カテゴリ: 【関東・東北】バス・ローカル私鉄


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南海旧ズームカー・2200系が千葉県の銚子電鉄に譲渡されました。該当車両は2202-2252の2両。

銚子電鉄では、3000形導入以降、銚子電鉄を走行できるスペック(車両長17~18m)の車両を探すが、条件に合致する車両は少なく、車両導入の検討について困難を極めていました。幸い、南海2200系の置き換えが決まり、同車両であれば改造することによって運行可能であるとの結論に達し、今回の車両譲渡に至ったとのことです。

2200系は元・高野線用車両22000系。高野線山岳区間への乗り入れが可能な設計で、全線通し(なんば-極楽橋間)の急行を中心に活躍していました。後継2000系の登場に伴い、22000系は高野線を追われ、各支線(汐見橋・高師浜・多奈川・加太線)へのワンマン対応を含む転用改造が施されて2200系に形式変更。釣り掛け車1521系などを置き換えました。そして、今度は2200系が余剰気味の2000系に置き換えられつつあります。

"なんかいいちょうしに!”(南海電鉄)
https://www.nankai.co.jp/news/230817.html



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富士急行5700形(元小田急2200形)だと思います。

大月から富士急に乗車、確か下吉田というところで降りて、YHで1泊したと記憶。詳しいことはあまり覚えていません。

 


昨夜、福島沖を震源とするM7.1の大地震が発生しました。

東北地方太平洋側を中心に関東・北海道・中部地方の広い範囲で大きな揺れを観測。震源地に近い福島県では震度6でした。ちょうど10年前の3.11東日本大震災・福島原発事故の記憶が蘇ったことと思われます。新型コロナ感染で世界中が青息吐息の中、寄りによって久しぶりの大震災に見舞われることになるとは・・・。

被災地の皆様にお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧をお祈りします。1週間ほど震度6級の地震にはお気をつけください。

今回の福島沖地震では、あの3.11とは違って津波の心配は少なく、また現在のところ幸い死者数は多くないようですが、福島・宮城県を中心に家屋・建物・道路・インフラの損壊は相当なもののようです。東北新幹線では架線柱や高架橋の損傷が想定以上に大きかったようで、復旧までに10日ほど要する見込みです。コロナ災禍に伴い多くのホテルや旅館が倒産に追い込まれ、この地震とのダブルパンチでいっそうの苦境に陥っています。

* * * *

東北新幹線那須塩原~盛岡間不通に伴い、さっそく東北本線上野-那須塩原間では引退間近の185系を使用した救済臨時快速列車が運転されたようです。上野-大宮間ノンストップで、新幹線上野開通前のリレー号を彷彿とさせる姿だったことでしょう。この物珍しい光景を追いかける鉄道ファンの姿も目立ったようで、SNSのタイムラインによると、利用客の9割方が鉄道ファンだったと言われ、その異様な光景の写真が流れています。コロナ災禍で「密」を避けるべきというご時世で緊急事態宣言も発令中なのに、何ということでしょうか?

私も国鉄型車両のファンで、185系の引退を名残惜しむ気持ちはわかりますよ。古い車両を追いかけて撮影するのは何も悪いことではありません。20数年前、165系やキハ58系など国鉄急行型車両を追いかけていましたよ。ただ、何事にも寿命があり、遅かれ早かれいずれ引退することは既定の事実。本来、引退前の「お祭り」ラッシュになって慌てなくても済むよう、静かなうちに撮影しておくべきでしょう。

ちなみに私は185系の写真は一度も撮影したことはありません。今更敢えて首都圏まで185系を追いかけに出かけようとも思わないし、別に後悔もしていません。これまで身近なところで185系を狙う機会もあり、平成初期の頃までは夏の甲子園臨、そして去年春までは大垣・名古屋付近での【ムーンライトながら】がありましたが。


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コロナウイルス肺炎災禍によりイベント・観光の自粛ムードが強まる中、一つ朗報のニュースが入りました。

千葉県のいすみ鉄道が、旧国鉄・キハ52形気動車の運行を継続するとのこと。

いすみ鉄道のキハ52形は、2010年までJR西日本の大糸線で活躍。高山本線富山口で2011年まで運用していたキハ28形とともに、2013年いすみ鉄道に譲渡。「昭和のローカル線」をテーマに、これら2両の国鉄型気動車は「観光列車」として、全国各地からファンが訪れる人気車両となっています。

さすがのキハ52形も1965年製の車齢55年で老朽化には勝てず、2020年2月の「車検切れ」を前に、廃車が危ぶまれていました。しかし、存続を求める声も根強く、会社側も集客力のある観光車両としての価値を判断、重要部検査を施し、当面の運行継続を決めたとのこと。検査費用の2000万円は株主の千葉県と関係市町が負担することになったようです。重要部検査は、交換部品の調達など不確定要素はあるものの、早ければ4月中に終わる見通し。無事に完了すれば、キハ28と連結し急行列車として運行再開させる予定です。


千葉のローカル線、旧国鉄「キハ52」気動車の運行継続へ検査 いすみ鉄道(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20200304/k00/00m/040/112000c



東日本の広範囲に水害などの甚大被害をもたらした2019年台風19号(ハギビス)。

長野県の北陸新幹線車両浸水も衝撃的ですが、福島県の福島交通でも、郡山市内の郡山支社(車庫)にいたバスおよそ160台のうち、90台が水没しました。

車庫の傍には、阿武隈川の支流・逢瀬川が流れており、その川が氾濫したためです。車庫の周囲は車体の半分以上(およそ2m)まで浸水し、運用不能の状態となっています。

そのため、郡山市内のおよそ70の路線が運休となり、住民の生活への影響が広がっています。10月16日現在、3つの路線で運行再開しているが、全ての路線の再開の目処は立っていないとのこと。一日も早い復旧を祈ります。

あと、郡山といえば、JR水郡線も3つの鉄橋が破損したため、不通となっています。



福島交通 バス90台が水没 郡山市内70路線が運休に(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134181000.html

福島交通 台風19号の影響による路線バス及び高速バスの運行状況について(10月16日 6:00現在)(福島交通公式ページ)
https://www.fukushima-koutu.co.jp/upd/detail.php?update_id=1746&t=&f=2



東京-大阪間を結ぶ昼間高速バス。

東京・大阪間の移動といえば、新幹線や航空機のほか、普通列車乗り継ぎ(「青春18きっぷ」使用)、高速バスほか、いろんな交通手段があります。高速バスは新幹線(<のぞみ>)の4倍程度の所要時間ですが、意外にゆったり快適でなかなかの好評のようです。

東京・大阪間の高速バスには、東名道経由のほか中央道経由もあります。特に中央道経由は風光明媚な山岳区間を走行するため、人気があります。その中央道経由の昼の便(昼特急)が今月廃止になるというのです。中央道昼特急は西日本JRバスとJRバス関東の共同運行となっています。

人気があるのに廃止される理由の一つに、中央道経由は渋滞の影響緩和が難しいことが指摘されています。特に東京方面行きの上り便は、小仏トンネル(東京都・神奈川県境)付近で午後に渋滞が発生しやすく、運行上のネックになっていると言います。

なお、中央道経由の夜行便は今後も運行継続です。

東京~大阪のんびり9時間 まもなく廃止のJRバス「中央道昼特急」に乗車 車窓がイイ!!
https://trafficnews.jp/post/85872

 


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エアロミディが集結しているみたいですが、どこのバス事業者だったのでしょうか?

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