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京阪バス直Q京都号のレアな路線系統を一つ紹介したいと思います。

田ノ口(枚方市)発着の便です。

この便の特徴は、JR長尾駅に乗り入れる数少ない便でもあり、運行経路は、

田ノ口~田ノ口中央~ 出屋敷~既製服団地~長尾駅~松井山手駅~京都駅八条口

で、田ノ口~長尾駅間は一般路線バスの停留所全てに停車します。

ダイヤは

(平日)
田ノ口発    5:50、6:57、10:16、16:01、16:49
京都駅八条口発 8:05、11:20、12:50、20:15、22:10


(土休日)
田ノ口発    6:00、16:01
京都駅八条口発 13:10、22:30


長尾駅からの直Q京都号がもっとあってもよさそうですが、現在のところ田ノ口発着便のみとなっています。また、田ノ口発着にするのなら、枚方市駅まで乗り入れても良さそうな感じはするが、枚方車庫への入出庫という意味合いが強いように見えます(田ノ口発着便は枚方営業所担当)。なお、田ノ口~松井山手間のみの乗降は可能です。

枚方営業所担当便の直Qは、このほか、

ホテルUSJ~藤田川~枚方市駅(南口)~枚方車庫~高速京田辺~京都駅八条口
ホテルUSJ~高速京田辺~京都駅八条口~四条大宮(交野・河内磐船経由なし)

などがあります。


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寝屋川市仁和寺交差点。

大阪府道r13・r15・r18(旧道)などの交わる複雑な六差路交差点をしています。

この交差点について、一つ気になったのは、r18に向けられた案内標識(写真)。ヘキサ「15」(r15【八尾茨木線】)の「Hiejima」という難しい漢字の地名ですが、どこの市にあるのかを地図で調べたら、門真自動車試験場前からさらに南へ進み、第二京阪門真IC北側のところ(「桑才」交差点)です。慣れない人にはわかりにくいと思います。市名である「門真」のほうがわかりやすいと思いますが・・・。

この交差点には、京阪バス「仁和寺」バス停があります。のりばが5箇所に分散されており、少しわかりづらくなっています。上の標識の案内に従って、r15には、【1】【1A】【6】号経路(黒原経由大日駅・守口行き)が通ります。

ちなみに、標識の下に映りこんでいるバスのりばは、r13を北(すなわち、標識の「大阪」とは反対方向)へ直進する【4】寝屋川市駅行きと【9A】摂南大学行き用です。寝屋川市駅行きは経路の異なる他系統が複数存在しており、別の2ヶ所から発着しています(最も本数が多いのは、r18東行きのりばで吉野家の隣にある)。





今春新設された京阪バス西本願寺清水寺線【308】号経路。

この路線系統は、なかなか特徴的で面白いと思ったのでレポートしてみました。

まず、運行経路ですが、

京都駅八条口~十条駅~十条相深町(鳥羽街道駅)~【稲荷山トンネル】~大石神社~川田(清水焼団地)~上花山久保町~五条坂~五条京阪~五条高倉~烏丸七条~西本願寺

と、起点・終点がともに京都市街地でありながら、途中東山を越えて山科区を回り、しかも元・有料道路の稲荷山トンネルを経由する、面白い走行ルートを取ります。また、大石神社、川田(清水焼団地)、五条坂(清水寺)、西本願寺と、観光地に重点を置いたルートを巡っているのも特徴と言えます。

京都駅前ののりばは、八条口(ホテル京阪前)からの発車で、烏丸口には乗り入れないので、注意が必要です。

運行ダイヤは毎時2本。運賃は、

京都駅八条口~大石神社・上北山久保町ほか山科区内 250円
京都駅八条口~五条坂・西本願寺 230円

と、全区間乗り通すほうが安くなっています。

2019年3月まで稲荷山トンネルが有料だったときは、同トンネルを経由する路線系統(京都駅八条口~山科・醍醐方面)の運賃は300円と割高だったが、無料化により他の一般路線と同じ運賃で利用可能となっています。京阪バス「1Dayチケット」で乗車することも可能です。

運用担当は洛南営業所です。


交野市の京阪バス「星田4丁目」バス停。

主要地方道・大阪r20に設置されています。2013年までは「星田」バス停でした。この停留所には、もともと星田線【43】【43A】号経路<枚方市駅~星田駅>が1日数本しか来なかったが、2018年2月より、津田香里線【15】号経路<京阪香里園~星田駅>が加わり、日中時間帯40分間隔で発着しています。

【15】【43】号経路から星田駅でJRに乗り換えるとき、実は一つ手前の「星田4丁目」で下車して駅まで徒歩のほうが、バスより少しだけ早く到着します。バスは、「大谷橋」交差点を右折、大阪r154に入ってJRの下を潜ったところでまた右折、JRの線路に沿って直進し、星田駅ロータリーに着きます。大谷橋交差点付近は市街地の中で道幅が狭くて渋滞が発生しやすく、遅延の心配があります。そのため、道路が混雑しているときは「星田4丁目」下車がおススメです。



 「星田4丁目」で下車するもう一つのメリットは、運賃。枚方市駅・京阪香里園~星田駅間を通しての運賃は2区260円だが、一つ手前の「星田4丁目」で下車すれば1区230円とお得です。逆に、星田駅からの運賃は、枚方市駅・香里園方面へ行くと、広野以遠2区260円と、距離の割に高くなります。


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少し見づらい写真ですが、近鉄バス萱島回転場(寝屋川市下神田町)です。
京阪萱島駅北側、大阪r149に面しています。
京阪バス【14】号経路・寝屋川市駅行きの車内より撮影。

京阪電車萱島駅前より住道・荒本・八尾方面への近鉄バスが発着しています。京阪バス【14】号経路<寝屋川市駅~京阪大和田駅>と競合しているが、京阪バスと近鉄バスではのりばが異なり、バス停名も京阪バスは「京阪萱島駅前」、近鉄バスは「萱島」とバラバラです。このほか、京阪バス「タウンくる」も萱島駅に乗り入れているが、これまた【14】号経路とはのりばが異なり、駅前ロータリーからの発着で、少しわかりづらいです。

せっかくなので、近鉄バスも萱島からもう少し伸ばして寝屋川市駅まで乗り入れできないものかと思いました。


京阪バス高槻営業所所属の三菱エアロミディ・ロングN-1101が枚方営業所に転属した模様です。

エアロミディ・ロングは、一時期高槻営業所において相当な数だけ配置されるが、利用状況の好調な同営業所管内において中型ロング車は使いづらく、徐々に数を減らしています。土曜・休日ダイヤでエアロミディが運用に入るところはほとんど見られません。

枚方営業所管内においては、中型長尺は【38】招提線を中心に【93】【95】樟葉長尾線、【23】藤阪ハイツ~長尾駅循環など、中型車とともに限られた路線での運用が主体となっています。中型長尺が一世を風靡した2003~05年ごろ、枚方営業所管内においても、大型車に混じって出屋敷線や枚方尊延寺線などの運用に入ることも多かったが、 その後大型ノンステップ車が普及したこともあり、中型長尺車は中型車とほぼ同じ扱いで、完全な脇役と化しています。中型長尺車そのものもメーカー側で生産中止となったため、今後は大型車か中型車を購入するしかなく(中型車については三菱ふそう・エアロミディも生産中止となった模様)、枚方営業所の場合はどうなるのか気になるところです。

高槻のエアロミディ・ロングについては、交野(N-1093、1094)・京田辺(N-1097)にも既に転出しています。



京阪京都交通の隠れた長距離路線を一つ紹介したいと思います。

京都駅前と西京区の大原野・長峰を結ぶ大原野線【14】系統。運行経路は、

京都駅前~七条大宮・京都水族館前~梅小路公園~西大路七条~月読橋~桂大橋~桂駅東口~川島町~樫原(かたぎはら)~三ノ宮~国道中山(西京営業所前)~芸大前~国道沓掛~北春日町~南春日町~灰方~長峰

で、所要時間53分、かなり乗りごたえがありそうな路線です。京都駅~桂駅東口間は主に七条通を走行、京阪京都交通の主幹系統の一部となっています(京都市バス【33】系統とも競合)。終点・長峰付近は京都市内とは思えないのどかな里山の風景が広がるところのようです。同じ京都市内の左京区に京の奥座敷で知られる「大原」(京都駅から京都バス「大原」行きが発着)があるが、「大原野」とは全く方向が違うので注意。

運行本数は1日2往復(京都駅前10:48、14:48発 / 長峰 9:45、13:45発)ですが、桂駅東口~長峰間には区間便(【13】【13B】系統)が数本加わります。

昔、京都市バスや阪急バスでこれと類似の路線があったようですが・・・。


久しぶりの京阪バス交野営業所管内路線レポートです。

【19】号経路・<京阪交野市駅~河内磐船駅>

2018年2月に新設された路線系統で、運行経路は、

京阪交野市駅~住吉神社前~交野農協前~交野警察署前~いきいきランド交野前~交野高校前~河内磐船駅

【9】<京阪香里園~京阪交野市駅~住吉神社前~津田駅>の廃止代替として新設されました。従来、【9】号経路として、大型車が住吉神社前付近の狭隘路・直角カーブを通っていたが、安全性の問題や京阪交野市駅以東の利用客が少ないこともあり、香里園~津田駅直通系統は、幾野四丁目経由の【14】号経路(=旧【9C】号経路、2012年6月廃止以来の復活)に変更。【19】号経路には中型車が使用されます。運行ダイヤは毎時1本です。

