カテゴリ: 京阪バスグループ


2020年12月ダイヤ改正で登場した京阪バス【312】号経路。

京都駅八条口と醍醐・六地蔵を結ぶ路線系統ですが、そのルートが新十条通(稲荷山トンネル)経由とは異なる大回り、すなわち京都駅八条口から北上して西本願寺に寄り、五条通(国道1号線)を東へ進むというもの。 主な停留所は、以下の通りです。

京都駅八条口(ホテル京阪前)~西本願寺~堀川五条(東行きのみ)~烏丸五条~河原町五条~五条京阪~五条坂~清閑寺山ノ内町~上花山久保町~川田(清水焼団地)~大石神社~折上神社~栗栖野~勧修寺東栗栖野町~勧修寺北出町~勧修寺~小野駅~醍醐バスターミナル~醍醐駅~北小栗栖~小栗栖団地~東町~京阪六地蔵

京阪六地蔵と四条河原町・烏丸を結ぶ【87】【87A】号経路の一部便を京都駅八条口行きに建て替えたものとも言えるが、大石神社~勧修寺間などで一部経路が異なり、しれっと「勧修寺東栗栖野町」などを経由するのも見どころでしょう。「勧修寺東栗栖野町」バス停には、【312】のほかには、山科駅からの【29】号経路しか来ません。

京都駅八条口から西本願寺・五条坂経由山科方面行きのバスは、ほかに【311】号経路(大宅行き)も発着。【311】【312】号経路が毎時1本ずつ運行されます。

果たして利用状況はいかに・・・。京都市バスの山科区内復活の話もあるし、この路線系統も先は長くないのかもしれません。


京都~奈良間のバス乗り継ぎルートを調査してみました。

かつて京都~奈良間にはロングランの路線バス(近鉄・奈良交通・京阪)が国道24号線経由で運行されていましたが、1998年に全廃されました。現在、京都~奈良間を一般路線バス(高速・直Qなどを除く)だけで乗り継ぐことは不可能と思われるかもしれません。それは(理論上は)一応何とかできます。

モデルルートを一つ挙げてみました。

京都駅前    → 中書島    (京都市バス【81】系統)
中書島     → まちの駅
          イオン久御山 (京都京阪バス【25】号経路)
まちの駅
イオン久御山  → 松井山手駅  (京都京阪バス【17】【17A】号経路)
松井山手駅   → 近鉄新田辺  (京阪バス【66A】【67D】号経路ほか)
新田辺駅    → 三山木駅   (奈良交通【1】【2】系統)
(徒歩)
菱田      → 祝園駅西口  (精華ぐるりんバス)
祝園駅     → 学研奈良
          登美ヶ丘駅  (奈良交通【58】【59】系統)
学研奈良
登美ヶ丘駅   → 高の原駅   (奈良交通【82】系統)
高の原駅    → 近鉄奈良駅  (奈良交通【115】系統)



鬼門は京田辺市と精華町との境界付近ですね。ここをどうするのかですが、三山木駅から精華町との境界まで徒歩でしのぎ、精華ぐるりんバスで祝園駅へ抜けます。精華ぐるいんバスの路線図・時刻表は

https://www.town.seika.kyoto.jp/material/files/group/18/zikokuhyou160401.pdf

https://www.town.seika.kyoto.jp/material/files/group/18/rosennzu.pdf

なお、祝園駅と三山木駅を結ぶ【73】系統の北行き片道1便が免許維持路線として残っています。

松井山手~近鉄新田辺間には長尾・穂谷口経由の【89】号経路などもあるが、所要時間がかかります。この路線系統に乗車する場合、「穂谷口」または「三ノ宮神社」で下車、くろんど池へ向かって歩き、「傍示」から奈良交通に乗り継ぐルート(学研北生駒駅・学園前駅など経由)も可能です。

祝園駅~近鉄奈良駅間は、土曜限定で免許維持路線の【74】(祝園駅12:20)→【25】(木津12:40)乗り継ぎもできます(但し片道南行きのみ)。


大阪・奈良間バス乗り継ぎ最新ルートを調べてみました。

以前にも、このネタについての記事を投稿したと思いますが、2021年現在可能なものを幾つか挙げてみました。ただし、梅田(大阪駅)~近鉄奈良駅間に限定します。

【ルート1】
大阪駅前    → 地下鉄門真南   (大阪シティバス【36】系統)
地下鉄門真南  → 門真団地     (京阪バス 【7】【7A】号経路)
門真団地    → 京阪大和田駅前  (京阪バス【1】【2】号経路)
京阪大和田駅前 → 四条畷駅     (京阪バス【21】号経路)
四条畷駅    → 田原台一丁目   (四條畷市コミュニティバス)
田原台一丁目  → 俵口       (奈良交通【86】系統ほか)
俵口      → 学研北生駒駅   (奈良交通【183】【186】系統)
学研北生駒駅  → 学園前駅     (奈良交通 系統多数あり)
学園前駅(南口)→ 近鉄奈良駅    (奈良交通【48】【161】系統ほか)

【ルート2】
大阪駅前    → 地下鉄門真南   (大阪シティバス【36】系統)
地下鉄門真南  → 門真団地     (京阪バス 【7】【7A】号経路)
門真団地    → 京阪大和田駅前  (京阪バス【1】【2】号経路)
京阪大和田駅前 → 四条畷駅     (京阪バス【21】号経路)
四条畷駅    → 田原台一丁目   (四條畷市コミュニティバス)
田原台一丁目  → 生駒駅南口    (奈良交通【86】系統ほか)
生駒駅南口   → 東生駒駅     (奈良交通 系統多数あり)
東生駒駅    → 帝塚山住宅    (奈良交通【74】【75】系統)
(徒歩)
帝塚山南二丁目 → 富雄駅      (奈良交通【47】系統ほか)
富雄駅     → 若草台      (奈良交通【50】系統)
若草台     → 奈良県総合医療センター(奈良交通【28】系統)
奈良県総合医療センター→近鉄奈良駅  (奈良交通【77】系統ほか、西ノ京経由)



難易度的には【ルート1】が一番たやすいでしょう。【ルート2】について、富雄駅・若草台などでの乗り継ぎパターンは他にも存在する(近鉄郡山駅経由など)が、煩雑になるので割愛させていただきます。

かつては、梅田~奈良を阪奈道路経由で結ぶ近鉄バスもあり、また国道25号線経由での河内国分・王寺乗り継ぎルートなどもあったようですが、近鉄バスの梅田乗り入れは全面撤退しており、現在は大阪シティバス・京阪バス・奈良交通の3社を外すことはできません。

参考までに、近鉄奈良駅から先、奈良市東部山間部の柳生・月ヶ瀬、または京都府加茂・和束方面への乗り継ぎもできます。月ヶ瀬地区からさらに三重交通で三重県伊賀市までの到達が可能です。


京田辺営業所の車両は2018年4月1日ダイヤ改正まで、枚方市駅南口に乗り入れていました。

京田辺車が枚方市駅運用に初めて就いたのは2009年11月(直Q京都号運行開始と同日)。枚方営業所管轄の枚方尊延寺線の一部系統、および津田サイエンス線を京田辺に移管しました。枚方尊延寺線は東部の長尾駅・津田駅~穂谷および穂谷~新田辺系統を中心に、枚方市駅発着運用(【63】【64】【70】【71】【72】【78】号経路および【穂谷外大直通】)の一部も京田辺担当に変わりました(翌年9月、樟葉長尾線も基本的に京田辺担当に移管)。

しかし、2018年3月関西外大穂谷キャンパス閉校に伴い、枚方尊延寺線の系統再編および減便が実施され、京田辺車の枚方市駅運用は消滅(枚方尊延寺線は、松井山手~長尾駅~新田辺系統のみ京田辺、他は枚方営業所と分担)。合わせて津田サイエンス線は全便交野営業所に移管されました。

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J-BUSワンステップ車 W-3859
枚方営業所から転属 現在このタイプの車両はあまり見かけなくなった

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ブルーリボンシティW-3831
2014年交野営業所から転属するが、2年ほどで枚方に転属
現在、京田辺営業所にはブルーリボンティW-3840が配置

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N-6264 夕方の【78】天王行きの発車を待つ

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N-3875 15時台の【78】天王行き仕度中
前のHRロング(香里団地所属)も過去のものに

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京田辺オンリーワンの幕車 W-3787
【71】穂谷外大経由穂谷行きの発車待ち
背後の枚方近鉄は2012年閉店


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京阪バス大津営業所管内路線図(2006年7月改正)です。

このダイヤ改正で西大津駅(現・大津京駅)以北の唐崎・坂本地区から撤退、また免許維持路線と化した京津国道線の成れの果て(【46】号経路)も消滅しました。その後も辛うじて西大津バイパス経由の【47】号経路が残りましたが、現在年1本のみ運行の超免許維持路線です(あるいは事実上の廃止?)。

比叡平線【66】系統は競輪場前を経由していました。大津駅~大津プリンスホテル系統(無番号)もありましたね。

南部・大石地区の小田原系統(【4G】)は2008年10月に運行開始します(京阪宇治バス石山~宇治田原系統の代替)。
 


京阪バス男山営業所管内のレア系統、【11B】号経路。

【11B】号経路(泉回り)は次の経路順で運行されます。

樟葉駅→ 北くずは→ひかり→男山車庫→中央センター前→泉→長沢→ひかり→北くずは→樟葉駅

本路線系統は夜21~22時台のみに設定され、平日5本、土休日3本。

樟葉駅~北くずは~男山車庫間は【9】【20】号経路(男山北右回り、男山東右回り)と同じルートであり、これら2系統はほぼ終日にわたって運転されるが、21時台以降は泉回りの【11B】が代わりの便となります。

また、泉~長沢~ひかり間(山手幹線)は、基本的に【13B】号経路(樟葉駅~公園前~京阪橋本)が樟葉駅から最短経路で結ぶが、やはり21時台以降は【11B】がその代わりの役割を担います(【13B】とは異なり、男山車庫→中央センター→泉の順に回るので、所要時間は長くなる)。

かつて、泉循環として【11】【11C】号経路(樟葉駅~北くずは~泉~公園前~樟葉駅)が運行されていたが、2007年ダイヤ改正で廃止。

泉・長沢には、【5】号経路・くずは男山循環(旧コミュニティバス、小型車で運用)も通ります。




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私の学生時代の自転車旅行1件について、思いつくままに書いてみました。

京都北山・丹波高原遠征です。

確か2回生の6月半ばの日曜日でした。 梅雨の中休みだったが、曇り空のすっきりしない空模様だったと記憶しています。不器用な私にあれこれ余計なことを思い悩み、心ももやもやで、かなりヤバかったです。

さっそく当日の行動ですが、朝枚方を出発、淀川に沿って旧国道1号線を全力疾走。樟葉~八幡・御幸橋までの間は信号もなく、川風が心地良くて快適に走りやすいですね。ちょうど木津・宇治・桂川三川から淀川への合流地点です。御幸橋(木津・宇治川)の対岸、桜の名所・背割堤から桂川自転車道を走りました。

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桂川・宇治川・木津川三川合流地点付近 天王山と男山に挟まれた地峡

桂川および木津川自転車道(京都八幡木津自転車道)は、先日「京奈和自転車道」に名称が変わりました。文字通り京都・奈良・和歌山を結ぶ自転車専用道路として統合整備が進められ今春開通、嵐山から和歌山港まで全長180kmに及びます。

