カテゴリ: 京阪京都交通 / 旧・京都交通


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本年8月の休日に訪問しました。
京阪バスとそっくりの京都京阪交通LV290が止まっています。
運動公園のプールで泳いだ家族連れの方々で賑わっていました。

運動公園には東別院・西別院・本梅・広野・土ヶ畑など亀岡市南西部各方面へのバスが発着しており、一つのターミナルとなっています。


京・洛西の奥座敷、湯の花温泉 。

亀岡市の中心部から国道372号線で西へおよそ7kmのところ、静かな山あいのところにある。

湯の花温泉は、戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説で知られる。
京阪神をはじめ、全国的にもかなり有名な温泉郷だ。
春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬はぼたんなべなど、自然の恵みが存分に味わえる。
周辺の観光名所として、保津川下りとトロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)、嵐山・嵯峨野、るり渓、能勢妙見山などがある。車で少し足を伸ばせば美山・かやぶきの里や篠山などへも到達可能だ。

湯の花温泉への便利な交通ルート(車)として、

(京都市内から) R9+京都縦貫道+R372
(京田辺・奈良方面から) 第二京阪または京奈和+京都縦貫道+R372
(高槻・枚方方面から) r6(枚方亀岡線)+R372
(茨木・寝屋川方面から) r46(茨木亀岡線)+r407+R372
(大阪市内方面から) 阪神高速池田線+R173+R477号(能勢町経由) / R423号(新御堂筋、箕面有料道路含む)+r407+R372
(神戸方面から) 六甲北有料道+舞鶴若狭道+R372(篠山経由)

が挙げられる。

また、JR亀岡駅から京阪京都交通バス【40】系統が発着しているほか、運動公園ターミナル発着のふるさとバス広野・土ヶ畑行きも湯の花温泉を経由する。

能勢電の終点・妙見口から湯の花温泉への直通バスがあればよいと思うんだが・・・。
かつて、京都交通バスが本梅から能勢町および豊能町の妙見口まで乗り入れていた(しかも兵庫県川西市にも越境)。

湯の花温泉は、三重県四日市市の湯の山温泉と間違いやすい。
しかも、「湯の山温泉」と「湯の花温泉」は、両方とも国道477号線沿線にある。
477号線は四日市市を起点に、湯の山温泉から鈴鹿山脈を越えて滋賀県に入り(鈴鹿スカイライン)、土山・竜王・野洲など湖南地域を巡って琵琶湖大橋を渡ったのち、今度は京都北山・丹波高地(大原、百井、花背、京北)をジグザグ回って亀岡盆地に抜け、湯の花温泉付近を経て能勢町に入って能勢妙見山登山口を通り、兵庫県川西市内で173号線と合流して終点・池田市に至る。



久しぶりの京都市バス路線レポートの記事を書く。

今回は洛西営業所管内、【33】系統についてレポートする。

【33】系統は、京都駅前と右京区西京極および西京区桂・川島・洛西ニュータウン地域を七条通経由で結ぶ一つの路線系統であり、運行経路は

京都駅前-下京区総合庁舎前~七条堀川~七条大宮・京都水族館前~梅小路公園前~七条千本~西大路七条~西京極小学校前~葛野大路八条~桂小橋~桂大橋~桂離宮前~桂駅東口~川島粟田町~樫原~<旧山陰街道>~三ノ宮~国道中山~境谷大橋~洛西高校前~洛西バスターミナル

【33】系統と類似する路線系統として、京阪京都交通【2】【14】【15】【26】【28A】号系統(洛西・亀岡方面行き)などがあり、京都駅前~桂駅東口間はほぼ同じ経路を走行している。

また、京都駅前と洛西NTを結ぶ市バスとしては、ほかに五条通(国道9号線)経由の【73】系統がある。【73】系統は大型車使用に対して、狭隘区間を通る【33】系統は中型車で運用されている。ただし、並走する京阪京都交通は大型車が使われる。【33】系統は【73】系統に比べて距離が短いにもかかわらず、後者は国道9号線を通ることもあって所要時間はほぼ同じ。

