カテゴリ: 【山陽地方】バス・私鉄


岡山県で撮影した13~20年ほど昔のバスの写真をアップしてみました。

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宇野自動車 エアロスターM 岡山駅前にて

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岡電バス 西工96MC 三菱ふそう?

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中鉄バス ブルーリボン

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宇野バスと岡電 エアロスターMどうし

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中鉄バス 初期日野レインボー 津山駅前にて




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広島電鉄750形762号です。750形は元・大阪市電1601形・1651形・1801形。762号は元1652号で750形唯一の現役車両です。当車両は大阪大空襲被災車両でもあります。戦時下の生き証人として、原爆の地・広島において、あの悲惨で愚かしい戦争を二度と繰り返さないと誓い、未来に語り継ぐという、特別な使命を持っているようです。引退するときには、ぜひ保存が望まれるところです。


岡山県の下電バス茶屋町・倉敷成人病センター線について、調べてみました。

当路線は、倉敷駅(JR山陽本線・伯備線、水島臨海鉄道)と茶屋町駅(JR宇野線・瀬戸大橋線)を短絡する路線系統。主な停留所は、

倉敷成人病センター~大原美術館(美観地区)~倉敷駅~倉敷中央病院前~備中県民局南~青陵高等学校西~二日市~亀山~磯崎眠亀記念館前~茶屋町駅~茶屋町公民館前~興除営業所

で。主に岡山県道74号線を走行。走行区域は倉敷市と岡山市南区で、茶屋町駅は倉敷市に属します。

運行体系は、倉敷駅~茶屋町駅間を基本とし、一部の便は倉敷成人病センターまたは興除営業所までの延長運行です。ただし、日・祝日の倉敷成人病センター発着は運休。 

時刻表は、こちらです。比較的本数が確保されており、乗りやすいと思います。

以前は中国JRバスと共同運行だったようですが、現在下電バスの単独運行となっています。私も確か一度だけ、茶屋町~倉敷駅間を乗車したことがあると思います。


兵庫県・岡山県を跨ぐバス路線がないものか調べてみました。

両県境を跨ぐ路線は、数は少ないが兵庫県赤穂市と岡山県備前市を結ぶコミュニティバスは一応存在するようです。

ここでは、越境路線ではないが、備前市内を走る備前市営バス日生線について紹介したいと思います。 

当路線系統は、JR赤穂線・備前片上駅前と県境の「福浦峠」を結んでおり、備前福河駅(赤穂市)から徒歩連絡で乗ろうと思えば可能なようです。

主な停留所は、

備前片上駅~市役所入口~日耐前~沖浦~興亜前~片上ふ頭入口~明石~ナダ~伊里局前~マルナカ~光ヨーラク前~木生峠~日生西中学校前~日生定期船乗り場前~日生総合支所前~日生駅前~森下前~日生運動公園前~シーサイドプールひなせ~寒河~福浦峠

で、主に国道250号線を走行。途中、日耐前~マルナカ付近と日生定期船乗り場前~シーサイドプールひなせ付近において、車窓から瀬戸内海(片上湾、日生湾)を望むことができます。

沿線の主な見どころ・施設は、

真魚市(まないち) 「ナダ」下車
五味の市 海の駅しおじ 「日生総合支所前」下車
FAN美術館・藤原啓記記念館 「興亜前」下車


などが挙げられます(最寄バス停が間違っていたらすみません)。備前焼と海の幸(カキ、アナゴ、タイほか)めぐりの旅にも利用できそうですね。

日生港(JR日生駅前)からは小豆島への連絡船が発着しています。

福浦峠から国道を東へ進むと兵庫県赤穂市に入り、およそ2kmほどでJR備前福河駅にたどりつくことができます。徒歩30分程度の距離と思われるので、さほど苦ではないでしょう。

全区間の所要時間はおよそ30分強。運行本数は平日10往復、土日休日は7往復。

路線図・時刻表の詳細は、備前市公式ホームページ
https://www.city.bizen.okayama.jp/soshiki/103/796.html
の「日生線」をご覧ください。

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福浦峠~備前福河駅付近地図
ちょうど県境がバスの終点のようだ