自転車で周山街道(国道162号線)を走るのは2回目でした。前回訪れたときは嵐山まで桂川自転車道を走り、清滝経由で高雄に抜けようとしたが、高雄・嵐山ドライブウェイ(有料)は自転車走行不可のため、広沢池・山越へ迂回させられました。

今回、周山街道への最短経路をとるべく、確か西京極総合運動公園前(五条天神川)から国道162号線を北上したものと思います。西京極といえば、サッカーの京都サンガで有名でしょう。

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西京極にて(嵐山・愛宕の山並みを背景に桂川を渡る阪急電車)

周山街道は比較的なだらかな山道で、自転車でもさほど苦ではなかったと思います。このあたりは北山杉が一つの見どころで、川端康成『古都』の舞台にもなっています。

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周山街道を走るJRバス

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北山杉のある風景

かつて、笠トンネルの先は北桑田郡京北町だったが、市町村合併に伴い、京都市右京区に編入されました。トンネルの北坑口前には確かラーメン屋さんがあったようです(バイクで一度寄ったことがあると記憶)。ここから少し先、栗尾峠の難所に差し掛かって、少しだるかったようです。現在、長い京北トンネルで一気に京北町の市街地・周山に抜けられるが、JRバス(高雄・京北線)は旧道の栗尾峠を走ります。

周山といえば、「バスの駅」で有名でしょう。京都駅・四条大宮からやってきたJRバスはここが終点で、京北町各方面および美山町への支線系統(現在は公営バスで運行)に乗り継ぐことができます(以前、JRバスはさらに先の美山町までロングランだった便もある)。旧・京都交通も日吉町から周山まで乗り入れていました。

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京北町周山の町並み

昼食はどこで食べたのか全然覚えていません(周山のスーパーで弁当を買ったのかな・・・)。

前回は周山から国道477号線を西進して八木・亀岡・能勢を回って帰路につきました。今回、162号線をそのまま北(小浜方面)へ進んで、美山町(南丹市)まで走ってみました。

深見トンネルは右京区京北町と南丹市美山町との境界であり、なおかつ中央分水嶺でもあります。美山町はかつて京北町と同じ北桑田郡だったが、平成の市町村合併で八木・園部などと同じ南丹市に編入。美山町は若狭湾に流れ込む由良川水系の流域に属しています(南丹市の他の旧町域は京北町と同様、淀川水系・桂川の流域)。

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美山を流れる由良川

美山といえば「かやぶきの里」で人気ですね。近年、京都縦貫道の開通および府道(19号線)の整備改良に伴い、京阪神各地からのアクセスが改善され、京都市内および京阪沿線と美山を結ぶ観光バス(京阪京都交通)が運行されるようになっています。

美山町から先、京都r12→R27を走り園部・亀岡へ抜けました。R27・R9の合流地点(京丹波町)、ドライブイン「やまがた屋」で休憩。「やまがた屋」は残念ながら昨年閉店しました。

亀岡からは京都/大阪r6で高槻へ抜けました。中学・高校時代、よくこの道を走り、亀岡を中心に北摂・丹波の山々を必死で遠征していたものです。

走行距離全長160kmだったと思います。一日でこれだけの距離を走れるとは、我ながらすごいと思いました。その後、夏の終わりには、なぜか無理して福知山まで往復遠征(200kmを少し超えました)。

* * * *

私の自転車遠征旅行もこの頃が丁度ピークのようでした(体力的にもピークだったようだ)。翌年(3回生)は忙しさにあれこれ呑まれたこともあり、意欲も急激に減退してしまい、以降自転車旅行から足が遠のく一方。すると風邪をひきやすく体力低下を嘆く始末。

3回生になった自分は2回生までと比べて明るく意欲的な活動をしたつもりですが、今から振り返ればかなり滅茶苦茶でもあったようです。結局のところ、勉強も部活もバイトも遊びも何もかも中途半端、そればかりか「間違ったこと」にエネルギーを浪費していたゆえだろう、とても後悔しています。

いくら自由な時間が多い学生とはいえ、あれもこれもと欲張っていては、消化不良に終わってしまうリスクがあるということ。「選択と集中」で力を入れることを絞り込んで、時間を有効に使うほうが良さそうです(学生の本業は勉強ということは忘れてはいけません)。当時の私は、旅行するのなら北海道を訪れる計画を立て、その資金を作ることを目標にバイトで稼ぎまくるべきだったようです。


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2006~07年当時の宇治市内バス路線図です。

宇治市内のバスは京阪宇治バス(→京都京阪バス)を中心に、京阪シティバス・京阪バスの3社乗り入れていました(ほかに奈良交通もあるが、当記事では京阪バスグループに絞る)。

京阪宇治交通(男山・京田辺営業所)が京阪バスと合併して間もない頃で、京阪宇治バスが京阪宇治交通の存続会社でした。

京阪シティバスは京阪バス洛南営業所を分社化したもので、淀宇治線(【21】号経路、京阪宇治バスと共同)や久御山団地~太陽ヶ丘系統(【6】号経路)などを管轄していたが、2014年京都京阪バス発足に合わせて廃止(→当該路線は京阪バスまたは京都京阪バスに継承)。

京阪宇治バス営業所のあった「宇治車庫」バス停も過去のものになりました(→京都京阪バス八幡営業所に移転)。

当時、近鉄大久保~名木~小倉~宇治郵便局方面の路線(【35】【310】系統ほか)や、JR黄檗と御蔵山を結ぶ路線(【102】)などもあり、宇治~黄檗~御蔵山~六地蔵間のバスが首の皮一枚でつながっていることがわかります。また、京阪宇治~向島系統(【111】)もありましたね。

逆に現行の【10】号経路(向島駅前~近鉄小倉)はありませんでした。

京阪バスは六地蔵周辺(山科営業所管内)を中心に、旧・京阪宇治交通(男山営業所)から継承した【17】号経路が樟葉駅から宇治車庫までロングラン運行されていました。【17】号経路は2007年11月廃止。このほか、近鉄大久保~宮ノ谷・宇治田原系統(【50】【54A】【58】ほか)も一時的ながら京阪バス管轄(京田辺営業所)だったとは驚きです。



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15年ほど前の京阪バス寝屋川・門真地区路線図です。

現在と比べて守口市内の路線網が賑やかだということが一目でわかります。大日駅発着の路線は【4】号経路のみでした。

寝屋川市駅~京阪京橋のロングラン【1】号経路は残っており、守口市駅と門真団地を結ぶ【11】号経路もありました。当時、菊水通・東郷通・焼野・鶴見緑地方面路線は門真営業所管轄でした。

守口市駅発着路線としては、京阪高架下を走る【22】【24】号経路(四条畷駅・清滝団地行き)や【15】号経路(梶南口・大久保経由仁和寺行き)などの面白い路線もありました。この道路を走るバスもほぼ皆無。

守口上新庄線【9A】号経路(京阪守口市駅~JR吹田)が、のちに大日駅を経て摂南大学までのロングラン路線に延伸されるとは思いませんでした。

地下鉄門真南も今より発着路線が多く、古川橋駅から【6】号経路(試験場前経由)、京阪大和田駅から【1】号経路(門真団地経由)も乗り入れていました。地味ながら門真車庫入出庫の【9】号経路もありました。

寝屋川市駅周辺では、寝屋川茨木線(【12】号経路)開通前でした。一方、【27】号経路(寝屋川市駅~緑町~太間口)や香里園・三井団地方面から【22】号経路が仁和寺まで運行され、【タウンくる】拡充前夜でした。


1992年ごろの京都市内のバスについて、思いつくままに書いてみました。

当時、私は京都市バス【81】系統(伏見線)に乗車することが多かったです。【81】系統は京都市電伏見線を受け継いだもので、伏見区有数のドル箱路線です。丹波橋での京阪・近鉄乗り換えの煩わしさを避けるべく、中書島から京都駅前まで乗ってみたり、あるいは八条口のアバンティ6階大型書店に寄った帰り、【81】系統で中書島までワープということも(アバンティは近鉄・JR京都駅からかなり距離がある)。【81】系統の車両は西工+三菱ふそう(MP)が多く、53MC(通称・ハンペン)もまだまだ沢山残っていました。京阪中書島駅の市電ホーム跡はバスのりばとして活用され、奥のターンテーブルで方向転換していました(京阪バス樟葉中書島線【52】号経路もここから発着。現在ここは自転車駐輪場になっている)。

【206】系統(東山~北大路~千本通循環)にもよく乗りました。ある目的で基本的に京都駅前から東山通を経て百万遍までの利用だったが、暇つぶしに一周してしまうこともあったと思います。【206】系統は西工+日産ディーゼルという癖のある車両が多かったです。京都駅前~百万遍間では河原町通経由の【17】系統を利用することもありました(【17】系統のほうが早いです)。一度だけ、京阪バス比叡山線【7】号経路に乗ったこともあります(ブルドックBタイプ車で、混雑しやすい市バスと違う特別感があった)。

このほか、京都駅八条口(アバンティ前)から【71】系統(九条通経由)で四条大宮へ抜けてみたり、北大路BTから京都国際会館まで【北ブロック】系統(番号は忘れた。当時地下鉄国際会館駅は未開業)、京都駅前から大宮五条までのわずかな区間だけ洛西【73】系統、・・・。

民営バスについて、京阪バス京都奈良線【2】号経路に乗りそびれる痛い思い出があります。ある日の夕方、向島NTから京都駅まで乗ろうと待ったものの、渋滞ゆえなのかなかなか来る気配がなくて苛立ち、諦めました。長距離路線ゆえ渋滞による遅延は日常茶飯事なので、それで怒っていては大人じゃないですね(苦笑)。ただバスに乗ってしまえば、渋滞遅延はむしろ睡眠時間に利用できるので有難いのですが(どうしても急いでいるときは困りますが)・・・。

1992年当時の京都周辺のバスの見どころとしては、

JR長岡京駅のターンテーブル(阪急バス)
JRバス高雄京北線の【富士重3E+三菱】【日野車体+いすゞ】
京都駅発能勢妙見山行き、祇園ターミナル(京都交通)
大和八木行き(奈良交通)
三条京阪発信楽行き(帝産湖南交通)

などが挙げられます。

当時、京都駅前の近鉄百貨店(旧・丸物)にもよくふらふら立ち寄ることもありました。確かレストランフロアのカレー店で遅い昼食をとった記憶があります。そこの女性店員の接客はどうも冷たかったようで、残念ながらあまり良い印象は持てませんでした。しかし、これも私自身の不徳ゆえでしょう。今更ながら反省しています。


京阪バスからの廃車・移籍が大量に報告されています。

B-1219 山科 → 江若604
B-1224 山科 → 江若818
B-1209 大津 → 江若504
B-1210 大津 → 江若505
B-1211 大津 → 江若502
C-1246 洛南 → 京阪京都交通 K245
C-1247 洛南 → 京阪京都交通 K244
W-1203 高槻 → 江若407
W-1217 高槻 → 江若601
W-3843 男山 → 京阪京都交通 N-694