反面、【33】系統は、西本願寺、京都水族館、梅小路公園(京都鉄道博物館)、桂離宮などの観光・レジャー施設へ便利で、旧山陰街道を経由することもあって、バス旅を楽しむ分には【33】系統のほうが面白いだろう。

運賃は桂小橋以東は均一区間内230円、以西は整理券対応区間である。

現在、市バス洛西営業所管内では全路線が近鉄バス委託となっている。



京阪バス過去路線について一つレポートする。

今回は【22】号経路・<京阪淀~阪急桂駅前>

運行経路は、

京阪淀~横大路~(国道1号線)~東寺南門~七条大宮~(七条通)~桂大橋~阪急桂駅前

京都市南部の郊外どうし(伏見区~西京区)を結ぶ面白い路線系統で、同じ淀発着の【23】号経路などとは異なり、京都駅前は経由せずだった。桂駅前では現在の京阪京都交通と同じ東口からの発着だった。

淀桂線の設定当初は淀営業所(廃止)が担当していたものと思われ、その後洛南営業所の担当となるが、1985年12月以降枚方営業所に移管され、10年後の1995年12月に廃止される。他の淀・京都市南部地区路線と異なり、子会社の京阪シティバスに移管されることなく消滅。その後、京阪シティバスはグループ会社再編により2014年に廃止され、淀~大久保~宇治方面系統は京都京阪バス(旧・京阪宇治バス)に一本化、残り(淀~山崎・竹田・京都駅方面)は京阪バス直轄に復帰する。京阪バス移管後、京田辺営業所が担当することになるが、本年3月より男山営業所に持ち替わる。

この淀桂線系統は、京阪バスグループの歴史を語る上で何気に意味深いものがある。

淀桂線廃止後、京阪バス一般路線としては西京区・桂方面から撤退したことになる。
一方、桂・洛西・亀岡地域および福知山・舞鶴までの京都府中部をカバーする京都交通バスは経営悪化が進んで2004年に更正手続きを開始、園部以南の路線は京阪バスグループが運営することに決まり、2005年新会社「京阪京都交通」が発足する(北部の福知山・舞鶴方面は日本交通グループ傘下の「京都交通」として再スタート)。これにより、京阪京都交通の車両は京阪バスカラーへの統一が進み、桂駅前(東口)にも京阪バスカラーの車両が終日出入りするようになる。京阪バス淀桂線撤退後、10年ぶりに桂地区に京阪バスが事実上復活するようなものだった。

さらに言えば、この近隣地域では阪急バス(大山崎営業所、東向日出張所)もカバー、西京区の桂や洛西NTにも足を伸ばしているが(桂への乗り入れは撤退)、阪急京都線の歴史的経緯(新京阪)から、こちらも元は京阪バスだった。

実は、京阪バスと旧・京都交通は昔からいろんな関係がある。
京都交通の前身、丹波交通は確か京阪バス(京阪自動車)も出資していたようだし、京阪バス中古車が京都交通に移籍する例は昔から多く、現在も京阪バス色のまま京阪京都交通に移籍するのは日常茶飯事だ。また、淀桂線の通る七条通には京都駅~阪急桂駅前~亀岡方面の路線系統も通っており、まさかこの路線に京阪バス色の車両が現われるとは夢にも思わなかった。



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京阪バスブルーリボンシティW-3801(交野)と3804(香里団地)が子会社の京阪京都交通へ移籍したようだ。
京阪京都でのブルーリボンシティは初めてだ。京阪バス大津営業所もしくは京都京阪バス(八幡営業所)あたりに転属するものかと思っていたが、亀岡の京阪京都に行くのは意外だ。


大阪~亀岡間に京阪バス直Qタイプの急行バスがあってもよいように思う。

大阪市と亀岡市は意外に近く、亀岡市は大阪府に隣接していて国道423号線一本で結ばれているが、鉄道だと京都駅を経由しないといけないので不便だ。JR桂川駅および阪急桂駅から亀岡方面へのバスが出ているが、やはり不便だろう。せっかく新御堂筋~箕面有料道路もしくは京都縦貫道があるのだから、例えば、

