銚子電鉄では、3000形導入以降、銚子電鉄を走行できるスペック(車両長17~18m)の車両を探すが、条件に合致する車両は少なく、車両導入の検討について困難を極めていました。幸い、南海2200系の置き換えが決まり、同車両であれば改造することによって運行可能であるとの結論に達し、今回の車両譲渡に至ったとのことです。
2200系は元・高野線用車両22000系。高野線山岳区間への乗り入れが可能な設計で、全線通し(なんば-極楽橋間)の急行を中心に活躍していました。後継2000系の登場に伴い、22000系は高野線を追われ、各支線(汐見橋・高師浜・多奈川・加太線)へのワンマン対応を含む転用改造が施されて2200系に形式変更。釣り掛け車1521系などを置き換えました。そして、今度は2200系が余剰気味の2000系に置き換えられつつあります。
"なんかいいちょうしに!”(南海電鉄)
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