今回、特にエアロスター(Bタイプ、Wタイプ)の江若交通へ大量に移籍していますね。高槻W-1203・1217の代替車両はありません(ダイヤ改正での減便のため)。

それから男山オンリーワンのブルシチW-3843が、気がついたら京阪京都交通(西京営業所)に移籍していました。

(2021.4.23追加)
N-1110 交野 → 京田辺 → 京阪京都交通



2021年3月ダイヤ改正で新設の京阪バス【30B】号経路<松井山手駅~摂南大学薬用植物園>。

樟葉駅~松井山手駅間(松里・摂南大学北口経由)を運行中の【30】号経路について、土・休日の昼間に限り山手幹線コストコ付近の渋滞遅延対策として、

【30A】樟葉駅~摂南大学北口
【30B】摂南大学薬用植物園~松井山手駅


に系統分割されることになりました。

【30B】号経路の運行経路は【30】号経路と異なり、

摂南大学薬用植物園~御幸南~本郷~きんめい公園~ソフィアモール~きんめい台北~あかねヶ丘~高速京田辺前~松井山手駅

で、山手幹線の渋滞を回避してソフィアモール・きんめい台北を回るものとなっています。

【30B】号経路の運行時間帯は、【66B】【621】号経路の松井山手~ソフィアモール間の代替も兼ねます(この時間帯において【66B】は近鉄新田辺~松井山手駅間の折り返し、【621】は運行無し)。

運行ダイヤは毎時2本、京田辺営業所の中型車で運用されます。

きんめい台付近にあった乗馬クラブ「クレイン京都」は枚方市穂谷外大キャンパス跡地に移転されました。これに伴い「クレイン京都」バス停は廃止(【66A】【66B】【621】の行き先でもあった)。


かつて石山(大津市)~信楽(甲賀市)間は帝産湖南交通(田上経由)またはJRバス(国道422号、南郷・大石経由)で結ばれ、京阪神から信楽への観光・レジャーにとても便利でした。

しかし、ここ20年ほどの間、帝産湖南交通の石山・信楽直通系統はほぼ壊滅状態(石山駅~ミホミュージアム系統は1日5往復運行中)、JRバスは完全撤退するなど、信楽へのバスは以前よりも不便になったようです。

しかし、2021年4月現在、石山・信楽間のバス乗り継ぎもやろうと思えば可能です。かつてJRバスの走った国道422号線ルートで、京阪バス(【4】号経路)+甲賀市コミュニティバス(朝宮線)(大石小学校で乗り継ぎ)が基本的です。

有効な乗り継ぎ時刻は以下です。

【平日】
(石山→信楽)
京阪石山寺 07:15 → 信楽駅 08:18(直通)
石山駅 09:54 → 大石小学校 10:17 / 10:35 → 信楽駅 11:25
石山駅 13:54 → 大石小学校 14:17 / 14:30 → 信楽駅 15:20
京阪石山寺 18:10 → 信楽駅 19:10(直通)
石山駅 18:40 → 大石小学校 19:05 / 19:15 → 信楽駅 20:05

(信楽→石山)
信楽駅 06:10 → 京阪石山寺 07:10(直通)
信楽駅 09:45 → 大石小学校 10:30 / 10:46 → 石山駅 11:09
信楽駅 13:30 → 大石小学校 14:15 / 14:26 → 石山駅 14:49
信楽駅 17:05 → 京阪石山寺 18:04(直通)
信楽駅 18:20 → 大石小学校 19:05 / 19:11 → 石山駅 19:33


【土曜】
(石山→信楽)
石山駅 11:14 → 大石小学校 11:37 / 11:45 → 信楽駅 12:35
石山駅 17:24 → 大石小学校 17:49 /18:00 → 信楽駅 18:50

(信楽→石山)
信楽駅 10:50 → 大石小学校 11:34 / 11:46 → 石山駅 12:09
信楽駅 17:05 → 大石小学校 17:49 / 18:02 → 石山駅 18:27


【日祝日】
(石山→信楽)
石山駅 11:14 → 大石小学校 11:37 / 11:45 → 信楽駅 12:35
石山駅 17:34 → 大石小学校 17:57 / 18:00 → 信楽駅 18:50

(信楽→石山)
信楽駅 10:50 → 大石小学校 11:34 / 11:46 → 石山駅 12:09
石山駅 17:34 → 大石小学校 17:57 / 18:05 → 石山駅 18:28


平日のみ京阪石山寺~信楽駅間の直通便が2往復あるが、観光目的での利用には使いにくい時間帯です。土日祝日は1日2往復のみなので注意。新型コロナ感染拡大に伴い、京阪バスは2021年3月31日まで土曜は休日ダイヤでの運行だったが、4月1日より通常の土曜ダイヤが適用されます。

運賃は京阪バス(石山寺~大石小学校)330円、朝宮線300円の片道合計630円です。往復乗車するなら、京阪バス「1Dayチケット」(650円)を使うほうが少しお得です。


(当ブログ 関連記事)
帝産湖南交通 石山駅~ミホミュージアム系統

http://katanogawara.blog.jp/archives/34120816.html



京都京阪バス【26】【26B】号経路。

宇治市南西部の近鉄大久保から久御山町の久御山団地・久御山工業団地を経て「まちの駅イオン久御山」を結ぶ路線です。

主な停留所は、

近鉄大久保~緑ヶ原口~緑ヶ原~栄町~久御山団地~佐古~久御山工業団地~新タマキ~まちの駅イオン久御山

で、【25】号経路(近鉄大久保~中書島)を補完する区間便です。

運行本数は1日2~3本で希少価値があります(近鉄大久保発 平日8:04、8:22、22:10、土休日21:07、22:09)。

【26】号経路はもともと近鉄大久保と久御山団地を緑ヶ原・栄町経由で結ぶ旧・京阪宇治交通の路線系統として1988年11月新設。京阪バス【4】号経路(近鉄大久保~日産車体前~久御山団地)も同時に新設されました(→京阪シティバス→京都京阪バス【22C】号経路)。近鉄京都線大久保駅高架化工事完成に伴う周辺道路整備に対応したものと思われます。

その後、平成に入ってイオン久御山(旧・ジャスコ久御山)開業および第二京阪(国道1号バイパス)開通に合わせ、【26】号経路をイオン久御山経由中書島へ延長する形で【25】号経路を新設(2004年)。現在、緑ヶ原・栄町地区へは【25】号経路が基幹路線を担っています。

久御山町(久世郡)は宇治川・木津川に挟まれ、その昔巨椋池という巨大な沼地の広がる地形でした(「一口」(いもあらい)というユニークな地名には湿地だった歴史が刻まれている。かつて京阪バス樟葉中書島線に「東一口」というバス停もあった)。

現在、干拓された巨椋池の跡地に農地や工場が広がり、京都南部近郊の産業都市として発展。また京都・大阪・奈良3都市の間にある位置関係により、国道1号線・24号線(~京奈和道)・第二京阪・京滋バイパス・京都縦貫道の交わる要所として道路交通は賑やかです。反面、鉄道はほぼ通っていないため(京阪本線が淀付近で少し掠る程度)、淀・大久保・中書島からのバスが地域住民および工場関係者の大切な交通手段となっています。


京阪バス交野営業所管内の希少価値路線、【23】号経路<三井団地→寝屋川市駅>

本路線系統は【22】号経路<京阪香里園~三井団地~寝屋川市駅>の区間便で、平日ダイヤに片道1本のみ(三井団地6:36発)設定されています。途中の主な停留所は、

三井団地→三井→同志社香里→田井→寝屋川警察署前→秦北口→初町→寝屋川市駅(東口)

以前は逆方向の便もあったが、2010年の時点では片道運行(西行き)となっていました。寝屋川市駅付近の運行経路も現在と異なり、

~寝屋川警察署前~寝屋川市役所前~八坂本通(西行き)/ 八坂神社前(東行き)~寝屋川市駅

で、【22】号経路もこれと同じルートでした(ちなみに寝屋川団地線【21】号経路は【22】【23】と違って「八坂本通」は通らず、少し複雑)。



ふと気になったのですが、京都市伏見区を走る民営バス事業者はどれだけあるのでしょうか?

京阪バス、京都京阪バス、近鉄バス、奈良交通、阪急バスの5社が伏見区に乗り入れており、地味に驚きを感じました。

各事業者の走行エリアは概ね以下のようになります。

1)京阪バス・・・醍醐・六地蔵地区 / 中書島・竹田駅~醍醐地区 / 京都駅八条口~淀 / 淀~長岡京・山崎

2)京都京阪バス・・・淀~大久保~宇治 / 中書島~イオンモール久御山~大久保 / 六地蔵~御蔵山 / 向島~小倉

3)近鉄バス・・・向島NT / 向島~桃山~竹田駅

4)阪急バス・・・淀~長岡京 / 長岡京~免許試験場

5)奈良交通・・・向島~大川原


やはり伏見区を最も広範にカバーしている民営バスは京阪バスですね。山科区と一体化している東部の醍醐・六地蔵地区を中心に、区内を東西に結ぶ路線(醍醐~中書島・竹田方面)も展開。また京阪淀駅を拠点として長岡京・山崎・竹田・京都駅八条口の各方面への路線も設定されています。かつて、京都駅~奈良とか中書島~樟葉(大阪府枚方市)、淀~七条大宮~桂といった長距離路線もありました。京阪バス発祥の地は伏見区桃山にあります。

京都京阪バス(京阪バスグループ)は旧・京阪宇治交通の後継会社で、伏見区の片隅を走るというイメージがありあまり目立たないが、区内の京阪・近鉄駅(淀・中書島・六地蔵・向島)の要所を押さえ、久御山町・宇治市内への路線を運行しています(淀~大久保~宇治系統はその昔、京阪バスとの共同運行だった)。かつて京都駅~宇治・天ヶ瀬ダム直通の京阪宇治交通路線(冬季を除く休日のみ運行)もありました。

近鉄バスは宇治川に隔てられた向島に京都営業所が設置され、近鉄向島駅を拠点に向島ニュータウン内および竹田駅(国道24号線経由)の路線を細々と運行しています。かつて京都駅前から大久保・奈良への長距離路線や桃山御陵前駅~伏見桃山城間のシャトルバスもあったが、軒並み廃止。向島エリアはもともと京都市内の「陸の孤島」状態であり、京都市バスが乗り入れたことは一度もありません。

阪急バスは阪急・JR京都線沿線の長岡京市を拠点に桂川右岸エリア(旧・乙訓郡、久我・羽束師地区)をカバー。京阪バスとの共同運行で京阪淀駅にも乗り入れています。その昔、淀川右岸経由の京阪急行線が淀から京阪国道(国道1号線)を通っていた時期もあったようです。なお、京都市バス横大路営業所管轄の大半の路線は阪急バス委託であり、JR長岡京駅東口には竹田からの市バスも乗り入れています。京都地区の阪急バスは、阪急京都線が新京阪だった関係上、京阪バスからの譲渡によって基本的に成り立っています。

そして、奈良交通もわずかな片隅だけとはいえ京都市伏見区に乗り入れているのは何よりの驚きでしょう(観光バスは京都市内の主要観光地でよく見かけるものと思われるが)。向島駅~大川原(宇治市)間の短距離が月1回のみの免許維持路線で、小倉方面への京都京阪バスと経路重複ですが、大川原の国道24号線沿いに奈良交通京都営業所があり、京田辺市内路線を中心に担当しています。京都地区の奈良交通は今や同志社大学輸送に支えられていると言っても過言ではないでしょう。昔、京都駅前~奈良・大和八木というロングランも1往復だけありました。



京阪バス2021年3月13日ダイヤ改定(寝屋川営業所管内)について。

主な変更点は次の通りです。

1) 【1A】【6】(寝屋川市駅~大日駅)の運行本数を毎時2本(30分間隔)に減便、【1A】【6】毎時各1本。

2)音羽町線【26】【26A】の運行本数を毎時2本(30分間隔)に減便(交野→寝屋川に移管)

3)茨木市役所付近の停留所移設・名称変更(対象系統:寝屋川茨木線【12】)

4)【52】(深北緑地~市立総合センター) 電鉄車庫前~市立総合センター間の各停留所(高柳住宅前、東高柳、高柳、寝屋川車庫、池田府営住宅前、総合センター東口)に停車



「タウンくる」寝屋川市内線は2021年2月に一般路線化(→【50】~【55】)されたばかりですが、今回の改定で【52】号経路は電鉄車庫前~市立総合センター間の各停留所に停車します。

音羽町線は交野営業所管轄から3年ぶりに寝屋川担当に復帰します。減便に伴い運用数に余裕が生じたものと思われます。

寝屋川茨木線等の高槻担当便には変更があるのでしょうか?