広島県三原市の三原駅前にて。いずれも2017年同日の撮影です。

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トモテツバス

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芸陽バス

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おまけ 呉線で最後の活躍をする105系



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1989年の岡山駅前にて。

瀬戸大橋線開業1周年の祝賀ムードに包まれていました。バブル経済絶頂期でしたね。駅前に止まっているバスも懐かしいです。上に止まっている新幹線は0系のようで、まだまだ国鉄テイストが色濃く残っていましたね。



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1989年当時の倉敷駅前です。

JRバスや下電の富士重3Eなどが映っており、モノコック天国でしたね。

ほかに両備バスなども乗り入れています。倉敷市営バスもあったが両備バスに譲渡されましたね。倉敷市営には京阪から初期ブルドック(MP117)が移籍し、両備バスに引き継がれたようです。

山一證券の看板なども時代を語っていますね。


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新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


さっそくですが、過去の正月旅の思い出を書きたいと思います。

1998年正月、「青春18きっぷ」で広島まで日帰りの旅をしました。 

実は、当日またして紀伊半島一周で165系 & キハ58系を追いかけようと計画したものの、紀伊半島ばかりではという後ろめたさもあって、京橋駅到着時に突如行先を山陽方面に変更しました。岡山あたりまでは結構「青春18きっぷ」で行き来してるが、広島まで足を伸ばすのは初めてだったと思います。

大阪駅から乗ったのは、たぶん快速・姫路行きだったと思います。姫路で岡山方面行きの電車(115系?)に乗り継ぐが、広島まで何度乗り継いだのかは覚えていません。山陽本線は海と離れたところを通ることが多く、海岸風景を楽しめるのは須磨-明石間と尾道-三原間ぐらい。

広島駅で降りて、路面電車の広島電鉄(広電)に乗り、原爆ドームあたりを見に行ったように記憶しています。広電には元・京都市電の車両も多く活躍しており、感激しましたね。あと、広電バスはモノコック車(日野RCなど)が大量に残っていました。

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元・京都市電 1904号(2005年撮影)

広島でどんな駅弁を買ったのかも覚えていません。せっかく広島を訪れたことなので、広島焼を味わうべきだったと後悔・・・。

帰りは呉線を回りました。呉線は海沿いを通り、景色はなかなか良かったと思うが、乗車した車両はロングシートの105系。まるで現在の紀勢本線紀伊田辺-新宮間さながらですね。現在、呉線は227系(転換クロスシート)で統一されているはずです。


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地下鉄烏丸線の新車デザイン案の一つに市電をイメージするスタイルが挙がっていました。
この機会に広電に嫁いだ京都市電の車両画像をアップしてみました。
 


2000年春の「青春18きっぷ」で尾道を訪れた帰り、福山に寄りました。

福山駅前にはトモテツバス・中国バス・井笠鉄道(廃業)のバスが行き交って賑やかで、2000年春の時点でまだモノコック車も多く残っていました。福山は1980年代前半に何度か訪れ、トモテツバスに乗ったことがあるが、15年以上ぶりの福山で富士重3E(三菱、日産ディーゼル)がまだ現役だったことは感激でした。つい思わず富士重3E+三菱MP117(1979年式)の市内循環線に乗り込んしまいました。 

中国バスは日野・いすゞのモノコック車がかなり残っていたが、1983年のみに納車された富士重5E長尺のK-RC・K-CJAメトロ窓車も面白い存在でした。中国バスはなぜかもともと近鉄グループの傘下ゆえ、日野・いすゞのユーザーだったが、現在は両備グループに入っています。

福山駅前には天満屋のほか、そごう、イズミ、ニチイ(→VIVRE)、ダイエーなどもあって賑やかだったが、天満屋以外は軒並み撤退したようです。


【R182】
(現行)新見市~東城町~福山市
(変更)湯梨浜町(R9交点)~<R179重複>~<R482重複>~真庭市中和~<岡山r65>~真庭市久世庁舎前(R181交点)~<岡山r32>~新見市(R180交点)~<R180重複>~新見市井村~東城町~福山市