なんばOCAT~大阪駅前・梅田~(R423・新御堂筋)~千里中央~(箕面有料道路)~余野~(R423)~京都学園大学亀岡キャンパス~亀岡駅前

なんばOCAT~大阪駅前・梅田~(阪神高速池田線・名神)~(京都縦貫道)~高速長岡京~亀岡駅前

なんかが現実的に考えられそうだ。

北大阪急行電鉄の新箕面(仮称)延伸も控えているので、少なくとも新箕面~亀岡直通バスはあってもよいだろう。ただ、国道423号線の山間部区間はカーブが多く快適な走行ができるのかが問題だろう(阪急バスの池田~余野・希望が丘系統はあまり快適な運行環境ではないようだ)。やはり、遠回りになるが名神または第二京阪~京都縦貫道経由のほうが所要時間は早いか? 


主要地方道茨木亀岡線(府道46号)の通る亀岡市東別院界隈のバス事情について、少しレポートを書いてみたい。

府道46号をゆく阪急バスは阪急茨木市駅から桑原・車作・忍頂寺方面への路線系統があるが、かつては府県境を越えて亀岡市東別院の「南掛」(なんげ)というところまで乗り入れる便もあった。南掛乗り入れが廃止されたのは1997年だった。廃止直前はたった1往復だったそうで、この路線系統について、ある本でも紹介されていたように記憶している。

茨木市内の府道46号は安威川ダム建設および新名神工事を控え、道路の様子が1990年代までの当時とかなり大きく変わり、高規格化されている。これに合わせて阪急バスの路線も度々経路変更・路線再編が行われてきた。
 




南掛から亀岡市内方面へは京阪京都交通のバスがある。ただし、亀岡駅までは行かず、京都学園大学亀岡キャンパスから発着(【F21】【F22】【F23】)しており、東掛(とうげ)からR423を経て運動公園(R372)へ抜ける府道407号を通る。本数ももちろん少なく、1日合計7~10本のバスが発着する。

学園大学キャンパス~(r407)~東別院グランド前~東掛~東別院小学校前~南掛~(r733)~万願寺~柚原~神地(こうじ)~犬甘野口~太歳(おおとし)~(R423)~犬飼~学園大学キャンパス

という循環経路を中心に運行されている。学園大学キャンパスからは亀岡駅前および桂駅・JR桂川駅前・学園大学京都太秦キャンパス(京都縦貫道経由)へのバスも発着している。

茨木から学園大学亀岡キャンパスへの直通バス(r46~r407経由)なんかもどうだろうか?


1996年3月の福知山駅前です。
電化直前の山陰本線園部-綾部間、および廃止される急行「丹後」「但馬」などを名残惜しんで、「青春18きっぷ」の旅に出ました。

福知山駅は高架工事前で、旧・京都交通の古いバスも見れました。

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西工カマボコのMS512です(1976年式)。もともと京都国道線で活躍していて祇園・四条河原町・亀岡界隈で見かけることもあったが、1992年ごろより綾部・福知山ローカルに転用されました。1998年ごろまで現役だったようです。車体が長いですね~。

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同じく京都交通の日野RE121。京阪バスからの移籍車です。かつて、京都交通には京阪バスからの8~10年落ち中古が流れることも多かったようです。その後、京都交通の亀岡・南丹市以南の路線が京阪バスグループの「京阪京都交通」として生まれ変わるとは思いませんでした。

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福知山駅に到着したキハ58系の急行「みやづ」(大阪発宮津行き)です。電化後の福知山線を走行する気動車急行でしたが、かつての「丹波」「だいせん」とはちがってわずか2両の短い編成で、しかも毎日運転の臨時列車でした。これも1996年3月改正でなくなりました。

