北へ進路変更)し、徳庵駅口。JR徳庵駅は東大阪市で、鉄道ファンの聖地・近畿車輛前ですね。ここまではJR学研都市線と概ね並走する形となります。

2つ目の信号を左折して少し西へ戻り、また2つ目の信号を右折で北へ進路を取り、今津橋(寝屋川)。大阪r8(鶴見通)交点北西角には鶴見区役所があり、地下鉄横堤駅と隣接。この交差点を右折し、茨田浜交差点まで東へ走ります。鶴見通には大阪駅前(梅田)と門真南を結ぶシティバス【36】系統が走ります。少し前まで近鉄バス阪奈生駒線(住道駅前方面)も走っていたが、残念ながら撤退してしまいました。

茨田浜交差点を左折すると大阪中央環状線旧道。終点・焼野までそのまま直進です。鶴見緑地もすぐの場所ですが、このあたりは海岸から離れているにもかかわらず「浜」という町名があって興味深いです(おそらく元々湿地帯であり、船大工などが住み着いたために、この地名になったと言われている)。

焼野には京阪バス【19】号経路(京阪守口市駅~鶴見緑地)も発着します。守口市との境界もすぐで、門真市とも複雑に入り組んでいます(門真JCT、門真南駅も目と鼻の先)。

運行本数は毎時1~2本で守口営業所の担当です。


DSCN8057a

DSCN8061a

DSCN8059a
大阪市鶴見区の焼野(やけの)バス停(焼野1丁目)。


大阪府道2号【中央環状線】・旧道上に設置。大阪シティバス【46】系統・<天満橋~焼野>と京阪バス【19】号経路・<京阪守口市駅~鶴見緑地>が発着します。守口市との境界付近であり、シティバス【46】系統はここが終点で折り返すため、バス回転場と併設されています。

バス停の西側は浜5丁目という町名で、鶴見緑地(鶴見新山、日本庭園、ふるさとの森などのあるエリア)と隣接。なぜ、ここに「浜」という町名があるのか、気になりますね。

京阪バス(寝屋川営業所)はもとより、シティバス【46】系統も守口営業所担当のため、焼野に乗り入れるバスは、両社とも「大阪ナンバー」です。


以前、大阪・神戸間バス乗り継ぎルートについての記事
http://katanogawara.blog.jp/archives/24628533.html
を投稿させていただきましたが、2020年7月阪急バス加島線の廃止に伴い、見直しの必要が生じました。

阪急バス加島線の代わりに使える路線系統として、大阪シティバス【97】系統<大阪駅前~加島駅前>が挙げられます。加島西バス停下車、神崎川を渡って西川(尼崎市)まで徒歩15分ほどで乗り継ぐことになるが、この路線系統を使う以下のルート

【大阪駅前】~(大阪シティバス97系統)~【加島西】~(徒歩)~【西川】~(阪神バス23系統)~【阪神尼崎】/【阪神尼崎(南口)】~(阪神バス尼崎芦屋線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】

が一番容易いでしょう。

やや難易度は高いが、

【大阪駅前】~(大阪シティバス92系統)~【佃】~(国道2号線徒歩)~【阪神杭瀬駅北】~(阪神バス野田甲子園線)~【阪神甲子園】~(阪神バス西宮尼崎線)~【阪神西宮】~(阪神バス西宮神戸線)~【阪神そごう前】

も面白いでしょう。

大阪駅~阪神尼崎間のルートとしては、

【大阪駅前】~(大阪シティバス41系統 or 69系統)~【榎木橋】~(徒歩)~【芳野町(吹田市)】~(阪急バス24系統)~【阪急園田】~(阪神バス23系統)~【阪神尼崎】

などの迂回ルートも可能です。

宝塚・有馬温泉を回って神戸三宮まで乗り継ぐルートも存在するが、機会を改めてレポートすることにしたいと思います。


大阪シティバス【8】系統。

【8】系統は、大阪駅前を起点に

(御堂筋)→なんば→(四ツ橋筋)