私個人的に、【19】号経路は、星田駅~星田北5丁目~京阪交野市駅~河内磐船駅に一本化、【15】号経路<京阪香里園~京阪交野市駅~星田駅>を代替するほうが(すなわち、京阪香里園~京阪交野市駅間に短縮)、中型車運用で効率化が図れるように感じます。

香里園と星田駅を結ぶ路線なら、三井団地・寝屋川団地経由のほうが距離が短く、利用客ももう少し見込めるように思われます。そもそも、京阪香里園と星田駅は同じ「寝屋川地区」定期のエリアに含まれるにもかかわらず、【15】号経路を全区間乗り通すと2区運賃(260円)と割高です。これを三井団地経由にすれば、1区運賃での香里園~星田駅間の利用が可能となるはずです。



2019年10月1日より、枚方市のJR津田駅と大阪国際空港(伊丹)を結ぶリムジンバスが運行開始すると発表されました。運行会社は京阪バスと大阪空港交通。運行経路は、

JR津田駅~高速京田辺~【第二京阪・京滋バイパス・名神】~名神高槻~大阪国際空港

で、一旦京都府に入る遠回りルートのように見えるが、高速道を走行するので所要時間は約60分です。

今回の津田大阪空港線のニュースには驚かされました。まず、なぜ枚方市駅や樟葉駅、長尾駅、松井山手でもなく津田駅が選ばれたのかが気になります。過去に枚方市駅・樟葉駅・松井山手と伊丹空港を結ぶリムジンバスが運行されたこともあるが、惜しくも短命に終わりました(当時は京滋バイパス久御山~大山崎間開通前だったので、R1枚方バイパス~近畿道経由)。津田駅発着となった理由として、まずJR学研都市線沿線からの集客は容易に推測できます。ほかに、駅前周辺の道路環境が比較的良いということでしょうか。すなわち、津田駅前は長尾駅前ほどの渋滞は起こりにくく、高速道に入るまでのルート(倉治から回って学研枚方南IC)も比較的短いと。近隣の交野市内からの利用も意識しているものと思われ、京阪交野市駅までの延伸も視野に入れているのかもしれません。また、近い将来、新名神高槻~八幡京田辺間が開通すれば、そちらに経路変更することは想像に難くありません。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00580/link_QOc9K.pdf


(その3)では、主に八幡・京田辺地区淀・洛南・長岡京地区について、検討したいと思います。

 ちょうど、木津川が大阪地区路線と京都地区路線を分け隔てるような形となっており、両岸を京阪バスのみで結ぶのは困難です(直Q京都号はあるが)。

木津川を渡るバスとして、京都京阪バス【17】【17A】号経路・<松井山手駅~イオンモール久御山>が挙げられます。また、上奈良(八幡市)と田井(京都京阪バス【21】号経路、久御山町)を徒歩で移動することも可能です。せっかくなので、上津屋の流れ橋をゆったり渡るのも面白いですな(大雨増水の影響で通行止となることも多いので注意)。松井山手・大阪国際大学・河内磐船駅・京阪交野市駅から直Q京都号に乗って京都駅までワープするのも一つの手段。一番安くつくのは、京阪電車で八幡市(石清水八幡宮)-淀間(210円)をワープすることでしょう。

淀と桂川対岸の長岡京(阪急・JR京都線)を結ぶバスとして、【90】号経路(阪急バスと共同運行)などがあります。【90】号経路の京阪バス担当便は男山営業所の管轄です。京都競馬開催時には、JR山崎・阪急西山天王山駅から競馬場(京阪淀駅前)へのシャトルバスも運行されます(競馬シャトルでは「1Dayチケット」は不可)。長岡京・大山崎から阪急またはJRで高槻・茨木・吹田へワープするもよし、大山崎・長岡京・向日地区の阪急バスを乗り継いで楽しむもよし。JRで京都駅からさらに向こうの山科・大津方面へ向かい、山科・醍醐・大津地区の京阪バスに乗るのもありです。

なお、正月3が日のみ、八幡市駅と阪急大山崎・JR山崎を結ぶ臨時バスが運行されます。枚方営業所所属のBタイプ車で運用され、京阪バス「1Dayチケット」での乗車も可能です。

新田辺から京都京阪バスで山城大橋を渡って宇治田原を回り、もう1本乗り継いで宇治へ抜けることも可能です。ただし、対キロ区間制ゆえ長距離を乗るほど運賃が高く、ハードルを感じます。あるいは近鉄電車に乗って竹田・京都駅、あるいは反対方向の奈良・大和路へ足を伸ばすのも良いでしょう。大和西大寺で大阪難波行きに乗り換え、瓢箪山駅(11月から東花園駅に変更)から近鉄バスで四条畷へ抜けるルートを回ったこともあります。今度の機会に、大和八木を回り近鉄八尾から近鉄バス萱島線に乗ってみたいと思います。


(その2)は、主に門真・大和田・四條畷地区について。

 正直、全体的に運行路線・本数とも多くはなく、近鉄バスまたはJR学研都市線や京阪電車その他と組み合わせるほうが賢明でしょう。近鉄バスは京阪萱島駅前から住道・荒本・八尾方面、四条畷駅から清滝・産業大学・瓢箪山(11月から東花園駅に行先変更予定)への路線があります。瓢箪山または近鉄八尾から近鉄電車で新田辺や竹田、さらに京都駅まで一気にワープするのもありですが、運賃が高いのが・・・。

お盆・お彼岸限定で、飯盛霊園臨時バス(京阪守口市駅、大和田駅発着)で清滝峠を越え、田原台1丁目から田原線【18】号経路で京阪交野市駅へ抜けるルートはあります(同様のルートとして、四條畷市コミュニティバスを使うのはあり。コミュニティバスでの1Dayチケットは不可)。ただし、【18】号経路は土曜・休日2往復のみなので、時間をうまく合わせなければなりません。田原台からは奈良交通の近鉄生駒駅行きが便利です。

門真市内から守口方面へ抜けるには、古川橋駅から【8】号経路があるが、京阪電車のほうが早いです。守口市内の京阪バス路線も、京阪守口市駅より大日駅からのほうが多く、あまり冴えないですなぁ。いっそのこと、大阪モノレール(門真市駅または大日駅から)で北摂方面へ足を伸ばし、阪急バスを乗り継ぐほうが面白いでしょう(南茨木駅から京阪バス【9】枚方市駅行きもある)。

地下鉄門真南から大阪シティバス【36】系統で京橋・大阪駅前(梅田)へ足を伸ばすことも可能です。門真南駅には京阪バスはほぼ小型車の【7】【7A】号経路が発着するだけだが、大阪シティバスは本数が多くて便利です。


大阪・京都・滋賀・奈良の4府県またがる京阪バス。

京阪バス全線(高速、直Q、リムジンなど一部を除く)が自由に乗り降りできる1Dayチケット(ICカード、650円)を3倍楽しむ方法を考察したいと思います。

その日一日の交通手段を、京阪バス(1Dayチケット)だけで済ますことももちろん可能ですが、広範囲を回りたいときなど、バスの本数が少ないところも多く、距離の割に時間がかかって、正直効率は悪いです。 しかも、1Dayチケットを頻繁に使えば、なぜか乗車経路もかなりパターン化してしまい、同じところばかり回って飽きたりするもの。マンネリズムに陥ることなく、いろいろ目先を変え違うところを訪れたいものですね。

そこで、京阪バスだけでなく、周辺他社局のバス(高槻市営バス、阪急バス、近鉄バス、大阪シティバス、京都京阪バス、京都市バス、ほか)とコラボを組んで行動範囲を広げたり、あるいは鉄道(京阪、阪急、近鉄、JR、大阪モノレール、ほか)または直Q京都号でワープして効率を上げることなどが考えられます。


(その1)では、高槻・茨木から北摂方面遠征について考えたいと思います。

北摂地域を代表するバスといえば、やはり阪急バスでしょう。阪急バスのほか、茨木・摂津市内では近鉄バス、高槻市内では高槻市営バスもあります。

京阪バスと阪急バスの乗り継ぎは、阪急・JR茨木、JR吹田などが可能です。茨木では近鉄バスもあります。茨木から阪急バスまたは近鉄バスを何本か乗り継いで、千里ニュータウン・万博記念公園などを回るのは面白いと思います。千里ニュータウン地域の阪急バスは路線・本数とも多く、機会を見つけていろんな乗車経路を組むと、変化に富んで楽しいでしょう。運賃も一乗車220~250円で長距離乗車するほどお得です。その後、茨木に戻るのも良し、JR吹田から再び京阪バスで守口・寝屋川方面(【9A】号経路)へ向かうのも良いでしょう。あるいは、JR吹田から阪急バスもう1本乗り継いで摂津市鳥飼・高槻市柱本方面へ向かい、京阪バス寝屋川茨木線【12】号経路に乗り換えるという経路も可能です。阪急電車(北千里、山田、南千里より)に乗って上新庄・茨木市・高槻市まで抜けるのもちろんありです。淡路で阪急からJR(おおさか東線)に乗り換え、学研都市線の四条畷・星田・津田・長尾・松井山手・京田辺へ一気にワープ、再び京阪バスに乗り継ぐなどして行動範囲を広げるのも良いでしょう。

