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北大阪急行電鉄千里中央-箕面萱野間延伸開業に伴い、半世紀近く見慣れた「千里中央行き」電車が姿を消すことになりました。この機会に、もう二度と見ることはないかもしれない「千里中央行き」の写真を載せました。

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北大阪急行2000形

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北大阪急行9000形

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大阪メトロ21系 21618F

「千里中央行き」はごくありふれた行先だっただけに、意外にあまり撮ってなかったことに今頃気づきました。反対側の「なかもず行き」の写真は、なぜか結構撮っているが・・・。


2024年3月24日、北大阪急行の千里中央-箕面萱野間延伸開業に伴い、大阪メトロ(地下鉄)と北大阪急行電鉄のダイヤ改正が実施される予定です。

今回、ダイヤ改正が行われる路線は、

(大阪メトロ)御堂筋線、四つ橋線、ニュートラム
(北大阪急行)全線(江坂-箕面萱野)


主な変更点は以下の通りです。

(御堂筋線・北大阪急行)
◎現在千里中央まで運行する列車を全て箕面萱野まで運行
◎千里中央始発列車は初発列車のみ、他は箕面萱野始発
◎平日ダイヤの朝ラッシュ時間帯において、最小運行間隔(2分15秒)で運行する時間帯を拡大
◎天王寺行き列車の一部をあびこ行き、新金岡行き、またはなかもず行きに延長
◎箕面萱野発天王寺行きが登場(平日3本、土休日1本)

(四つ橋線)
◎大国町駅で御堂筋線との乗り継ぎ利便性を向上させるため、土休日昼間時間帯において運転間隔を7分30秒から8分に変更し、同駅で御堂筋線箕面萱野行きと連絡を行う
◎全駅ホームドア稼動に対応して、終端駅以外の停車時間を5~10秒延長

(ニュートラム)
◎終発列車の時刻を見直す(繰り下げ)


今度のダイヤ改正で、長年見慣れた「千里中央行き」の列車は消滅することになります。

ダイヤ改正リリース(大阪メトロ)
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240123_diakaisei.php

(北大阪急行)
https://www.kita-kyu.co.jp/news/detail/651
 


2023年10月21日(土)より、近鉄バス茨木線エキスポシティ系統(JR茨木駅~万博記念公園駅)が大幅減便される予定です。

エキスポシティ系統は、もともと阪急バス・近鉄バスとの共同管轄でした。阪急バス撤退前(2023年3月下旬)は阪急は急行便、近鉄は各駅停車便と棲み分けていました。現在、近鉄バスの単独運行で、土休日に毎時2本の運転ですが、今度のダイヤ改定で1日8便に減ります。基本的に毎時帯1本の運転ですが、本数ゼロの時間帯も発生します。改正後の時刻表は以下の通りです。

(JR茨木駅)
https://www.kintetsu-bus.co.jp/search/pdf/224_1695175200.pdf

(万博記念公園駅)
https://www.kintetsu-bus.co.jp/search/pdf/61_1695175728.pdf

エキスポシティ系統は、JR茨木駅からエキスポシティへのアクセスに非常に便利だったのですが、度重なる減便で、近い将来路線そのものが消える可能性も考えられそうです。

バスに代わる交通手段として、阪急茨木市駅からの場合だと、乗り換えの手間はあっても、

茨木市~(阪急京都線)~南茨木~(大阪モノレール)~万博記念公園

で何とか対応可能です。なお、JR(京都線)からの場合は、吹田駅(北口)から阪急バス【21】系統が便利です(今後、吹田駅乗り換えにシフトするでしょう)。

京阪沿線(枚方、寝屋川方面)からの場合は、門真市駅でモノレール乗り換えが最速ルートとなります。


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2022年7月4日をもって、大阪メトロ御堂筋線の10系営業運転は終了した模様です。

ついに10系の最終編成(第26編成)が現役を退きました。第26編成は第25編成とともに、平成元年(1989年)生まれの最終増備車でした。

これに伴い、御堂筋線は21系と30000系の2形式(このほか、北大阪急行の8000・9000形も相互乗り入れ)に統一され、30000系が過半数を占める勢力となりました。


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のどかな田園風景の中を走るモノレール。ミスマッチな感じに魅了されました(^-^)
 


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北大阪急行8000系「ポールスター」のトップナンバーです(2014年撮影)。