の順路で大阪駅前に戻る路線系統。 大阪都心部を循環する数少ないな路線です。

主な停留所は、

大阪駅前→梅田新道→淀屋橋→本町→心斎橋筋一丁目→道頓堀橋→なんば→JR難波駅前→四ツ橋→信濃橋→肥後橋→堂島→桜橋→大阪駅

で、運行ダイヤは昼間時間帯を中心に毎時1~2本(土曜・日曜・休日は毎時2本)。運用車両は中津営業所の中型車が使用されます。

【8】系統は地下鉄御堂筋線および四つ橋線とほぼ完全に並行していることもあって、本数は少なめです。ただ、地下鉄利用だと階段やエレベーター等の昇り降りが面倒で、その点では地上道路からドア to ドアで気軽に乗り降りできるバスが快適と言えます。また、淀屋橋から高島屋やJR難波方面へ行くときなどはとても便利なので、重宝しています(本数が少ないのが難点ですが)。

かつて、これと同じ運行経路が【103】系統として運行されていました。15分ヘッドのダイヤが組まれ、運用車両も大型車だったように記憶しています。【103】系統時代は、大阪駅前発着便となんば発着便が交互に運行、前者は中津営業所、後者は九条営業所(廃止)がそれぞれ担当していました。

しかし、地下鉄と並行していることに加え、悪質な違法駐車、難波交差点や桜橋交差点付近での渋滞などで定時運行が難しく、運用見直し(本数削減、中型車化)の上で【8】系統として運行されることになりました。

大阪駅前となんばを結ぶ路線としては、【75】系統(なにわ筋経由)もあります。

なお、2020年3月より、大阪バスが御堂筋を走る一般路線を新たに運行開始しました。大阪駅前~心斎橋大丸前間の直行バスで、心斎橋での買い物や観光に重宝できますね。


DSCN4287

DSCN4294

阪急バス加島線【17】【18】系統(梅田~加島駅前・西川)は、2020年7月19日の運行を最後に廃止されることになりました。合わせて加島出張所も廃止されます。

https://www.hankyubus.co.jp/news/images/20200719k.pdf

加島線は歴史の深い路線で、JR東西線開通前は利用状況が旺盛で大型長尺を充当されるぐらいだったそうです。しかし、東西線開通後、運行本数は徐々に減便され、2018年年末のダイヤ改正で日中40分間隔に半減されたばかり。廃止後、大阪シティバス【97】系統を利用することになるが、これも以前に比べて本数は減っているはず。

梅田(大阪駅前)には、阪急バスのほか近鉄バス(阪奈生駒線)も乗り入れていたが、近鉄バスは軒並み撤退しており、阪急バスも加島線廃止後、阪北線豊中方面系統が残るのみとなります。

もともと需要があるはずなのに、大阪シティバスとの共通定期でなかったのも災いのようです(同区間を並行するシティバスのほうが利用客が多い)。 

なお、【64】系統<加島駅前~柴原(市立豊中病院前)>(平日のみ)は存続です。


大阪シティバス【83】系統・<大阪駅前~花博記念公園北口>について。

この系統は都島・旭区を通る度によく見かけるので、気になっています。 

運行ルート・主な停留所は、

大阪駅前~曽根崎警察署前~扇町~天神橋六丁目~都島橋~総合医療センター前~地下鉄都島~高倉町二丁目~赤川一丁目~旭警察署~旭区役所~森小路~高殿~関目六丁目~新森公園前~地下鉄新森古市~緑一丁目~花博記念公園北口

で、大阪駅前(梅田)と主に北区北東部・都島区・旭区を経て、鶴見区の花博記念公園北口を結んでいます。

大阪駅前~扇町間は【扇町通】を東へ進みます。扇町~天神橋六丁目間は扇町公園・北区役所、そして天神橋筋商店街へも便利です。天六の交差点で右折、地下鉄都島まで谷町線の上を走ります。

都島駅前の交差点を左折して北東に進路を取り、赤川一丁目はJRおおさか東線の城北公園通駅前です。赤川1交差点を右折して、旭警察署前・市役所前の通りを東に進み、「大宮1」交差点で国道1号(京阪国道)に入り南下(先ほど並走した谷町線を逆方向に進む)。都島~高殿間は、都島通および谷町線でダイレクトに結ばれるが、【83】系統は高倉町・赤川・旭区役所・森小路を迂回するのです。