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茨木からは、箕面・阪急石橋、また茨木市北部の山間部を経て豊能町余野への路線などもあるが、山間部路線では対キロ区間制で運賃が高く本数も少ないので、運行本数の多い平地・市街地・ニュータウンの路線から攻めるのも一つの戦略でしょう。


N-3124

京阪バス京田辺営業所に所属する最後のHRロング・N-3124。

N-3124は2003年式で、もともと枚方営業所の所属。主に招提線・樟葉長尾線・八幡地区路線の運用をこなすが、2010年樟葉長尾線の京田辺営業所移管に伴い、同営業所に転属。以降、樟葉長尾線を中心に京田辺営業所管内各路線で活躍を続けます。HRロングのグループは、枚方営業所からの転属組と旧・京阪宇治交通の生え抜き組を合わせて、一時期京田辺営業所においてかなり大きな陣容を保つが、LV290・KV290への置き換えが相次ぎ、N-3124の1台のみが残っています。

N-3124は、このところ、男山営業所の路線運用に入っていると報告されています。転属なのか、貸し出しなのかは不明です。これまで男山営業所にこのタイプの車両は配属されたことはありません。ただ、八幡地区【32】【33】号経路は、枚方営業所担当時代に運用に就いた経験があり、12年ぶりの登板ということになります。



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京都競馬場前の光景です。京阪淀駅に隣接しています。

競馬開催時には、JR山崎・阪急西山天王山駅から京都競馬場までのシャトルバス(京阪バス)が運行されています。この日は場外発売時だったようで、競馬場前は閑散としていました。 シャトルバスに交野所属のブルーリボンシティ・B-3830が入っていました。


今回納車の新車は中・小型車とリムジン車です。京阪バスでは初めての新エルガミオ(N-6000番台)となります。

○大型車(リムジン)
H-6297(洛南)、H-6298(枚方)

○中型車
N-6003 (寝屋川)、N-6004・6005(門真)

○小型車
F-3043(交野)、F-3044(香里団地)、F-3045・3046・3047(寝屋川)



四條畷市方面の京阪バス路線についてレポートしたいと思います。

【19】【20】号経路・<四条畷駅~イオンモール四條畷>。

運行経路は、

【19】四条畷駅~四條畷神社~塚脇~四條畷小学校西詰~四條畷市役所~国道中野~イオンモール四條畷

【20】四条畷駅~四條畷神社~塚脇~市民総合センター~忍ヶ丘駅口~畷生会病院~イオンモール四條畷

運行ダイヤは、概ね20分間隔で、【20】号経路(忍ヶ丘駅口・畷生会病院経由)は朝時間帯のみ、他は【19】号経路として運行されています。いずれも四條畷市内で完結する短距離の路線系統です。四条畷駅発着系統としては、イオンモール四條畷行きの本数が最も多いです。イオンモール四條畷で寝屋川市駅行き(【30】【30A】号経路ほか)に乗り継ぐことが可能です。

門真営業所の管轄、運用車両は中型車が主体となっています。


京阪バス高槻営業所管内の深夜バス【1C】号経路について、レポートしたいと思います。

【1C】号経路は、

枚方市駅→大塚→松原→阪急高槻→市役所前→JR高槻→松原→大塚→竹ノ内町

という、「行って来い」の変則的な運行経路となっています。すなわち、阪急・JR高槻を経由したのち、枚方方面に戻るというもので、終点・竹ノ内町到着後、高槻営業所に入庫するという形態です。本来、【1A】<枚方市駅→阪急・JR高槻>と【5】<JR・阪急高槻→竹ノ内町>に系統分割してしかるべきものと考えられるが、なぜか一本化されているのです。運転手不足の影響なのかもしれませんね。運賃は、

枚方市駅→阪急・JR高槻 520円
枚方市駅→竹ノ内町    460円
(深夜運賃のため、通常運賃の倍額)

で、始発から終点まで乗るほうが安いという、区間制運賃の成せる不思議な現象があります。最も、そのような利用の仕方をする乗客は想定の範囲に入っていないのでしょうけど。
 


京阪バス・関西医大附属病院(旧・関西医大枚方病院)バス停です。

香里団地【1】号経路・京阪香里園行き(枚方市駅南口経由)が毎時1本発車します。
逆方向の関西医大附属病院行きは、アルファベット付き系統番号の【1A】号経路として運行されます。【1A】号経路は、枚方市駅では南口5番のりばでの乗降扱いをしたのち、北口ロータリーを通り抜けてゆきます。

関西医大枚方病院バス停新設当初(2006年)、ここから枚方営業所管内(枚方尊延寺線、出屋敷線)の穂谷・松井山手・くずは方面行きも乗り入れていましたが、2010年9月以降、香里団地【1】【1A】号経路が発着するのみとなっています。


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2019年9月20日~11月24日の期間限定(毎日運行)で、高速バス京都高野山線が新たに運行されることになりました。運行会社は京阪バスと南海りんかんバス。

運行本数は午前・午後各1往復、所要時間は2時間40分。停留所は、

京都駅八条口
高速京田辺
奥の院前(高野山)

の3箇所です。

https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00558/link_1PD0m.pdf

京阪神から高野山への交通は、鉄道(南海高野線)が主ですが、高野山まで直通する列車は少なく不便です。高速バスがあってもよさそうですが、やはり道路の整備が遅れていたために、なかなか実現に踏み切れなかったものと思われます。

今回新設される京都高野山線は、京都・高野山の2大観光地を結ぶため、双方を移動する観光客の需要は当然見込めるでしょう。新幹線から高野山への直通利用も考えられます(新幹線からの場合、新大阪・なんばで乗り換えが必要、さらに南海の高野山直通列車は少ない)。

走行ルートも気になるところ。おそらく、

第二京阪~近畿道~南阪奈・大和高田BP~京奈和道~国道480号

と予想できます。下界から高野山へ分け入る国道はR370・371・480の3本があるが、R371は狭隘酷道のため選択肢から外されるでしょう。


このたびの京都アニメーション放火事件(宇治市)は、日本および海外のアニメ界にとって衝撃的でした。言葉を失うばかりです。被害に遭われた皆様、ご家族や関係者の皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、療養中の皆様の一刻も早いご回復、そして一日も早いアニメ創作活動の復旧を心よりお祈りいたします。


さて、京都京阪バスのダイヤ改正が2019年8月4日(日)に実施される予定です。

主な内容は、

○【186】号経路・<京阪宇治~奥山田正寿院口>を「茶屋村」まで延長(復活)
 休日1往復(京阪宇治10:24発、茶屋村12:52発)
 停留所の新設:かやむら、茶屋村

○【40】【40A】号経路・<明星町3丁目~JR宇治・宇治文化センター>の運行経路について、明星町内を循環化(明星町北口~明星町東口~明星町3丁目~明星町北口)



今改正の目玉は、宇治田原町東部の「最果て」、「茶屋村」への路線復活でしょう。かつて京阪宇治交通が茶屋村(さらにごく一時期のみ信楽)まで運行していたが、1999年ごろ廃止。その後、宇治田原町コミュニティバスに代替され、今日に至ります。今度のダイヤ改正では、休日1往復ながら、宇治市街地から茶屋村へのバスが復活することになります。

http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topucs2019/20190804kaitei.pdf
 


京阪バス「1Dayチケット」の前身と言える「枚方市内一日乗車券」。 

自由利用範囲は、「枚方市内の京阪バス路線」だが、もう少し詳しく言えば、

<京阪香里園~京阪交野市駅~津田駅>以北、<枚方市駅~枚方公園口>以東、穂谷口・宗谷以西、<樟葉駅~あさひ>以南

で、少しだけ寝屋川市・交野市にも跨っていました。主に香里団地営業所管内路線と枚方営業所管内の大部分(新田辺・天王・八幡方面、その他京都府内路線を除く)で利用可能でした。高槻・茨木・寝屋川・門真方面や、京阪宇治交通などの他社線ではもちろん不可能。

価格は確か800円で、現行「1Dayチケット」(大阪・京都・滋賀地区のほぼ全路線で利用可能)の650円よりも高かったが、1980~90年代当時においては枚方市近辺を自由に周遊できる貴重なチケットでした。発売箇所は枚方市駅案内所・枚方営業所・香里団地営業所に限られていたこともあり、あまり一般的には知られていなかったようです。今更ながら、これをもっと有効に使って充実した休日を過ごせたはずだと後悔しています。

