JR四国がハイブリッド式新型車両の導入を明らかにしました。これにより、キハ40・47など国鉄型気動車を置き換える方針です。
今回導入する新型車両は、ディーゼルエンジンで発電した電力と、蓄電池からの電力によりモーター駆動して走行するハイブリッド式。低騒音、低燃費、CO2削減に寄与し、駅停車時にアイドリングストップを実施し静粛性を向上させるほか、気動車特有のギアチェンジをなくすことで、乗り心地を向上させる、としています。
車体はステンレス製の片側3ドア車。2両で1編成とし、最高速度100km/h。近畿車輛が製造を手がけます。量産先行車(2両×2編成)は2025年12月に完成し、性能確認試験を実施したのち営業運転を開始する予定。2027年度から量産車を順次導入する計画です。
キハ40・47のほか、国鉄末期に導入されたキハ32・54そしてキハ185系なども置き換え対象となりそうです。車内の座席も気になるところですね。
JR四国の新型車両あきらかに 青基調デザインのハイブリッド式(乗りものニュース)
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