この編成は廃車されました。

綺麗な車体でまだまだ使えそうですが、登場から30年近く経過しており、機器の老朽化が理由のようですね。
 


大阪メトロ御堂筋線の10系(非10A系)が全廃となりました。

御堂筋線用10系は1979~89年の10年間にわたって26編成を製造。旧来の30系のレイアウトを踏襲するものですが、顔は国鉄201系電車同様の当時流行のブラックフェイス、また第三軌条線初の冷房車として地下鉄での先進的なサービス水準を誇るものでした。制御方式は当時流行の電機子チョッパー制御で、昭和~平成初期の御堂筋線を象徴する車両でした。

その後、御堂筋線の10両編成増強(1996年)に対応して、第1~3編成はばらされて中間車が第4編成以降に組み込まれ、一部余剰車両の廃車が発生。また、新20系などの各線への投入が続き、御堂筋線に乗り入れる北大阪急行も8000系「ポールスター」に更新する中、1号線・御堂筋線の顔である10系の老朽化が目立つようになり、1998年よりリニュアル工事が順次行われます。但し第4編成はリニュアルの対象外で、工事期間中の車両不足を補う「つなぎ役」とされました。また。更新工事を前に、新20系21形の第18編成が追加製造されました(これが新20系最後の編成である)。後期車の第17~26編成にはリニュアルとともにVVVF化工事も施され、制御方式が異なることから10A系という別形式が与えられました(車両番号の変更は無し)。

10系の更新工事完了時(2011年)に、第4編成は廃車。その後、10A系化の対象外となった第16編成以前は、30000系に置き換えられる形で廃車が進み、最後まで残った第13編成も今月、廃車されました。これにより、大阪メトロを走る非VVVF車は堺筋線に直通する阪急3300・5300系のみとなりました。

そして、既に10A系の引退も始まっています。


大阪モノレールが開業30周年を記念して、1日乗り放題乗車券「サマー1Dayパス500」を発売中です。

発売期間・有効期間はともに2020年7月1日~8月31日、発売当日限り有効。発売価格は500円です。

さらに、同伴する子ども2人まで無料です。

このチケットを使うと、門真市~大阪空港間の往復にはとてもお得ですよ! 万博記念公園やエキスポシティほか沿線観光施設での特典もいっぱいで、魅力的ですね。


http://www.osaka-monorail.co.jp/info/ticket-151.html

 


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大阪メトロ御堂筋線の10A系(旧10系1117~1126編成)の引退が始まっています。

既に1118Fは引退しており、このほど1117Fも緑木町へ回送されたことが報告されています。

30000系第15編成が間もなく営業運転を開始する見込みで、1117Fは廃車濃厚ですね。
 


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北大阪急行電鉄桃山台駅前にて。

千里ニュータウンの南側の中核にあたり、所在地は吹田市桃山台ですが、豊中市との境界ギリギリのところです。

北大阪急行電鉄は、江坂-千里中央間の短い鉄道路線ですが、大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れ(というより、実質的に御堂筋線の延長部)しているため、千里ニュータウンと大阪市内主要ターミナルの新大阪・梅田・なんば・天王寺を直結しています。現在、千里中央から箕面市の新船場・萱野への延伸工事中です。

桃山台駅前は阪急バスの重要ターミナルの一つであり、また吹田・豊中両市の境界付近にあたることから、豊中・千里ニュータウン・JR吹田・JR岸辺ほか豊中市・吹田市各方面への路線が発着しています。さらに、桃山台駅付近の新御堂筋(R423)沿いに、高速バス「千里ニュータウン」停留所が設置されています。

桃山台駅付近には、北大阪急行電鉄の車庫があります。


北大阪急行の箕面市への延伸区間に新設する2つの駅名が発表されました。

終着駅は「箕面萱野」、中間駅は「箕面船場阪大前」。

阪大箕面キャンパスが船場に移転する予定ですね。

延伸区間開通後、千里中央から箕面市方面への阪急バスにもちろん大きな影響があるでしょう。茨木市・豊能町山間部方面へのバスは箕面萱野発着になりそうです。

「箕面萱野」など名称決定 北大阪急行線、延伸区間の新駅



北大阪急行千里中央駅ホーム上にある喫茶店「ニューアストリア」。

ここはカツサンドが人気のお店でいつも行列ができるといいます。
看板メニューのカツサンドは、トーストされたパンに分厚い熱々のカツをサンド、ソース類がしっかり染み込んでサクサクで美味しく、さらに一口サイズに切ってくれているので食べやすいと評判です。