例えば、高校の夏休みとかに、「一日乗車券」を使って枚方市内の図書館をハシゴしたり、王仁公園プールで泳ぎ、そのついでに面白い路線で寄り道することもできた。「雨ばかりで自転車で遠出できない」と腐っていては、実にもったいない話ですね。バス車内では読書や受験勉強等で時間を有効に使うこともできるし(ただし、勉強は英単語などの暗記物に絞るほうがよいだろう)。


京阪宇治交通の乗っておきたかった路線を挙げてみました。

(注意)
※「くずは」バス停=樟葉駅、「八幡」バス停=京阪八幡
※京阪宇治交通の系統番号は「○○系統」と呼ばれていたが、本記事では京阪バスでの呼び方に合わせて「○○号経路」と表記します。

【18】<くずは~新田辺>
樟葉駅(くずは)と新田辺を結ぶ路線といえば、【67D】【31】号経路(京阪バス)などがあるが、最初に設定されたのは【18】号経路だったと思います。設定時期は1983年ごろ。運行経路は、

くずは~中央センター前~大芝~水珀~美濃山口~南八幡高校~大住~三野~田辺本町~新田辺

という、わかりやすいルートでした。 本系統の目的は南八幡高校(→京都八幡高校南学舎)への通学利用だったようです。後年、南八幡高校~新田辺間に短縮されました。廃止時期は不明です(2006年以降、京阪バスに継承されたのでしょうか?)。

【19】<くずは~水珀~くずは>(高野道経由)
八幡市の国道1号線(枚方バイパス)東に面する水珀・南山・幸水地区へのバスが開通したのは1981年ごろでした。水珀への路線系統は当初、

くずは→中央センター→久保田→御幸谷→水珀→<洞ヶ峠>→高野道→企業団地(現・中の池公園)→船橋→樟葉駅

という循環ルートとして運行されました。国道1号の京都・大阪府境、洞ヶ峠を走行する路線としてユニークな存在だったが、1983年大芝~吉井~水珀ルートの開通により、洞ヶ峠を通過する路線は廃止されました。

【72】<八幡~宇治車庫>
京阪八幡市駅と久御山町・宇治市を結ぶ長距離路線でした。運行経路は、当初

八幡~下奈良~<R1・木津川大橋>~田井~工業団地~久御山団地~緑ヶ原~名木~近鉄小倉~宇治郵便局~京阪宇治~宇治車庫

で、【17】<くずは~宇治車庫>とは異なり、大久保地区は通りませんでした。1997年以降、緑ヶ原以東は廃止、八幡~近鉄大久保間に経路変更されます。【17】号経路と同様、2006年以降京阪バスに継承されるが、翌年2007年廃止。路線名は八幡田辺線でした。

【39?】<JR京都~天ヶ瀬ダム>
京阪宇治交通は宇治方面から京都駅前に乗り入れていました。京都市内のルートは、京阪・近鉄バス(京都奈良線)の稲荷大社・藤ノ森経由とは異なり、国道24号線(勧進橋、竹田久保町)経由だったところが面白いです。観月橋からは京阪宇治線に沿うルート(京都府道7号)で宇治に向かっていたようです。京都駅前のバス停呼称は、京阪宇治交通では独自に「国鉄京都」「JR京都」だったそうです。行楽客を意識してなのか、冬季を除く日曜・祝日のみの運行だったと思います。京都駅乗り入れは1997年ごろ廃止された模様。京都駅前での京阪宇治交通の存在感は薄かったです。

【56】<近鉄大久保~緑苑坂>ほか
近鉄大久保と宇治田原町を城陽市役所・城陽高校経由(京都府道69・70号ほか)で結ぶ路線でした。運行経路は、

近鉄大久保~久津川~寺田~城陽高校~城陽市役所~富野荘~長池~青谷~多賀口~国立病院~維中前~緑苑坂

で、かなり乗り応えはありそうです。現在、近鉄大久保・城陽市街地と宇治田を結ぶバスはありません。京阪バス合併直後の2006~07年のごく一時期のみ、大久保~城陽市方面および新田辺~宇治田原の路線系統は京阪バス(田辺営業所)が管轄していたが、京阪宇治バス(→京都京阪バス)に移管。

【86】【86B】<京阪宇治~石山駅>
宇治と大津市石山を宇治田原町および小田原経由で結ぶ路線の一つですが、くつわ池ではなく「天ヶ瀬ダム経由」が特徴的でした。運行経路は、

京阪宇治~平等院~天ヶ瀬ダム~宵待橋~郷之口~維中前~猿丸神社~小田原~大石小学校~南郷洗堰~石山駅

で、部分的「宇治川ライン」と言えるものでした。上記ルートでの京阪宇治~石山直通は1998年廃止、その後2005年には天ヶ瀬ダムを通るバスも全廃されました。その後も宇治田原町と石山を結ぶバスは残るが、2008年には府県境の猿丸神社~小田原間を廃止、大津市側は京阪バス・大石ゾーン線に代替されます。京阪宇治交通(→京阪宇治バス)の滋賀県乗り入れも過去の話です。



続編です。

(快速)【1】<枚方市駅南口~新香里>(香里団地営業所)
1982年ごろまで香里団地線の快速便が運行されていました。快速【1】号経路には、Bタイプ車が使用されることが多く、香里団地営業所唯一の三菱ふそう車(B-1344)ということもあって特徴的でした。乗る機会は多かったにもかかわらず、なぜか一度も乗らないまま、気が付いたら廃止。

【9B】<枚方市駅南口~高田・東香里循環>(交野営業所)
運行経路は、

枚方市駅→藤田川→高田→東香里→香里ヶ丘10丁目→新香里→藤田川→枚方市駅

香里団地地区には循環路線系統が幾つか存在し、【9B】はその一つ。【9B】は交野営業所管轄でした。実は一度だけ、桑ヶ谷→高田→新香里→枚方市駅まで乗車したことあります(乗車した車両はAタイプK-RCだった)。ちなみに1990年の一時期、交野に三菱エアロスターKが配置された時には、この【9B】の運用に入っているのを見かけたこともあるが、残念ながらうまく捕まえらずでした(結局交野のエアロスターKには一度も乗れず)。

【28】<ダイエースーパー~香里団地循環>(香里団地営業所)
香里団地および成田・三井地区からダイエー香里店への買い物客を意識して設定された路線。運行経路は、

ダイエースーパー→田井→成田山不動尊→末広町→香里ヶ丘9→五本松→香里橋→新香里→末広町→成田山不動尊→田井→ダイエースーパー

で、経路もさることながら、香里団地管内唯一の2桁系統番号であることも面白かったです。香里団地~ダイエースーパー間の区間乗車は何度かあるが、全運行区間乗車するのも面白いですね。ダイエー香里店ともども、過去のものとなってしまいました。

【41】<寝屋川市駅~四条畷駅>(交野営業所)
星田線【43】<枚方市駅~四条畷駅>とともに、r20旧道・笠松~正縁寺間の狭隘区間に対応するため、短尺車または中型車限定で運用されていました。1984年以降は中型車に統一、しかも日野レインボーばかりで車両趣味的にはあまり面白くないが、秦北口~秦公民館前~三井秦団地はr18旧道(市道)、そして前述のr20旧道(東高野街道)狭隘路を走行するという点で乗りごたえがあって面白い路線でした。【43】号経路を枚方市駅から四条畷駅まで何度か乗車したことはあるが、四条畷駅まで直通していたときの【41】号経路も乗っておきたかったです。現在、【41】にかわって【41B】・<寝屋川市駅~東寝屋川駅・梅が丘>が運行中です。

【30】【30A】【30B】【40】【40A】【40B】<樟葉駅~牧野・招提循環>(枚方営業所)
樟葉駅を拠点に牧野・招提地区を循環する路線。長距離路線というわけではないが、この路線系統には、Bタイプ車が充当されることも多く、車両そのものを楽しむには面白い路線でした。牧野・招提循環も路線再編&大幅縮小を受け、今では小型車で運用、寂しくなったものです。

【32】<樟葉駅~京阪八幡>(旧ルート)(枚方営業所)
京阪宇治交通【71】号経路と共通経路ですが、京阪バスへの統合後は【32】号に統一、男山営業所管轄となっています。もともと、

樟葉駅~公園前~八幡第二小学校(現・くすの木小学校)~弓岡~大芝~京阪八幡

という、少々迂回的な経路でした。1983年より、公園前~大芝間は「中央センター経由」に変更。京阪バス担当便は大型車と中型車(三菱エアロミディ)が混用され、Bタイプ車が入ることもあったようです。当時、八幡市内の運賃は大阪地区とは異なるため、整理券対応でした。

【臨時】<京阪八幡~円福寺>(枚方営業所)
毎月4月20日と10月20日の万人講には京阪八幡から円福寺への臨時バスが運行されていました。現在は樟葉駅からの運行(男山営業所担当)となっているようです。