京阪京都交通のレア系統、【22B】<JR桂川駅前~桂坂中央>。

この路線系統は、まず京都府道67号【西京高槻線】(物女集街道)を走りつつ京大桂キャンパス前を通るユニークなルートに着眼。 主な停留所は、

JR桂川駅前~洛西口駅前~物女集(もずめ)~北ノ口~史跡公園前~三ノ宮街道~桂イノベーションパーク前~京大桂キャンパス前~桂御陵坂~桂坂小学校前~桂坂中央

物女集~史跡公園前間は京都r67を通り、山陰街道(三ノ宮街道)を経て京大桂キャンパス・桂御陵坂地区を回り、桂坂中央まで行きます。走行行政区は京都市南区・向日市・京都市西京区。

この路線系統の運行本数は、平日・休日は運休、土曜の朝1往復だけ(桂坂中央7:40、JR桂駅前8:20発)で、物女集~史跡公園前間の免許維持路線としての役割を持っています。物女集~史跡公園前間には京都市バス【69】系統やヤサカバスが走ります(かつて阪急バスも向日市方面から同区間を経て阪急桂駅まで乗り入れていた)。

京阪京都交通【22B】系統は、実はヤサカバス【6】と同じルートです。ヤサカバスは平日毎時2本、土休日は毎時1本の本数があります。洛西ニュータウン地区のバスは京都市バス・京阪京都交通・阪急バス・ヤサカバスの4社が入り乱れ、ヤサカバスもそれなりの本数があることに驚きました。一方、阪急バスはJR桂川・洛西口から撤退しており、洛西ニュータウンでは影が薄くなった感があります。


2021年3月13日ダイヤ改定後の直Q京都号・京都交野なんば線について。

なんば(OCAT)~京阪交野市駅間は平日ダイヤ日中時間帯に大幅減便されました。

平日10時~16時のなんば~京都間直通の便は

(なんば発)
10:25、13:25、16:25

(京都駅八条口発)
11:45、14:45、15:45


しかありません。

改正前は毎時1本なんば~京阪交野市駅~京都駅が設定されていたが、平日ダイヤ日中の大半の便が京阪交野市駅~京都駅間に短縮されました。土休日は改定前とほぼ変わりません。

なんば~交野間では特に平日日中はあまり乗っていないようですね。やはり、OCATの場所の悪さ(JR難波駅の地上にあり繁華街から離れて不便)が理由なのかもしれません。しかし、交野から大阪市内へ出かけるとすれば、基本的にキタの梅田志向でしょう。JR学研都市線の電車で梅田付近まで一本で行けるわけですし。

ただ、なんば~京都間直通の着席需要はそれなりにありそうで、現状では直Qなんば線がほぼ唯一の交通手段でしょう(JR難波→奈良→京都直通列車も朝の時間帯に少しだけあるが)。土休日のなんば直通便の本数が毎時1本確保されているのは、その利用状況を反映してのことと思われます。

私個人的に、直Qなんば線をむしろ堺まで延長したらどうだろうかと思っています。堺市は南大阪を代表する政令都市で、堺・京都間の潜在的旅客需要もかなりのものと思いますが・・・。


京阪バスダイヤ改定が2021年3月13日に実施される予定です。

今回の改定は大津営業所を除く全エリア(直Q京都号を含む)が対象。新型コロナに伴う利用客減に合わせ、各地で減便を中心とする改定が施されます。

高槻営業所管内(一部寝屋川営業所路線を含む) の変更点は以下の通りです。

1)【1A:早バス】<国道田ノ口→枚方市駅→JR高槻>を廃止、【1B】<竹ノ内町→阪急高槻→JR高槻>に変更

2)【8】【9】<枚方市駅~JR茨木東口~南茨木駅>を大幅減便、【7】<枚方市駅~JR茨木>に変更(→南茨木駅発着便は朝・夕の合わせて4往復に)

3)【4】<玉川橋団地→阪急・JR茨木>、【6】<JR茨木~白川二丁目>の昼間時間帯など減便

4)茨木市役所付近の停留所移設・経路変更(対象系統:【9】【12】)
  「市役所南口(南行)」・「茨木市役所前(東行)」を移設
    南茨木駅行き →「市役所南口(西行)」から乗車
    寝屋川市駅行き→「茨木市役所前(東行)」から乗車

5)枚方茨木線東行き(茨木→枚方方面)の玉川橋団地・白川三丁目付近の経路変更
 (対象系統:【4A】【7】【7B】【9】)

6)【2】<枚方市駅~阪急高槻> 土休日昼間時間帯の一部で15分間隔に減便

7)「阪急茨木東口」(おりば専用)を「中津町北」に改称




1)「早バス」は枚方営業所担当ですが、今回の廃止に伴い枚方営業所の高槻運用は撤退することになります。変更後の【1B】は通常運賃で利用可能となります。

2)JR茨木東口~南茨木駅間は空気輸送の状況です。南茨木駅乗り入れは立命館大学茨木キャンパス開校に合わせてものだが、バスで通学する人はほとんどいないでしょう。また、枚方市駅~茨木系統のうち、毎時1本はJR茨木東口経由の【9】号経路で、「JR茨木東口」西行き(南茨木駅行き)は駅から少し離れてかなり歩かないといけないので不便でした。今回の南茨木駅減便の措置は枚方方面行きのJR茨木(西口)発着に統一を図る点で、適正なものと言えるでしょう。

3)昼間時間帯に【6】号経路が運行されていたのは、JR茨木(西口)に乗り入れない【9】を補完するためと思われるが、【9】【6】とも減便されます(→【7】号経路に統一)

4)JR茨木東口発着系統は、これまで茨木市役所前付近での経路変更が何度か行われています。今回の変更は少しわかりにくいように思います。

5)従来、枚方茨木線の東行きのみ「白川二丁目」を経由しなかったが、今度の改定で同停留所を通るように経路変更が行われます。

6)需要の旺盛な枚方高槻線【2】号経路も、昼間10分間隔では本数過剰な時間帯があるようで、一部減便されます。

7)「阪急茨木東口」(おりば専用、西行きのみ)は阪急茨木市駅から離れている上、駅前の東口ロータリーも同じ停留所名なので(阪急バス柱本線や関空リムジンバスが発着)、混同を避けるためにも名称変更は適正と言えます。


京阪バス枚方営業所管内の短距離路線の一つ、出屋敷線【11】号経路。

枚方市駅と小松団地を結ぶ路線で、主な停留所は

枚方市駅(北口)~禁野口~市立ひらかた病院前~中宮住宅前~中宮北口~外大西門~小松団地

出屋敷線の一つの支線(枝)系統であり、もともと小松製作所大阪工場への通勤客・関係者向けの路線系統としての役割を持っていました。

現ダイヤでは毎時1本運行されているが、運行距離が短い(2.7km、所要時間9分)ことや枚方市駅~中宮住宅前間は総本数が多いゆえか、【11】号経路自体の利用客は他系統に比べ少ないです。

2021年3月13日ダイヤ改定で2時間毎に減便される予定です。 同改定では【13】号<枚方市駅~片鉾・中央図書館~小倉町>と交互運行(すなわち【13】号経路も2時間毎)のダイヤに変更されます。


京都市山科区に市バス復活への動きがあるそうです。

かつて山科区および伏見区醍醐地区にも市バスが醍醐営業所の管轄で運行されていました。しかし、1997年地下鉄東西線開通に伴い、同地区から市バスが撤退(醍醐車庫廃止)。以降、京阪バスに一元化され現在に至ります。醍醐車庫跡地付近には地下鉄醍醐駅および醍醐バスターミナルが設置されました。 

ただ、コロナ災禍等による利用客減で、京阪バス山科・醍醐地区は昨年12月のダイヤ改定に減便されました。特に山科区方面から市街地中心部である四条河原町へのバスが大幅減となり、住民の交通の確保が困難となっています。

この問題を改善すべく、京都市は市バスと民営バス(京阪バス)との共同運行に向け、協議を始めたことを明らかにされました。実施は来年度の予定とのことで、順調に展開すれば四半世紀ぶりに山科区に市バスが復活することになります。

ここで一つ気になるのは、どの営業所が管轄するのか。山科区内に営業所を新設することは少し考えにくいので、恐らく九条・横大路・梅津あたりの管轄になるのでしょうか? 山科・醍醐地区の運賃も均一区間とは異なるので、整理券対応となるでしょう。近年の均一運賃区間拡大の流れで、山科・醍醐地区の均一化の可能性もありえますね。


四半世紀ぶり 山科区で市バス復活へ(KBS京都)
https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2021/02/n20210224_108660.htm



京阪バス男山営業所【78B】号経路

男山車庫から石清水八幡宮駅(旧・京阪八幡)まで行く片道運行の路線系統です。主な停留所は、

男山車庫→走上り(はしあがり)→八幡郵便局前→八幡市役所前→八幡小学校前→石清水八幡宮

で、平日ダイヤの朝2本のみの運転です。男山車庫からのいわゆる出庫系統ですね。

【78B】号経路と同経路を通る系統には、【41】号経路(樟葉駅~中の池公園~男山車庫~石清水八幡宮駅)のほか、走上り~石清水八幡宮には【33】号経路(石清水八幡宮駅~戸津)も加わります。ただし、【41】号経路の運行本数は昼間時間帯2時間に1本のみで少ないです。

石清水八幡宮から男山車庫への入庫系統として、【77】号経路(大芝・さくら小学校経由)が夜に運行されます。

男山車庫~走上り間(東高野街道との交点)の道路は男山丘陵東斜面の急勾配であり、開通は比較的遅かったようです(1986年ごろ)。以前、この道路を経て京阪八幡と京阪橋本を結ぶ系統もあったが、男山車庫で系統分割されました(男山車庫~京阪橋本には【78A】を運行)。 

【78A】【78B】号経路の路線名は、なぜか「八幡田辺線」です。その関係なのか、【78B】号経路は(京阪宇治交通)田辺営業所(→京田辺営業所)も受け持っていたことがあります。


南海高速バスにこんな路線があっても良さそうだと思いました。

1)和泉中央・泉北NT~枚方津田~京都(京阪バスと共同)
南海岸和田~JR和泉府中~和泉中央~光明池~栂・美木多~泉ヶ丘~【阪和・近畿・第二京阪】~津田駅~高速京田辺~京都駅八条口

2)なんば・梅田~亀岡・南丹美山(阪急バス・京阪京都交通と共同)
なんば(OCAT)~大阪駅前・梅田~【阪神高速池田線・名神・京都縦貫道】~西山天王山~JR亀岡駅前~【京都縦貫道】~JR園部駅西口~【京都r19】~美山