高殿交差点を左折して、終点・花博記念公園北口までは国道163号を東へ直進します(途中、新森公園へは「古市3」交差点を北に入って往復)。R163はちょうど旭区と城東区との境界にあたり、新森古市間まで地下鉄今里筋線も通っています。「緑一丁目」交差点はR479(内環状線)との交点です。

地下鉄との乗り換え駅は、

扇町      → 堺筋線
天神橋六丁目  → 堺筋線(阪急千里線)・谷町線
地下鉄都島   → 谷町線
千林      → 谷町線(千林大宮)
高殿      → 谷町線・今里筋線(関目高殿)
地下鉄新森古市 → 今里筋線

です。

運行ダイヤは毎時2~3本(土・休日のほうが本数が多い)、井高野営業所(東淀川区)の担当です。



DSCN7573

大阪シティバスの面白い路線を一つ紹介したいと思います。

【41】系統<大阪駅前~新大阪駅東口~榎木橋>。大阪駅前(梅田)から淀川区の十三・西中島・東中島地区をジグザグ巡り、吹田市との境界手前・榎木橋を結ぶ路線です。主な停留所は、

大阪駅前~福島六丁目~中津六丁目~十三~十三駅東口~淀川区役所前~木川栄橋~西中島六丁目~東中島一丁目~新大阪駅東口~宮原四丁目~センイシティ前~北中島小学校前~十八条一丁目~榎木橋

まず、大阪駅前はJR高架下(国道176号線北行き、12番のりば)からの発車で、大丸・阪神からは最も離れた位置にあり、少々わかりづらいです。大阪駅前を出発すると、 JRをアンダーパスののち、R176を直進せず、グランフロントおよび北梅田駅予定地(旧・梅田貨物駅)をジグザグ巡り、福島区のなにわ筋に抜けます。なにわ筋を北上ののち、R176に合流すると十三大橋を渡り、新北野交差点を右折。淀川区役所前~木川栄橋間はやや狭隘路です。十三病院の角を右折して進路を東へ転じ、木川公園のロータリーを回って西中島地区を通り、新御堂筋、そしてJR東海道本線をそのままパスして東中島へ抜け、新大阪駅東口に。東海道新幹線を潜り抜けて西淡路2交差点を左折し、JR東海道本線および新御堂筋を再びパスし、新大阪駅北口(宮原1交差点)に。センイシティ前を経て北中島公園付近より大阪r134に入り、北へ進んで、終点・榎木橋に到着。r134をそのまま直進すると、神崎川を渡って吹田市の江坂に至ります。所要時間40分ほどでなかなか乗り応えのある路線だと思います。

運用車両は、淀川区役所前~木川栄橋間の狭隘路に対応するためか、主に中型車を使用。運行ダイヤは概ね毎時1本です。



DSCN7597

DSCN7598

大阪市淀川区に「十八条」という町名があります。
地下鉄御堂筋線東三国駅北西にあたり、吹田市との境界に近いところです。
シティバス「十八条一丁目」という停留所が設置されており、 まるで札幌の町名のようですね。
札幌市営地下鉄南北線に「北18条」駅があり、それと錯覚してしまいそうです(笑)


大阪シティバス 【10】系統・<天満橋~守口車庫前>。

運行経路・主な停留所は、

天満橋~京阪東口~片町~東野田~都島区役所前~都島区役所前~高倉町二丁目~赤川一丁目~赤川三丁目~城北公園前~大宮小学校前~地下鉄太子橋今市~守口車庫

で、【57】系統(京橋駅前~毛馬中央公園)および【34】系統(大阪駅前~守口車庫前)の合いの子のような路線です。

「片町」は、かつてJR片町線(学研都市線)の終点だったところであり、現在はJR東西線の「大阪城北詰」駅が最寄となっています。片町交差点を左折、東野田交差点(R1交点)を北へ直進、都島区役所前を経てJR環状線をアンダーパスし地下鉄谷町線都島駅(都島本通交差点)に。そのまま北へ直進を続け、高倉町からJRおおさか東線をアンダークロス(JR城北公園通駅は「赤川一丁目」下車)。赤川3交差点を城北公園通東行きへ右折、以降【34】系統と同じ経路で城北公園前を経て、国道1号線(京阪国道)に合流すると守口市に入り、終点・守口車庫前に到着。走行区域は、中央区・都島区・旭区と守口市に及び、大半が都島区と旭区です。