1980年代に乗っておきたかった京阪バスの路線(大阪地区)を挙げてみたいと思います。

【12】<枚方市駅南口~新田辺>(枚方営業所)
枚方市駅発着の数少ない長距離路線。枚方市駅~新田辺間は1日3往復の運行でした。途中、穂谷・天王を経由(一部は津田駅も)。所要時間1時間程度で、十分乗りごたえはあったと思います。 運用車両は三菱ふそう大型車が多く、特にエアロスターKの新田辺行きを見たらテンションが上がったものです。1992年ダイヤ改正で枚方尊延寺線路線再編が行われ、枚方市駅から新田辺直通便は廃止(穂谷で系統分割)。

【14】<枚方市駅南口~津田・村野浄水場循環>(枚方営業所)
現在、バス空白地帯となっている枚方市村野高見台~交野市幾野地区を通っていました。枚方営業所管内で交野市内に乗り入れるユニークな路線系統でした。運行経路は、

枚方市駅-四辻-津田駅-倉治-西倉治-出鼻橋-村野浄水場-四辻-枚方市駅

でした。残念ながら一度も乗れずでした。

【20】<枚方市駅北口~長尾駅~津田~枚方市駅南口>(枚方営業所)
出屋敷線と枚方尊延寺線をくっつけた大循環路線系統でした。当時の系統番号でいえば、【21】と【11】を一本化したものです。全区間乗り通すとかなりな所要時間となり、乗りごたえはあったと思います。朝夕のみの運行でした。

【22】(快速)<枚方市駅北口~藤阪ハイツ>(枚方営業所)
比較的遅くまで枚方市駅~藤阪ハイツの快速便がありました。長距離路線というわけではないが、運用車両が面白く、特に1980年代初頭まではBタイプ車(三菱MR470)で運用されることも多かったようです。

【26】<枚方市駅北口~国道田ノ口~家具団地>(枚方営業所)
出屋敷線の1系統ですが、国道田ノ口からひたすら枚方バイパスを疾走するというものでした。長尾高校の通学専用だったゆえ同高校の生徒・職員以外の乗車は不可能だったそうです。枚方市駅と家具団地を結ぶ路線系統としては、招提線【36】号経路もありました。

【16】<枚方市駅北口~寝屋川市駅>(寝屋川営業所)
これは特に乗っておきたかったと思います。かつての京阪国道線の残滓です。運行経路は、

枚方市駅-枚方公園口-伊加賀-木屋-菅原神社前-寝屋川車庫-寝屋川市駅

でした。運用車両はBタイプが多く(1980年代前半はB-1508・1509、以降B-3460に)、中型車(レインボー)なども入っていました。1995年に廃止されるが、2001年枚方出口線として【16】号経路が復活しました(高槻営業所管轄)。

【13】<寝屋川市駅~古川橋駅>(寝屋川営業所)
これもかなりな長距離路線でした。運行経路も複雑で、

寝屋川市駅~寝屋川車庫~菅原神社前~摂南大学~(R1バイパス)~点野~仁和寺~大久保~古川橋駅

乗りごたえは十分なように思います。

【51】<JR吹田~近鉄八戸ノ里駅前>(門真営業所)
吹田八尾線の1系統。1984年以前は国鉄八尾駅まで運行していました。大阪地区では有数の長距離路線でした。吹田八尾線は京阪・阪急・近鉄・国鉄4社の共同運行体制が取られていたが、JR発足直前に国鉄バスが撤退、その後も路線縮小が続き、1997年大阪モノレール門真市開業と同時期に跡形も無く全廃。京阪バスの八戸ノ里直通は1996年廃止。


京阪バス山科営業所管内のユニークな過去路線について、レポートしたいと思います。

【31】号経路・<阪急東向日~小栗栖団地~京阪六地蔵>。

運行経路は、

阪急東向日駅~JR向日町~下久世~【R171】~東寺南門~七条大宮~五条大宮~【五条通(R9~R1)】~東野~小野~醍醐高畑町~醍醐折戸町~小栗栖団地~大受団地南~石田団地~町並~京阪六地蔵

で、乗り応えのある長距離路線でした。1982年当時は京阪六地蔵発着だったが、のちに小栗栖団地発着に変更、1997年地下鉄東西線開業までに廃止されたようです。

向日市への京阪バス乗り入れは過去のものとなりました。現在、同じ京阪バスグループの京阪京都交通が向日市内を通っています。かつては向日町競輪場へのシャトルバスも運用しており、京阪バス各営業所(大阪地区を含む)の方向幕コマに入っていたが、これもいつしか消えてしまいましたね。

この【31】号経路は、阪急京都線の祖先である新京阪の歴史と興味深い関係があるように思います。

阪急東向日駅の大阪(梅田)方の隣、西向日駅付近の不自然なカーブが、それを物語っています。昭和初期の時代、新京阪は西向日駅から東へ分岐させ、現在の名神に沿うルートで山科・大津を経て、さらに鈴鹿山脈をぶち抜き名古屋までの路線(新京阪山科線)を開業させる、壮大な計画を持っていました。国から建設免許はおりたが、世界大恐慌の影響で名古屋への夢は頓挫。名阪間を結ぶ私鉄は、奈良・三重を経由する近畿日本鉄道(旧・参宮急行電鉄ほか)で実現することに。京阪宇治線の六地蔵駅と新京阪山科線を連絡することを目的に、京阪六地蔵線の計画もあがり、京阪バス山科営業所のある地点で六地蔵線と山科線が接続する予定だったようです。すなわち、山科営業所は、京阪「山科」駅の予定地だったということであり、山科・醍醐地区の京阪バスも新京阪さまさまということになりますね。

【31】号経路の走行ルートそのものも、新京阪山科線を彷彿とさせます。計画ルートとはかなり北に寄って、京都市中心部(五条通ほか)を通っていますが。というより、山科線と六地蔵線を両方まとめたような感じの路線とも言えますね。新京阪山科線のルートに忠実に沿う路線系統としては、京都市バス【南2】系統・<JR長岡京東口~竹田駅西口>、京阪バス【2】号経路・<竹田駅東口~醍醐バスターミナル>が挙げられます。

東寺南門~七条大宮間には、京阪バス桂淀線【22】号経路(洛南営業所→枚方営業所→廃止)も通っていました。


京阪六地蔵線(夢幻鉄道を歩く)
https://www.kyoto-np.co.jp/info/sightseeing/mugen/20160825_6.html

新京阪鉄道山科線(同上)
https://www.kyoto-np.co.jp/info/sightseeing/mugen/20160804_10.html



長尾駅発着のレア路線系統【21】【22】号経路。

これら2系統は昼間時間帯は見ることができません。運行経路は、

【21】長尾駅~既製服団地~出屋敷~田ノ口
【22】長尾駅~既製服団地~招提大谷~国道招提


であり、出屋敷線・樟葉長尾線の区間便です。枚方車庫への入出庫系統であり、全便枚方営業所の担当です。長尾駅からは、【22】号経路(国道招提ゆき)は平日は22時台1本、【21】号経路(田ノ口ゆき)は土休日の夜3本の運行です。

参考までに、長尾駅発着の系統番号は次のようになります。

(出屋敷線・枚方市駅方面)        20、21、25、27、29
(樟葉長尾線・樟葉駅方面、招提大谷経由) 22、92、93、94
(藤阪ハイツ方面)            23、90

(枚方尊延寺線・枚方市駅方面)      63、64
(大阪国際大学・穂谷・新田辺方面)    25、75、89(89A~C)

(出屋敷線・北山方面)          27、28、29、37
(高野道経由樟葉駅方面)         90
(枚方カントリー方面)          92、93
(松井山手方面)             75、89(89A~C)

出屋敷線は20・30番台、枚方尊延寺線は60~80番台、樟葉長尾線は90番台が基本となっています。樟葉長尾線の国道招提行きのみ、例外的に【22】が割り当てられています。高野道・家具町1丁目経由の【90】号経路も樟葉長尾線となっているが、他の92~94とは経路が異なり、男山営業所の担当でユニークな存在です(樟葉長尾線・国道招提経由の大半の便は京田辺営業所担当)。


かつて宇治市・天ヶ瀬ダムの近くにあった地ビールレストラン「ガーデンズ天ヶ瀬」。

京阪宇治交通グループによる経営で、1997年に開園しました。ガーデンズ天ヶ瀬へは、京阪・JR宇治からシャトルバス【G3】系統をおよそ20分間隔で運行することに加え、専用のラッピング車を用意し、くずは・松井山手から貸切バスを出すなど、相当な気合いの入れようだったようです。【G3】とは別に、天ヶ瀬ダム経由宇治田原方面への路線系統も数本設定されていました。

実際にガーデンズ天ヶ瀬に行ったことはないので詳しいことはよくわからないが、5年後の2002年に閉鎖されました。もちろん、関連するシャトルバスは全廃。わずかに残った宇治田原方面へのバスも2005年には廃止されました。以降、天ヶ瀬ダムへの路線バスはありません。

ガーデンズ天ヶ瀬跡の建物も2012年に取り壊されてしまいました。


京阪京都交通【15】系統・イオンモール京都桂川線。

運行経路は、

京都駅前~ 七条大宮・京都水族館前~梅小路公園~七条千本~西大路七条~西京極小学校前~葛野大路八条~桂小橋~桂離宮前~桂消防署前~桂駅東口~桂高校前~牛ヶ瀬~北上久世~JR桂川駅前