3)新大阪・梅田~かつらぎ~五條(奈良交通と共同)
新大阪駅北口~大阪駅前・梅田~【阪神高速松原線・阪和道】~(岸和田和泉IC)~【R480】~かつらぎ町~【京奈和道】~橋本駅~五条駅~五條バスセンター


1)京都と南大阪(主に泉州)を結ぶ高速バス(関空リムジンは別)はあってもよさそうだと思います。既に京都~東大阪・八尾系統(近鉄バス、大阪バス)が運行されており、同様に鉄道利用だと乗り換えが多くて不便な泉州方面から京都への観光・ビジネス等の需要ポテンシャルは小さくないでしょう。同じ大阪府内でも南部と北部の間の行き来はあまり便利とは言えず、中間の枚方市や交野市を経由するルートも欲しいところ。岸和田だんじり祭りのときには、京都方面からも利用しやすいよう増便すればよいでしょう。

2)大阪~亀岡・南丹(京都府)については、以前何度か書いてきました。大阪市内はせっかくなので梅田に加えてなんばまで乗り入れて欲しいところ。大阪~亀岡間は国道423号線(新御堂筋)が最短経路ですが、府県境の山間部区間は急カーブも多くて道路の状態が意外に良いとは言えず、やはり高速(名神・京都縦貫道)を走るほうが所要時間が短くなりそうです。

3)和歌山県紀北(かつらぎ町・橋本市)および奈良県五條市から大阪市内(特にキタ)へは、鉄道利用だと(JR和歌山線はあるが)遠回りを強いられて不便なので、高速バスのポテンシャルがありそうです。京奈和道(国道24号線)の五條-和歌山市間、および国道480号線鍋谷トンネルの開通で大阪と和歌山県紀北(紀ノ川沿岸)への往来がしやすくなったので、高速バスの新設も期待されるところでしょう。


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陶芸の里で有名な滋賀県甲賀市信楽町。 たぬきの焼き物が信楽を訪れる観光客を迎え入れます。

信楽は京都・大阪方面から距離的にさほど遠くない位置にあり、枚方市や京田辺市とは国道307号線で短絡しています(枚方市~信楽町間の距離はおよそ50km)。また近年、新名神の部分開通に伴い、京阪神各地から信楽へのアクセスが改善されました。

しかし、鉄道利用だとJR草津線・貴生川駅まで遠回りして信楽高原鉄道(旧・国鉄信楽線)に乗り換える必要があり、やや不便です(信楽線を加茂・奈良方面、あるいは国道307号に沿って西へ延伸させ学研都市線に接続させるという夢の構想もあるようだが)。それをカバーすべく、かつて琵琶湖線石山駅や関西本線加茂駅から信楽まで短絡するバスもあったが、現状はほぼ廃止に近く利用しづらいです。

ここで京田辺と信楽を国道307号線経由で結ぶ急行バスがあればどうでしょうか? 307号線の奥山田バイパス(宇治田原町)がようやく開通し、全区間にわたって走行しやすくなったはずです。また最近、宇治市から宇治田原町の奥の方(奥山田正寿院口、茶屋村)まで期間限定ながら路線バスの復活も実現しているので、大阪方面(JR学研都市線)から宇治田原・信楽方面への観光客を見込んで運行することも現実味があると思うのですが。

運行ルート・停車停留所は、

JR京田辺~近鉄新田辺~郷ノ口~維中前~奥山田正寿院口~茶屋村~下朝宮~中野~信楽案内所~栄町~信楽駅~陶芸の森

運行会社は京都京阪バスまたは京阪バス(京田辺営業所)が適任でしょう。


京阪バス京田辺所属のブルーリボンシティ・W-3840が今週、関西外大中宮キャンパスのシャトル運用に入ったと、Twitterで報告されています。

京田辺営業所は2018年4月まで枚方尊延寺線関連で枚方市駅(南口)までの運用も持っていたが、関西外大穂谷(学研都市)キャンパス閉校に伴い、廃止されました。 今回、外大中宮キャンパスシャトルとして枚方市駅北口に京田辺車が姿を現したことは地味に驚きです。



京阪バス門真営業所【2】号経路(京阪大和田駅~門真団地~京阪大和田駅)

京阪大和田駅前を起点に門真市東部の巣本・ 岸和田地区を経て門真車庫・門真団地方面を循環する路線系統です。

主な停留所は、

京阪大和田駅~天辻工場前~巣本~四宮住宅前~岸和田~下馬伏→門真車庫前→門真団地→西御領→御領→江端→下馬伏~(往路と同じ)~京阪大和田駅

巣本~下馬伏~江端南間は大阪府道21号【枚方八尾線】を南北方向に走り、近鉄バス萱島線(萱島~住道~荒本~八尾)との競合区間でもあります。門真団地内には京阪バス門真営業所が立地します。門真団地バス停には【1】【5】【7】【7A】号経路も発着。かつて、門真団地から鴻池新田への近鉄バスもあったが運行休止が続いています(このままなし崩し的に廃止でしょう)。

西御領~江端南間(大阪府道161号)は大東市との境界線と絡み合い、少しばかり大東市域を走ります。江端バス停から東へ向かって1kmの場所には府営深北緑地があり(深北緑地には寝屋川市駅・萱島駅から旧「タウンくる」が1日2・3本乗り入れている)、JR四条畷駅も徒歩可能圏に入ります。

運行ダイヤは、概ね毎時2本ですが、平日朝夕は3本以上が設定されます。下馬伏~門真団地~御領間の循環ルートは「左回り」と「右回り」があり、少し分かりづらいです。系統番号で識別できるよう、番号の付替えが望まれるでしょう。午前は下馬伏から門真団地に入る「左回り」、午後は逆の「右回り」で運行されます。一部の便には門真団地・御領止めもあり、また夜の時間帯は【2A】(大和田駅→下馬伏→門真車庫前→門真団地→御領→江端→門真車庫前)として運行されます。


石山駅と大津市中心部(大津駅・浜大津)を国道(1号線)経由で結ぶ「国道線」。

近江鉄道バスと京阪バスによって運行されているが、現在いずれも平日のみの運行で、特に京阪バスは西行きのみ片道2本(【11】【14】号経路)だけの免許維持と化しています。

主な停留所は、

石山駅~東レ北門前~滋賀病院前~国道膳所~マツダ前~大津市民病院~松ヶ枝街~県庁前~大津駅~浜大津

京阪バスは大津市民病院前(【11】・石山団地始発)または大津駅(【14】)までの運行で、市民病院への通院客に配慮したものと言えます。近江鉄道は平日毎時概ね1本です。大津市民病院前にはかつて京阪バス大津営業所がありました(1993年、現在地の石山寺4丁目に移転)。

大津駅前は滋賀県庁最寄駅にしては、京都市と至近距離にあるせいか寂れている印象を受けます(滋賀県内鉄道駅の最大乗降客数はJR南草津駅。「近江商人」で知られる滋賀県の商業の中心地は彦根・湖東地区だろう)。同じ大津市内でもむしろ石山駅や瀬田駅のほうが賑わっているように思います。「浜大津」は京阪「びわ湖浜大津」駅への改称に合わせ、京阪バスの停留所名も「びわ湖浜大津」に変更されましたが、国道経由での浜大津乗り入れは近江鉄道のみです。浜大津もせっかく琵琶湖汽船の発着するターミナルなのに、残念ながらあまり活気が感じられません。

国道線と同じ区間には、かつて帝産湖南交通や滋賀交通も乗り入れ、信楽・水口方面から京都駅や三条京阪までロングラン走行していました。

国道線に比べ、市街地を走る湖岸線のほうがまだ本数は多いものの、やはり一昔前ほどの本数には及びません。西武大津(「義仲寺」下車)も昨年夏、市民に惜しまれながら閉店し、市街地の空洞化が心配されます。跡地にはマンションが建つとのことですが・・・。


京阪バスW-3843(ブルーリボンシティ)が男山から山科に異動したようです。

一時的な貸出なのか転属なのかは不明です。

しかし、山科でのブルーリボンシティはサプライズですね。かつて、Bタイプ車3台(B-3830、3833,
3834)が比叡山線用に納車されたこともあるが、使いづらかったようで、ほどなくして大阪地区に転属しましたね。 今回、Wタイプ車が初めて山科にお目見えということですが、先は長くないでしょう。ただ、教習車として意外に長く在籍する可能性はあるかもしれません。

W-3843は高槻営業所生え抜きで、当初枚方高槻線の運用が主体的だったが、のちに大阪青凌中学・高校(高槻市前島)のスクールバス専用となり、一般路線での運用はレアとなります。大阪青凌中学・高校は2020年春、島本町へ移転することに伴い、余剰となるブルーリボンシティは転属に。W-3843は男山営業所に転属しました。


(関連記事)
京阪バス 大阪青凌中学・高校移転に伴い車両の動きなど

http://katanogawara.blog.jp/archives/35125878.html



京阪バス津田サイエンス線。

枚方市津田山手・くにみ坂・サイエンスヒルズへのバス路線が開通したのは2005年でした。住宅地開発が進み地域の人口増加が見込めることから、津田駅東口を拠点に、循環路線が小型車で運用開始。津田山手には天然温泉スパバレイ枚方南もオープンし、人気スポットとなります。運行開始当初、枚方営業所の担当だったが、2009年京田辺営業所に移管されました。

その後、第二京阪学研枚方東-門真間開通および周辺道路の整備に伴い、また津田サイエンスにおける府立北大阪技術専門校の開校に合わせ、津田サイエンス線に梃入れが行われます。

2013年春、交野市の河内磐船駅を起点に津田サイエンス地区への路線を拡充(その下準備として2012年6月、交野警察署開署に合わせ交野市青山地区への乗り入れ開始。【9C】香里園~交野市駅~倉治~交野警察署前~河内磐船駅系統を新設)。京田辺に加え交野営業所の大型車も充当されるようになります(該当系統は【4】【4A】【5】号経路)。なお、津田駅東口経由の便については小型車の限定運用であり、土休日は全て小型車での運用でした(土休日ダイヤは全便京田辺管轄)。

従来交野営業所の担当だった【17A】号経路(津田駅~交野市駅~河内磐船駅)のうち、平日朝1便の河内磐船行きのみ京田辺の担当に変更され、津田サイエンス線の回送を兼ねていました。

このダイヤ改正と同時に、津田駅・河内磐船駅を中心エリアとする「津田・磐船地区」定期が新設され、津田サイエンスも範囲に含まれています。

2013~14年が津田サイエンス線の「最盛期」だったと言えるでしょう。

転機は2014年9月。京田辺営業所の津田サイエンス線での大型車運用は撤退、以降小型車のみに(京田辺・交野両管内において部分的に路線ダイヤ変更が実施され、津田サイエンス線のほか、淀長岡京線の時刻変更、および香里団地線【13】号経路の新設などを実施。京田辺担当の【17A】号経路は交野に復帰)。京田辺の小型車は2014年当時、津田サイエンス線や松井山手・東ローズ線に加え、京阪シティバス(廃止)から復帰して迎えた淀山崎線・京都南部線などの運用も持ち、遠く淀・大山崎・京都駅八条口まで足を伸ばし、緑色の京阪宇治交通引継車(U-1151)も所属していました。