福知山駅には、京都交通のほか、西日本JRバス(園福線)および丹海バスも乗り入れています。かつては氷上方面から神姫バスも乗り入れていました。

かつて、京都交通バス(現・京阪京都交通)は亀岡から府県境を越えて大阪府豊能郡豊能町・能勢町、そして能勢妙見山をめざして少しだけ兵庫県川西市にも乗り入れていた。

広大な能勢町においては町内をかなり満遍なく路線網を有していて、亀岡市の湯の花温泉に近い本梅(もとめ)車庫を拠点に、R477号を南下して能勢町に踏み入っていた。南は能勢電妙見口駅(川西市を跨いで豊能町)、西は能勢町役場よりさらに進んでR173沿いの今西というところまで足を伸ばしていた。

能勢町内にはもちろん阪急バスも乗り入れていて、能勢営業所を構えていたが、経営環境悪化のため2012年猪名川営業所に統合される。阪急バスは能勢電山下駅前(1985年以前は池田発着が多かった)からR173経由で能勢町宿野を結ぶ経路が主力で、一部は倉垣・杉原方面にも乗り入れている。

これとは別に、亀岡からR423を南下して豊能町に入り妙見山までの路線系統もあった。現在も、大阪府境手前まで京阪京都交通のバスが運行されており、池田からの阪急バス終点・「牧」バス停にも近く、乗り継ぎしようと思えば可能だ。面白いのは、休日のみ運行の京都駅から妙見山までの長距離バスだ。京都駅から亀岡までR9(五条通)経由、亀岡からはひたすらR423を南下、牧・余野を経て、野間から妙見山に分け入るという経路で、少しだけ兵庫県川西市にも越境していた(2003年ごろまで運行)。

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京都駅発妙見口行きのバス(西急安普さまより拝借)


京都交通の経営悪化に伴い、2003年ごろより豊能町・能勢町内への乗り入れが完全撤退する。もちろん本梅車庫も廃止。その後、2005年には京阪バスグループの救済により「京阪京都交通」が発足、南丹市(園部町)以南の路線を引き取って運営することになる。北部の福知山・舞鶴方面は日本交通グループの新「京都交通」に継承される。

能勢町内の旧・京都交通路線は、妙見口駅を拠点に阪急バスが再編担当する。能勢営業所が担当していたが、同営業所の廃止により、現在猪名川営業所が管轄している。

(追記)
京都駅発妙見口行きバスの写真をGoogleで探し、追加で貼らせていただきました。
「五条通経由」と書いてしまいましたが、えびちゃんさんのコメントを読んで、七条通から阪急桂駅を経由するということを思い出しました。ありがとうございます。


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西工カマボコ(シャーシは不明)。
後ろ側に方向幕が付いているので国道急行線(祇園~園部方面)用だったようです。

※2016.8.12訂正
現場市町村名を削除しました。理由はお察しください。




2008年当時の阪急桂駅(東口)です。

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京阪バス本体から移籍してきた2ステップ・ブルーリボン(U代)です。
1990年代~2008年までの京阪バス大阪地区(高槻営業所を除く)の主力でした。

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三菱エアロスターMです。たぶん神戸市交通局から移籍したものと思います。
京阪バスにいたエアロスターMは、後のスタイルがちがいます。

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京都市西京区の洛西ニュータウン内にある「洛西バスターミナル」。
ニュータウン内の大型ショッピングセンター「ラクセーヌ」が隣接しており、高島屋も入っています。
バスは京都市バス、京阪京都交通、阪急バスの3社が乗り入れています。
京都京阪交通のバスは京阪バスと全く同じ赤と白のカラーです。
京都市バスのほうが一番発着本数が多く、阪急バスは本数は少なめでマイナーな印象を持ちます。

洛西ニュータウンは鉄道駅から離れていて(最寄り駅は阪急桂・洛西口、JR桂川)、さらに道路渋滞が発生しやすいため京都市内中心部へ出るのも不便です。
ニュータウン内から京都駅や四条烏丸へのバスが発着しているが、少なくとも1時間前後はかかりそうです。

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