で、七条線の一系統となっています。

JR桂川駅前にあるイオンモール桂川への買い物客を意識した運行体制となっており、平日は運休、土休日の昼間30分~60分間隔のダイヤです。平日は、【15】系統の代わりに【26B】・<京都駅前~桂イノベーションパーク前>が運行されます。


琵琶湖大橋を渡って堅田と守山を結ぶ路線バス。近江鉄道と江若交通の共同運行となっています。

近江鉄道バスは、瀬田・草津・守山・近江八幡・八日市など、主に湖東エリア(JR琵琶湖線沿線)をカバーしているが、琵琶湖大橋を渡って湖西エリアに足を伸ばす路線もあります。一方、江若交通は湖西地区(坂本・堅田・志賀・高島方面)をエリアとしています。大津市堅田に乗り入れる近江鉄道バスは異色の存在と言えるかもしれません。

JR堅田駅前から発車したバスは、そのまま国道に入らず、堅田駅口、今堅田2丁目、今道内湖と堅田の旧市街地を巡回したのち、R477に入り、琵琶湖大橋(有料)を渡ります。琵琶湖大橋西詰の「道の駅・琵琶湖大橋米プラザ」へは「匂当内侍前(こうとうないじまえ)」下車が便利です。

琵琶湖大橋を渡ると、守山市に入ります。琵琶湖大橋東詰北側には、守山市最大のショッピングセンター・ピエリ守山があります(「琵琶湖大橋東詰」下車)。近くに佐川美術館などもあり、堅田駅から「免許センター前行き」(江若交通)、守山駅から「佐川美術館行き」(近江鉄道)もあるので、そちらが便利です。

バスは大橋東詰交差点を直進、しばらくR477の指定区間で、「美咲レークニュータウン前」・「みずほ団地口」など、新興住宅地や団地の多い地域となるが、やがてのどかな田園風景に変わります。「浜街道」との交点である洲本町交差点(「洲本」バス停)をそのまま直進し、県道11号線単独区間となります(R477は「浜街道」へ左折)。

「河西口」付近から、再び住宅地やロードサイド店の密集する典型的な郊外風景に変わり、守山市街地に。一部の便は、立命館守山中学・高校および市民ホール前を経由するため、「播磨田町北」交差点を右折します。市民ホールの向かい側(北)には守山市民運動公園・市民球場があります。市民球場の北側には市立守山中学校があるが、近くの立命館守山中学と混同しそうですね。

立命館守山経由を除く便は、「播磨田町南」交差点を「くすの木通り」へ右折、県立総合病院に寄ります。立命館守山経由の経路とここから再び同一経路となるはずです。「すごやか通り」を南東に向かって、守山市民病院前・守山市役所前を通り、「吉身一丁目」交差点を右折すると、終点・守山駅(西口)に到着。JR守山駅前は市の中心から東へ離れています。守山は新快速の停車駅です。

守山市は面積はさほど広くはなく、草津市・栗東市・野洲市のほか、琵琶湖を隔てて大津市に隣接しています。


枚方市駅北口に続き、南口発着の系統番号についても考察したいと思います。

南口からのバスの発着本数は北口に比べて少なく、路線系統の数も多くはありません。南口からの路線系統は、大きく

香里団地方面
津田・長尾・穂谷方面(枚方尊延寺線)

の2つに分けることができます。

割り当てられている系統番号として、

【香里団地方面】   1~6、8~10、43、ろ  (南2・3番のりば)
【枚方尊延寺線ほか】 16、61~65、70、72、78 (南1・4番のりば)

が挙げられます。

香里団地(枚方公園駅、香里園、釈尊寺団地ほか)方面の路線は、主に香里団地営業所管轄ですが、【10】釈尊寺団地行きと【43】【43A】交野車庫・星田駅行きは交野営業所管轄となっています(【1】【9A】の一部便に交野営業所担当もある)。40番台の数は交野営業所管内の星田線を表しており、枚方市駅においては異色の路線系統です(かつては四条畷までの長距離路線だったが)。【43】【43A】の本数は少なく、土曜・休日は運休です。もう一つ面白いのは山之上線の【ろ】系統・枚方公園駅行き。系統番号がひらがな「い・ろ・は」の「ろ」であるところが特徴ですね。専用の小型車で運用されます(香里団地営業所管轄)。

津田・長尾・穂谷方面(枚方尊延寺線)は枚方営業所管轄で、一時期京田辺営業所も乗り入れていました。2002年以前は11~15まで(そして20)の番号が割り当てられていたが、枚方営業所管内(主に出屋敷線・招提線・樟葉長尾線)の白紙ダイヤ改正に合わせ、尊延寺線を含めて系統番号が変更となりました。2018年3月までは、【66】長尾駅行き(大阪国際大学経由)、【71】穂谷行き(関西外大学研都市C経由)などもあったが廃止。

【16】号経路は、高槻営業所担当の出口線で、伊加賀小学校発の南口経由、官公庁団地からイズミヤ(枚方店)前・禁野口を回って枚方市駅北口行きのユニークな路線系統で、平日1本のみの運行です。南口4番のりばからの発車です(【61】星ヶ丘医療センター行きと同じのりば)。


京阪バス枚方市駅北口発着の路線は、

高槻・茨木方面、
出口線、
出屋敷線(関西外大・藤阪ハイツ・長尾駅・樟葉駅ほか)、
招提線(牧野・招提方面)

と、大きく4つに分けることができます。

割り当てられている系統番号(番号の下にアルファベット付きのものもある)は、

【高槻線、茨木線】               1~3、7~9
【出口線】                   16
【出屋敷線】(小松団地、北片鉾方面)      11~13
【出屋敷線】(国道田ノ口、総合スポーツC方面)  14~15
【出屋敷線】(藤阪ハイツ、長尾駅方面)     18~20、25、27、29
【出屋敷線】(養父が丘、樟葉駅方面)      39~40
【招提線】                   38

となっています。空き番号は

4、5、6、10、17、21~24、26、28、30~37、41~

で、20以下の番号は大部分が埋まっている一方、30番台はなぜか飛んで空き番が多くなっています。

私個人的に、今後枚方高槻線・茨木線の新路線を設定する場合、どんな番号を割り当てるのかが気になるところです。高槻営業所管内では、1~9まで全て使われており(4・5・6は茨木・高槻市内の区間系統)、出口線のみ例外的に16が割り当てられているが、10・20番台の大半は枚方営業所管内の出屋敷線で使用済みなので、30・40番台以降を使うしかないでしょう(「枚方市駅北口」発着系統としては10・17も空いているが、前後の数は出屋敷線が使用している)。出口線の「16」は、かつて同じ方向の路線として存在していた寝屋川市駅行きの【16】号経路に由来するものとされています。

2018年3月まで【26】松井山手行き(長尾駅経由)もあったが、廃止されました。21~23および28・37は、枚方市駅に乗り入れない長尾駅発着の区間系統に割り当てられています。

このほか、香里団地営業所の【1A】関西医大附属病院行きも北口ロータリーを通過します。高槻線にも【1A】号経路(阪急高槻・市役所前経由JR高槻行き)はあるが、関西医大行きは南口5番のりばからの発車なので、誤乗の心配はさほど問題ではないでしょう。

【1A】といえば、あと枚方営業所担当の「早バス」<田ノ口→枚方市駅→阪急・JR高槻>もあるが、路線名は「枚方高槻線」。高槻で【1A】枚方市駅行きとして折り返します。


京阪バス門真営業所管内の路線を一つレポートしたいと思います。

【1】号経路・<京阪大和田駅~門真団地>

運行経路は、

京阪大和田駅~天辻工場前~下島町~南野口~島頭~門真団地

という短距離の路線です。 R163との交点・門真団地北口交差点~南野口~島頭(ライフ前)間の区間は道幅が広くなっています。島頭バス停付近に「タイガー産業」という名前の事業所があるが、同じ門真市に本社のあるタイガー魔法瓶株式会社とは無関係のようです。門真団地は京阪バス門真車庫の最寄バス停。門真なみはや高校へは、終点・門真団地下車が便利です。

かつては、門真団地より先、三島団地前を経て地下鉄門真南まで乗り入れていましたが、小型バス使用の【7】【7A】号経路(門真市役所・古川橋駅~門真団地~地下鉄門真南)に代替しました。また、門真団地からそのまま南へ直進すると、大東市に入ってr8(大阪生駒奈良線、阪奈道路)に抜けることも可能です。



P5190021

枚方市杉4丁目・長尾台3丁目にある「大阪国際大学」バス停。

長尾と杉・尊延寺方面を長尾台住宅・杉山手経由で短絡する府道17号沿いに面しています。この付近には、国際大学のほか、杉中学校、菅原東小学校もあり、学校が密集しています(ただし、大阪国際大学枚方キャンパスは、守口キャンパスに移転する予定)。また、枚方公済病院にも近く、漢字博士で知られる王仁博士の墓(伝王仁墓)もあります(「長尾台住宅」バス停のほうが近い)。