路線全体を通して地下鉄谷町線と一見並行するも、谷町線とはかなり離れており、特に天満橋~都島間はシティバス【10】系統が短絡する形となっています(ただし、所要時間は地下鉄のほうが短い)。都島以北も、谷町線は都島通~京阪国道ルートなのに対し、シティバスは地下鉄と離れた高倉町・赤川・城北公園をカバーしています。

井高野営業所と守口営業所が担当で、運行ダイヤは毎時概ね3~4本確保され、比較的乗りやすい路線と言えます。


2019年12月6日より2020年2月28日までの期間限定で、大阪シティバス「守口金曜深夜便」が運行中です。 

運行ダイヤ・主な停留所は、

24:25 大阪駅前(9番のりば)
     ↓
24:29 地下鉄中津(以降、降車のみ)
     ↓
    守口車庫前


運賃は大人420円・小児210円です。

支払い方法は「現金 または LINE Pay」で、定期券・ICカード・回数券・1日乗車券などは使用できません。前乗り・先払い方式です。

あくまで、試験運行であり、その後も継続するかどうかは、検証結果次第ということです。

https://citybus-osaka.co.jp/wprs/wp-content/uploads/2019/11/630897407c616410bfe725758fae78e8.pdf




DSCN7167a
【88】天保山行き 幕車

DSCN7169a
【55】鶴町4丁目行き

DSCN7170a
【53】船津橋行き




大阪シティバス・平野区界隈の面白い路線を一つ紹介したいと思います。

【5】系統・<あべの橋~三宅中>

運行経路は、

あべの橋~ 鉄道病院~桑津西口~杭全~今川2丁目~白鷺公園前~中野中学校前~平野区役所前~喜連西池前~地下鉄喜連瓜破~瓜破中~高野大橋~瓜破南~三宅中

松原市に越境すること、および国道309号&旧道を走るという点で、この【5】系統は面白いと思いました。

あべの橋~杭全間は国道25号線、杭全~中野中学校前間は今里筋、平野区役所前~喜連西池前間は国道309号、地下鉄喜連瓜破~高野大橋~三宅中は国道309号旧道(大阪r179号)を辿ります。

平野区役所前~喜連西池前間のR309は、両側2車線で市道に降格されても不思議ではなく、旧道のような感じでしょうか(東側にて並行するR479・中央環状線のほうが国道らしい)。

高野大橋前後のR309旧道は、中高野街道(守口~河内長野)の一部です。大和川(高野大橋)を跨いで、終点・三宅中は松原市です(あべの橋行きのりばは、阪神高速14号松原線下、三宅第一公園に設置)。高野大橋南詰の瓜破南バス停も大阪市平野区で、ここから南へ200mほど下って松原市に越境します。ちなみに、高野大橋北詰の土手下に、阪和貨物線が敷設されていたが、廃止されました。

大和川を挟んで大阪市と松原市との境界が複雑に入り組んでいるのは、かつて平野区瓜破・長吉地区、東住吉区矢田地区、そして松原市の一部が同じ「中河内郡」だった事情に因るものであるそうです。ちなみに、平野区喜連は摂津国の住吉郡→東成郡でした。

運行ダイヤは毎時2本、住吉営業所の担当です。2014年以前は東成営業所担当だったが、営業所統廃合の動きに合わせ、住吉に移管されました。そういえば、守口営業所は生野・平野区の【19】系統<地下鉄今里~加美東3丁目北>や今里ライナーを管轄しており、市内東部(守口市~住吉区まで)を広域カバーしていますね。

DSCN6898
高野大橋(左)と瓜破大橋(右)
下流側の瓜破大橋には阪神高速14号松原線とR309現道が通っている


↑このページのトップヘ