津田サイエンス線は以降、年々減便を重ねるようになり、特に土休日は2時間以上バスが来ない時間帯も発生。

そして2018年春、関西外大穂谷キャンパス閉校に伴う路線再編などに合わせ、津田サイエンス線は小型車運用を含め全便交野営業所に移管されました。寝屋川音羽町線(「タウンくる」)も同時に寝屋川営業所から交野に移管され、津田サイエンス線と共通の小型車運用に。バス空白地帯の枚方市春日地区へ試験的に【11】号(京阪交野市駅~津田駅)も新設され、サイエンス線の回送も兼ねて小型車で運用されるが、利用状況は芳しくなく1年余りで廃止に。

2020年10月ダイヤ改定では、津田サイエンス線は土休日運休になりました。東中振線・山之上線(香里団地営業所管轄)まで交野営業所に移管され、津田サイエンス線・寝屋川音羽町線と共通で使用されています。

私個人的に、枚方市駅~大阪国際大学・穂谷方面行き系統を津田山手地区に乗り入れることはできないものかと思っています。


京阪バス男山営業所に最後まで残った京阪宇治交通引継車U-6213・U-6214(2005年式エルガ)。

昨年12月、大津よりN-3261、洛南よりN-3900が男山へ転属、U-6213・6214は京都京阪バスに移籍しました。新社番は

U-6213 → 5312
U-6214 → 5313

登録ナンバー・塗装はそのままです。これに伴い、男山営業所から宇治交引継車が姿を消した模様です。


京阪バス 車両の動き 2020.11~12
http://katanogawara.blog.jp/archives/36726898.html

(2021.1.21訂正)
本日、緑のブルーリボンシティらしき2台を樟葉駅で目撃されたとのご指摘をいただきました。男山営業所から宇治交引継車は消滅したものと早とちりしていました。ありがとうございます。ただ、残りの引退も時間の問題でしょう。


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2021年2月1日、京阪バス寝屋川市内線「タウンくる」 および寝屋川音羽町線(【26】【26A】号経路)の運賃が大人230円に統一されます。

これらの路線系統は、2003~06年、寝屋川市内の交通空白地域及び不便地域の解消を目的に新設されたもので、「タウンくる」という愛称が付けられています。狭隘道路にも対応すべく小型車での運用とし、150円という割安な運賃で十数年にわたり運行されてきました。しかし、沿線人口の減少、バス運転士不足、そして新型コロナ感染拡大などの厳しい情勢のもと、バス路線そのものの維持に厳しさが増す状況のようで、収支改善を図るべく、通常の一般路線と同じ230円に改定されることとなりました。既に寝屋川音羽町線では200円に運賃変更されています。

また、寝屋川市内線「タウンくる」に以下の経路番号が新しく設定されます。

【50】 萱島駅~黒原旭町~萱島駅
【51】 寝屋川市駅~萱島駅~河北~深北緑地
【52】 市立総合センター~萱島駅~河北~深北緑地
【53】 萱島駅~蔀屋~河北
【54】 京阪香里園~西コミュニティセンター~太間公園~京阪香里園
【55】 京阪香里園~太間公園~市立総合センター~寝屋川市駅


寝屋川市内線及び寝屋川音羽町線の運賃改定実施について(京阪バス)
https://www.keihanbus.jp/pdf/t2020/local_20210201_neyagawa.pdf




京阪バス高槻営業所管内の過去路線を一つ。

枚方高槻線の(快速)【1】号経路です。

枚方市駅~阪急高槻間にて朝ラッシュ時の運行だったと記憶しています。もともとノンストップ運転だったが、1998年3月ダイヤ改定より、「枚方公園口」「松原」に停車するようになったようです。 2011年5月のダイヤ改定で廃止されました。

京阪バス有数のドル箱路線である枚方高槻線では、快速便の需要はありそうだと思われるが、やはり時代の流れなのでしょうか。今後も混雑分散化を図る目的で一部区間を通過運転するのはありかもしれません。

運用車両も通常のAタイプ車が多かったようです。



毎年正月3が日(1月1日~3日)に臨時運行される京阪バス八幡山崎線(石清水八幡宮駅-阪急大山崎・JR山崎)

淀川(桂川・宇治川・木津川)対岸を結ぶ路線系統で、正月3が日間のみJR京都線および阪急沿線から石清水八幡宮初詣への最短アクセスルートが確保されます。また京阪沿線から山崎聖天への参拝にも便利です。

かなり古くから設定されているようであり、枚方営業所が担当してきました。京阪宇治交通との合併以降も、(最寄に男山営業所があるが)Bタイプ車を使う関係上、枚方営業所の管轄です。天王山大橋(国道478号)が開通する前は、淀(納所交差点)へ迂回するルートでした(納所以西は競馬シャトル線および【13】号経路とほぼ同じルート)。

八幡山崎線の途中の停留所は「阪急大山崎」のみ。石清水八幡宮駅-阪急大山崎・JR山崎間の運賃は大人260円。以前は阪急大山崎-JR山崎間のみの短距離の利用も可能だったが、本年より不可能になったようです(徒歩可能圏内なのに、わざわざこの区間だけを乗ることも考えにくいでしょう)。途中、「新山崎橋」バス停前で阪急バス大山崎営業所の横を通るのも面白いですね。

本年の八幡山崎線は「京阪八幡」バス停が「石清水八幡宮駅」に改称後初であり(京阪「八幡市」駅は2019年10月に「石清水八幡宮」に改称)、また新型コロナ感染爆発で緊急事態宣言再発令も不可避な情勢にもかかわらず、ひとまず無事に運行されたようで何よりです。

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八幡山崎線には枚方営業所のBタイプが使用される(2019年)

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石清水八幡宮駅(旧・京阪八幡)のJR山崎行きのりば

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JR山崎駅前 石清水八幡宮初詣バスのりば

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JR山崎到着後、回送に変わるブルシチB-3833(2019年)


京阪バス稲荷大社伏見醍醐線【6】【6A】号経路

醍醐バスターミナルと竹田駅西口・京都駅八条口を桃山南口・中書島経由で結ぶ路線です。 主な停留所は、

醍醐バスターミナル~石田駅~石田団地~新六地蔵橋~東町~桃山南口~観月橋北詰~京阪中書島~西大手筋~三栖公園前~油小路丹波橋・アクト京都前~パルスプラザ前~城南宮東口~竹田駅西口(【6】)~竹田出橋~青少年科学センター前~龍谷大学前~稲荷大社前~十条相深町(鳥羽街道駅)~十条駅~京都駅八条口(【6A】)

当系統の原型は、1997年地下鉄東西線開通時に【6】<醍醐バスターミナル~西大手筋>として新設。京都市バス【21】【南6】系統の代替であり、当初より伏見区東部の醍醐地区と同区中心部を結ぶ使命を有しています。その後、油小路通経由竹田駅西口まで延伸されます。そして2018年、伏見稲荷大社への外国人観光客急増の情勢を鑑みて、【6A】号経路として稲荷大社前を経て京都駅八条口まで延長され、かなりのロングラン路線が登場。

【6A】号経路は、地下鉄烏丸線竹田開通(1988年)前の京都市バス【56】系統(京都駅前~醍醐車庫、【南6】系統の前身)に類似していると言えるが、観月橋~京都駅(八条口)間の経路は現【6A】号経路と大きく異なります(現旧重複区間は稲荷大社前~龍谷大学前間。【56】系統は京都奈良線と同じルートだった)。なお、【6A】号経路は竹田駅西口を通りません。

竹田出橋・青少年科学センターには、【2】<醍醐バスターミナル~竹田駅東口>(勧修寺経由)も発着。【6A】号経路の新設に伴い、龍谷大学前・稲荷大社前を通る京阪バスが京都奈良線廃止(1996年)以来の復活となりました。

醍醐バスターミナル~京都駅八条口間は、新十条通(旧・阪神高速京都線)経由の【312】号経路のほうが早くて本数も多いです。

運行ダイヤは、2020年12月7日改定現在、【6】<醍醐バスターミナル~竹田駅西口>と【6A】<醍醐バスターミナル~京都駅八条口>が1時間ごとに交互運行です。改定前は【6A】号経路が毎時1本の運行でした。

運用管轄ももともと山科営業所担当だったが、【6A】号経路新設以降は洛南営業所に持ち替え。【2】号経路も同時に洛南営業所へ移管されました。


京阪バス寝屋川営業所【3】号経路。

寝屋川市駅と守口市駅を国道1号寝屋川バイパス経由(川岸寄り)で結びますが、運行本数が非常に少なく、ダイヤもやや変則的という点で、希少価値のある路線系統と言えます。

主な停留所は、

寝屋川市駅(西口)~寝屋川車庫~池田~摂南大学~点野~点野団地~仁和寺団地~佐太小学校前~大庭七番~八番~八雲小学校前~八雲~地下鉄守口~京阪本通~京阪守口市駅

運行ダイヤは、

【寝屋川市駅発】
(平日)06:36 06:54 17:21
(土休日) 運休

【京阪守口市駅発】
(平日)18:27 21:32
(土休日) 20:56


で、土休日は京阪守口市駅発の片道1便のみです。

寝屋川市駅~摂南大学~点野団地間には【5】【10】号経路がほぼ同じ経路を走り(【5】号経路のみ「太間口」経由)、仁和寺団地~佐太小学校前間は【3】号経路の単独、大庭七番~京阪守口市駅間は【1】【9A】号経路と共用区間です。

寝屋川~守口間を結ぶ路線系統としては、【1】【4】号経路もあり本数も比較的多いです(ただし、昼間時間帯は寝屋川市駅~大日駅間の区間運行で、大日駅乗り継ぎとなる)。



2020年8月29日より販売中の「もうひとつの京都 周遊パス」。4種類のチケットがあり、2021年3月31日までの販売予定ですが、売切れ次第終了となります。

その一つである「お茶の京都エリア」ですが、

京都京阪バス
京阪バス
奈良交通(和束木津線、JR加茂駅~岩船寺・浄瑠璃寺間)


が自由に乗り降り可能であり、販売額は大人1,000円で大変お得なチケットだと思いました。これに関する記事を2020年9月に投稿させていただきました。
http://katanogawara.blog.jp/archives/35904829.html

さて、一つ気になっているのは京阪バスの利用可能範囲

公式パンフレットにはそれが明確に記されていないので今一つわかりにくいですが、「お茶の京都エリア」の本来の意味と照らし合わせ、基本的に八幡市・京田辺市内路線、と解釈すればよいでしょう。そこで残る問題は大阪府枚方市の樟葉駅から利用できるのかですが、チケット販売箇所の窓口に問い合わせたところ、それは不可との回答でした。

このことを念頭に置き、「お茶の京都エリア」周遊パスを使った有意義な乗車プラン(京阪バス路線を含んだもの)を幾つか挙げてみたいと思います。


【例1】(松花堂庭園、宇治田原、太陽ヶ丘)
石清水八幡宮駅 → 大芝・松花堂前 (【32】号経路)
大芝・松花堂前 → 近鉄新田辺   (【67B】または【67D】号経路)
近鉄新田辺   → 維中前     (【62C】号経路 ほか)
維中前     → 太陽ヶ丘ゲート前(【180】号経路 ほか)
太陽ヶ丘ゲート前→ 京阪宇治    (【44】【45】【180】号経路 ほか)

【例2】(上津屋流れ橋、太陽ヶ丘)
石清水八幡宮駅 → 上津屋流れ橋  (【73】【76】号経路 ほか)
(流れ橋徒歩)
佐山      → 近鉄大久保   (【21】号経路)
近鉄大久保   → 太陽ヶ丘    (【220】号経路)
太陽ヶ丘ゲート前→ 京阪宇治    (【44】【45】【180】号経路 ほか)