もともと、この府道を通るバスが開通したのは比較的遅く、1986年に初めて出屋敷線【25】号経路・<枚方市駅北口-長尾台住宅>を新設。その後、大阪国際大学枚方キャンパス開校に合わせ、大阪国際大学まで延長しました。同時に、枚方尊延寺線【15】号(→【65】号)・<枚方市駅南口~大阪国際大学>も開通。そして、1999年には、長尾駅と穂谷を大阪国際大学経由で結ぶ【41】号経路(→【75】号)を新設。

現在、大阪国際大学バス停には、

【25】枚方市駅行き(長尾駅・出屋敷経由)
【65】枚方市駅行き(津田西町経由)
【75】【89】【89A】【89B】【89C】松井山手駅行き(長尾駅経由)
【75】【89】【89A】【89B】【89C】穂谷・近鉄新田辺行き
【直Q】京都駅八条口行き

が発着しています。大阪国際大学・終点となるバスは、バスロータリーで折り返します。穂谷・新田辺行きのバスもロータリー内に乗り入れています。(新田辺・穂谷から)松井山手駅行きのりばのみ、府道上に設置されており、ロータリーとは向かい側です。したがって、長尾駅方面行きのバスは、始発の【25】とほか(新田辺・穂谷発)では、のりばが府道を挟んで少し離れており、少々わかりにくい気もします。新田辺からのバスもロータリー内で乗降扱いをできないものでしょうか?

それと、直Q京都号の国際大学折り返しは、今一つ中途半端なように思います。おそらく第二京阪の入口に近く、京田辺営業所への回送も兼ねているのだとは思いますが、津田くにみ坂・津田駅などへの乗り入れが望まれるところでしょう。


京阪バス高槻営業所に所属していたエアロミディ長尺N-1100が、門真営業所に転属しました。

高槻営業所では、2003~04年にかけて中型ロング車の大量配置によってノンステップ化を促進させましたが、馬力が弱い上に車体は狭幅で、とりわけ終日混雑しやすい枚方高槻線においては使いづらいようでした。高槻の中型長尺は三菱エアロミディのほか、日野レインボーもあったが、レインボーは全て他営業所に転出。エアロミディも残り少なくなっています。その後、2016年に新エルガLV290がいち早く高槻営業所に配置されるが、従来のバスに比べて馬力が弱くて枚方高槻線の運用に支障があったようで、他営業所の既存ブルーリボンIIと交換することに。以降、高槻への新車配置は滞っています。


田井      → 久御山田井

日産車体前   → 日産自動車大学校前

緑ヶ原口    → 宇治税務署前、大久保西、ほか

西町      → 西町公園

下町(宇治田原町) → 郷之口下町

役場南     → 宇治田原町役場口

大宮道     → 荒木

東芦原     → リハビリ病院前、梅林園前、ほか

小倉      → 宇治川病院、小倉中央、ほか

三軒家     → 槇島、京都福祉専門学校、ほか

幼稚園前(宇治市木幡) → 大谷幼稚園

御蔵山     → 御蔵山小学校

頼政道     → 平尾台1丁目

石田(京阪バス含む)  → 石田中央



大塚     → 大塚中央

北大塚    →  大塚町5丁目

南辻子    → 辻子一丁目

辻子     → 松川町

市役所前(高槻市) → 高槻市役所北

西切     → 唐崎西1丁目

阪急茨木東口 → 中津町北

北公園前(枚方市) → 伊加賀スポーツセンター


「北大塚」は高槻市営バスに同じ「北大塚」バス停があるが、場所が離れているので、別の名前にしたほうがよいように思います。「阪急茨木東口」(茨木行きおりば専用)も阪急茨木市駅から少し距離があり、また阪急茨木市駅の東口ロータリーから阪急バス柱本線が発着しているので、これも別の名称にするほうがよいかもしれません。


京阪京都交通の京都駅(八条口)~美山町直行バス。

美山直行バスは観光シーズンに毎日運行、今シーズン(2019年春季)の運行期間は4月6日~6月30日となっています。予約優先制ですが、当日でも空席があれば乗車可能です。所要時間100分、運賃は片道1,800円。

美山直行バスの運行経路は、

京都駅八条口~(上鳥羽IC)~(久御山JCT)~(園部IC)~美山町

で、阪神高速京都線・京都縦貫道を経由、南丹市園部から京都r19・神楽坂TNを抜け、美山町に入ります。

京都市~美山町間のルートといえば、高雄・京北経由の国道162号(周山街道)という人も多いでしょう。かつて国鉄・JRバスが京都駅~美山町(鶴ヶ岡)をR162経由でロングラン運行していました。現在も京都-周山間(京都京北線)が存続しています。 本数は少ないが、周山で南丹市営バスに乗り継いで美山町(安掛、宮脇方面)まで行くことも可能です。

京阪京都交通の美山直行バスが洛南地域を周るのはやや遠回りで意外な感じもするが、高速道を走行するためR162経由よりも所要時間は短くて快適ということでしょう(R162経由だと、京都市街地および高雄付近の渋滞に巻き込まれる可能性がある)。園部町と美山町を結ぶ府道も改良され、高速道整備と合わせて、京阪神各方面から美山への観光・ドライブが便利になったものです。


意外に地味なニュースですが、本年5月15日より、京阪高速バス「東京ミッドナイトエクスプレス京都号」(枚方・京都~東京)(関東バスと共同運行)が東京駅丸の内・大手町へ延伸しました。

東京駅丸の内・大手町は大手銀行・商社・メディアなどの本部・本社が立地しており、ビジネスワーカーの深夜移動の実現、また東京国際空港へのアクセスも抜群で、インバウンドを含めた観光ほか、さまざまな目的での利便性向上が狙いだとされています。

https://www.keihanbus.jp/pdf/kks/highway/highway_20190509_shibuya_shinjuku_tokyo_otemachi.pdf

今年で枚方新宿線開通30周年を迎えます。 1989年(平成元年)12月でした。京阪沿線から東京都心へ一本の高速バスで結ばれるとは、夢のようでした。当初は京都市中心部への乗り入れはなく、京滋バイパス直行だったが、ほどなく京都駅八条口・三条京阪経由に経路変更。平成初期、これとは別に、京田辺・宇治経由の便も設定されるが、2008年ごろまでに廃止(末期には、京田辺乗り入れを廃止、高槻・樟葉・宇治経由という複雑なルートになる)。京都駅・三条京阪・山科駅経由に一本化されました。

枚方からの高速バスは、このほか福岡・長崎・熊本系統や徳島線(寝屋川市駅経由)も設定されるが、軒並み廃止され、東京ミッドナイトが残るのみとなっています。


今春のJRおおさか東線新大阪開通により、吹田市内の阪急バス路線・ダイヤに大きな変更がありました。その特徴の一つに、JR南吹田駅に乗り入れる路線が新設されたことが挙げられます。 該当路線は【85】系統・<JR吹田~江坂~阪急曽根>

【85】系統の運行経路は、

JR吹田~田中町~吹田簡易裁判所~南清和園~JR南吹田~南小学校前~広芝町~江坂駅前~小曾根~服部~豊中四中前~曽根東~阪急曽根

で、JR吹田~吹田簡易裁判所間は京阪バス【9A】号経路(京阪守口市駅行き)と共通経路、江坂~小曾根間は内環状線(R479)、服部~曽根東間はR176を走行。吹田簡易裁判所バス停は、従来京阪バス(「簡易裁判所前」)のみの発着だったかと思うが、今回阪急バスも停車するようになったのは少し驚きです。JR南吹田駅は、吹田市に所在しますが、両隣の駅(新大阪、JR淡路)が大阪市内のため、「大阪市内の駅」に指定されています。阪急宝塚線の「服部」駅は「服部天神」駅に改称されました(バス停は「服部」)。

【85】系統は吹田営業所管轄、運行ダイヤは60~120分に1本となっています。一部の便はJR吹田~江坂駅前間の区間運行です。


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京阪宇治交通が京阪バスに合併して1周年を迎えた頃です。枚方営業所のエアロミディ(A-1059)が八幡地区路線に、高槻から京田辺営業所に転属したエアロスターM(A-1876)が八幡田辺線の運用に入っていました。現在、京阪八幡における大阪ナンバーの一般路線車は、正月3が日の八幡山崎線(枚方営業所担当)のみとなっています。

京阪八幡市駅は「石清水八幡宮」に改称されることとなりましたが、「京阪八幡」バス停も変更されるんでしょうか?


