もし北陸本線が全線直流電化だったら、北陸本線と周辺路線はどうなったのでしょうか? 思いつくままに挙げてみました。
◎電車特急は大阪-青森間の【白鳥】を除いて直流型183・189系を大量投入、485・489系の製造両数は史実より少なかった(【白鳥】は廃止までJR東日本所属車両を使用)
◎寝台電車581・583系(「月光型」電車)の製造両数がどうなったのかは微妙。ただ、史実の通り、南福岡所属車が間合いで【雷鳥】【しらさぎ】に入った可能性はある
◎電車急行【くずりゅう】【立山】【ゆのくに】に153・165系を投入、東海道・山陽系統の電車急行と共通運用
◎普通列車電車化のペースは早く115系を投入、165系なども一部使用
◎湖西線の113系は敦賀まで直通運転
◎糸魚川~直江津間には信越本線長岡方面と直通する普通電車を運行、金沢・新潟鉄道管理局境は糸魚川付近だった可能性
◎米原口普通列車の気動車運用は早期廃止(東海道本線京都・大阪方面からの直通電車を設定)
◎583系から改造の419系「食パン電車」、そして413系電車は登場しなかっただろう(普通電車の増発は113・115系の改造で対応しただろう)
◎高山本線は全線直流電化、【ひだ】に381系投入(名鉄から直通の【北アルプス】は早期に廃止の可能性)
◎大糸線全線電化、新宿~金沢間に中央本線・大糸線経由の特急電車を運転、大糸線は全線JR東日本管内の可能性も
◎後年電化された七尾線にも113・115系を投入
◎高山本線に続き太多線も電化(→JR東海管内の非電化路線は紀勢本線・名松線・参宮線のみに)
◎急行【しらゆき】(金沢-青森)は史実と同様、気動車のままだっただろう
◎急行【きたぐに】(大阪-新潟)は廃止まで【銀河】と共通の24系客車で運用?
◎485系が【くろしお】【北近畿】に転用されなかった可能性が大きい