【例3】(一休寺、イオンモール久御山、伏見)
石清水八幡宮駅 → 一休寺道    (【74】【74A】【74B】号経路 ほか)
一休寺     → 松井山手駅   (【66A】【66B】号経路)
松井山手駅   → まちの駅イオン久御山 (【17】【17A】号経路)
まちの駅イオン久御山 → 京阪中書島 or
             西大手筋 (【25】号経路)


京都京阪バス【25】号経路を使って伏見区まで足を伸ばし、「お茶の京都」+「酒の京都」の旅にするのも良いと思いました。イオンモール久御山や大手筋商店街など、買い物と観光を兼ねて使うのもありでしょう。

奈良交通の自由乗車範囲、特に和束町にも回りたいところですが、京阪バス・京都京阪バスと離れており、この間はJRを使うしかありません(しかも木津での乗り換えが手間)。和束町から鷲峰山登山道を歩いて宇治田原へ抜けるという手もあるが(これぞ、「お茶の京都」の旅の真骨頂かもしれません)・・・。

周遊パスの購入の際には、利用日の指定が必要です。当日利用も可能なので、利用日が定まっていない場合は、旅行当日に購入するほうが無難でしょう。


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京阪バス枚方営業所に所属する中型10.5m車(長尺車)。

2002年夏、先陣を切って枚方営業所に日野HR10.5m車が配置されました。枚方(営)の10.5m車は日野HRのほうが多いが、三菱MKも1~2台配置され、ともにノンステップ化促進への立役者として重宝されました。

中型長尺は、主に利用客の少ない招提線【38】号経路や樟葉長尾線、また樟葉八幡線(【32】号経路)などで運用されてきましたが、2003~05年の一時期、大型車と同じ扱いで出屋敷線や枚方尊延寺線の運用に入る姿も時々見られました。

その後、ブルーリボンII・ノンステップ車が大量導入されることにより、中型長尺車は脇に追いやられ、どの営業所でも収容力や走行馬力の観点から使いづらく中途半端な存在と化しているようですね。また、八幡地区の男山営業所への移管、樟葉長尾線の京田辺営業所移管に伴う転出もあり、枚方の中型長尺は数台残るのみとなり、招提線【38】号経路や出屋敷線【23】号経路など限られた路線で地味に働き続けることに。

中型長尺も導入から10数年経過し代替の時期を迎えるが、同タイプの後継車種が製造中止になっているそうで、既に大型LV290またはKV290などに置き換えられつつあります。このほど、最後まで残ったKK-HRの1台(N-3140)が洛南からのN-3902(ブルーリボンII)転属で引退。枚方に残る中型長尺はN-1101・3141・3143・3144のみとなりました。

ここで気になること。本来なら大型新車の招提線【38】号経路運用があってもよいはずですが、なかなか大型車が入る気配もなく、残る中型長尺(前述)と中型車9m車(エアロミディ)で回しているようです。もともと利用客の少ない路線なので中型車でも何とか賄えるという判断でしょう。しばらくは残った中型長尺の転属で回すものと見られます。近いうちに、交野営業所から中型長尺最終期のPA-MKが転属してくるかもしれません(既にN-1110が京田辺へ転属)。



2020年10月京阪バス交野営業所管内ダイヤ改正で、枚方市駅発着の星田線【43】【43A】号経路は大幅減便が行われました。

【43】【43A】号経路は、もともと枚方市駅~四条畷駅間のロングラン系統だったが、2006年8月、枚方市駅~星田駅間に短縮。合わせて平日ダイヤのみの運行に減便されました。以降、14年間ほぼそのままの運行体制を維持。2015年に東香里新町~野口間の経路変更が行われました(「高田」バス停をショートカット)。

現在、【43】【43A】号経路は、以下のダイヤで運行されます。

(平日)
【43A】交野車庫 06:40発 → 枚方市駅   07:01

(土休日)
【43】   交野車庫 15:40発 → 京阪交野市駅 15:50


いずれも交野車庫発の片道運行で、明らかに入庫を兼ねたものですね。土休日の【43】京阪交野市駅行きの便は、【18】田原台一丁目行き(京阪交野市駅16:00発)に化けます。

平日の【43A】枚方市駅行きの折り返しは回送と推定されます。

現在、枚方市駅発の交野営業所担当系統は、実質的に【10】号経路・釈尊寺団地線と【ろ】山之上線の2系統のみ(ほかの【1】【9A】の間合いはあるかな?)。【ろ】は香里団地営業所から移管され、専用の小型車で運用されます。

【43A】号経路・<枚方市駅~交野車庫>が新設されたのは1990年秋だったようです。当初、交野車庫発枚方市駅行きの片道1便のみだったのが、翌年1991年春より昼間時間帯に数本増発。しかし、1999~2000年ごろより減便傾向が続き、現ダイヤでは1990年新設当初と同じ片道1便のみの運行です。


先日の洛南・山科・大津営業所ダイヤ改正等に伴い、車両の転属・移籍が発生しています。

B-1209、B-1210 大津 → 江若交通
N-3261      大津 → 男山
N-1110      交野 → 京田辺

最大の注目は、エアロスターB-1209・1210の2台が江若交通に移籍したことでしょう。同じ滋賀県内の転属ではあるが、登録ナンバーは

B-1209 滋賀230か504
B-1210 滋賀230か505

に変更されました。今回、江若に移管された比叡山内シャトルバスに使用するものと見られます。

大型ブルーリボンII(QKG-KV)のN-3261は男山に転属しました。ブルーリボンIIは今や男山営業所の主力車両ですが、QKG-KVは少数派なので、今後の動きが気になります。

交野からエアロミディ10.5m車(PA-MK)・N-1110が京田辺に転属しています。PA-MK10.5m車は2005~06年にかけて交野営業所に集中投下され、転属の動きはなかったが、今回初めて他の営業所に転出したことになります。

エアロミディ10.5m車といえば、わずかに残る最古参のKK-MKも気になりますね。香里団地のN-1099、枚方N-1101、門真N-1105N-1100、N-1103、N-1106の3台ぐらいがまだ残っているそうですが、置き換えも時間の問題でしょう。

(追加)
N-3262      大津 → 寝屋川
N-3922      洛南 → 寝屋川

寝屋川に初めてブルーリボンIIが配属されたようですね。

(2020.12.23追加)
N-3902      洛南 → 枚方
N-3903      洛南 → 香里団地

N-3902は大阪200か5001を取得したそうです。枚方N-3140と香里N-3152(HR10.5m車)もついに落ちたようですね。



1990年前後、こと平成初期の頃の京都駅前から発車するバスについて、京阪バス・近鉄バス(近畿日本鉄道自動車部)を中心に思いつくままに書いてみました。

当時、京都駅烏丸口に乗り入れるバスのうち、JRを除く民営路線バスは西側の京都中央郵便局前からの発車でした。のりばは大きく

1)京都交通(桂・洛西・亀岡方面)、丹海バス(丹後・間人行き)
2)京都バス(嵯峨野・嵐山方面 / 岩倉・大原・比叡山方面)
3)京阪バス・京阪宇治交通・近鉄バス・奈良交通(向島・宇治・奈良方面 / 浜大津・比叡山方面)


に分けられていたと思います。

京都交通は、京阪バスグループの京阪京都交通に生まれ変わり現在に至ります。近鉄バスや奈良交通が京都駅前から軒並み撤退して20年以上経過し、京都駅に乗り入れる民営バス一般路線は西日本JRバスと丹海を除き、全て京阪グループになるとは思いもよりませんでした。

京都駅での京阪バスといえば、定期観光バスや高速バス(北陸方面)のほうが存在感があり、一般路線は本数は少なかったです。

京都駅発着の面白い長距離路線といえば、京都奈良線でしょう。当時、京都駅と奈良を結ぶ路線が京阪・近鉄・奈良交の3社共同で運行されていました。近鉄が一番本数が多く、奈良交も大和八木行きのロングランが1往復だけありました。奈良側の折り返し場所は京阪と近鉄で異なっており、後者は近鉄バス奈良営業所前(大安寺)でした(「大安」といえば京つけもの店を連想してしまうが)。近鉄バスについては、向島や大久保までの区間便も設定されていました。運用車両は京阪(【2】号経路、山科営業所管轄)は三菱エアロミディ、近鉄・奈良交は日野(RE・RC・RJほか)。京阪便の1985年以前は洛南営業所の管轄で、朝夕は大久保経由で久御山団地や京阪淀駅発着系統もありました。

奈良交・大和八木行きは1993年ごろ、奈良(大安寺)行きに短縮。京都奈良線は縮小の一途であり、1996年京阪・奈良交は廃止、近鉄も確か月1日のみに減便され、1998年運行休止に(近鉄バス奈良営業所も廃止)。京都駅~奈良間を通しての所要時間2時間近く、運賃は1,400円だったようで、これなら近鉄特急に乗るほうが早くてお得でしょう。

京都駅前には京阪宇治交通も宇治方面から乗り入れていました(確か冬季を除く休日のみ運行だった)。方向は京都奈良線と基本的に同じですが、運行経路は異なり、国道24号線(竹田街道)~六地蔵経由、途中まで市バス【81】系統とほぼ同じルートを走りました(京都奈良線は稲荷・藤ノ森を経て、墨染付近から国道24号線に入る)。宇治交の京都乗り入れは1997年ごろまでに廃止されたようです。

京阪バスは、ほかに【46】浜大津行き、【57】比叡山行きもありました。比叡山線は現在も運行中です。浜大津行きは大津営業所、比叡山線は山科営業所の管轄でした。比叡山線には当時、三菱大型Bタイプ車(路線・観光兼用車)が専属で使用されていました(現在はJ-Bus・日野KV290のBタイプを使用中)。浜大津行きは京都駅と山科区を結ぶ唯一の路線系統であるほか、四条河原町や三条京阪への穴場的路線でもありました(市バスとは対照的に空気輸送だった)。


京都バス朽木線【10】系統。

京都バス屈指の山岳部長距離路線であり、京都市左京区の出町柳駅前から主に国道367号線(鯖街道)を走り、大原から滋賀県大津市に入り途中を経て花折峠を越え、比良山系と丹波高地の谷間に達し、安曇川の流路に沿って高島市の朽木学校前を結んでいます。京都・滋賀府県境を越境する貴重な路線バスです。

主な停留所は、

出町柳駅前~高野車庫~修学院駅前~宝ヶ池~花園橋~八瀬駅前~(八瀬バイパス)~八瀬大橋~野村別れ~大原~途中~花折峠口~葛川梅の木~細川~朽木栃生~朽木大野~朽木学校前

ですが、一部区間でバイパス・新道を通るため、他の大原方面系統に比べて停留所は少なめです。

運行ダイヤは

3月16日~12月15日の土曜・休日 および 8月14・15・16日のみ

1往復の運行です(出町柳駅前07:45発、朽木学校前09:30発)。

途中~細川間は堅田駅からの江若交通【50】【51】系統との共用区間です。当区間で堅田駅行きの江若バスに乗り換えることも可能ですが、本数は少ないので注意。この【50】【51】系統は2021年春に廃止されるようです。

終点・朽木学校前から江若交通安曇川駅行き【220】系統への乗り継ぎも可能です(1~2時間ごとに1本)。朽木学校前にはくつき温泉や朽木朝市・道の駅「くつき新本陣」などがあります。

ここから国道367号線を北へ数キロ、徒歩で今津町の「近江追分」バス停まで赴き、西日本JRバス若江線(近江今津駅~小浜)に乗り継ぐことで、京都~小浜間の鯖街道を通すこともやろうと思えばできます。かつては江若交通と共同運行で江若便は安曇川駅から出ていたそうですが・・・。