実は私も10年ほど前、mixi友だちの紹介記事を見て確かここのお店に入ってみました。
確かにカツサンドは美味かったです。

カツサンドには「野菜なし」と「野菜あり」があり、野菜なしのカツサンドはテイクアウトもできます。

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北大阪急行の終点・千里中央駅です。
日本では珍しい?吹き抜けの地下駅です。
千里中央から新箕面方面への延伸工事が始まり、3年後2020年の開通をめざします。


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最近、御堂筋線に入った31004Fに運良く出会えたので、スマホで顔だけ撮りました。
31004Fの座席は「新幹線のグリーン車」と同じものが使われていることで注目ですが、今度実際に乗ってみたいですね。

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1986年に登場した北大阪急行の「ポールスター」8000形。

従前の2000形は大阪市交30系と似ていて、また編成数が少ないこともあって、市交御堂筋線の車両(30系、10系)に埋没しがちだった。
しかし、この8000形は、アイボリーをベースに主張の強い赤と茶色のラインを配した外観塗装、および阪急電車と同じ木目調の落ち着いた内装という豪華スタイリッシュなデザインとなって、御堂筋線内においてもインパクト十分、大好評を博した。

今年でデビューから30周年を迎えるが、古さは感じらず、現在でも十分通用するデザインだ。
しかし、既に初期の編成から廃車が発生している。写真の8001編成も廃車された。おそらく機器の部品調達が難しくなっていることが理由だと思われるが、せっかくのスタイリッシュな車両なのに、廃車後あっけなっく解体されてしまうのはもったいない気がする。

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1979年以降、御堂筋線のシンボルとして活躍してきた10系。
デビュー当初、特徴的なフェイスとともに第三軌条初の冷房車として注目を集めた。
10系は1989年までの10年間にわたって量産される。
その後、21系(正式には20系)が量産され、非冷房車30系を置き換え、御堂筋線の冷房化率が100%となる。御堂筋線以外の各路線にも冷房車(22~25系、66系)が投入され、1995年までに大阪市営地下鉄の冷房化率100%を達成する。また、新路線の長堀鶴見緑地線も開業する。
その裏側で、大阪市営地下鉄を代表する御堂筋線の主役である10系の老朽化が目立ち、1998年よりリニュアル工事が進められる。御堂筋線は10両編成であり、10系の編成数も多いことから(最終的に26編成まで作られたが、10両化対応のため、第1~3編成がバラされて中間車化され、一部廃車も発生)、リニュアル工事完了は2011年と12~13年がかりの長期にわたった(さらに2004~05年度の間、近鉄けいはんな線延伸に伴い、中央線用20系の95km/h対応などの改造工事が行われたため、10系の改造は中断)。なお、第4編成は改造工事の対象外であり、第5~26編成までの全ての改造工事を終了した時点で廃車された。

さて、問題の10A系だが、10系のうち、1986年以降に作られた第17編成以降を対象にVVVF化改造も工事メニューに追加され、それらを「10A系」とされる。第17編成以降(1986年以降に製造された車両)は並行増備の進んでいた中央線用20系と同じ車体構造となり、1984年までに製造されたものからマイナーチェンジされている(10両化を実現するために中間車1両だけ1984年以前の古い車両が組み込まれた編成もある)。また、第17編成は2004年にリニュアル工事を受けたあと、2006~07年に追加でVVVF化改造を受けた。

2011年以降、谷町線に続き御堂筋線にも30000系が投入され、「10A系」とならなかった10系(第16編成以前)は2018年までに廃車されることになっている。既に一部の編成は廃車されており、今後廃車のペースは早まるだろう。


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大阪市交30系とスタイルは非常によく似ていました。
御堂筋線でこれが来ても、一目で北大阪急行の車両だと感じる乗客は少なかったように思います。
ただ、内装は阪急と同じ木目調の壁と緑の座席モケットで30系とは一線を画していたようです。

1980年代後半に登場した8000形は、外観・内装とも非常にスタイリッシュでインパクトが強く、
「ポールスター」と名づけられ、北大阪急行オリジナリティがはっきり表れました。
その「ポールスター」8000形も、現在9000形に置き換えられつつあり、引退が始まっています。

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