カテゴリ: 中国・四国地方のバス・私鉄


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鞆鉄バスと芸陽バスのエアロミディたちです。

昨年春、「青春18きっぷ」で尾道を訪れたついでに三原へ寄り道しました。
その目的は、三原始発の電車に座ること(すなわち、座席確保のための折り返し乗車)。
山陽本線尾道-三原間は車窓から瀬戸内海の景色を楽しめる数少ない区間です。
三原駅から広島方面へは海岸沿いに呉線も分岐しており、山陽本線は山あいの景色に変わります。

福山・尾道など広島県東部のバスといえば、少し以前まで古参車モノコックのたまり場であり、富士重を購入するバス事業者も多かったところです。


先月、格安バス事業を展開する八晃運輸の西大寺線参入計画を受け、両備グループバスはこれに抗議を表明、31路線路線の一斉廃止を打ち出して波紋を広げ、公共交通にとって衝撃的なニュースでした。 しかし、このほど廃止対象路線のある岡山・倉敷・玉野・瀬戸内市の4市長から廃止届撤回の要請を受け、両備グループの小嶋代表は廃止届を今週中に取り下げる方針を明らかにしました。

廃止を免れたことでひとまずホッとしましたが、これで将来の運行に対する不安が解消したわけではありません。5年後10年後には高齢化がさらに進んで交通弱者の増加が予想される中、今後も果たして路線は存続できるのか、不安は根強いです。根本的には国が人口の大都市集中を改め地方活性化をめざす政策に本腰を入れるべきだと思いますが・・・。

両備 バス31路線の廃止届けを撤回 利用者要請踏まえ、小嶋代表方針(山陽新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00010000-sanyo-l33



高知市のバスや路面電車を運行するとさでん交通は、本年4月から高知市内を走る路線バス19系統で土休日ダイヤの49便を減便する予定です。乗務員不足が深刻化しているためといいます(全国的にも同じ傾向のようですが)。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26973260V10C18A2LA0000/

 バスや路面電車を運行する、とさでん交通(高知市)は4月から、高知市内を走る路線バスのうち19系統で、土日祝日ダイヤの49便を減便する。乗務員の不足が深刻化しているため。乗務員の労働時間の短縮につながる、始発便や最終便を中心に減便に踏み切る。

 15日に高知市で開かれた、自治体や有識者らでつくる中央地域公共交通改善協議会で報告した。

 協議会では片岡万知雄社長が自ら人手不足の現状について説明。乗務員の処遇改善に取り組むものの、路線バス運行に必要な193人の乗務員に対し35.5人が不足していると明らかにした。

 高知ではクルーズ船の寄港増などで貸し切りバスの需要が増えている。ただ、乗務員不足で他社に仕事を回さざるを得ない状況が続いており、2017年3月期に約4400万円、18年3月期は昨年10月まで約3900万円の利益を逸失したという。

 片岡社長は「高速バスや貸し切りバスから路線バス維持への応援は限界。地域の足を守るための対策をお願いしたい」と出席者に強く訴えた。




岡山県の両備グループバスが本年9月~来年3月にかけて傘下2社78路線のうち赤字31路線の一斉廃止を打ち出しました。廃止路線は延べ113km、営業距離の22%に及びます。1日の平均乗客数は合計約5,600人で、地域住民の足への影響が懸念されます。

理由は、割安運賃を売り物にする八晃運輸(タクシー会社)が両備の数少ない黒字路線への参入を計画、国も認める見通しとなったことに抗議する、「実力行使」のためと言います。八晃運輸は昨年、両備の基幹路線である「西大寺線」への参入を国に申請。運賃は両備より30~55%安い設定だといいます。

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議
https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html?ref=livedoor

(2/9 追記)
両備HDが廃止届けを出した数時間後、中国運輸局から八晃のめぐりん西大寺線の認可がおりました!


香川県のコトデンバスに移籍した京阪宇治交通の三菱ブルドック(K-MP118N)。

1998年、高松市内で見かけた記憶がある。後の窓と方向幕の部分が特徴的(京阪バスも同様)で、後の扉が折戸であることから、これは京阪宇治交通から移籍したものと判別できた。
宇治交に在籍していたブルドックは、長尺(MP118N)と標準尺(MP118M)があり、長尺は男山営業所の単区間車(くずは・男山地区均一運賃専用)として使用されていた。宇治交ブルドックはコトデンバスのほか、長野県の川中島バスにも移籍した。コトデンに移籍した分は確か2003年ごろまで現役だったような・・・。

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(「バスフォトコレクション」さまより画像拝借)


ちなみに、同じ香川県内の琴参バスには京阪バスの三菱MP-117(呉羽車体)が移籍してきたようだ。琴参バスは確か近鉄資本のつながりが強く、日野車というイメージが強いが、なぜか京阪中古の三菱ふそうが転入。





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2003年3月撮影、福山駅前にて。
福山駅前には、鞆鉄バス、中国バス、井笠鉄道(廃業)のバスが賑やかに行き交い、2003年当時でもまだモノコックが残っていました。その3年前の2000年に福山を訪れたとき、鞆鉄バスは富士重3Eがまだ現役で活躍していたと記憶しています。

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