京阪バス八幡田辺線【76】【76B】号経路。

京阪石清水八幡宮駅(旧・八幡市駅)と八幡市南東部の岩田地区を木津川の流路(京都府道22号線経由)に沿って結んでいます。主な停留所は、

石清水八幡宮駅~八幡小学校前~川口~下奈良~上奈良~八王子~上津屋流れ橋~八幡市民体育館前~西岩田~岩田南(【76】)~池嶋(【76B】)

「八王子」では京都京阪バス【17】号経路(松井山手駅~久御山方面)への乗り換えが可能で、間近に京都京阪バス本社・八幡営業所があります。岩田地区には、乳業・印刷・金属・塗装などの工場が集積しており、京田辺市との境界をまたいで大住工業団地となっています。岩田といえば、昔から岩田帯で有名ですね。

運行ダイヤは【76】号経路(石清水八幡宮駅~岩田南)が昼間毎時2本、他の時間帯は概ね毎時1本の運行です。岩田地区の工場への通勤のほか、上津屋流れ橋への観光などに便利です。岩田南から一つ先のバス停、京田辺市に入って池嶋へは【76B】号経路が朝と夕方に合わせて2本。池嶋バス停の目前には新名神が通っています。現在、八幡京田辺~城陽間が暫定開通ですが、2024年ごろ高槻~草津田上間が全面開通の予定です。急行バス・京都けいはんな線は第二京阪~新名神~京奈和道を走行します。

池嶋から先、【75C】号経路が新田辺まで1日5往復の運行です。2017年ダイヤ改正前は【75C】号経路が1~2時間ごとに1本だったのが、大幅減便されました。八幡~新田辺間の通しは、基本的に【74】【74A】【74B】号経路(内里経由)を利用することになります。

八幡田辺線は現在、主に男山営業所の担当です。以前、一時的に京田辺営業所担当便が多かったが、2017年ダイヤ改正での運用見直しにより、大半が男山営業所担当に変更されました(【90】淀長岡京線や京都南部線も同時に京田辺から男山に移管)。


かつて運行されていた京阪バス門真営業所【6】号経路。

古川橋駅から免許試験場前を経て地下鉄門真南を結ぶ路線系統でした。

現在、古川橋駅(南ターミナル)からは【5】号経路が発着するのみですが、2011年12月まで【6】号経路も乗り入れていました。

運行経路は、

古川橋駅~免許試験場前~三島大橋~三島~南三島~地下鉄門真南

で、 古川橋駅~三島間は【5】号経路(古川橋駅~門真団地)と同一経路でした。

【6】号経路は1997年8月(地下鉄門真南開通)以前は、茨田大宮住宅(大阪市鶴見区)発着だったようです。茨田大宮住宅は地下鉄門真南駅から南東へ400mほどの位置であり、西側には三井アウトレットパーク大阪鶴見と隣接しています。

また、地下鉄門真南には、2011年12月まで

【1】京阪大和田駅~地下鉄門真南
【9】門真車庫前~地下鉄門真南

も発着していたが、以降、ほぼ全て小型バス運用の【7】号経路に代替されました。

大阪メトロ長堀鶴見緑地線方面から門真試験場へは便利な路線系統だったが、現在【3】号経路(門真市駅~地下鉄門真南)が1日1本運行されるのみです。


京阪バス山科・洛南・大津営業所管内でダイヤ改正が実施される予定です。

実施日は2020年12月7日(月)

(山科・洛南営業所)
https://www.keihanbus.jp/pdf/t2020/local_20201207_yama_raku.pdf

(大津営業所)
https://www.keihanbus.jp/pdf/t2020/local_20201207_ootu.pdf

今回の主な変更点は、以下の通りです。

(山科・洛南)
○ 【308】(京都駅八条口~大石神社~西本願寺)廃止
○【87B】(三条京阪~京阪六地蔵)、【92】(大宅~京都市役所前~大宅)、【82】(大宅~四条大宮~大宅)(「山科団地」経由便のみ)廃止
○【311】(京都駅八条口~西本願寺~堀川五条~国道東野~大宅)、【312】(京都駅八条口~西本願寺~堀川五条~栗栖野~醍醐BT~小栗栖~京阪六地蔵)新設
○比叡山線【56】【56A】の一部便を比叡平~比叡山頂間延伸(比叡山オフシーズンは三条京阪~比叡平間のみの運行)
○【6A】(醍醐BT~京都駅八条口)の一部便を【6】(醍醐BT~竹田駅西口)に短縮、【6A】号は2時間ごとの運行に

(大津)
○「浜大津」を「びわ湖浜大津」に変更
○国道・湖岸線関係経路を再編、【25A】【66】【66A】石山駅~比叡平間直通は廃止(【65A】大津駅~比叡平間に短縮、山科営業所に移管)
○【30】(石山駅→大津車庫)廃止
○【50】(上千町→石山駅)は毎年12月7日のみの運行に変更
○【無番】(石山団地~新浜)廃止
○【3】【31】(石山駅→国分団地)夜時間帯に一部増便

ダイヤ改正後、比叡山線【56】【56A】号経路では、1Dayチケットの利用は不可となるので注意(三条京阪~比叡山頂間は840円)。



新型コロナ感染拡大に伴い、運休中の東京ミッドナイトエクスプレス京都号(新宿・渋谷~京都・樟葉・枚方)。

2020年12月25日より運行再開の予定でしたが、感染の急速再拡大に伴い、緊急事態宣言再発令も視野に入る中、延期されることになりました。

https://www.kanto-bus.co.jp/notice/detail.php?id=292JLGW

 


昔、(旧)京都交通バスは、四条河原町・四条京阪を経て東山区の祇園まで乗り入れていました。

祇園を起点に国道9号線(五条通)経由、亀岡・園部行き急行、和知・福知山方面行き快速、東舞鶴・天橋立行き特急など、京都府内を縦貫する長距離バスが行き交っていました。日野RC・RT・HUの急行仕様や西工カマボコのカスタム仕様車(日野RC、三菱MS)、トイレ付きのエアロスターK長尺車など特徴ある車両が多く、バスファンには楽しかったことでしょう。京都縦貫道もまだ一部しか開通しておらず、今思えば一般道を走行する長距離の一般路線バスは貴重ですね。

JR山陰本線(嵯峨野線)の複線電化前は、バスの長距離利用客もそれなりに多かったことでしょう。 何よりも京都市最大の繁華街である四条河原町に直通していたのが大きなアドバンテージと言えるでしょう。

しかし、モータリゼーション化の波に加え、山陰本線の電化・高速化などにより、慢性的な渋滞で遅延の多い長距離バスは利用客離れが進み、1996年8月には祇園営業所・案内所は廃止。祇園へのバス乗り入れも廃止されました。祇園営業所の跡地は、どうなっているんでしょうか?

その後、園部以北への長距離バスは全面的に見直され、亀岡・園部急行線も徐々に減便。京都交通は経営悪化に伴い、2004年会社更生法の適用で倒産。翌年、園部(南丹市)以南エリアの路線は京阪バスグループの「京阪京都交通」に生まれ変わって運営されることになり、現在に至ります。

綾部・福知山・舞鶴など北部地域については、新たに日本交通グループ傘下の新・「京都交通」を設立。京阪京都交通とは独立の会社法人となっています。

旧・京都交通と京阪バスとは直接の関係はないものの、京阪バスの中古車(日野RE、三菱MRなど)が京都交通に移籍することもしばしばありました。京阪宇治交通のエアロスターMが登録ナンバー(京都ナンバー)そのままで嫁いだ事例もあります。


2020年12月1日より、八幡市・京田辺市および枚方市尊延寺地区の京阪バス特別初乗り運賃(200円区間)が1区230円に改定される予定です。

当該地区路線は、主に旧・京阪宇治交通グループより引き継いだ路線であり、京阪バスへの合併後も例外的に「対キロ区間制運賃」が適用されていました。対キロ区間制運賃は短距離では160~190円の低額運賃である反面、距離が伸びるほど400円~500円以上の高額となり(例:樟葉駅・八幡~新田辺間)、 他の地区に比べて割高感がありました。

この問題を是正すべく、従来の「対キロ区間制」から「特殊区間制」への運賃制定形態を変更、2019年4月に運賃改定が実施されました。短距離区間の運賃が200円以上に値上げとなる一方、長距離区間では290円を上限とするものとなっています。

今回の改定では、特別初乗り区間200円を1区230円に変更されます。


京阪バスとエリアが重複する京田辺市内の京都京阪バスおよび奈良交通も、これに合わせて運賃改定が実施されます。

京都京阪バスでは、

近鉄新田辺~山城大橋・南京都病院間 200円または210円→230円
松井山手~美濃山口間              200円→230円

に変更される予定です。


京都府八幡市・京田辺市域(一部大阪府枚方市)の特別初乗り運賃の改定について(京阪バス)
https://www.keihanbus.jp/pdf/t2020/local_20201117_yawata_ktanabe.pdf

運賃改定(八幡市域、京田辺市域)のお知らせ(京都京阪バス)
http://www.kyotokeihanbus.jp/00news/topics2020/1201-u-kaitei-a.pdf

京田辺市東部循環線・同志社線の一部運賃変更について(奈良交通)
https://www.narakotsu.co.jp/news/pdf/news_1110.pdf



「ムカつく行き先」ブームに便乗して、京阪バス出屋敷線【19】号経路をレポートしてみました。

【19】号経路は枚方市駅~長尾口間を関西外大・出屋敷・既製服団地経由で結んでいます。長尾口からあと一つでJR長尾駅(【20】【25】【27】【29】号経路)なのに、なぜか長尾口折り返しの便が設定されているんですね。

この【19】号経路は以前、もう少し手前の「既製服団地」(枚方市長尾谷町1丁目)で折り返しでした。それが長尾口まで延長される形ですが、なぜ長尾駅まで行かないんだ、と思う方もいることでしょう。

私個人的に、改築前の長尾駅バス広場が狭くて余裕がないためではないか、と思っていました。もともと長尾駅から発着するバスの本数は少なかったが、周辺地域の開発に応じて松井山手や北山・家具団地・摂南大学方面への路線が相次いで新設され、発着本数も増加、バスループの拡大が望まれるところでした。現バス広場は2014年より供用開始となるが、今もなお長尾口折り返し(【19】号経路)は残っていますね。 

単に長尾駅前のスペースの問題だけではなさそうです。ただでさえ、長尾駅前横の道路(府道736号線)は渋滞が常態化しており、さらに「長尾口」交差点から東(杉・穂谷方面)へ分岐する府道17号線はすぐ手前にJRの踏切も控え、バスの走行に苦労するところでしょう。

長尾口折り返しの便は、その後回送車に変わって府道736号線を藤阪方面へ南下し、JR藤阪駅前の交差点を右折で西へ向かい、枚方車庫に入庫するそうです。

なお、【19】号経路には「深夜バス」もあります。


DSCN7345a

2021年2月1日より、寝屋川市内の京阪バス「タウンくる」、および音羽町線【26】【26A】号経路の運賃が変わります。

現在、「タウンくる」(黒原ルート、木田・河北ルート、木屋ルート)が150円、音羽町線は200円ですが、 改定後は他の一般路線と同じ230円に統一されます。


https://www.keihanbus.jp/pdf/t2020/local_20201117_neyagawa.pdf

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