京都市伏見区日野奥出にある山科自動車教習所

「山科自動車教習所」というからには、山科区に立地してるものかと思いきや、実際は伏見区南東の外れで宇治市との境界スレスレのところにあります。 最寄駅は、地下鉄東西線石田駅またはJR奈良線の木幡と言えるでしょう。ただし、駅からはかなり距離があります。路線バスは、京阪・JR六地蔵から京都京阪バス「平尾南」下車が一番近いです(山科駅からの一般路線バスはありません)。

山科・醍醐方面からは送迎バスが一番便利です。送迎バスは、山科区・伏見区各地域および宇治市六地蔵・木幡方面からの利用が可能で、京都橘大学や龍谷大学(深草)、京都教育大学、東宇治高校なども巡回しています。

山科教習所の市外局番は、伏見区醍醐地区と同様、山科区扱いの075-57xとなっています。場所的には「醍醐自動車教習所」「伏見東自動車教習所」のほうが適切のように思いますが・・・。


京都市バスの過去の路線を一つレポートしたいと思います。

【南7】系統・<醍醐車庫前~竹田駅東口>

【南7】系統は、「南」ブロック系統でありながら醍醐営業所(廃止)管轄だったことが、一つの特徴です(このほか【南6】系統も醍醐営業所管轄)。運行経路は、

醍醐車庫前~山科小野(現・小野駅)~蚊ヶ瀬~勧修寺北出町~国立病院前~藤ノ森~龍谷大学前~(→稲荷大社前 / ←竹田久保町)~勧進橋~竹田出橋~竹田駅東口

で、1988年6月地下鉄烏丸線竹田開通に合わせたダイヤ改正で新設。 名神沿いの府道を経由するもので、東海道本線旧線ルート(→未成線の京阪山科線)にあたります。もとは、京都駅八条口まで乗り入れていた【57C】→【57】系統に由来するものです。京都駅八条口発着時代は、

~勧進橋~十条竹田街道~京都駅八条口(R24経由)

という経路でした。【南7】系統と同時に、同じ竹田駅東口と醍醐地区(石田)を結ぶ京阪バス【40】号経路を【南7】系統と似たような経路で新設(藤ノ森~竹田出橋間は【南7】と異なり、名神下の道路を直進)。

1997年10月地下鉄東西線開通時のダイヤ改正で、醍醐車庫は廃止、山科・醍醐地区路線は京阪バス(山科営業所)に一元化されました。【南7】系統および京阪バス【40】号経路は、京阪バス【2】号経路に再編・一本化され、現在に至ります。【2】号経路は、2018年より洛南営業所に移管されています。

ちなみに、藤ノ森・深草界隈には同じ系統番号の京阪バス・京都奈良線【2】号経路が通っていました(1996年廃止)。

【南7】系統で運用される車両は、基本的に中型車(日野レインボー)でした。


京阪バス直Q京都号は、主に

京都駅~松井山手駅・大阪国際大学(京都松井山手線)
京都駅~河内磐船駅~京阪交野市駅~なんばOCAT(京都交野なんば線)

の2系統で運行されていますが、他に摂南大学北口・京田辺市役所・長尾駅・枚方市駅などを経由する便も存在しており、少々複雑になっており、系統番号の導入が必要かもしれません。

ここでは、1往復のみ運行の

京都駅~枚方市駅~ホテル京阪USJ

についてレポートしたいと思います。

この系統の停留所は、

京都駅八条口~大石橋(九条駅)~十条駅~十条油小路~高速京田辺~枚方車庫~枚方市駅南口~藤田川~USJ~ホテル京阪USJ

であり、早朝の大阪行き1本(京都駅6:50、枚方市駅7:45)、夜の京都行き1本(ホテル京阪USJ19:58、枚方市駅21:07)のダイヤとなっています。土曜・休日ダイヤは、

枚方車庫~ホテル京阪USJ

間に運行区間が短縮されます。

この京都駅~枚方市駅~USJ系統は、枚方市駅および香里団地に乗り入れているのが特徴的です。(京都交野なんば線)の扱いとなっているが、河内磐船駅・京阪交野市駅・なんばは通りません。枚方・交野市内区間の一般道走行ルートは、

枚方東IC~(バイパス)~【枚方車庫】~(R1)~(r139)~【枚方市駅南口】~【藤田川】~交野南IC

であり、枚方市駅~交野南IC間の大半は釈尊寺団地線【10】号経路と重複しています。運用担当も枚方営業所となっています(京田辺営業所が基本的だが、一部系統は枚方営業所が担当)。

香里団地乗り入れの直Q京都号がもっとあってもよさそうですが、以前、山科急行線の<醍醐寺~京都駅八条口~京阪香里園・新香里>が運行(季節臨時)されていました。藤田川バス停は、一時期直Q京都号と山科急行線の両方が止まるバス停となっていました。
 


京阪宇治交通の過去の路線を一つレポートさせていただきます。

【15】系統・<くずは~岩田南>

この【15】系統は、京阪宇治交通路線の中では、本数も少なくマイナーな存在だったように思います。 【15】系統は、樟葉駅と八幡市南東部の岩田地区を結ぶ路線で、

樟葉駅(くずは)~中央センター前~大芝~水珀~国道戸津~蜻蛉尻~浜上津屋~岩田~岩田南

という経路だったようです。1980年代前半の「水珀」開通前は、

~大芝~久保田~御幸谷~国道戸津~

という経路だったことは確実です(松井ヶ丘方面へ向かう【16】系統も同様)。

【15】系統は、樟葉駅・男山団地から岩田地区の工場への通勤を意識したものと推測できます。1996年4月に廃止された模様です。

私個人的に、浜上津屋の流れ橋への観光客を見込んで、この【15】系統を何らかの形で復活できないものかと思いました。流れ橋へは、京阪八幡から【76】号経路・岩田南行きが毎時2本ですが、樟葉駅からのアクセスも欲しいところです。さらに、松井山手からのバスも望みたいですね(松井山手方面からは、京都京阪バス【17】【17A】の経路変更で対応は容易だろう)。

岩田といえば岩田帯で有名です。岩田呉服店(昔、京阪バスの広告看板でよく見かけた)は、八幡の岩田が由来しています八幡の岩田のことかと思いきや、創業者の名字が直接の由来だそうです(もっとも名字の「岩田」自体、八幡の岩田と結びついている可能性は考えられますが)。ちなみに、「八幡巻」という料理は、収穫の盛んな八幡の牛蒡をウナギやドジョウなどに巻いてタレ付けで焼いた一品で、おせち料理ではお馴染みのもの、京都府八幡市が発祥だそうです(八幡付近では天然のウナギも獲れたそうです)。八幡巻の派生(デリベーション)といえる料理に、野菜やチーズを牛肉に巻いてタレを付けて焼いたものとか、さらには今流行の肉巻きおにぎりなどがあります。


京阪バス交野営業所開設(1978年)前の路線管轄について。

コメントや他ブログの情報等からの情報を総合すると、以下のようになります。

(津田香里線)
【9A】<枚方市駅~高田~京阪香里園>
【9B】<枚方市駅~高田~東香里~新香里~枚方市駅>
(以上、香里団地営業所)

【9】<京阪香里園~京阪交野><京阪香里園~津田駅>
(枚方営業所?)

(交野南部線)
【17】<京阪交野~藤が尾団地>
【19】<京阪香里園~京阪交野~藤が尾団地>
(以上、枚方営業所?)

(釈尊寺団地線)
【10】<枚方市駅~釈尊寺団地> 香里団地営業所

(星田線)
【41】<寝屋川市駅~星田~四条畷駅>
【43】<枚方市駅~四条畷駅>
(以上、枚方営業所)

(寝屋川団地線)
【21】<寝屋川市駅~寝屋川団地> 枚方営業所

(田原線)
<京阪私市~一ノ坪 八の坪>
一ノ坪 八の坪~京阪大和田駅前>
(以上、枚方営業所)

(寝屋川北部線)
【22】<寝屋川市駅~京阪香里園~仁和寺>
【25】<寝屋川市駅~三井団地>
(以上、寝屋川営業所)

(高宮四条畷線)
【31】<寝屋川市駅~太秦住宅>
【32】<寝屋川市駅~巣本~四条畷駅>
【33】<寝屋川市駅~砂~四条畷駅>
(以上、寝屋川営業所?)


【21】寝屋川団地線が枚方営業所担当だったことは驚きです。寝屋川団地へは、枚方車庫からr18<枚方交野寝屋川線>経由で回送していたものと推測できます。星田線【41】【43】は笠松~正縁寺間の狭隘区間対応に短尺車(A-1005、A-3001~3004)限定だったが、間合いで【21】号に入った可能性はありそうです。また、1970年代後半の一時期、枚方寝屋川線【16】号経路も枚方営業所が担当、やはり星田線・寝屋川団地線の送り込みを兼ねていた可能性があります。

【10】釈尊寺団地線は1977年に開設。当初、香里団地営業所の担当、経由地が現在と異なり、東香里新町・高田を経てr18を北上するという(茄子作住宅の道路は未開通だった)、迂回ルートでした。

津田香里線の香里園~交野方面路線は、枚方営業所または香里団地営業所の管内だったと思われます。

寝屋川管轄だった【22】【25】については、長距離路線【15】<京阪香里園~仁和寺~京阪守口市駅>で送り込みも兼ねていたようです。

交野営業所開設当初、寝屋川市駅からの【2】【4】号経路が同営業所担当だったとの情報もありますが、如何に。これが事実だとすれば、交野営業所は守口市駅・土居まで足を伸ばしていたことになりますね。

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