【R313】
(現行)福山市~井原市~高梁市~真庭市~倉吉市~北栄町(R9交点)
(変更)尾道市(尾道大橋入口)~<R2重複>~尾道市(今津町3)~<広島r47>~鞆の浦~<広島r22>~福山市(府中分かれ、R2交点)~井原市~高梁市~真庭市~倉吉市~北栄町(R9交点)

【R374】
(現行)備前市~津山市
(変更)玉野市宇野(田井、R30交点)~<岡山r22>~<岡山r45>~岡山市中区(門田屋敷、R250交点)~<R250重複>~<R2・250重複>~備前市(伊部東)~津山市(R53・429交点)~<岡山・鳥取r6>~智頭町(R53交点)~<R53重複>~鳥取市(秋里、R9交点)

【新規指定A】
広島市(城北駅北、R54交点)~<城北通り>~広島駅新幹線口東~<広島r70、温品通り>~広島東IC~<r70、温品通り>~広島市安佐北区(小河原口)~<r37、白木街道>~三次市(三和分かれ)~<R54重複>~三次市(栗屋町)~<広島r64>~高田IC~安芸高田市(高田インター西)~<広島r6>~<R433重複>~<広島・島根r6>~邑南町(瑞穂)~<R261重複>~川本町~<島根r32>~温泉津町(福光、R9交点)


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鞆鉄バスと芸陽バスのエアロミディたちです。

昨年春、「青春18きっぷ」で尾道を訪れたついでに三原へ寄り道しました。
その目的は、三原始発の電車に座ること(すなわち、座席確保のための折り返し乗車)。
山陽本線尾道-三原間は車窓から瀬戸内海の景色を楽しめる数少ない区間です。
三原駅から広島方面へは海岸沿いに呉線も分岐しており、山陽本線は山あいの景色に変わります。

福山・尾道など広島県東部のバスといえば、少し以前まで古参車モノコックのたまり場であり、富士重を購入するバス事業者も多かったところです。


先月、格安バス事業を展開する八晃運輸の西大寺線参入計画を受け、両備グループバスはこれに抗議を表明、31路線路線の一斉廃止を打ち出して波紋を広げ、公共交通にとって衝撃的なニュースでした。 しかし、このほど廃止対象路線のある岡山・倉敷・玉野・瀬戸内市の4市長から廃止届撤回の要請を受け、両備グループの小嶋代表は廃止届を今週中に取り下げる方針を明らかにしました。

廃止を免れたことでひとまずホッとしましたが、これで将来の運行に対する不安が解消したわけではありません。5年後10年後には高齢化がさらに進んで交通弱者の増加が予想される中、今後も果たして路線は存続できるのか、不安は根強いです。根本的には国が人口の大都市集中を改め地方活性化をめざす政策に本腰を入れるべきだと思いますが・・・。

両備 バス31路線の廃止届けを撤回 利用者要請踏まえ、小嶋代表方針(山陽新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00010000-sanyo-l33



岡山県の両備グループバスが本年9月~来年3月にかけて傘下2社78路線のうち赤字31路線の一斉廃止を打ち出しました。廃止路線は延べ113km、営業距離の22%に及びます。1日の平均乗客数は合計約5,600人で、地域住民の足への影響が懸念されます。

理由は、割安運賃を売り物にする八晃運輸(タクシー会社)が両備の数少ない黒字路線への参入を計画、国も認める見通しとなったことに抗議する、「実力行使」のためと言います。八晃運輸は昨年、両備の基幹路線である「西大寺線」への参入を国に申請。運賃は両備より30~55%安い設定だといいます。

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議
https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html?ref=livedoor

(2/9 追記)
両備HDが廃止届けを出した数時間後、中国運輸局から八晃のめぐりん西大寺線の認可がおりました!

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両備バスエアロスター
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岡電バス 三菱ふそう 西工96MC

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中鉄バスブルーリボン



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2003年3月撮影、福山駅前にて。
福山駅前には、鞆鉄バス、中国バス、井笠鉄道(廃業)のバスが賑やかに行き交い、2003年当時でもまだモノコックが残っていました。その3年前の2000年に福山を訪れたとき、鞆鉄バスは富士重3Eがまだ現役で活躍していたと記憶しています。

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中鉄バスの日野レインボーP代です。
まだこのタイプの車両は現役で残っているんでしょうか?

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